我が道のゆくすえ

龍仙一

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廃墟の街と地下コロニー

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カスミを出た、地と釉子が街を歩いているとカスミの前は何とも無かったがそこから1㎞先のキジ865付近の街は廃墟と化していて救急活動に奔走する救急隊員、自衛官、警察官数千人
がいた
「いったい何があったのかしら」「さてな、まずは情報を集めて彼女たちのとこにもどろう」

廃墟と化した街の地下1000mにはキジ人口の半分の人数が暮らせるコロニーがあるので地と釉子はここから500m先にある地下に降りるためのエレベーターがあるのでそこに向かい情報を集めることにした

「でも、きじの地下にこんなのを作ったなんてすごいわね」


『何故、地下にコロニーがあるのか詳しいことは定かではないが孤島の叔父の話しによると今から1000万年前に10000mを超える山がキジの中心部にあり大噴火おこしそこに住んでいた先住民の大半が死に、その後広大な地下通路を掘りそこを掘削技術が発達した、きじの先祖達がコロニーを開発したとか、何と無く荒唐無稽な話だからあてにならないけどね』

「確かに胡散臭い話だわね」

そんな話をしているうちに地下コロニーの入口付近に着き奥のほうに進んで行くと広い地下の敷地内には沢山のショップが軒を並べ更に奥に進んで行くと住居区域内との案内板があり扉が自動的に開く
飲食店とBARが一緒になった『海璃』という店に入り情報を集めることにした

「いらしゃいませ、2名様ですか」「ああ、そうだカウンター席で頼む」「どうぞごゆっくり」
席に座るとマスターらしい背の高いひげずらの40代半ばと思われる男が


「お客様当店に来て頂いてありがたいんだが食材の補給中で軍の仲間たちがいるだけだ、今から地上に戻って軍と
しての活動しなきゃならないのでね、
君達はここに何しに来たんだ」「なぜ地上が廃墟状態なったのか、情報が欲しくて来たんですよ」「まだ被災者もこのコロニーにほとんど避難してないのに情報集めとは検討違いだぞ、取り敢えず俺の持ってる情報を教えてやるよ、後で、まず救出作戦を手伝ってくれ」「分かりました」

「地上に戻る、お前達に武器を用意してやるからちょっとついてきてくれ」
そういうと店の奥の裏側に進んでゆくと「ここが武器庫だ、刃物系から特殊武器まである好きな物を選んでくれ、そいえば自己紹介がまだだったな、俺は特殊補給部隊azoteの隊長、鳳殊快だよろしくな」

「私は釉子で、そっちが龍宗地です」「龍宗地か・・・二人共よろしくな」

自分の名前をいった鳳殊快の一瞬の表情をみて彼は自分のこと知ってるいのかもしれないと思った

二人は武器選んだ、地は連射式の銃とヌンチャク、双剣を釉子連射式銃と雷電の鞭を選び

地上に戻ることにした















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