9 / 69
9
しおりを挟む
『猫神伝説』
昔、この村がまだ山の村と呼ばれていた時のお話。
村人達は少ない収穫を分け合ってつつましくに生きていました。
しかしある日をさかいに山の向こうから山賊達がやってきて村を襲うようになりました。
その山賊達には三人の頭領がおり、それぞれが三方に分かれて村を襲うので村人達は大変難儀したそうです。
せっかく作ったお米や野菜も取られ、このままでは冬が越せない。
そんな時、村にあったねこの石像が動き出し、言いました。
「我は猫神である。お前達が我を尊ぶならあの山賊達をやっつけてやろう」
村人達は驚き、そして皆が頭を下げました。
村長は言いました。
「どうか村を救ってください。そうしてくれたら立派な神社を作り、毎年あなた様の為に盛大なお祭りを行います」
「うむ。では奴らをやっつけてやろう。しかし嘘をついたらお前達を八つ裂きにしてしまうからな」
猫神様は風のように山賊達のいる山へと走って行きました。
そして三人の頭領の元に現れ、言いました。
「悪さをするならこうだ」
猫神様は口から凄まじい火を吐きました。
頭領の一人は焼け死にました。
次に猫神様は太く長い尻尾を振るいました。
頭領の一人は全身を絞められ死にました。
最後に猫神様は大きな口で噛み付きました。
頭領の一人は噛み砕かれて死にました。
それを見た山賊の子分達は一目散に逃げ出します。
猫神様は約束を守りました。しかし村長はお金を惜しみ、神社を建てることはありませんでした。
それに怒った猫神様は村長を鋭い爪でなぎ払いました。
村長は体を裂かれて死にました。
恐ろしく思った村人達は約束通り立派な神社を建て、毎年その日に盛大にお祭りをして猫神様への感謝を示しました。
すると村に平和が訪れ、とても豊かな土地になりました。それ以降猫神様を怒らせないよう、村人達はねこを大事にしたそうです。
その村は現在猫神町と名前を変え、平和な日々を送っています。
昔、この村がまだ山の村と呼ばれていた時のお話。
村人達は少ない収穫を分け合ってつつましくに生きていました。
しかしある日をさかいに山の向こうから山賊達がやってきて村を襲うようになりました。
その山賊達には三人の頭領がおり、それぞれが三方に分かれて村を襲うので村人達は大変難儀したそうです。
せっかく作ったお米や野菜も取られ、このままでは冬が越せない。
そんな時、村にあったねこの石像が動き出し、言いました。
「我は猫神である。お前達が我を尊ぶならあの山賊達をやっつけてやろう」
村人達は驚き、そして皆が頭を下げました。
村長は言いました。
「どうか村を救ってください。そうしてくれたら立派な神社を作り、毎年あなた様の為に盛大なお祭りを行います」
「うむ。では奴らをやっつけてやろう。しかし嘘をついたらお前達を八つ裂きにしてしまうからな」
猫神様は風のように山賊達のいる山へと走って行きました。
そして三人の頭領の元に現れ、言いました。
「悪さをするならこうだ」
猫神様は口から凄まじい火を吐きました。
頭領の一人は焼け死にました。
次に猫神様は太く長い尻尾を振るいました。
頭領の一人は全身を絞められ死にました。
最後に猫神様は大きな口で噛み付きました。
頭領の一人は噛み砕かれて死にました。
それを見た山賊の子分達は一目散に逃げ出します。
猫神様は約束を守りました。しかし村長はお金を惜しみ、神社を建てることはありませんでした。
それに怒った猫神様は村長を鋭い爪でなぎ払いました。
村長は体を裂かれて死にました。
恐ろしく思った村人達は約束通り立派な神社を建て、毎年その日に盛大にお祭りをして猫神様への感謝を示しました。
すると村に平和が訪れ、とても豊かな土地になりました。それ以降猫神様を怒らせないよう、村人達はねこを大事にしたそうです。
その村は現在猫神町と名前を変え、平和な日々を送っています。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる