死人のセカイ

yu-mimi

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第1章 死のハジマリ

〈1〉死との出会い

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 高校2年生の夏、幼馴染みの まひろ が死んだ。
いま、目の前にまひろの死体がある。目の前にいるまひろは寝ているようだが、やはりその死体からは生命を感じる事は出来ない。誰にも見られていない事を確認し、まひろにそっと触ってみる。やはり身体は冷たく、死んでいるのだと改めて認識する。身近な人の死は僕にとって初めてで、悲しいという感情よりも、死とは何か?まひろはどこへ行ってしまったのだろう?そんな事を僕に考えさせた。
明日、まひろは火葬されてしまう。そしたら、生きている僕は死ぬまでまひろに会えない。そう思った瞬間、僕は行動を起こしていた。まひろの記憶を人口知能として残し、僕が造り出したまひろの容姿をしたロボットに保存する。それは偽物のまひろを造り出すことだとは分かっている。それでも、まひろを失わずにすむならば、僕は躊躇はしない。『まひろ、僕は君を蘇らせる。でも今は僕だけの人形でいてくれ。』そうして僕はまひろを手に入れた。

 
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