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元カノは今日も中に招く
第5話
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「もう……入れて……」
立ち上がり、ヒクヒクと俺のモノを待ちわびている穴に望みのモノを突き入れた。
ゆりはなんの抵抗もなく俺を招き入れては、昨夜散々したのに俺のモノに絡みついてくる。
「気持ちいい……。何度してもすごい」
奥まで挿入し、二人同時に息を吐いた。動けばすぐに果てそうだった。ゆりを少しでも長く俺だけのものにするには、果ててしまわないことが大事だ。
「動いて……?」
潤んだ瞳で見上げられ、動けば果ててしまうとわかっているのに、腰が動いてしまう。
「あっ、あぁっ、あぁん」
ゆりが声を出す。二人の荒い息が混じり合う。
「ゆり……ゆり、他の男のとこなんか行くな」
抱きしめながら最奥を突くと、先から勢いよく愛の汁が噴き出した。
「あっ、熱い……。イクッ……イクイクッ」
のけ反るゆりをひしと抱きしめ、この愛だけ、ゆりは受け入れてくれるのだと思う。
二人で荒くなった息をそのまま落ち着けていた。いつまでもこのまま抱きしめていたいと思った。しかし、昨晩から何度も精を吐き出してきた棒が萎れてゆりの中からトロリと外に出た時、ゆりに身体を手で軽く押された。
その顔はもう、欲情を抑えられずに俺の唇も乳首もペニスも貪っていた飢える獣のようだった面影はどこにもない。
「ご飯食べて、てきとーに帰ってね。行ってくるわ」
さっさと股を拭き、服を着てゆりは玄関に向かう。
俺は男の好みに変身し嬉しそうに外へ出て行くその後姿を、ただ見送ることしかできなかった。
立ち上がり、ヒクヒクと俺のモノを待ちわびている穴に望みのモノを突き入れた。
ゆりはなんの抵抗もなく俺を招き入れては、昨夜散々したのに俺のモノに絡みついてくる。
「気持ちいい……。何度してもすごい」
奥まで挿入し、二人同時に息を吐いた。動けばすぐに果てそうだった。ゆりを少しでも長く俺だけのものにするには、果ててしまわないことが大事だ。
「動いて……?」
潤んだ瞳で見上げられ、動けば果ててしまうとわかっているのに、腰が動いてしまう。
「あっ、あぁっ、あぁん」
ゆりが声を出す。二人の荒い息が混じり合う。
「ゆり……ゆり、他の男のとこなんか行くな」
抱きしめながら最奥を突くと、先から勢いよく愛の汁が噴き出した。
「あっ、熱い……。イクッ……イクイクッ」
のけ反るゆりをひしと抱きしめ、この愛だけ、ゆりは受け入れてくれるのだと思う。
二人で荒くなった息をそのまま落ち着けていた。いつまでもこのまま抱きしめていたいと思った。しかし、昨晩から何度も精を吐き出してきた棒が萎れてゆりの中からトロリと外に出た時、ゆりに身体を手で軽く押された。
その顔はもう、欲情を抑えられずに俺の唇も乳首もペニスも貪っていた飢える獣のようだった面影はどこにもない。
「ご飯食べて、てきとーに帰ってね。行ってくるわ」
さっさと股を拭き、服を着てゆりは玄関に向かう。
俺は男の好みに変身し嬉しそうに外へ出て行くその後姿を、ただ見送ることしかできなかった。
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