出会った黒猫に心奪われる

aira

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歴史は変わるもの

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~黒豹side~

私が持って生まれた呪いは狼牙によって緩和された
書物は所詮昔の話…今現状が真実なんだろう
それを伝える事と一族に狼牙を紹介するため本家へ
狼牙と付き合ってわかった事…
常に一緒に居るし狼牙が仕事で居れない時は
澪旺か澪明が傍にいる
夜の散歩(喧嘩)は許可なしでは行けない
(ほぼ却下される)全くもって拘束の激しい狼だ…
私は自由に遊びたいそんな事言うと
「あ?お仕置きされたい?」
と帰ってくるからもう言わない

「黒豹そろそろ着くぞ」
「ん」
「黒豹…緊張してる?」
「いや…嫌悪感満載」
「それには同感」
「ほんとに嫌なんだね…どんな感じ?」
「とにかく古い…」
「自分勝手…」
「狼牙…切れないでね?」
「お前まで…俺はそんなに信用無いのか?」

そんな事言いながら切れる気満々な狼牙
嫌悪感満載で本家離れしそうな澪旺
これからの対応で苦笑いする篭蛇
当主は私でも表向きは大叔母様である…
何を言われても無視をしよう
そう言い聞かせ本家の大門前
ードンドン

「お待ちしておりました黒豹様御一行様
…こちらへどうぞ」

大叔母様の付き人蒼寧(アオネ)
私が当主である事に不満を漏らす1人
家の中に入り廊下を歩く

「俺の家に創りは似てるな…」
「大屋敷って点では同じだしね」
「こちらの部屋でお待ち下さい」

そういうや否や踵を返す
ほんとに嫌なんだね…殺してやろうか

「黒豹…殺気抑えないと蒼寧さん肩震わせてたよ?」
「お前の殺気は本職の俺らでも怖い」
「狼牙…私は…殺し専門」
「てか、狼牙でも怖いものあったんだ?」
「あ?」
「あ、ごめん」
「…静かに」

ートントン

「はい」
「お久しぶりです黒豹さん」
「お久しぶりです大叔母様」
「本日はどの様なご要件で?」
「はい…私の呪いの話と紹介したい人が居ます」
「そうですか…ではまず呪いからお伺いします」
「はい…書物通り運命の出逢いました…
ですが呪いが解けるというのは発作的に
猫に成るのではないという意味でした」
「…そうでしたか
澪旺さんこれを暦書には?」
「はい、記載しております」
「分かりました…
では紹介したい人をお願いします。」
「はい…私猫牙黒豹ここに居る
珠華狼牙…珠華組若頭様と
婚約させて頂きたくお連れしました」
「(は?お付き合いじゃねぇのかよ!!
てか黒豹普通に喋れんじゃねぇか!!)」
「黒豹さん…珠華組と言えば
ここら一帯を組み仕切る極道のお方では?」
「左様でございます」
「では私達一族のお話は?」
「既にしております…もし、お許し頂けないなら
私は一族を滅ぼすか一族を捨てる所存でございます」
「「(マジかよ…怖…)」」
「そこまでのお気持なのですね、分かりました
では、黒豹さんの当主発表と婚約披露を行います」
「有り難き幸せ…
恐れ入ります…大叔母様
本日婚約に付きお願いがございます…」
「どの様な?」
「珠華家との同盟をお願いさせて頂きたい所存です」
「珠華組と…」
「はい、猫牙一族は隠密を珠華組は政界の暗部分を生業としています…その為一族共に
同盟として申し分無くまた莉飆家にも恩恵がある
と私は考えます」
「…そうですか、当主がそうお考えならお試しなさい」
「ありがとうございます…」
「「「ありがとうございます」」」
「では、後ほど通達の者を寄越します」
「本日はお忙しい中ありがとうございました」

~~

「黒豹ちゃんって…喋れるんだ」
「違う違う…アレ大叔母様相手だけ」
「は?」
「…」
「ほらね…疲れて言葉出て無い…
あぁしないと煩いの大叔母様は…
でも黒豹の唯一の味方なのよ?」
「ん?どうゆう事だ?」
「一族の中で黒豹の味方は3人しかいなかった…
その内2人は反逆として殺された
だから前当主の大叔母様だけが味方なの」
「…呪い…怖い…嫌う」
「片言で話すと余計分かりずれぇよ…」
「とりあえず黒豹は猫牙の表も裏も当主になったし?
後は狼牙のお義父さんだけね」
「あぁ…黒豹明日頼めるか?」
「(頷く)」
「ん、なら今日は帰るか」

狼牙…怒らないんだ…
付き合う飛ばして結婚って行ったのに

「…黒豹」
「?」
「俺は嬉しかったから」
「!!」
「俺の傍に居ろよ」
「拒否権…無い…でしょ?」
「まぁな」

嬉しい…狼牙も同じなんだ…
明日…頑張ろう
そう感傷に浸りながら家に帰り猫になって眠る
実は猫の方が楽だったりする
狼牙は嫌みたいで何かと
「今日もお預けかよ」
って嘆いてる…今度澪旺に意味を聞こうかな…
とりあえず疲れたから丸まると狼牙も横になってくれた
因みに私の片目は狼牙が義眼をくれた
色は狼牙と同じ灰色だ…私は気に入ってるので
コンタクトは着けないでいる
それを嬉しそうに見る狼牙と今日も眠りについた
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