我が道のゆくすえ

龍仙一

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龍釉子の1日

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釉子は紅采物流から採用通知が届き待ち合わせ場所であるM2階に入った、内定したが5人程の男女が席についていた

釉子は2人の女性が座っている席の隣に座った

「おはようございます」「おはよう」とボーイッシュな感じの女性が微笑み挨拶はしたがもう片方の女性が

緊張している様子だった、二人の名前は紅豆良子と三井零華だ

「おはよう皆さん、午前中は私、河野美雪が会社のルールや仕事の内容を説明させてもらいます」といい1時間半程聞き実務についた

現場リーダーの結城隆が梱包と検品の注意点と手順の丁寧に説明してくれた
誰にでもそうなのだろうが好印象を感じて心がときめいて近づきになりたいなーと思った
現場には30名程の男女がいた、釉子のいた孤島ではこんなにたくさんの人と一緒に仕事をしたことないので
ちょっと圧迫感を感じていたが仕事に集中してるとそれ程気にならなくなった

同じ仕事をしていて途中眠たくなってきた、そんな時昼休みを告げるチャィムがなった

ロジメーターに社員証をかざしてると紅頭が声を掛けてきて
「やっと昼休みだね、3時間くらいしか梱包作業やったら足が痛くなるは眠くなるわで大変だったわ」「私も孤島にいたときは体動かす仕事と力仕事ばかり主にやってたからだるくて」「しょうがない人たちね、今からそれだといけないわよ」と河野美雪が言って 「私たち仕事に早くなれるよう努力します」「2人が説教されてる」

「お疲れ様、三井さん、同僚同士頑張って下さいね」といいそそくさ河野上司が歩き休憩室に向かっていった

「私達も休憩所にもむかいましょうお腹が空いちゃった」と紅頭がいった

釉子の1日があっという間過ぎ同期3人で駅に向かう途中
「あれ、午前中M2階いた、お3人さんではないですか」「あなた達と会うとはね、ナンパ」とちょっと勝ち気な紅豆が対応する

「そう言えば自己紹介まだったですね、僕は田和敬二で残りの二人が幸田礼記と沢野光司だよ、同期だし仲良くしましょう」

「今日はお初だしばらくしたら同期会でもやってみる」「この人達とまいいか、私真っ直ぐ帰るね、お先」

5人と分かれて叔父の家にもどった

「只今」「ちょうど夕飯の支度してたの手伝ってもらっていいかしら」「はい、ひさしぶりに台所はいるなあ、
手あらって着替えたら手伝います」「分かったわ」部屋に戻る途中、地と出会った」「食事前に武芸の練習」

「まあーね、事務職だから体動かすことほとんどないからね」「なるほどね、私叔母さんの手伝いするからあとでね」

叔母さんの手伝いをして夕飯の支度が出来て地を呼びに釉子は外に出た

「ご飯できたよ」「丁度いいぐわいに腹がすいたとこだよ」

四人が卓につき食べはじめた

「2人とも初出勤どうだった」「私は同期の人たち直ぐに仲良くなって慣れない物流の仕事だったけど周りの人達も親切で良かったけど同期の男性陣がちょっとね」「俺は人の多さに圧倒されたけど仕事は失敗もなくてこたなきえた上に同期の好みの女性と話せし、職場ふいんきも良くて採用されて良かったよ」「2人とも充実した1日だったようね、おばさんも安心したわ、正直神仙をめざしていた両親の下で育った子達だから都会で上手くやれるか心配だったけど取り敢えず大丈夫そうね、その調子頑張ってね」











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