HEBMDSU

Kyurus_131

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talk* 誰の弟子?

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「取り合えずは、創君と結杜君のお手伝いかな」

「まともにお手伝い出来てないからね」と付け足しながら、コーヒーを啜る店長。

「まぁ、そうなるでしょうねぇー、ねぇ結杜」

榛也が同意しながら、こっちを向く。
何かは分からないが、確実に何かの想いが込められていると思える程に目力が強かった。
残念ながら俺はそれ位しか分からなかった。

「何?どした?」

こう言う時の榛也は、聞いても何も言わないか、誤魔化すってって分かってる。
けど、これが俺らのいつものやり取りだ。

「ん-、何も無いけど」

「はーい店長」

雪街が手を挙げて、店長を呼ぶ。

「コーヒーのおかわりかい創君?」

「コーヒーおかわりはそうだけど……結杜は特に何もしなくても良いと思いまーす」

その意見に、菊乃さんも同意する。

「私もその方がいいと思いまーす」

「それは………結杜君は未知族アンノウンだから"レベルを気にしなくても良い"って事だね?」

店長は雪街のおかわりを淹れながら、その真偽を聞く。

「そう言う事です!やるとしたら後でも良いかと……最高の状態で戦いたいし…」

「成る程……それもそうだねー」

「ひょぇ!?」

てっきり絶対に俺と雪街が一緒じゃないといけない理由があって言ってるもんだと思ってたから、ビックリし過ぎて素っ頓狂な声が出た。
榛也も同じことを思っていたらしく、

「……えぇー、納得しちゃったよ」

と、こぼしていた。

「まぁ、結杜君もストーリー進めなきゃいけないし、二度手間になるし、一緒にした方が良いんじゃない?」

「むぅー、確かに……それもそうですね」

この案が一番いいと思ったのだろう。
雪街は、ムムム…と唸って他の案を考え込んでいる。
それを見た店長はコーヒーのおかわりを渡すと同時に、口を開く。

「…それに未知族アンノウンだから、強くなれないって事はないよ」

「えぇーー!?初耳ですよぉ?!それぇ!!」

あぁ、知らなかったのか、その事。
榛也の方を見ると、肩をすくめている。
どうやら、雪街がどこまでHEBMDSUの事を知っているのか、榛也も把握していないらしい。
まぁ、こんな事は未知族アンノウン当人か、それを深く知っている人位しか知らないだろう。
多分、そもそも知ろうとしない事だろうけど、HEBMDSUで店長に会いに来ているのならば、知っている事だと思ったのだが。
そう言えば、雪街自体もそこまでやってないって言ってたっけ?
俺と一緒に、強くしてもらおうとしてる位だし。

「その事は長くなるから、気になるんだったらまた今度話すね」

「え?長くなるんだったらいいっス」

「あぁ、そう?分かったよ……」

明らかに断られてがっかりしていた店長に対して、榛也は何事もなかったように、コーヒーを求める。

「店長、コーヒー淹れてほしいでーす」

「あー!私もー!」

ん?さっき菊乃さんも雪街に同意してなかったけ?何でだ?
本人に聞こうと口を開いた瞬間、榛也が代わりに聞いてくれた。

「菊乃さんが同意したのはどうしてですか?未知族の事は知ってるでしょ?」

菊乃さんは目を逸らしながら、照れくさそうに答える。

「えぇーっと…、……が欲し…て…」

声が小さくて、聞き取れなかった。
俺と榛也は同時に聞き返すと、逆にちょっとこわばってしまうが、声を振り絞ってもう一回答える。
何だか最近、この人本当にうさぎじゃないのかと思ってしまう。

「で…」

まだ声が出し切れてないのか、一言だけ声に出す。
しかしまぁ、一語だけだと分からないから、突っ込まれるわけで。

「で?」

突っ込まれてびっくりしたのか、声を詰まれせて言う。

「弟子が…欲しくて…」

「弟子?それまた何で?」

「それは、まぁ、何と言いますか…、店長と榛也君、結杜君を見てたらいいなぁと思いまして……」

榛也のコーヒーを淹れ終えた店長も加わる。
加わったのは良いが、

「弟子は良いが、結杜君は僕の弟子だから手は出さないでね」

と、店長が言い出す。

「え?」

ビックリし過ぎて思わず、声が出た。
何言ってんの?この人?
そして断るならなぜ聞いた、この人。
さらに、いつ俺はあの人の弟子になった。
今日は俺がツッコミ担当の日かもしれない。

「い、良いじゃないですか!結杜君貰っても!!店長には榛也君がいるでしょ?!」

「残念だけど、榛也君は友人であって、弟子じゃないんだ」

思っても無い方向に行ってしまった。
これどうしよ。どう止めたらいいんだ?そもそも止めていいのか?
助けてくれ!榛也!俺はどうしたらいい?!
榛也の方を向くと、コーヒーを飲みながら雪街と一緒にけたけたと笑っていた。
いや、笑ってないで止めてくれよ。俺どうしたら良いか分かんないじゃん。

「何ですかそれ!意味わかんないですが?!結杜君が駄目なら創君でもいいです!下さい!いや、貰います!!」

「創君も僕の弟子なんだ」

「何なんですか?!創君も駄目なんですか?!我儘じゃないですか?!片方ぐらいくれても良いじゃないですか!!」

店長と菊乃さんはまだ言い合いしている。
とばっちりを受けた雪街が、

「え?!ちょっと待って!"でも良い"ってどういうこと?!"でも良い"って!!」

と、ショックと怒りを同時に訴える。
終わんないどころか広がっちゃったよ、これ。

「それにしても、この二人が喧嘩するの珍しい気がする」

ついさっきまでの怒りとショックはどこ行ったのかって位、雪街が平然と言う。
何、コイツ?コロッと変わり過ぎじゃない?

「そうか?あぁ、仕事の時はたまに言い合いしてる」

榛也もコーヒーを飲みながら、平然と言う。

「へぇー、そうなんだ、全然想像できない」

「まぁ、そうかもねぇ~」

何でこんな平然なの、こいつら?
それどころか、何か和んでないか?
大の大人の喧嘩に和む要素があるか?
止めなくてもいいのかこれ?
色んな意味で、凄く不安なんだが?

「あぁ、別にほっといても問題ないよ」

久々に榛也に心を読まれた気がする。
本当にほっといても、大丈夫なのか?
雪街も続けざまに言う。

「榛也が大丈夫って言ってるんだし良いんじゃない?喧嘩する程、仲が良いって事でしょ、知らんけど」

「いや、知らんのかい!」

余りにも無責任な発言に、思わず突っ込んでしまった。
突っ込まれた当人は、キャッキャ、キャッキャ言ってる。
お前は女子か、こら。

「今の綺麗に行ったねぇ~」

「ねぇ~、良いツッコミだった」

「ふざけんな、何が"良いツッコミだった"だ」

とか言いながらも、諦めて一緒にコーヒーを飲む事にする。

「ぶふっ、結局一緒にコーヒー飲んでんじゃん」

雪街が笑いを堪えながら言う。
言い返したいが、その通りだから何も言えない。

「分かりました、それで納得はできませんが、割り切ります」

菊乃さんがふてくされながら、そんな事を言っている。
どうやら終わったらしい。

「店長ー!」

雪街が店長の方に走っていく。
俺も聞きたい事があるから、雪街に付いていく。

「いつの間にか店長の弟子になってたのですが何故?」

雪街が迫る。顔が笑っていないだけで圧がすごい。
気にせず店長は答えた。

「創君も結杜君もだけど、HEBMDSUこっちでも現実あっちでも長いからねー、弟子みたいなものじゃないか」

店長の良く分からない発言に、後ろでコーヒーを飲んでいた榛也が吹き出した。
そのまま気管に入ったのか、ケホケホとせき込みながら笑っている。
HEBMDSUこのゲームってそこまで創りこまれてたっけ?
雪街はさっきとは180度回って呆れかえっている。

「それは極論過ぎと言うか、もう意味わかんないよ……」

ついさっき迄言い合っていた菊乃さんも呆れきっている。

「私も分かんない」

「そっか、誰も聞いてない」

呆れながらも、菊乃さんに対して辛辣な返しをする雪街。

「さて、そんな冗談は置いておいて、ストーリーを終わらせに行くかい?我が弟子よ」

「店長、冗談置け切れてないですよ、代わりにカップ置いときますね」

そんな事を言いながら、コーヒーを飲み切った榛也は、優しくカップを置いて席を立つ。
何だよ。冗談の代わりにカップ置くって。意味わからん。
同じ事を思ってたのか、雪街が突っ込む。

「いや…全く置ききれてないよ……行くんだったら早く行こうよ」

雪街のその言葉でスイッチが入ったのか、店長と榛也は重たく腰を上げ、奥に行って準備を始める。

「菊乃さんは準備しなくて良いんですか?」

あの二人は準備しているのに対し、菊乃さんは全く動こうとしないから、気になってしまった。

「大丈夫!私、使えるし、それにストーリーはあんまり強いモンスターも出てこないしね」

自信満々のドヤ顔で答える菊乃さん。
何でまだ何もして無いのにドヤ顔なのか、何処にその自信があるのか、そしてって物が何のことなのかも分からない。
何か便利な物でもあるのか?

「あぁー、かー」

「便利だよね、

そんなに凄いスキルでもあるのだろうか。
気になり過ぎる。


←REAL←


「………」

どうしても、結杜の事が気になってしまう。
……HEBMDSUヘブンデス……
懐かしく、同時に思い出したく無い程に憎ましくもある、その名前。
嫌に鮮明な分、意図的に想い出さないようにしていたそんな場所。
結杜がアレHEBMDSUを遊んでいると分かってから精神が尋常でない程に削れているのが自分ですら分かってしまっている。

「はぁ…もう…」

喉元にまで出かかった本音を飲み込む。
口にまで出してしまえば、冗談で済まされない。
下手をすれば、結杜が危うい。

「…はぁ」

本日2度目の重いため息に気分を沈ませる。
自分の頭ではどうにも解決策が思いつかない。
そもそも解決してしまってもいい問題なのかすらも分からない。
彼にこの姿を見られたら、「気にし過ぎだ」と笑われるだろうか。
それとも「過去に囚われるな」と怒られるだろうか。
彼のあの陽気な性格が羨ましく思えてくると同時に、未だ拭い切れていない罪悪感に苛まれる。

「あの野郎…」

コーヒーを飲みながら、生きているのかも分からない友人を捌け口にしてもうひと頑張りと切り替える。
どーせ何にも思わないだろうし。


→???←


「りぃーだぁー!聞いてる?ねぇ!」

目の前で半透明のクリップボードを持っているメカっ娘が怒鳴り散らかしてくる。
そんな事したところでいつも通りの答えが返ってくるだけなのに。

「いんや、まったく」

「なぁんでぇ!!聞いててねって言ったじゃん!」

ロボットのくせに学習しないのかコイツ?まぁ中身は人間だが。
怒鳴りまくるコイツをほっといてログアウトの準備をしていると、白衣を着た顔だけワームカマキリモドキが話しかけてくる。

「およ?もう帰るのか?」

「逆になんでまだいるんだ?もう定時だぞおっさん、残業でもしたいのか?」

「呆けた顔してたから気になったんだよ、それにまだそんな時間じゃないだろ?おっさんで良ければ相談ぐらい聞くぞ?」

「虫に心配されるほどでもねぇよ」

冗談を多めに混ぜ、ため息と同時に言う。

「確かに!ダッハッハ!」

カマキリが人みたく口器を広げ、高らかに笑う。
が、後ろのメカっ娘の悔しがりの所為で、何か怪しい事をした後みたいになっている。

「今日もここHEBMDSUは良い風がはいなと思ってな」

とてもメカとは思えない程に頬を膨らませたメカっ娘に会話を妨げられる。

「風も良いけどぉ!!りーだー!!聞いてよぉ!!」

もはや人間にしか見えない地団駄の踏み方で、暴れ回っている。まぁ中身人間だけど。
何故コイツが枢械種この見た目なのだろうか。行動の所為で違和感が凄まじい。
そして一端のバイトが何故ここまで駄々をこねているのだろうか。話聞いてないだけなのに。

「聞いてるのぉ?!りぃーだぁー!!」

「いんや!まったく!」

「なぁんでぇ!!」

事実を言うと俺の肩を掴み、泣きながら揺らしまくってくる。どっちかにしてくれ。
お陰で真面にログアウトも出来ない上に、おまけに酔いまでプレゼントしてくる。
片耳程度に聞いていた言葉にチラッと引っかかる事があった。

「なーちゃん、ちょっとま…」

メカっ娘ナノハに静止を求めるも揺れ過ぎて色々と危ない。
カマキリマーティンに手を伸ばす。限界が近いから助けてくれ。

「あー…ナノハちゃん、リーダーが死にかけてるからもう止めてあげて」

マーティンの静止で不服そうにも視界の揺れが止まる。
流石カマキリモドキ。この男使える。視界の揺れが完全に収まった所で仕切り直しにナノハの話を聞く。

「ナーちゃん、さっきなんて言った?ちゃんと聞くからもう一回聞かせてくれ」

もう人間がボディペイントでもしているのか見間違える程に頬を膨らませながら聞いてくる。ちょっとつつきたい。

「ホントにちゃんと聞いてくれるの?」

「うんうん聞く聞く」

俺の腑抜けた返答に文句を言いながらもコホンと咳ばらいをし気を入れ直したのか、真面目な顔になり再度報告する。

「ここ最近1ヶ月で増えたユーザーは10万と3471人です。もう例のイベントが開催出来る位の人数になりました。提携を組みたい会社やコラボして欲しい作品等の出資希望者が多いですね。支援関係は全部断っておきますか?」

「勿論、次は?」

「ユーザー支援額はマーティンさんに報告済みです。その次は…HEBMDSU内でのことですね。Mumutoさんから連絡が来てましたよ”少し騒がしい”と」

「それなら俺も見たよ」

ナノハにも来ていたのか。俺にも来てたが引っかかったのはそれではない。
ただの思い違いだろうか?そうであれば嬉しいが。

「後恐らくMumutoさんの”騒がしい”と思う物に繋がるかと思われる事象が1つ」

ナノハはそこまで言うとマーティンに視線を投げる。

「あ?あぁ、あれね。調べてみたけど、なぁーんか有名な配信者だかが何かやってるってだけだったよ。多分特に気にする事じゃない」

「あぁー、それで騒がしいと」

「でしょうね」

しかし、これも違う気がする。
何せやつMumutoは滅多な事が起こらない限り、全部お酒とご飯で済ます寛容なやつだからだ。

「他に変わった事は?」

「昨日のちょっとした異常でね?お昼頃に一部の街で約3秒のラグがあったの。1分間に渡り発生って言ってたっけ」

ナノハは疲れたのか真面目モードを崩していた。

「…それだ」

「それって?」

ナノハは気付いてないみたいだがマーティンはどうだろうか。
そっちに視線を送ると俺の考えなどお見通しとでも言いたげに「何時でも大丈夫だ」という顔をしていた。

「マーティン」

それをGOサインだと理解するのは簡単だったみたいだ。

「仕事が増えたな?」

「まったくだ、ナーちゃん具体的な場所は分かる?」

「え!えっと…」

まさか自分に返ってくるとは思ってなかったのかあたふたしながらクリップボードを操作する。

リールダン城下町ホールトム図書館街!」

「あそこか…なーちゃんちょっとエル呼んできて」

「はぁーい」と言いながら、その場でログアウトする。
ナノハが居た何もない空間を見つめエルが来るのを待つ。

あの子ナノハお前マーティンも残業代上乗せしとくよ」

「ほぉ?それは嬉しいねぇ」
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感想 2

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みんなの感想(2件)

k'smom
2021.11.13 k'smom

2週目です!物語の始まりの描き方がとても上手だなあと、改めて思いました。

解除
k'smom
2021.11.11 k'smom

先が予想できずハラハラドキドキ楽しく読んでいます。
久しぶりに読み続けたい小説に出会えました感謝。

現在<へブンデス ~繋がりの端くれ~>。

2021.11.12 Kyurus_131

ご感想、有難うございます!
まだまだ拙いものですが、これからもハラハラドキドキして貰える様頑張ります!

解除

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