19 / 19
番外編
書籍化御礼SS③ フランシスと回復薬
しおりを挟む
王宮の一隅、薬草の香りと静謐なざわめきが満ちる研究所。かつては手いっぱいだったヘシュキアの問題も今やほぼ過去のものとなった。
増え続ける資料の重みに棚は軋み、人員があふれる廊下には夢と笑い声が絶えない。研究所の規模は日ごとに膨らみ、予算の桁も一つ増えた。
所長であるフランシスは研究所の運営を舵取りしながらも、リディアーヌと共に新しい薬の研究に励んでいる。
(リディアーヌちゃんのおかげで不可能はない気すらしてくるな)
フランシスは何年もの間、ヘシュキアの研究に情熱を捧げてきた。国家を巻き込む苦悩と執念の果てに一区切りついた今、新しい挑戦で満たされる日々を過ごしている。
つい先日も、後回しにされていた『耳の血行促進クリーム』の開発に成功し、冬場耳が冷えすぎて感覚が鈍るうさぎ獣人を大いに喜ばせたところである。
フランシスはさっそく次の新薬に取りかかろうと、愛しい妻へと振り返った。
「リディアーヌちゃん、次は鳥獣人向けの羽根ローションにしない? 羽根の抜け替わり期のかゆみ止めが欲しいって鳥族から――って、何考えてるの?」
そこには机に頬杖をつき、どこか遠い場所を眺め、ぼうっと考え事に耽るリディアーヌの姿。いつも忙しなく動いているのに珍しい。声を掛けると、リディアーヌはふわりとはにかみ、曖昧な微笑みを返してきた。
「あっ……その、皆さんの困っていることを解決できたらいいなあって」
そんな様子に、フランシスは小さく苦笑いをした。何でも一人で背負おうとする、リディアーヌの悪い癖だ。
フランシスは部屋の片隅に詰まれていた丸椅子を引っ張り出すと、リディアーヌの隣へ置いて腰掛けた。
リディアーヌが何か悩んでいる、もしくはやりたいことがあるのなら、夫として全力で叶えるつもりでいる。王族としての権力を惜しみなく使うつもりだし、自分では役不足なのなら、トバイアやオーウェンを巻き込むこともいとわない。
「で、本当は何考えてたの? 隠さないで聞かせて」
「えっと……次は何を作ったらいいかなって」
「本当のところは?」
ひとつ息を吐き、距離を詰めてそっと覗き込めば、ヘーゼル色の瞳が揺れる。「恥ずかしいです」とフランシスを両手で押したリディアーヌは、小さく折れたように口を開いた。
「わかりました、言いますね。……その、他の獣人の女性たちは毎朝きちんと起きられているのかしら、って。なかなか聞く相手がいなくて……」
顔を赤らめるリディアーヌに、フランシスはぴんときた。
「あ~、一晩中むつみ合って、獣人の女性は朝から元気かってこと? リディアーヌちゃんは毎回翌日ダウンしてるもんね」
トバイア、オーウェン、フランシス。三者三様の蜜夜を過ごしても、翌日のリディアーヌが起き上がれないことは共通点でもある。
「あの、私は夫が三人だけですけど、法律的に最低三人なんですよね? ってことは、もっとたくさん夫がいる人もいるんですよね?」
「うん、そうだね」
「そんなにたくさん夫がいたら、獣人の女性だって疲れるんじゃないのかなと思うんです。だから、疲れがとれる栄養ドリンクとか作れないかなあって」
その言葉にフランシスは目を丸くした。今までになかった発想だったからだ。
三大欲求だけあって、性欲が強い獣人は多い。種族の繁栄の目的であることに加え、一妻多夫という独特な制度のため、エクランド王国は性に関しては比較的オープンだ。
媚薬は山ほど作ってきた。けれど、事後に疲れを回復する薬だなんて、ひ弱なリディアーヌならではの発想ではないだろうか。それこそ、女性の研究員がいなかったから気がつかなかったことでもある。そのうえ、リディアーヌの言葉も一理あるような気がした。
(たしかに、リディアーヌちゃんは俺たちが交代制で夜の生活を回しているけど、もっと大勢の夫を一晩で相手にする女性だっている……夜が明けても休む間もなく)
そのとき、フランシスはふと思いついたことがあった。
リディアーヌに視線を返せば、どこか嫌な予感といったように、顔を引きつらせる。
「うん、リディアーヌちゃん。需要がありそうだから、とりあえず作ってみようか」
*
こうして、二人で調べて話し合いを重ね、試作を繰り返して完成したのが、回復薬だ。水分補給をかねて爽やかなマスカット味にしてみた。口に含むと、みずみずしい甘さの中に、じわりと体温がほどけていく。
「味はおいしいですね。これなら薬って感じがしないし、飲みやすくていいと思います」
「うん。これは効果も期待できそうだね。ドリンクタイプだから即効性もある」
「でも、これだと日持ちはしないかもしれないですね」
懸念を抱きつつも嬉しそうなリディアーヌの隣へ、フランシスがすっと身を寄せる。
「じゃあ、さっそく確かめてみようか」
「……はい?」
「結果、知りたいでしょう?」
じりじりと近づき、リディアーヌを壁際に追い詰めるフランシス。ぐいっとその体を引き寄せると、右手がリディアーヌの背中から腰の曲線を確かめるように、なまめかしく動く。空気が一気に甘くなった。
「んっ……ちょっと待ってください。フランシス、ここは研究所です。研究員のみんなが――って、あれ?」
ふと周囲を見回し、部屋に二人きりなことに気づいたリディアーヌが、目を丸くする。フランシスはそっと耳元へと唇を寄せた。
「さあ。最短で君を抱き潰すにはどうしたらいいかな。ぐちゃぐちゃにして潮を何度も吹かせたらいい? それとも、長い舌で奥の奥まで舐めあげたら……どうなるかな?」
言いながらゆるやかに唇を塞ぎ、口腔内を優しく舌でかき回す。そっと歯の裏をくすぐると、リディアーヌの瞳が涙でにじみ、頬が林檎のように染まっていく。深く舌を差し込みながら服をこっそり脱がせていくと、彼女は小さく抵抗を示した。
「んっ……あふっ……、お願い、フランシス……ここじゃ嫌……んっ」
深い口づけを交わしながらリディアーヌを下着姿にすると、その両手を自分の首に絡ませ、フランシスはリディアーヌを抱き上げた。数歩歩いてテーブルの上にそっと座らせる。舌を離し、小さくささやいた。
「ちょっとだけ待ってて」
そう言ったフランシスは棚の引き戸から大きな箱を取り出す。何をされるのかと涙目のリディアーヌに、フランシスはくすりと笑う。
箱から取り出したのは、美しいドレスだった。
フランシスはリディアーヌを立たせると、ドレスを着せていく。ぎこちなくも真剣な仕草に、リディアーヌは目を瞬かせる。
「……え?」
「俺、人に着せてもらうことはあっても、着させるの初めてだからよくわかんないんだけど。これで合ってる?」
「うん……ねえ、フランシス。このドレス、用意してたの?」
「まあね。いつか使うだろうと思って」
髪を指先で編み込み、最後に鏡の前へ。見慣れないドレス姿に戸惑うリディアーヌを、フランシスは背後から抱きしめて、そっと耳元でささやいた。
「今ここでリディアーヌちゃんを抱くと歯止めがきかなくなるから、やめておくよ。その代わり、今晩は覚悟していてね」
「お、お手柔らかにお願いします……」
「じゃあ、さっさと謁見して家に帰ろう?」
「謁見?」
「うん。姉が新しく第五王配を迎えて大変らしいんだ」
「王配ってことは……」
にっこり笑ったフランシスは、リディアーヌの頭にティアラを載せた。
「忘れてない? 譲位で同腹の姉が女王になった今、リディアーヌちゃんは王弟妃だよ」
「そ、そうでしたね。王弟妃……」
「俺たちはずっと研究ばかりしてきたけど……ようやく一段落ついたじゃん? これからは、王弟と王弟妃としての務めも増えると思う。研究所だけじゃなくて……国のためにも、一緒に頑張ってくれる?」
リディアーヌに重荷を背負わせるつもりはない。もし、研究だけしていたいというのならもちろんその通りにするつもりだ。ただ、もし隣にいてくれるのなら――
リディアーヌは一瞬だけ驚いたような顔をすると、ふわりと微笑んだ。
「もちろんです。私はフランシスの妻ですから」
その返事に、フランシスは安堵と誇らしさを滲ませながら、そっと彼女の手を引いた。
研究者としての顔も持つ王弟夫妻は、薬の開発だけでなく、エクランド王国の発展にも大きく寄与したとして後世に名を残すことになる。
――けれど、それはまた別の話。
完
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。
改めまして、たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございました。
書籍は1月13日(火)出荷予定、店頭には15日頃に並ぶ予定です。
電子書籍は各サイトで配信されますので、ぜひWeb版との違いをお楽しみいただければと思います。
増え続ける資料の重みに棚は軋み、人員があふれる廊下には夢と笑い声が絶えない。研究所の規模は日ごとに膨らみ、予算の桁も一つ増えた。
所長であるフランシスは研究所の運営を舵取りしながらも、リディアーヌと共に新しい薬の研究に励んでいる。
(リディアーヌちゃんのおかげで不可能はない気すらしてくるな)
フランシスは何年もの間、ヘシュキアの研究に情熱を捧げてきた。国家を巻き込む苦悩と執念の果てに一区切りついた今、新しい挑戦で満たされる日々を過ごしている。
つい先日も、後回しにされていた『耳の血行促進クリーム』の開発に成功し、冬場耳が冷えすぎて感覚が鈍るうさぎ獣人を大いに喜ばせたところである。
フランシスはさっそく次の新薬に取りかかろうと、愛しい妻へと振り返った。
「リディアーヌちゃん、次は鳥獣人向けの羽根ローションにしない? 羽根の抜け替わり期のかゆみ止めが欲しいって鳥族から――って、何考えてるの?」
そこには机に頬杖をつき、どこか遠い場所を眺め、ぼうっと考え事に耽るリディアーヌの姿。いつも忙しなく動いているのに珍しい。声を掛けると、リディアーヌはふわりとはにかみ、曖昧な微笑みを返してきた。
「あっ……その、皆さんの困っていることを解決できたらいいなあって」
そんな様子に、フランシスは小さく苦笑いをした。何でも一人で背負おうとする、リディアーヌの悪い癖だ。
フランシスは部屋の片隅に詰まれていた丸椅子を引っ張り出すと、リディアーヌの隣へ置いて腰掛けた。
リディアーヌが何か悩んでいる、もしくはやりたいことがあるのなら、夫として全力で叶えるつもりでいる。王族としての権力を惜しみなく使うつもりだし、自分では役不足なのなら、トバイアやオーウェンを巻き込むこともいとわない。
「で、本当は何考えてたの? 隠さないで聞かせて」
「えっと……次は何を作ったらいいかなって」
「本当のところは?」
ひとつ息を吐き、距離を詰めてそっと覗き込めば、ヘーゼル色の瞳が揺れる。「恥ずかしいです」とフランシスを両手で押したリディアーヌは、小さく折れたように口を開いた。
「わかりました、言いますね。……その、他の獣人の女性たちは毎朝きちんと起きられているのかしら、って。なかなか聞く相手がいなくて……」
顔を赤らめるリディアーヌに、フランシスはぴんときた。
「あ~、一晩中むつみ合って、獣人の女性は朝から元気かってこと? リディアーヌちゃんは毎回翌日ダウンしてるもんね」
トバイア、オーウェン、フランシス。三者三様の蜜夜を過ごしても、翌日のリディアーヌが起き上がれないことは共通点でもある。
「あの、私は夫が三人だけですけど、法律的に最低三人なんですよね? ってことは、もっとたくさん夫がいる人もいるんですよね?」
「うん、そうだね」
「そんなにたくさん夫がいたら、獣人の女性だって疲れるんじゃないのかなと思うんです。だから、疲れがとれる栄養ドリンクとか作れないかなあって」
その言葉にフランシスは目を丸くした。今までになかった発想だったからだ。
三大欲求だけあって、性欲が強い獣人は多い。種族の繁栄の目的であることに加え、一妻多夫という独特な制度のため、エクランド王国は性に関しては比較的オープンだ。
媚薬は山ほど作ってきた。けれど、事後に疲れを回復する薬だなんて、ひ弱なリディアーヌならではの発想ではないだろうか。それこそ、女性の研究員がいなかったから気がつかなかったことでもある。そのうえ、リディアーヌの言葉も一理あるような気がした。
(たしかに、リディアーヌちゃんは俺たちが交代制で夜の生活を回しているけど、もっと大勢の夫を一晩で相手にする女性だっている……夜が明けても休む間もなく)
そのとき、フランシスはふと思いついたことがあった。
リディアーヌに視線を返せば、どこか嫌な予感といったように、顔を引きつらせる。
「うん、リディアーヌちゃん。需要がありそうだから、とりあえず作ってみようか」
*
こうして、二人で調べて話し合いを重ね、試作を繰り返して完成したのが、回復薬だ。水分補給をかねて爽やかなマスカット味にしてみた。口に含むと、みずみずしい甘さの中に、じわりと体温がほどけていく。
「味はおいしいですね。これなら薬って感じがしないし、飲みやすくていいと思います」
「うん。これは効果も期待できそうだね。ドリンクタイプだから即効性もある」
「でも、これだと日持ちはしないかもしれないですね」
懸念を抱きつつも嬉しそうなリディアーヌの隣へ、フランシスがすっと身を寄せる。
「じゃあ、さっそく確かめてみようか」
「……はい?」
「結果、知りたいでしょう?」
じりじりと近づき、リディアーヌを壁際に追い詰めるフランシス。ぐいっとその体を引き寄せると、右手がリディアーヌの背中から腰の曲線を確かめるように、なまめかしく動く。空気が一気に甘くなった。
「んっ……ちょっと待ってください。フランシス、ここは研究所です。研究員のみんなが――って、あれ?」
ふと周囲を見回し、部屋に二人きりなことに気づいたリディアーヌが、目を丸くする。フランシスはそっと耳元へと唇を寄せた。
「さあ。最短で君を抱き潰すにはどうしたらいいかな。ぐちゃぐちゃにして潮を何度も吹かせたらいい? それとも、長い舌で奥の奥まで舐めあげたら……どうなるかな?」
言いながらゆるやかに唇を塞ぎ、口腔内を優しく舌でかき回す。そっと歯の裏をくすぐると、リディアーヌの瞳が涙でにじみ、頬が林檎のように染まっていく。深く舌を差し込みながら服をこっそり脱がせていくと、彼女は小さく抵抗を示した。
「んっ……あふっ……、お願い、フランシス……ここじゃ嫌……んっ」
深い口づけを交わしながらリディアーヌを下着姿にすると、その両手を自分の首に絡ませ、フランシスはリディアーヌを抱き上げた。数歩歩いてテーブルの上にそっと座らせる。舌を離し、小さくささやいた。
「ちょっとだけ待ってて」
そう言ったフランシスは棚の引き戸から大きな箱を取り出す。何をされるのかと涙目のリディアーヌに、フランシスはくすりと笑う。
箱から取り出したのは、美しいドレスだった。
フランシスはリディアーヌを立たせると、ドレスを着せていく。ぎこちなくも真剣な仕草に、リディアーヌは目を瞬かせる。
「……え?」
「俺、人に着せてもらうことはあっても、着させるの初めてだからよくわかんないんだけど。これで合ってる?」
「うん……ねえ、フランシス。このドレス、用意してたの?」
「まあね。いつか使うだろうと思って」
髪を指先で編み込み、最後に鏡の前へ。見慣れないドレス姿に戸惑うリディアーヌを、フランシスは背後から抱きしめて、そっと耳元でささやいた。
「今ここでリディアーヌちゃんを抱くと歯止めがきかなくなるから、やめておくよ。その代わり、今晩は覚悟していてね」
「お、お手柔らかにお願いします……」
「じゃあ、さっさと謁見して家に帰ろう?」
「謁見?」
「うん。姉が新しく第五王配を迎えて大変らしいんだ」
「王配ってことは……」
にっこり笑ったフランシスは、リディアーヌの頭にティアラを載せた。
「忘れてない? 譲位で同腹の姉が女王になった今、リディアーヌちゃんは王弟妃だよ」
「そ、そうでしたね。王弟妃……」
「俺たちはずっと研究ばかりしてきたけど……ようやく一段落ついたじゃん? これからは、王弟と王弟妃としての務めも増えると思う。研究所だけじゃなくて……国のためにも、一緒に頑張ってくれる?」
リディアーヌに重荷を背負わせるつもりはない。もし、研究だけしていたいというのならもちろんその通りにするつもりだ。ただ、もし隣にいてくれるのなら――
リディアーヌは一瞬だけ驚いたような顔をすると、ふわりと微笑んだ。
「もちろんです。私はフランシスの妻ですから」
その返事に、フランシスは安堵と誇らしさを滲ませながら、そっと彼女の手を引いた。
研究者としての顔も持つ王弟夫妻は、薬の開発だけでなく、エクランド王国の発展にも大きく寄与したとして後世に名を残すことになる。
――けれど、それはまた別の話。
完
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。
改めまして、たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございました。
書籍は1月13日(火)出荷予定、店頭には15日頃に並ぶ予定です。
電子書籍は各サイトで配信されますので、ぜひWeb版との違いをお楽しみいただければと思います。
274
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
(第18回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございました!)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
余命わずかな私は、好きな人に愛を伝えて素っ気なくあしらわれる日々を楽しんでいる
ラム猫
恋愛
王城の図書室で働くルーナは、見た目には全く分からない特殊な病により、余命わずかであった。悲観はせず、彼女はかねてより憧れていた冷徹な第一騎士団長アシェンに毎日愛を告白し、彼の困惑した反応を見ることを最後の人生の楽しみとする。アシェンは一貫してそっけない態度を取り続けるが、ルーナのひたむきな告白は、彼の無関心だった心に少しずつ波紋を広げていった。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも同じ作品を投稿しています
※全十七話で完結の予定でしたが、勝手ながら二話ほど追加させていただきます。公開は同時に行うので、完結予定日は変わりません。本編は十五話まで、その後は番外編になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。