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第3章 突然の異世界召喚と、スキル暴露の羞恥プレイ
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「どうしてこうなった?」
俺こと黒須生応クロス・イクオは、王宮と思しき一室の謁見の場に座らされていた。
中世風の衣装を着て玉座に座る王様と、横に座る派手なドレスを着た王女らしき人物。
さらに側近と思しき男達と、更にメイドの女達の全員の視線が、俺に注がれている。
(持ち帰り仕事の夜食を買いに、コンビニに行ったはずなんだが・・・)
会社に与えられた明らかに過剰な仕事。
ワークライフバランス()のため、社内での残業は絶対禁止だった。
とはいえ時間内に終わる仕事量ではないので、自発的に家に持ち帰るのが、我がビッグリモンタ社の暗黙の了解だった。
もちろん問題が発生したら、社員の〝自己責任〟となる。
異論を唱える奴は人事異動で飛ばされる。だから誰も声をあげない。
保身とコストカットしか能のない経営陣が考え出した、〝社員が自発的に行う()〟システム。正しくは〝忖度〟と呼ぶシステムだ。
そんな会社にしか入れなかった過去の自分を恨むしかない。
俺は深夜コンビニに寄った矢先、不思議な光に包まれ、気づいたらここにいたのだ。
「ここは、〝ジースガルド〟のゼレス王国。イクオ殿とは異なる世界、いわゆる〝異世界〟と呼ばれるものです」
魔術師の様なフードをかぶった男が、不安げな表情をしていたであろう俺に対し、簡潔に説明してくれる。
「異世界?」
「はい。イクオ殿は、ゼレス国王の命によって召喚されたのです」
魔術師が語る言語。それは聞いたことのない言語のはずだが、なぜかすべて理解できた。
「・・・つまり、いわゆる〝異世界召喚〟というやつか?」
「ご理解が早くて助かります。よくあることです」
「よく、あるのか?」
「はい。そちらの世界のネット小説で語られる〝異世界召喚〟は、約半数が実話なのです」
「それはちょっと多すぎるだろう!」
魔術師の言葉に、俺は思わず突っこみをいれる。
しかし、王様だか何だか知らないが、人を勝手に召喚しないでもらいたい。
「いや、家に帰って仕事をしないとダメなんだけど?」
「帰還の手段はございません」
きっぱりと断言する魔術師。悪びれている様子は微塵も見られない。
なんという身勝手な奴だ。
「光栄に思っていただきたい。イクオ様は、カチュア姫と婚約が内定しております。皇太子として、次期国王として、この国を率いていただくことになります」
「こ、婚約?」
俺はあまりの展開に、思わず声をあげてしまう。
「あちらにおられるカチュア姫が、イクオ様の婚約者となります」
玉座の横の席に腰掛け、俺の事を値踏みするように見つめている深紅の髪を持つ十代後半と思しき女性。
美しいが気の強そうな彼女が、俺の〝婚約者〟らしかった。
「はじめまして〝婿殿〟。元の世界の事など忘れ、今後は私の夫として、この国の〝セイオウ〟として、その一生を捧げなさい」
カチュア姫が口を開く。求婚の申し出としては、驚くほど上から目線の言葉だった。
’「〝セイオウ〟って何だ?」
「〝セイオウ〟とは、〝聖なる王〟の事です。我が国はイクオ様を、〝聖王〟として召喚いたしました」
「聖王?」
「神々の加護を受けた特別職です。そちらの世界の概念でいうなら、〝勇者〟や〝賢者〟みたいなものです」
魔術師が俺の質問に答えてくれる。俺の世界に詳しいのか、こいつの説明は妙にわかりやすい。
「当然、聖王にふさわしい魔法や特殊能力を覚えることができます」
魔法、魔法もあるのか。
まあ、異世界召喚を行える魔術師がいるから当然か。
「ふむ、我が魔術師ロドマンよ。念のため、〝聖王〟様の、スキルの確認をいたせ」
「御意」
そういうと、魔術師は懐から重厚な装飾が施された本を取り出し、更に本から伸びている紐を俺の腕に括り付ける。
俺の意見など、聞く気がない様だ。
「我が鑑定の魔導書よ、この者が持つスキル、将来獲得するスキルを示したまえ」
魔術師が目を閉じて呪文を唱える。
どうやら普通の本ではないらしく、何もない白紙のページに次々と絵や文字が描かれていく。
文字も俺が見たことがない奇妙な文字だったが、なぜか読むことができた。
「では、まず習得する攻撃魔法からお伝えします」
王様も姫も、高官たちも内容が気になるのだろうか、固唾をのんで見守っていた。
「得意魔法〝ローション〟」
(ローション? ローションって風俗で使うあれか?)
俺はその単語に心当たりがあったが、この世界の住人である王様達には聞き覚えのない単語らしく、みな怪訝な顔をしている。
「それは、何につかうものなじゃ?」
「粘り気のある液体を放出する魔法の様です、陛下」
「おお、水属性の攻撃魔法か!」
「いいえ、攻撃力はありません」
「つまり毒か何かか?」
「人体には無害の液体です」
「では何に使う魔法なのじゃ?」
「滑りをよくするためのモノの様です」
「??」
魔術師の答えに、王様達は皆、不思議そうに顔をしかめている。
「攻撃魔法はないのか?」
「ありました。〝灼熱ロウソク〟です」
「おお、炎属性の攻撃魔法か」
期待に満ちた王様の声。
だがそれも魔術師によって否定される。
「いいえ、人肌にたらして反応を楽しむためのものです」
「人肌? モンスターにぶつけるのではないのか?」
「データを見る限り、人体向けに調整されています。モンスターのウロコを溶かすことはできません」
「人肌にたらしてどうするのじゃ?」
「反応を見て楽しむものの様です」
「う~ん、拷問用の魔法か。他に炎魔法は覚えないのか?」
「覚えません。〝灼熱ロウソク〟だけしか習得しないようです。
──むっ!?」
魔術書を見つめる魔術師が、少し驚いた声で眉をひそめる。
「どうしたのじゃ?」
「はい。経験を積むと、ロウソクの温度があがるようです」
「ロウソクの話はもうよい!! 攻撃に仕えそうな武器はないのか?」
王様は、やや怒声をはらんだ大声をあげる。
「攻撃武器をお調べします。少々お待ちください」
「この際、剣でも弓でも槍でも、なんでもよい!」
「出ました。得意武器は、〝ムチ〟でございます」
「ムチ!? そんなものでモンスターにダメージを与えることはできぬぞ!!」
「ムチは、モンスターには使えず、人間に対してしか使用できないようです」
「人間に対してだけじゃと!?」
「致命傷を与えることはできず、痛みと音で畏怖させるのが目的の様です」
「そんなもの、どうするというのじゃ!」
「追加効果がありました。ムチを打った対象の服をはぎ取る効果がある模様です」
「裸にしてどうする!!」
ついに怒りの声を発する国王。
いや気持ちはわからんでもないけど、俺に対して怒ってもしかたないでしょ。
「騎乗は? 武器も魔法も使えぬとなれば、幻獣でも召喚し、騎乗してもらわぬと、割に合わぬ」
「お調べします。召喚獣は……
──〝木馬〟がございました」
「木馬? それはどの様な幻獣なのじゃ?」
「このような乗り物を召喚する能力でございます」
魔術師が本を開き、王に描かれている絵を見せる。
木で作られた、馬の形をした乗り物。人間が座る部分は尖っている。
それは俗にいう〝三角木馬〟だった。
「・・・なんじゃ、これは?」
「〝三角木馬〟と呼ばれる拷問器具の様です」
「拷問器具? 動かぬのか?」
「はい。木でかたどった馬ゆえに、動きませぬ」
「何に使うのじゃ? なぜ騎乗する部分がとがっておるのじゃ?」
「その尖った部分に女性を乗せて、楽しむための器具の様です」
「・・・う、馬には乗れんのか?」
「乗馬適性はありません。 あっ、女性の上に乗ることに対しては、最高の適性があります」
「女に乗ってどうする!!」
宮殿中に届きそうな大声で、ついに王様は怒声を発した。
俺こと黒須生応クロス・イクオは、王宮と思しき一室の謁見の場に座らされていた。
中世風の衣装を着て玉座に座る王様と、横に座る派手なドレスを着た王女らしき人物。
さらに側近と思しき男達と、更にメイドの女達の全員の視線が、俺に注がれている。
(持ち帰り仕事の夜食を買いに、コンビニに行ったはずなんだが・・・)
会社に与えられた明らかに過剰な仕事。
ワークライフバランス()のため、社内での残業は絶対禁止だった。
とはいえ時間内に終わる仕事量ではないので、自発的に家に持ち帰るのが、我がビッグリモンタ社の暗黙の了解だった。
もちろん問題が発生したら、社員の〝自己責任〟となる。
異論を唱える奴は人事異動で飛ばされる。だから誰も声をあげない。
保身とコストカットしか能のない経営陣が考え出した、〝社員が自発的に行う()〟システム。正しくは〝忖度〟と呼ぶシステムだ。
そんな会社にしか入れなかった過去の自分を恨むしかない。
俺は深夜コンビニに寄った矢先、不思議な光に包まれ、気づいたらここにいたのだ。
「ここは、〝ジースガルド〟のゼレス王国。イクオ殿とは異なる世界、いわゆる〝異世界〟と呼ばれるものです」
魔術師の様なフードをかぶった男が、不安げな表情をしていたであろう俺に対し、簡潔に説明してくれる。
「異世界?」
「はい。イクオ殿は、ゼレス国王の命によって召喚されたのです」
魔術師が語る言語。それは聞いたことのない言語のはずだが、なぜかすべて理解できた。
「・・・つまり、いわゆる〝異世界召喚〟というやつか?」
「ご理解が早くて助かります。よくあることです」
「よく、あるのか?」
「はい。そちらの世界のネット小説で語られる〝異世界召喚〟は、約半数が実話なのです」
「それはちょっと多すぎるだろう!」
魔術師の言葉に、俺は思わず突っこみをいれる。
しかし、王様だか何だか知らないが、人を勝手に召喚しないでもらいたい。
「いや、家に帰って仕事をしないとダメなんだけど?」
「帰還の手段はございません」
きっぱりと断言する魔術師。悪びれている様子は微塵も見られない。
なんという身勝手な奴だ。
「光栄に思っていただきたい。イクオ様は、カチュア姫と婚約が内定しております。皇太子として、次期国王として、この国を率いていただくことになります」
「こ、婚約?」
俺はあまりの展開に、思わず声をあげてしまう。
「あちらにおられるカチュア姫が、イクオ様の婚約者となります」
玉座の横の席に腰掛け、俺の事を値踏みするように見つめている深紅の髪を持つ十代後半と思しき女性。
美しいが気の強そうな彼女が、俺の〝婚約者〟らしかった。
「はじめまして〝婿殿〟。元の世界の事など忘れ、今後は私の夫として、この国の〝セイオウ〟として、その一生を捧げなさい」
カチュア姫が口を開く。求婚の申し出としては、驚くほど上から目線の言葉だった。
’「〝セイオウ〟って何だ?」
「〝セイオウ〟とは、〝聖なる王〟の事です。我が国はイクオ様を、〝聖王〟として召喚いたしました」
「聖王?」
「神々の加護を受けた特別職です。そちらの世界の概念でいうなら、〝勇者〟や〝賢者〟みたいなものです」
魔術師が俺の質問に答えてくれる。俺の世界に詳しいのか、こいつの説明は妙にわかりやすい。
「当然、聖王にふさわしい魔法や特殊能力を覚えることができます」
魔法、魔法もあるのか。
まあ、異世界召喚を行える魔術師がいるから当然か。
「ふむ、我が魔術師ロドマンよ。念のため、〝聖王〟様の、スキルの確認をいたせ」
「御意」
そういうと、魔術師は懐から重厚な装飾が施された本を取り出し、更に本から伸びている紐を俺の腕に括り付ける。
俺の意見など、聞く気がない様だ。
「我が鑑定の魔導書よ、この者が持つスキル、将来獲得するスキルを示したまえ」
魔術師が目を閉じて呪文を唱える。
どうやら普通の本ではないらしく、何もない白紙のページに次々と絵や文字が描かれていく。
文字も俺が見たことがない奇妙な文字だったが、なぜか読むことができた。
「では、まず習得する攻撃魔法からお伝えします」
王様も姫も、高官たちも内容が気になるのだろうか、固唾をのんで見守っていた。
「得意魔法〝ローション〟」
(ローション? ローションって風俗で使うあれか?)
俺はその単語に心当たりがあったが、この世界の住人である王様達には聞き覚えのない単語らしく、みな怪訝な顔をしている。
「それは、何につかうものなじゃ?」
「粘り気のある液体を放出する魔法の様です、陛下」
「おお、水属性の攻撃魔法か!」
「いいえ、攻撃力はありません」
「つまり毒か何かか?」
「人体には無害の液体です」
「では何に使う魔法なのじゃ?」
「滑りをよくするためのモノの様です」
「??」
魔術師の答えに、王様達は皆、不思議そうに顔をしかめている。
「攻撃魔法はないのか?」
「ありました。〝灼熱ロウソク〟です」
「おお、炎属性の攻撃魔法か」
期待に満ちた王様の声。
だがそれも魔術師によって否定される。
「いいえ、人肌にたらして反応を楽しむためのものです」
「人肌? モンスターにぶつけるのではないのか?」
「データを見る限り、人体向けに調整されています。モンスターのウロコを溶かすことはできません」
「人肌にたらしてどうするのじゃ?」
「反応を見て楽しむものの様です」
「う~ん、拷問用の魔法か。他に炎魔法は覚えないのか?」
「覚えません。〝灼熱ロウソク〟だけしか習得しないようです。
──むっ!?」
魔術書を見つめる魔術師が、少し驚いた声で眉をひそめる。
「どうしたのじゃ?」
「はい。経験を積むと、ロウソクの温度があがるようです」
「ロウソクの話はもうよい!! 攻撃に仕えそうな武器はないのか?」
王様は、やや怒声をはらんだ大声をあげる。
「攻撃武器をお調べします。少々お待ちください」
「この際、剣でも弓でも槍でも、なんでもよい!」
「出ました。得意武器は、〝ムチ〟でございます」
「ムチ!? そんなものでモンスターにダメージを与えることはできぬぞ!!」
「ムチは、モンスターには使えず、人間に対してしか使用できないようです」
「人間に対してだけじゃと!?」
「致命傷を与えることはできず、痛みと音で畏怖させるのが目的の様です」
「そんなもの、どうするというのじゃ!」
「追加効果がありました。ムチを打った対象の服をはぎ取る効果がある模様です」
「裸にしてどうする!!」
ついに怒りの声を発する国王。
いや気持ちはわからんでもないけど、俺に対して怒ってもしかたないでしょ。
「騎乗は? 武器も魔法も使えぬとなれば、幻獣でも召喚し、騎乗してもらわぬと、割に合わぬ」
「お調べします。召喚獣は……
──〝木馬〟がございました」
「木馬? それはどの様な幻獣なのじゃ?」
「このような乗り物を召喚する能力でございます」
魔術師が本を開き、王に描かれている絵を見せる。
木で作られた、馬の形をした乗り物。人間が座る部分は尖っている。
それは俗にいう〝三角木馬〟だった。
「・・・なんじゃ、これは?」
「〝三角木馬〟と呼ばれる拷問器具の様です」
「拷問器具? 動かぬのか?」
「はい。木でかたどった馬ゆえに、動きませぬ」
「何に使うのじゃ? なぜ騎乗する部分がとがっておるのじゃ?」
「その尖った部分に女性を乗せて、楽しむための器具の様です」
「・・・う、馬には乗れんのか?」
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