我が道のゆくすえ

龍仙一

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二人の3日間

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家電量販店大キジで35666円ほどのorifice がインストールされている
小型のノートパソコンを購入した二人は叔父の家に戻り
自分達の通販サイトにアクセスし購入履歴を確認した通販サイトの商品の大半は島で採れた海産物や山の幸や昔つかってた家電やPC、衣服。アクセサリー島内にあるショップで仕入した物を売っている

相変わらず加工品やら地産地消の野菜や果物などがよく売れていた
二人は孤島にいるとき漁業や農業などの仕事を手伝いながらいいものが手に入ると自分達で通販サイトをもうけて生計を立ていたが都会に憧れがあり
島をでる機会をうかがってていて地が両親に話すまえに
釉子が両親に願いでたおかげで島をでることができた

地は自分の口座にどれほど入金があったか、確認するためネットバンキングにアクセスすると30万ほどの入金があった
あわせて200万ほどだこれならしばらくは生活はできる
地は釉子の部屋に行くのも何なのでline でメールを送った

「入金確認したら50万ほどの入金あって総資産500万円になったよ、しばらく大丈夫そう」

「それは良かった、就活がんばろう」

二人がなぜネットをフル活用してるか、という蒼鵺火島は
孤島だったが地下には光回線が網の目のように張り巡らせインターネット環境充が実していた、ため、二人は慣れひたしんでいた。
ネット通販だけでそれなりに稼げるのだが二人は神仙になるための修行させられいたが成長するごとに疑問を持ち高校3年になった時両親に逆らい神仙への道をボイコットしてインターネットにはまり自分達の通販サイトをもうけるまでのレベルに至った

確かに二人の祖父達は神仙にいたり
中国武侠ドラマのように自分の体重の5倍のものを素手で持ち上げ、1トン位ありそうな大岩を見えない力で打ち砕く、あらゆる物を操る

そんな力に小さい頃は憧れていたが成長する、ごとにそんな力を得るよりも都会への憧れが強くなっていた


神仙への思いは消え去り都会にでて普通の人間としての生活を選んだのである

2人は3日間、畑の収穫の仕事を手伝いながらいちよ、武芸の修行をし

気が向いたら祖父や収穫を手伝う人々と魚釣りや今の季節に採れる山の幸の採取を楽しんだり
バ-べキューをした



3日が経ち昼過ぎにそれぞれ応募した会社からのメールが届きオンラインでの面接をすることに
なった


2人とも採用されることとなり来週から研修も兼ねて働くことになった

「いよいよ、本格的に会社組織で働くことになるんだな」「どうしたのらしくない」

「いや、蒼鵺火島では幼馴染のお前と家族としか、接したことないから
なんか不安でね」
「大丈夫よ、私もあなたも同じだけど都会に来た時点で腹をくくって、いろんな人と接して、壁をこえなきゃね、頑張ろう!」

駅に向かう途中2人は孤島とは違う人間関係を体験することになる、2人の新たな人生を歩むことになるのだ

「きじに着いたわね、ここでいったんお別れね、時間があったら駅で会えるかもね」

「そうだといいなぁ、それじゃ、バイバイ」





















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