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10.ダニエラ
アランが視察で朝から夜まで留守にするという日。
シャルロッテはオリビアと秘密裏に街へ行き、娼館を訪ねることにした。街に出かけたいと言うとライトマンはシャルロッテに護衛を用意すると言う。これは想定内だ。
「じゃあライトマン、誰を連れて行くかは私が選んでもいい?」
ライトマンは断る理由もなく、構いませんよとシャルロッテに一任してくれた。こうなったらこっちのもんである。敷地内の兵士たちがいる建物に行くと、シャルロッテは上官に1人の男を呼ぶように呼んだ。
レイという男はシュルテン家で剣術指導を受けていた少年の1人で、今は25歳ほどだ。シャルロッテは小さな頃から彼の事を知っているし、ぶっちゃけて言っておじいちゃんたちがシャルロッテを心配して採用させた兵士の一人なのである。だから、彼ならシャルロッテが内緒にしてほしいという事は秘密にしてくれるだろうし、腕も立つから安心して出かけられる。
街に溶け込むように平民と変わらない質素なワンピースを身につけ馬車に乗ると、2人はレイに娼館に行きたいのだと告げた。
「え? な、何のために?」
事情を話すとレイは頭を抱えて項垂れてしまった。
「はあ、どうしてそんな発想に……まあ、でもこれもいい機会だと思って、正しい知識が学べるんだったらそれはそれでいいのかもしれないな。シャルロッテ。君もそれなりの年齢の奥様になったんだ。目立たない服装できたとは言え、正面から入るのはオススメできないな。誰にも見られないように裏口から入った方がいい」
そういうとレイは馬車を裏口へ回し、自分は正面から入ってオーナーに話をつけてくれたのだ。
オーナーの事務所に案内されたシャルロッテは、高級そうなソファに座らされた。テーブルをはさみ、この娼館のオーナーだという男と対面する。
四十代前半ほどに見える男はグレーの髪に青い瞳が綺麗な優男系の美男子だ。面白そうに笑うその口元も、男前だからいやらしくなく、モテそうな人だな、というのがシャルロッテの第一印象だった。
「で、お嬢さん。ダニエラに会いたいんだって? お嬢さんの想い人がもしもここに来ていたとしても、顧客情報は漏らせないよ?」
「あ、いえ。ダニエラさんに魅力的なお尻の作り方を教えてほしいんです」
お金を払うからダニエラさんに会わせてほしい、事情があって魅力的な女性になりたいのだと切々と訴える。オーナーは面白そうに笑う。
「へえ。うちとしちゃあ、お金を払ってくれるなら男でも女でも問題ないさ。ダニエラがいいって言ったら構わないよ。おい、ダニエラを呼んで来い」
従業員に呼ばれてきたダニエラは、ホワイトブロンドにアメジストの瞳の美女で、貴族のご令嬢のような面立ちだ。だけど、着ているドレスが少しばかり異なる。
レースやフリルがたっぷりついたデイドレスがよく似合いそうな人なのに、胸の谷間があらわになったスケスケのナイトドレスを身にまとっている。
(あ! あれはダナが初夜の日に私に着せたのによく似ているわ)
「……私にお客だって聞いたけど、女なの?」
「ダニエラ、ここに座れ。いや、面白いから聞いてみろよ」
訝しそうなダニエラに、シャルロッテは改めてお願いする。
「実はアラ……、えっと、私の旦那様が私に初夜をしてくれず、だけど私は初夜をされたくて、どうやったら触ったり触ってもらったりできるのかと。それで、胸でアピールすればいいのではと挑戦したのですがダメで。それなら、お尻でアピールしてみようと思ったのですが、やり方がわからないのです。男性たちに聞いたところ、多くの人がダニエラさんが一番魅力的な女性だとおっしゃるので、教えていただこうと思ってやってきた次第です」
「ぶはっ! す、すまん。そんなわけで、ダニエラ、どうする?」
ぽかんとしていたダニエラだったが、おかしそうに笑うとシャルロッテを見つめた。
「いいわ。だけど、私は高いわよ?」
「お、お金なら大丈夫です。私がお預かりしております」
後ろで控えていたオリビアが緊張しながら声を上げた。
「じゃあ、これから私の部屋へ案内するわ。1時間、お話ししましょう。そこの女の子も一緒においでなさいな。あなたの主も緊張するだろうからね」
こうして、ダニエラの部屋でシャルロッテとオリビアは特別授業を受けることになったのだ。
「それで? 閨事の知識はどの程度あるの?」
「えーっと、勉強を始めたばかりでして。旦那様がくださった教本はこれなんですが難しくて」
シャルロッテは持参した“氷の貴公子と薔薇乙女の恋”をダニエラに手渡した。
「へぇ、恋愛小説で閨事を勉強しろと? 知的な旦那様なのか、好きなプレイが載っているのか、はたまたロマンティストか」
パラパラ読んでみて、これでわかるの?とダニエラが首を傾げる。
「う~ん、少し難しい教本ね。どうしようかしら……。ちょっと待っててね」
そういうと、ダニエラは娼館に来たばかりの子に使うという、娼婦用の教材を持って来てくれた。
「貴族の令嬢は閨事を絵で勉強することが多いんだけど、だいたい結婚相手に任せればいいって指導されるわ。特に家庭教師が年輩の女性だとその傾向は高いわね」
だから、もしも家庭教師がついていても、あまり知識は得られなかったかもね、とダニエラは口にする。
「だけど、私は女性もきちんと知っておいた方がいいと思うの。だって違う穴に入れそうになった時、さりげなく体をずらしてこっちよ、って教えてあげられるじゃない?」
「はあ」
首をかしげるシャルロッテとオリビアに、ダニエラは本を広げた。
「この絵を見て。こっちが男で、こっちが女。体の仕組みが全然違うの。で、閨事というのは、これをここに入れるの。男のものをペニス、女のここを膣といいます」
男のモノを女のアソコに入れることすら知らなかった2人は目を見開き、本のイラストを食い入るように見つめた。
「な、なんと! 男の方の股にはこんなものが……まるで武器のようですね」
「ある意味正解よ。これは時として武器になるの。主に槍として使われるんだけどね、鞭になることもあるわ」
「鞭……?」
「それにしたって、普通は挿入することくらい知っているわ。あなた、いいところのお嬢さんみたいなのに、どうして閨教育されなかったの?」
シャルロッテは大まかに事情を話す。
「そういうわけで、7年経って夫が戻ってきたのですが、手を出してくださらないのです。白い結婚だと離婚になってしまうと聞きました……! 私は旦那様が大好きなのに、どうしたらよいかと途方にくれ、ここに来た次第なのです」
「へえ。あなたはかわいいし、旦那様もすぐ手を出しそうな気がするけど。きっと大丈夫よ」
そう言うと、ダニエラはごそごそと箱を持ち出した。
シャルロッテはオリビアと秘密裏に街へ行き、娼館を訪ねることにした。街に出かけたいと言うとライトマンはシャルロッテに護衛を用意すると言う。これは想定内だ。
「じゃあライトマン、誰を連れて行くかは私が選んでもいい?」
ライトマンは断る理由もなく、構いませんよとシャルロッテに一任してくれた。こうなったらこっちのもんである。敷地内の兵士たちがいる建物に行くと、シャルロッテは上官に1人の男を呼ぶように呼んだ。
レイという男はシュルテン家で剣術指導を受けていた少年の1人で、今は25歳ほどだ。シャルロッテは小さな頃から彼の事を知っているし、ぶっちゃけて言っておじいちゃんたちがシャルロッテを心配して採用させた兵士の一人なのである。だから、彼ならシャルロッテが内緒にしてほしいという事は秘密にしてくれるだろうし、腕も立つから安心して出かけられる。
街に溶け込むように平民と変わらない質素なワンピースを身につけ馬車に乗ると、2人はレイに娼館に行きたいのだと告げた。
「え? な、何のために?」
事情を話すとレイは頭を抱えて項垂れてしまった。
「はあ、どうしてそんな発想に……まあ、でもこれもいい機会だと思って、正しい知識が学べるんだったらそれはそれでいいのかもしれないな。シャルロッテ。君もそれなりの年齢の奥様になったんだ。目立たない服装できたとは言え、正面から入るのはオススメできないな。誰にも見られないように裏口から入った方がいい」
そういうとレイは馬車を裏口へ回し、自分は正面から入ってオーナーに話をつけてくれたのだ。
オーナーの事務所に案内されたシャルロッテは、高級そうなソファに座らされた。テーブルをはさみ、この娼館のオーナーだという男と対面する。
四十代前半ほどに見える男はグレーの髪に青い瞳が綺麗な優男系の美男子だ。面白そうに笑うその口元も、男前だからいやらしくなく、モテそうな人だな、というのがシャルロッテの第一印象だった。
「で、お嬢さん。ダニエラに会いたいんだって? お嬢さんの想い人がもしもここに来ていたとしても、顧客情報は漏らせないよ?」
「あ、いえ。ダニエラさんに魅力的なお尻の作り方を教えてほしいんです」
お金を払うからダニエラさんに会わせてほしい、事情があって魅力的な女性になりたいのだと切々と訴える。オーナーは面白そうに笑う。
「へえ。うちとしちゃあ、お金を払ってくれるなら男でも女でも問題ないさ。ダニエラがいいって言ったら構わないよ。おい、ダニエラを呼んで来い」
従業員に呼ばれてきたダニエラは、ホワイトブロンドにアメジストの瞳の美女で、貴族のご令嬢のような面立ちだ。だけど、着ているドレスが少しばかり異なる。
レースやフリルがたっぷりついたデイドレスがよく似合いそうな人なのに、胸の谷間があらわになったスケスケのナイトドレスを身にまとっている。
(あ! あれはダナが初夜の日に私に着せたのによく似ているわ)
「……私にお客だって聞いたけど、女なの?」
「ダニエラ、ここに座れ。いや、面白いから聞いてみろよ」
訝しそうなダニエラに、シャルロッテは改めてお願いする。
「実はアラ……、えっと、私の旦那様が私に初夜をしてくれず、だけど私は初夜をされたくて、どうやったら触ったり触ってもらったりできるのかと。それで、胸でアピールすればいいのではと挑戦したのですがダメで。それなら、お尻でアピールしてみようと思ったのですが、やり方がわからないのです。男性たちに聞いたところ、多くの人がダニエラさんが一番魅力的な女性だとおっしゃるので、教えていただこうと思ってやってきた次第です」
「ぶはっ! す、すまん。そんなわけで、ダニエラ、どうする?」
ぽかんとしていたダニエラだったが、おかしそうに笑うとシャルロッテを見つめた。
「いいわ。だけど、私は高いわよ?」
「お、お金なら大丈夫です。私がお預かりしております」
後ろで控えていたオリビアが緊張しながら声を上げた。
「じゃあ、これから私の部屋へ案内するわ。1時間、お話ししましょう。そこの女の子も一緒においでなさいな。あなたの主も緊張するだろうからね」
こうして、ダニエラの部屋でシャルロッテとオリビアは特別授業を受けることになったのだ。
「それで? 閨事の知識はどの程度あるの?」
「えーっと、勉強を始めたばかりでして。旦那様がくださった教本はこれなんですが難しくて」
シャルロッテは持参した“氷の貴公子と薔薇乙女の恋”をダニエラに手渡した。
「へぇ、恋愛小説で閨事を勉強しろと? 知的な旦那様なのか、好きなプレイが載っているのか、はたまたロマンティストか」
パラパラ読んでみて、これでわかるの?とダニエラが首を傾げる。
「う~ん、少し難しい教本ね。どうしようかしら……。ちょっと待っててね」
そういうと、ダニエラは娼館に来たばかりの子に使うという、娼婦用の教材を持って来てくれた。
「貴族の令嬢は閨事を絵で勉強することが多いんだけど、だいたい結婚相手に任せればいいって指導されるわ。特に家庭教師が年輩の女性だとその傾向は高いわね」
だから、もしも家庭教師がついていても、あまり知識は得られなかったかもね、とダニエラは口にする。
「だけど、私は女性もきちんと知っておいた方がいいと思うの。だって違う穴に入れそうになった時、さりげなく体をずらしてこっちよ、って教えてあげられるじゃない?」
「はあ」
首をかしげるシャルロッテとオリビアに、ダニエラは本を広げた。
「この絵を見て。こっちが男で、こっちが女。体の仕組みが全然違うの。で、閨事というのは、これをここに入れるの。男のものをペニス、女のここを膣といいます」
男のモノを女のアソコに入れることすら知らなかった2人は目を見開き、本のイラストを食い入るように見つめた。
「な、なんと! 男の方の股にはこんなものが……まるで武器のようですね」
「ある意味正解よ。これは時として武器になるの。主に槍として使われるんだけどね、鞭になることもあるわ」
「鞭……?」
「それにしたって、普通は挿入することくらい知っているわ。あなた、いいところのお嬢さんみたいなのに、どうして閨教育されなかったの?」
シャルロッテは大まかに事情を話す。
「そういうわけで、7年経って夫が戻ってきたのですが、手を出してくださらないのです。白い結婚だと離婚になってしまうと聞きました……! 私は旦那様が大好きなのに、どうしたらよいかと途方にくれ、ここに来た次第なのです」
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