出会った黒猫に心奪われる

aira

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狼の唯一は猫

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ー狼牙sideー

1体何が起きた?
鴉山が挑発し黒豹が俺達を信じて攻撃して…
黒豹の後ろには澪旺が居て?何故黒豹が倒れてる?
片目から止めどなく血が流れて…鴉山…殺す…
俺はここで理性が切れたらしい…
気が着けば篭蛇が俺の片腕を止めて
もう片方は鴉山の胸ぐらを掴んでいた
黒豹はどうなった?今どんな状況だ!?

「若、落ち着いて下さい
とりあえず黒豹ちゃんは無事で澪明の家に居ます
今回の件で鴉山の若頭は再起不能…
組長に説明し鴉山は解散されます」
「あぁ…篭蛇…」
「今回は黒豹ちゃんを除いて怪我人は居ません…
只の族の喧嘩ならここまでなりません
ですが鴉山はあくまで一般人しかも珠姫になる方
に手を出しました…よって組が動きました」
「…組に戻るぞ」
「はい」

篭蛇と共に車に乗ると動きだした
黒豹の側に行きたいが組が動いた以上説明がいる
親父に説明して黒豹の体調次第で連れてくるか…
組に戻ると部下が挨拶してくるが片手で制す
親父達の居る新月の間に着く
ーコンコン

「親父…俺だ」
「入れ」
「失礼します…
親父…今回はすまなかった」
「説明しろ」
「はい…俺の大事な女が因縁の相手に撃たれ
俺はそのままブチ切れて殴り続けました…
篭蛇が素早く対応し組のお陰で今回は納まりました」
「そうか…篭蛇から聞いたと思うが鴉山は解散
それに伴い俺ら珠華組が関東No.1だ」
「はい」
「次来る時は大事な女連れてこい
今日はお咎め無しだが…次は我を失うなよ 」
「承知…ありがとうございました」

親父からお許しも出てとりあえず風呂に入る
黒豹の事が気になって仕方なかった

「篭蛇…」
「はい、外に車を待たしてあります」
「…今日は済まなかったな」
「いえ…若ご無事で何よりです…」

何だかんだ言ってこいつは本当に頼りになるな
そう思いながら車に乗り澪明の家へ向かう
家の前に澪明が居た

「澪明…黒豹は?」
「今澪旺が処置し何とか峠は超えました」
「そうか…」
「お兄ちゃん…黒豹目を醒ましたよ
あら?狼牙来てたの」
「あぁ…黒豹に会わせてくれるか?」
「えぇ…今はまだ猫だけど」
「?」
「今日は17年目の満月なの…
だからいつもより猫の時間が長いの」
「そうか…」

黒豹の元へ向かいながら話を聞く
ーガラッ
扉を開けるとベットの上に丸まってる黒豹
音に気が付きこちらを見る
顔半分が包帯で見えない

「黒豹…他に怪我は?」
「ミャア…ニャーアゴ(いや…大丈夫)」
「そうか…無理するなよ…」
「ゴロニャン(ごめん)
ナァウミャアン?(どうなった?)」 
「鴉山は解散で黒鵜は俺たち組の者が処理する
お前には一切手を出させない」
「グルミャア(そう)」
「今日は大人しく寝とけ?俺は帰…
黒豹…帰りたくなくなるからやめろ…」
「ミニャ(嫌)」
「はぁ…篭蛇俺今日ここに居る…澪明いいか?」
「はい…布団はそこでもいいですか?」
「あぁ構わん」
「では、若また明日お迎えに上がります
澪旺ちゃんごめんね?」
「いいえ…黒豹が初めて我儘言ってくれて嬉しいよ」
「レニャアン…ミャーウニャ(澪旺…ありがとう)」

黒豹はそう言い眠りに着いたようだ
俺も寝るとするか…疲れた…

~翌日~

「狼牙…起きて…」
「ん?…黒豹…大丈夫か?」
「ん、大丈夫」
「包帯グルグル状態でか」
「…殺す…」
「クク 冗談だ…それより澪明達は?」
「買い物」
「そうか…何時?」
「…12時30分」
「良く寝たな…黒豹はまだ寝てろよ」
「…一緒…」
「!!…はぁ…黒豹…お前に言いたい事がある」
「?」
「俺はお前が好きだ…お前を組に迎えたい」
「…猫牙とは?」
「それは黒豹次第だ」
「…1度一族に話す」
「おぉ…呪いが解けるのは運命の人か…」
「狼牙…それ…」
「ん?澪旺から聞いたが」
「呪いは…解け無い…」
「は?」
「狼牙~黒豹は言葉足らずなのよ?」
「澪旺!!」
「こら黒豹…安静にしてないと狼牙と離すはよ?」
「…やだ…」
「ちょ、ちょっと待てどうゆう事だ?」
「確かに書物にはそう書かれていたけれど
何千年も前の暦書よ?
実際は黒豹を見た方が早いのよ」
「それはそうだ…で?呪いが解けないとは?」
「黒豹?」
「ん…」

そう澪旺が合図をし黒豹が頷くと瞬く間に黒猫に
は?いつも痛がってたのに?俺が驚いていると

「実際はね呪いは解けないけれど
猫になるのは自分の意思…つまり今迄の様に
発作として猫になる事は無くなるって事よ」

痛みも無いみたいだしねって後ろで澪旺が言う
黒豹は俺の膝の上で丸まってる…
まぁいい…か…とりあえずは受け入れてくれたし
黒豹…愛してる…一緒大事にしてやるからな…
そう思い頭を撫でる
喉を鳴らしながら嬉しそうな黒豹…幸せだな…
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