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第1章
6話 急な襲撃に対応する俺
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それぞれ部屋で準備が整い、クリスと共に家をでた。
薬草が取れるところはここから30分ほど歩いたところの裏山の奥だそうだ。
山に向かって歩いているところに、村人の1人に声をかけられた。
「クリストフ!お前に伝言!」
「おはようペリぺ」
ペリぺと呼ばれた赤髪の青年は息を切らしながら、こちらに走り寄ってくる。
「はあはあ…こんな時間にどこに行くんだよ」
「いや、薬草が必要だと思って」
「ああ…ありがとうな。確かに父さんが追加が必要だって言ってた」
父さんとはウーヌス村の村長であるガレットのことである。説明されていないが度々「お告げ」で世話になるので、俺はよく知っている。
「それで、伝言とは?」
「今日の夜さ、お前とそのおチビちゃんに感謝の席を設けたいって話が出てて、いっそのこと宴会でもしようかって。今夜何か予定あるか?」
「ないよ。タケルもいいかい?」
「はい!大丈夫です!楽しみです!」
宴会というものに参加したことのない俺にはなんだか刺激的な言葉だ。両手をあげて俺は賛成した。
「ということだからありがたく参加させてもらうよ。」
「よかった!じゃあ父さんにも伝えとくな。まだモンスターがいるかもしれないから気をつけてな!」
手を振りながら元気に走り去っていくペリぺを見守って、俺たちはまた薬草を取りに向かった。
裏山まで何事もなくたどり着き、背負ってきた背負子に薬草をどんどん積んでいく。
「この山は日当たりも良くて、水分も豊富だからよく育つんだ。神様の恵みだな。」
「そうなんですね。確かにこの環境は薬草が育つのにいい環境ですね。」
そう言いながらクリスの作業を手伝う。
何を隠そうこの山で薬草がよく取れるのは、俺がそう作ったからだ。
昔っから危険な出来事に会いやすいクリスのために、この山の土壌改良を施し良質な薬草が取れるようにしておいた。この薬草を流通させるおかげでウーヌス村の資金は潤沢にある。
「お告げ」を伝えてくれる協力者のガレット村長への見返りでもあるので一石二鳥の策だ。
だから「神様の恵み」というのはあながち間違いではない。
十分に薬草を取り終えた俺たちは、クリスが家から持ってきてくれたお弁当を日当たりのいい場所で食べて帰ることにした。
もちろんお弁当を出してくれたクリスの表情を俺は心の中で「保存!保存!」と連呼していた。
ふふふ、あとでログアウトした時が楽しみだ。
村に近づいたところで何やら村が騒がしいことに気がつく。
「クリスさん!何かあったのでしょうか!?」
「そうみたいだな。急ごうタケル!」
そう言ってものすごい速さで村に向けて走りかけるクリス。俺には速すぎて追い付けないから、自分自身に素早さ上昇のバフをかけて、なんとかクリスに追いついた。
村に入ると昨日と同じような喧騒が聞こえてくる。
村は昨日と同様にモンスターが村に入り暴れていた。
な、なんで?こんな風になったこと一度もなかったはず。
昨日の襲撃の後、クリスは旅立つことになるけど2日連続でモンスター襲撃なんて今までなかった。
もしかして昨日俺が介入したことが何か変化をもたらしたのだろうか?
クリスとともに村の中を走りながら、クリスに身体能力、防御力、素早さのバフを立て続けにかけた。
「ありがとうタケル!今度のやつは手強そうだから、君は下がっているんだ!」
そう言って剣を持ちモンスターに向かっていく。
彼の背を見ながら俺はその先にいるモンスターの姿をしっかりと視界に写し、心の中で「ライブラリー」と唱えた。
すると視界の端に邪魔にならない程度にウインドウが現れ、モンスターのステータス情報が表示される。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ミスティック・グリズリー
属性 土 LV 50
物理攻撃無効
弱点:炎
咆哮
八つ裂き
ミスティック・グリズリーの皮
ミスティック・グリズリーの爪
濃厚な瘴気のある場所で発生する特殊なグリズリー
カーボニアを中心に特定の場所で遭遇する
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ええ!LV50??それにカーボニアって魔王のいる帝国のことだぞ?なんでこんなとこにいるんだ!?
表示された情報の意外性に戸惑っていると、
「だめだ!こいつ矢でも剣でも全く効いてねえ!」
見ると負傷したペリぺが腕を抱えながらこっちに叫びかけている。
もう少し周りをよく見てみると、同じような風体のモンスターがこの村のあちこちで暴れていた。
あれはおそらく、全部ミスティック・グリズリーなのだろう。このままでは村が全滅してしまう!
クリスも魔法を多少は使えるが、流石に魔法だけでこの数は無理だろう。
それにランクAの勇者であるクリスは、まだレベル20しかない。
俺は意を決して、その場に塞ぎ込むとログアウトをした。
ログアウトする瞬間、クリスの「タケル!?」と呼ぶ声が聞こえた気がした。
ログアウトして創造者モードに戻った俺は、村に存在していたモンスターを全て排除して、ついでにウーヌス村を保護モードに設定した。
あとでログインしたときにこのことをどう扱うか考えないとな…。
一度世界の進行を止めて、どう言い訳するか考える。
今回のことは明らかに魔導帝国カーボニアの誰かが、勇者であるクリスか神のお告げを聞くというガレット村長を狙ってきたものと見て間違いないだろう。このままでは一度撃退しても何度も刺客を送ってくることは目に見えている。
だから…この村周辺の一体に保護モードを発動し、外敵が侵入しないようにしておこう。そうしないとクリスは旅に出られない。
そうした諸々の説明を「お告げ」としてガレットから説明させよう。うん、そうしよう。
そう結論を出したところで、一旦「To Be the God」を終了して俺を昼食を食べるために階下に降りた。
薬草が取れるところはここから30分ほど歩いたところの裏山の奥だそうだ。
山に向かって歩いているところに、村人の1人に声をかけられた。
「クリストフ!お前に伝言!」
「おはようペリぺ」
ペリぺと呼ばれた赤髪の青年は息を切らしながら、こちらに走り寄ってくる。
「はあはあ…こんな時間にどこに行くんだよ」
「いや、薬草が必要だと思って」
「ああ…ありがとうな。確かに父さんが追加が必要だって言ってた」
父さんとはウーヌス村の村長であるガレットのことである。説明されていないが度々「お告げ」で世話になるので、俺はよく知っている。
「それで、伝言とは?」
「今日の夜さ、お前とそのおチビちゃんに感謝の席を設けたいって話が出てて、いっそのこと宴会でもしようかって。今夜何か予定あるか?」
「ないよ。タケルもいいかい?」
「はい!大丈夫です!楽しみです!」
宴会というものに参加したことのない俺にはなんだか刺激的な言葉だ。両手をあげて俺は賛成した。
「ということだからありがたく参加させてもらうよ。」
「よかった!じゃあ父さんにも伝えとくな。まだモンスターがいるかもしれないから気をつけてな!」
手を振りながら元気に走り去っていくペリぺを見守って、俺たちはまた薬草を取りに向かった。
裏山まで何事もなくたどり着き、背負ってきた背負子に薬草をどんどん積んでいく。
「この山は日当たりも良くて、水分も豊富だからよく育つんだ。神様の恵みだな。」
「そうなんですね。確かにこの環境は薬草が育つのにいい環境ですね。」
そう言いながらクリスの作業を手伝う。
何を隠そうこの山で薬草がよく取れるのは、俺がそう作ったからだ。
昔っから危険な出来事に会いやすいクリスのために、この山の土壌改良を施し良質な薬草が取れるようにしておいた。この薬草を流通させるおかげでウーヌス村の資金は潤沢にある。
「お告げ」を伝えてくれる協力者のガレット村長への見返りでもあるので一石二鳥の策だ。
だから「神様の恵み」というのはあながち間違いではない。
十分に薬草を取り終えた俺たちは、クリスが家から持ってきてくれたお弁当を日当たりのいい場所で食べて帰ることにした。
もちろんお弁当を出してくれたクリスの表情を俺は心の中で「保存!保存!」と連呼していた。
ふふふ、あとでログアウトした時が楽しみだ。
村に近づいたところで何やら村が騒がしいことに気がつく。
「クリスさん!何かあったのでしょうか!?」
「そうみたいだな。急ごうタケル!」
そう言ってものすごい速さで村に向けて走りかけるクリス。俺には速すぎて追い付けないから、自分自身に素早さ上昇のバフをかけて、なんとかクリスに追いついた。
村に入ると昨日と同じような喧騒が聞こえてくる。
村は昨日と同様にモンスターが村に入り暴れていた。
な、なんで?こんな風になったこと一度もなかったはず。
昨日の襲撃の後、クリスは旅立つことになるけど2日連続でモンスター襲撃なんて今までなかった。
もしかして昨日俺が介入したことが何か変化をもたらしたのだろうか?
クリスとともに村の中を走りながら、クリスに身体能力、防御力、素早さのバフを立て続けにかけた。
「ありがとうタケル!今度のやつは手強そうだから、君は下がっているんだ!」
そう言って剣を持ちモンスターに向かっていく。
彼の背を見ながら俺はその先にいるモンスターの姿をしっかりと視界に写し、心の中で「ライブラリー」と唱えた。
すると視界の端に邪魔にならない程度にウインドウが現れ、モンスターのステータス情報が表示される。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ミスティック・グリズリー
属性 土 LV 50
物理攻撃無効
弱点:炎
咆哮
八つ裂き
ミスティック・グリズリーの皮
ミスティック・グリズリーの爪
濃厚な瘴気のある場所で発生する特殊なグリズリー
カーボニアを中心に特定の場所で遭遇する
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ええ!LV50??それにカーボニアって魔王のいる帝国のことだぞ?なんでこんなとこにいるんだ!?
表示された情報の意外性に戸惑っていると、
「だめだ!こいつ矢でも剣でも全く効いてねえ!」
見ると負傷したペリぺが腕を抱えながらこっちに叫びかけている。
もう少し周りをよく見てみると、同じような風体のモンスターがこの村のあちこちで暴れていた。
あれはおそらく、全部ミスティック・グリズリーなのだろう。このままでは村が全滅してしまう!
クリスも魔法を多少は使えるが、流石に魔法だけでこの数は無理だろう。
それにランクAの勇者であるクリスは、まだレベル20しかない。
俺は意を決して、その場に塞ぎ込むとログアウトをした。
ログアウトする瞬間、クリスの「タケル!?」と呼ぶ声が聞こえた気がした。
ログアウトして創造者モードに戻った俺は、村に存在していたモンスターを全て排除して、ついでにウーヌス村を保護モードに設定した。
あとでログインしたときにこのことをどう扱うか考えないとな…。
一度世界の進行を止めて、どう言い訳するか考える。
今回のことは明らかに魔導帝国カーボニアの誰かが、勇者であるクリスか神のお告げを聞くというガレット村長を狙ってきたものと見て間違いないだろう。このままでは一度撃退しても何度も刺客を送ってくることは目に見えている。
だから…この村周辺の一体に保護モードを発動し、外敵が侵入しないようにしておこう。そうしないとクリスは旅に出られない。
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