【完結】【R18】幼妻は寡黙な最強軍人夫に初夜されたい

魯恒凛

文字の大きさ
13 / 26

13.3P疑惑

しおりを挟む
「上級者になると一対一で閨をするとは限らない、という、あの3Pですよね?」
「多分そうね。詳しくはもう少し大人の階段を登ってからと言われたけど……」

 閨の扉も開いたことがない二人にとって、どうやら隣室では未知の世界が繰り広げられているらしい。

『さあ、自分でここを広げてみて? アラン様によ~く見えるようにね。ほら、早く』
『は、恥ずかしいっ……やだぁ、み、見ないでぇ』
『嘘おっしゃい。ローゼったらアラン様に見られてこんなにお豆を膨らめてるくせに。見られて感じちゃうなんて、いやらしい子ねぇ』

 ごくりと唾を飲むオリビアの横でシャルロッテは首を傾げた。声を潜め尋ねてみる。

「ねぇ、オリビア。見られて感じて膨らむお豆って何?」
「うーん。私も今それを考えているところです」

 壁越しに聞こえる艶めかしい声に、2人はなけなしの想像力を掻き立てる。隣室では、どうやらローゼを責め立てているようなのだが、この手の話に疎い2人には何が何だかよくわからない。
 だが、ローゼの甘く切ない声色になぜだか下腹部の奥がじれったく疼くのを感じ始めていた。

『……蜜がどんどん溢れてくるわ。まだ触ってもいないのにこんなに潤んで……。スン、酸っぱい匂いがするわ。ここは一体どんな味なのかしら……』
『あぁっ……ダニエラさまぁ、そんなにお顔を近づけないでぇ』
『ペロペロされてイッちゃうところ、アラン様に見てもらいましょうね』
『あぁっ!すごいっ!ベロが、私のお豆を転がしてっ! あぁっ、クルクルされると気持ちいぃのぉ』
『健気に勃起して、もっともっとって言ってるわ。鞘からお豆がひょっこり顔を出してきたわよ……ほら、中からも一緒に攻めてあげる』
『ああっ! あっあっあっ、』
『もうびしょびしょ。まだ指1本なのにきつきつね……ほら、2本入っちゃったわ。おいしそうに私の指を咥え込んでるわよ。聞こえる? ぐちょんぐちょん、すごい音ねぇ』

 物置にいる2人は、きゅっと下唇を噛みながら顔を見合わせる。

 ……豆が健気に一念発起?

 オリビアがシャルロッテに耳打ちする。

「この辺のことは、またダニエラさんに教わりましょう。言ってる本人ですし」
「そうね。オリビア、後でメモを取っておいてね」

『あっあっ、そんなにされたら、イッてしまいますっ! ああっ、だ、だめっ!』
『ちゅぱっ、ほらっ、イッちゃいなさいな、アラン様にいやらしいアヘ顔見られてイけっ』
『イクッ!イクッ! イック~~~~っ!…………んぁっ! ……はぁ、はぁ、…………やぁ、……もう、やだぁ! イッたから、もうイッてるからぁ』

 シャルロッテとオリビアは、なんだか胸がドキドキしていた。

「な、何が起こったのかしら。どこかに行ったの? 行ってないの?」
「どこにも行ってないように聞こえますが……そ、それより、アラン様は本当にこの部屋にいるんですかね?」
「オーナーはこの部屋にいるって言ってたけど、声が聞こえないわよね。元々無口な方だけど……」


『そろそろ、入れられそうか?』


「……! アラン様のお声ですね」
「う、うん。このぼそぼそとしたバリトンボイスは間違いないわ。それで、入れるって言った? やっぱり……アラン様、……ペニスをローゼさんの膣に入れるおつもりなのね」

 オリビアは真っ赤な顔でシャルロッテをたしなめた。

「お嬢様! なんて卑猥なお言葉を……!」
「じゃあ、なんて言ったらいいの?」
「うーん……神聖なる剣を神秘の大地へ突き立てるとか……?」
「なんだか冒険物語みたいね」
「そうですね……」

 眉間に皺を寄せ、見つめ合うふたりの耳に、艶かしい声が聞こえてくる。

『やはり俺の大きさではその子に入る気がしないんだが大丈夫か?』
『大丈夫よ、アラン様。これだけ解したんだもの、そろそろいけるはずだわ。一度試してみましょう』
『あっ、んんっ、んーっ!  ああっ! アラン様の極太な雄槍が入ってくるぅ! ああっ!壊れちゃうぅ!』
『……ちゃんと入ったのか?』
『アラン様ったら心配性なんだから。女のここはその気になればどんな男もしっかり掴まえられるようになってるのよ? ほんとにお優しいことですわね。……ほら、ローゼ。ご褒美に乳首をちゅうちゅうしながらズブズブしてあげるわね』
『きゃあっ! おかしくなる! やぁん! あっあっ!』
『ほら、クリちゃんも捏ねてあげる。気持ちいいでしょう?』
『ああっ! 気持ち良すぎて、死んじゃいます! おっきいオチンポが、ああっ! 奥にあたるのぉ! あぁっ! クニクニもトントンも気持ちイイ──ッ! イ、イッぐぅ!!』
『あら、もうイッちゃったの? プシャーっと潮まで吹いて相当気持ちよかったのね。さぁ、今度は四つん這いよ。どこまで雄槍を刺しこめるのか確認しましょう』
『ああっ、お、お許しください……、や、休ませてぇ』

 ごくりと唾を飲み込み、カッと目を見開いたオリビアだったが、悲しそうなシャルロッテに気づき、眉を下げた。

「お嬢様、ここは娼館です。アラン様が足を踏み入れた時点でこうなっていることはご存知だったじゃないですか」
「うん……男の人は欲を吐き出さないといけないんでしょう? だけど、私には全然触れてくれないのに……」

 しょんぼりするシャルロッテの背中をオリビアはそっと撫でた。

「お嬢様。アラン様は……3人じゃないと気持ちが乗らないとか、誰かに見られないといやらしい気持ちにならないのかもしれません」
「えぇっ?」
「ほら、ダニエラさんも言ってたじゃないですか。人それぞれ性癖があって、それは髪の色が個々に異なるように個性だと」
「性癖……確かに、誰でも持ってるって言ってたわね。そっか。……なんだか、もっと勉強しないと到底手を出してもらえない気がしてきたわ。私、性癖も何も、普通だもの」
「お嬢様、私も協力いたします。お嬢様は少し女性らしさが足りませんが、まだ素材の状態ですから何とかなります、多分。おっぱいは武器になりませんでしたが、魅力的なお尻になるように頑張れば大丈夫ですよ……! アラン様に手を出していただけるよう、頑張りましょう」
「うん……! よろしくね、オリビア」

 こうして2人は、オーナーにお礼を言うと娼館を後にしたのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

【完結】嫌われ令嬢、部屋着姿を見せてから、王子に溺愛されてます。

airria
恋愛
グロース王国王太子妃、リリアナ。勝ち気そうなライラックの瞳、濡羽色の豪奢な巻き髪、スレンダーな姿形、知性溢れる社交術。見た目も中身も次期王妃として完璧な令嬢であるが、夫である王太子のセイラムからは忌み嫌われていた。 どうやら、セイラムの美しい乳兄妹、フリージアへのリリアナの態度が気に食わないらしい。 2ヶ月前に婚姻を結びはしたが、初夜もなく冷え切った夫婦関係。結婚も仕事の一環としか思えないリリアナは、セイラムと心が通じ合わなくても仕方ないし、必要ないと思い、王妃の仕事に邁進していた。 ある日、リリアナからのいじめを訴えるフリージアに泣きつかれたセイラムは、リリアナの自室を電撃訪問。 あまりの剣幕に仕方なく、部屋着のままで対応すると、なんだかセイラムの様子がおかしくて… あの、私、自分の時間は大好きな部屋着姿でだらけて過ごしたいのですが、なぜそんな時に限って頻繁に私の部屋にいらっしゃるの?

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件

三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。 ※アルファポリスのみの公開です。

男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました

春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。 名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。 誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。 ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、 あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。 「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」 「……もう限界だ」 私は知らなかった。 宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて―― ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です

氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。 英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。

処理中です...