121 / 143
第四章 異質殺し
4-36 ──うわき、しちゃったね
しおりを挟む
◇
「たまき」
環、と僕の名前を呼ぶ声がした。僕の名前を、……いや、違う。俺の名前を呼ぶ声がした。
聞き覚えのある声、聞き馴染んでしまった声音。その声の主が誰かと思い出そうとするけれど、気力も思考も上手く回らなかった。
体に悪寒が走っている。震えは止まることなく、人の温もりを奪うように力は抜けていく。目覚めた拍子に瞼を開けて、声の主の方へと視線を移そうとしてみるけれど、すべてに力が入らない。気だるさ以上の重さが身体にのしかかっているような気がする。
呼吸をすることも重たく感じる。肺の中に水が溜まっているような、そんな息苦しさがある。肺の容量が半分になってしまって、息をすることも面倒くさくなってしまう。しんどさが身体を覆っている。
「……ぁ、ぁあ」
それでも、俺の名前を呼んでくれることに対して、なんとか言葉を吐きだそうとしてみる。抱えている酸素は少ないけれど、それでもその声に返さなければいけないと思った。吐き出すべき言葉は思いつかなかったし、そもそも声なんて出せる気力は目の前になかったけれど、何とか上ずった声を出せた。
意識はだんだんとはっきりしてくる。はっきりとするたびに、自分自身が抱えている苦しみや痛み、その辛さが身に反芻してくる。
──頭が痛い。心臓が熱い。息が苦しい。考えたくない。
「う、うぅ……」
嗚咽にもならない声を上げて、身体を動かせないまま悶えて苦しみ続ける。
たまきっ、と慌てた声を耳にする。そこでようやく声の主が誰なのかを思い出す。
「……あ、天音か」
そこでようやく、俺の意識は完全に目覚めた。
◇
長い夢を見ていたような気がする。どれくらいの時間を夢として過ごしていたのかはわからないけれど、寝た甲斐を見いだせないほどに、気だるさは未だに身体にはりついている。おそらく、気だるさだけでは表現できないものもあるだろうが、今はそんな言葉の選択を考える余裕はなかった。
「……ど、うし、て」
どうして、と言いたかった。いろいろと聞きたいことがあった。聞きたいことを優先して、ただ呼吸も曖昧なまま吐き出している。声を出した後、肺にある水を抜くように、大きく息を吸い込んだ。
なぜ、世界はこんなにも暗いのか。
目の前に広がる景色は、どこまでも、いつまでも暗いままなのか。
目の前にあるのは夜よりも暗い底のような景色だ。風景はそこから変わることはなく、天音も灰色のシルエットでしか覗くことはできない。ぼんやりとした明かりしかないような、そんな風に。
どうしてこんなことになっているのか。僕の身に何があったのか。記憶がおぼつかない、聞きたいことはまとまらない。思い出すこともままならない。
息を吸い込む拍子に力を入れた体に痛みが走る。うっ、と痛みをこらえて声を出す。反射的に手は動いて、痛む部分を抑えた。自然と首へと手が触れていて、灰色のシルエットはその部分を触るように、すりすりというように柔らかい手で撫でてくる。人肌の温度が懐かしく感じた。
「……覚えてない?」
天音の声に、俺ははっきりとしない声で、うん、と頷いた。それで彼女が疑問に答えてくれるかはわからない。
「イギリスに来たことは覚えてる?」
俺は頷いて返した。
アリクトエアルで、天音の魔法でイギリスに来たことは覚えている。それは思い出せる。
「出かけたことは?」
俺は曖昧に頷いた。そんな気もするし、そんなことはしていないような気もする。でも、彼女の言葉をきっかけに思い出すのは、天音と一緒に住宅の周辺を歩いていた場面。
「それじゃあ、──アリクトエアルにそのあと行ったことは?」
俺は頷きを返せなかった。そんな記憶を自分の中から見出すことはできなかったから。
──本当にそうか?
声が聞こえた。自分の内側から声が聞こえた。聞こえてきた。いつか、対極が自分の中にいたときと同じように、自分の中から声が聞こえた。
本当にそうか、と問われて、俺は改めて思い出すことにした。
天音と一緒に散歩をした、それは覚えている。その道先で、どうして俺はアリクトエアルに行ったのだろうか。
「……あぁ」
思い出した。フラッシュバックのように記憶が蘇った。
天音と一緒に雑貨店に行ったこと。そこでナイフを購入しようとしたこと。その矢先に人が目の前で消えたこと。それを追いかけてアリクトエアルに行ったこと、そこで魔法使いと出会った。
皴がかるような男の声。老人のような声音に警戒を覚えた。そして、突如として聞こえた詠唱の魔法に、僕はどうしたか。
視界に焼き付いている炎の雨。僕はそれに対処できなかった。何もすることはできず、考えることもできないまま、そうして──。
事態は把握した。ようやく理解できた気がする。自分がどうしてこのような状況になっているのか、どうしてこのような苦しみを抱えているのか。世界がどうして暗いままなのか。それもきちんと理解した。
「思い出せた?」と天音は言った。俺はそれに頷いた。
思い出した拍子に、身体の感覚も取り戻せてくる。それは苦しみにまみれてばかりではあるけれど、それでも先ほどよりも自分が自分である、という自覚を保ててるが故に、きちんと感覚がはっきりする。
「……俺、あの時──」
俺はあの時、自分自身の力で対処をすることができなかった。そんなときに、確かに自分の内側から声が聞こえてきた。そして、その声は確かに体の主導権を握って、そのまま完璧ともいえるくらいの活動をした。
……まさか、自分の首を切るとは、思いもしなかったけれど。
雪冬との模擬戦闘のことを思い出す。あの時も自分でナイフを突き立てて、そうして対処をしていたはずだ。
自分が自分じゃなくなる感覚。久しく感じるその雰囲気に、自分自身で恐ろしくなってしまう。
あの時は葵から輸血してもらって、事なきを得たけれども、今回はそういうこともできないから、今の今まで眠っていたのかもしれない。
そうして、だんだんと視界がはっきりしてくる意識の中で、俺は景色を見つめてみる。暗かった世界はだんだんと着彩が行われて、いつも見ている景色に安堵感を覚える。
だが──。
「──なに、……これ」
左手につなげられている灰色の管のようなもの。というか、医療的に見るチューブ。それは手の甲につなげられており、その管を通って、赤黒い液体が身体の中に侵入してきていることを理解する。
「わたしの血」
天音は平然と答えた。
「血が足りなかったから、わたしの血を輸血しちゃった」
てへ、とでも言いそうな雰囲気で彼女は答える。
輸血、輸血。血が足りないなら仕方ないか、とか、ぼんやり考えるけれど、それ以上に頭の中にちらつくことがあって、いまいちそれを受け入れることができない。
人間の世界での輸血なんて、ただの医療行為でしかないけれど、魔法使いでの輸血というのは──。
「──うわき、しちゃったね」
──冗談きついっすよ、天音さん。
「たまき」
環、と僕の名前を呼ぶ声がした。僕の名前を、……いや、違う。俺の名前を呼ぶ声がした。
聞き覚えのある声、聞き馴染んでしまった声音。その声の主が誰かと思い出そうとするけれど、気力も思考も上手く回らなかった。
体に悪寒が走っている。震えは止まることなく、人の温もりを奪うように力は抜けていく。目覚めた拍子に瞼を開けて、声の主の方へと視線を移そうとしてみるけれど、すべてに力が入らない。気だるさ以上の重さが身体にのしかかっているような気がする。
呼吸をすることも重たく感じる。肺の中に水が溜まっているような、そんな息苦しさがある。肺の容量が半分になってしまって、息をすることも面倒くさくなってしまう。しんどさが身体を覆っている。
「……ぁ、ぁあ」
それでも、俺の名前を呼んでくれることに対して、なんとか言葉を吐きだそうとしてみる。抱えている酸素は少ないけれど、それでもその声に返さなければいけないと思った。吐き出すべき言葉は思いつかなかったし、そもそも声なんて出せる気力は目の前になかったけれど、何とか上ずった声を出せた。
意識はだんだんとはっきりしてくる。はっきりとするたびに、自分自身が抱えている苦しみや痛み、その辛さが身に反芻してくる。
──頭が痛い。心臓が熱い。息が苦しい。考えたくない。
「う、うぅ……」
嗚咽にもならない声を上げて、身体を動かせないまま悶えて苦しみ続ける。
たまきっ、と慌てた声を耳にする。そこでようやく声の主が誰なのかを思い出す。
「……あ、天音か」
そこでようやく、俺の意識は完全に目覚めた。
◇
長い夢を見ていたような気がする。どれくらいの時間を夢として過ごしていたのかはわからないけれど、寝た甲斐を見いだせないほどに、気だるさは未だに身体にはりついている。おそらく、気だるさだけでは表現できないものもあるだろうが、今はそんな言葉の選択を考える余裕はなかった。
「……ど、うし、て」
どうして、と言いたかった。いろいろと聞きたいことがあった。聞きたいことを優先して、ただ呼吸も曖昧なまま吐き出している。声を出した後、肺にある水を抜くように、大きく息を吸い込んだ。
なぜ、世界はこんなにも暗いのか。
目の前に広がる景色は、どこまでも、いつまでも暗いままなのか。
目の前にあるのは夜よりも暗い底のような景色だ。風景はそこから変わることはなく、天音も灰色のシルエットでしか覗くことはできない。ぼんやりとした明かりしかないような、そんな風に。
どうしてこんなことになっているのか。僕の身に何があったのか。記憶がおぼつかない、聞きたいことはまとまらない。思い出すこともままならない。
息を吸い込む拍子に力を入れた体に痛みが走る。うっ、と痛みをこらえて声を出す。反射的に手は動いて、痛む部分を抑えた。自然と首へと手が触れていて、灰色のシルエットはその部分を触るように、すりすりというように柔らかい手で撫でてくる。人肌の温度が懐かしく感じた。
「……覚えてない?」
天音の声に、俺ははっきりとしない声で、うん、と頷いた。それで彼女が疑問に答えてくれるかはわからない。
「イギリスに来たことは覚えてる?」
俺は頷いて返した。
アリクトエアルで、天音の魔法でイギリスに来たことは覚えている。それは思い出せる。
「出かけたことは?」
俺は曖昧に頷いた。そんな気もするし、そんなことはしていないような気もする。でも、彼女の言葉をきっかけに思い出すのは、天音と一緒に住宅の周辺を歩いていた場面。
「それじゃあ、──アリクトエアルにそのあと行ったことは?」
俺は頷きを返せなかった。そんな記憶を自分の中から見出すことはできなかったから。
──本当にそうか?
声が聞こえた。自分の内側から声が聞こえた。聞こえてきた。いつか、対極が自分の中にいたときと同じように、自分の中から声が聞こえた。
本当にそうか、と問われて、俺は改めて思い出すことにした。
天音と一緒に散歩をした、それは覚えている。その道先で、どうして俺はアリクトエアルに行ったのだろうか。
「……あぁ」
思い出した。フラッシュバックのように記憶が蘇った。
天音と一緒に雑貨店に行ったこと。そこでナイフを購入しようとしたこと。その矢先に人が目の前で消えたこと。それを追いかけてアリクトエアルに行ったこと、そこで魔法使いと出会った。
皴がかるような男の声。老人のような声音に警戒を覚えた。そして、突如として聞こえた詠唱の魔法に、僕はどうしたか。
視界に焼き付いている炎の雨。僕はそれに対処できなかった。何もすることはできず、考えることもできないまま、そうして──。
事態は把握した。ようやく理解できた気がする。自分がどうしてこのような状況になっているのか、どうしてこのような苦しみを抱えているのか。世界がどうして暗いままなのか。それもきちんと理解した。
「思い出せた?」と天音は言った。俺はそれに頷いた。
思い出した拍子に、身体の感覚も取り戻せてくる。それは苦しみにまみれてばかりではあるけれど、それでも先ほどよりも自分が自分である、という自覚を保ててるが故に、きちんと感覚がはっきりする。
「……俺、あの時──」
俺はあの時、自分自身の力で対処をすることができなかった。そんなときに、確かに自分の内側から声が聞こえてきた。そして、その声は確かに体の主導権を握って、そのまま完璧ともいえるくらいの活動をした。
……まさか、自分の首を切るとは、思いもしなかったけれど。
雪冬との模擬戦闘のことを思い出す。あの時も自分でナイフを突き立てて、そうして対処をしていたはずだ。
自分が自分じゃなくなる感覚。久しく感じるその雰囲気に、自分自身で恐ろしくなってしまう。
あの時は葵から輸血してもらって、事なきを得たけれども、今回はそういうこともできないから、今の今まで眠っていたのかもしれない。
そうして、だんだんと視界がはっきりしてくる意識の中で、俺は景色を見つめてみる。暗かった世界はだんだんと着彩が行われて、いつも見ている景色に安堵感を覚える。
だが──。
「──なに、……これ」
左手につなげられている灰色の管のようなもの。というか、医療的に見るチューブ。それは手の甲につなげられており、その管を通って、赤黒い液体が身体の中に侵入してきていることを理解する。
「わたしの血」
天音は平然と答えた。
「血が足りなかったから、わたしの血を輸血しちゃった」
てへ、とでも言いそうな雰囲気で彼女は答える。
輸血、輸血。血が足りないなら仕方ないか、とか、ぼんやり考えるけれど、それ以上に頭の中にちらつくことがあって、いまいちそれを受け入れることができない。
人間の世界での輸血なんて、ただの医療行為でしかないけれど、魔法使いでの輸血というのは──。
「──うわき、しちゃったね」
──冗談きついっすよ、天音さん。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる