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番外編 加代ちゃん
寒い日の休日出勤
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ある日の事だった。
この日は真冬の日曜日だった。
俺の勤める会社は土日が休みなのだが、この日は俺も加代ちゃんも休日出勤をしていた。
他の社員もパートさん達も居なかった。
俺「うぅ…さみぃ…めちゃくちゃ寒いよ…」
加代「アハハッ…天気予報当たりましたね。」
俺「うん…めちゃ…雪降ってきた。…雪が降ってる中で…雪かきって意味あるのかな?」
加代「アハハッ!意味ないよね!アハハッ」
俺「そうだよね。まぁ…部長からの指示じゃ仕方ないよね。」
加代「アハハッ…そうだね」
俺「ちょっと身体冷えちゃったから…風呂入るわ…」
地方の会社といえど、この会社くらいの規模になると社内にシャワーと風呂場は備えている。
加代「ちゃんとお湯溜めて、肩まで入るんだよ。」
俺「なんだよwそれw…子供扱いして…」
加代「ごめん、ごめん。」
俺は加代ちゃんの言葉を聞きながら、風呂場へ向かいお湯を溜め始めた。
浴槽へお湯が溜まるまで加代ちゃんの隣で無駄話をしていた。
俺「そろそろ、お湯溜まったかなぁ…」
加代「あっ…そうだね。」
俺「じゃあ…ちょっとお風呂入ってくるわ…」
加代「ちゃんと温まってよね。風邪ひいちゃうから。」
俺「あぁ…てか…加代ちゃんも一緒に入る?お風呂…」
加代「えっ…?」
加代ちゃんはビックリしたように大きな目をキョロキョロとしていた。
俺「いや…加代ちゃんも寒いかなぁ…って思って…」
加代「えっ…で、でも…タ、タオル…無いし…」
俺「タオル?…ほら…取引先のお歳暮のタオルがあるじゃん!」
加代「い、いや…で、でも…」
俺「アハハッ!冗談!冗談だから!加代ちゃんの困った顔ってメチャクチャ可愛いね。その可愛い顔が見たかっただけ!」
加代「………」
俺「じゃあ…お風呂入ってくるね。」
加代「………」
俺は会社の風呂に浸かっていた。
会社側が福利厚生の為に作った風呂場で身体を温めていた。
雪かきをした俺の身体には、少し熱く感じるお湯。
だんだんとその熱さに身体が慣れていった時だった。
浴室の引き戸がガラッと開いた。
俺はビックリして振り返ると、そこには加代ちゃんが立っていた。
俺「な、なんだぁ…加代ちゃんかぁ…ビックリしたぁ…」
加代「…マ、マネージャー…ほ、ほら…ズボラだから…ちゃんとお風呂に入ってるか…し、心配になって…」
俺「大丈夫だよ…ちゃんと温まってるし…めちゃくちゃ気持ちいいよ…」
加代「よ、良かったね…」
俺「アハハッ…だから加代ちゃんも入ればいいのに…」
加代「………」
また加代ちゃんは困った表情をしていた。
俺「あっ!冗談だからね!」
加代「じょ…冗談に聞こえない…けど…」
そう言って加代ちゃんはお風呂場の引き戸を閉めていってしまった。
それから少しして、まさかの事が起こった。…お風呂場の引き戸が再び開いた。
そこには、全裸で取引先のお歳暮タオルで身体の正面を隠した加代ちゃんが立っていた。
この日は真冬の日曜日だった。
俺の勤める会社は土日が休みなのだが、この日は俺も加代ちゃんも休日出勤をしていた。
他の社員もパートさん達も居なかった。
俺「うぅ…さみぃ…めちゃくちゃ寒いよ…」
加代「アハハッ…天気予報当たりましたね。」
俺「うん…めちゃ…雪降ってきた。…雪が降ってる中で…雪かきって意味あるのかな?」
加代「アハハッ!意味ないよね!アハハッ」
俺「そうだよね。まぁ…部長からの指示じゃ仕方ないよね。」
加代「アハハッ…そうだね」
俺「ちょっと身体冷えちゃったから…風呂入るわ…」
地方の会社といえど、この会社くらいの規模になると社内にシャワーと風呂場は備えている。
加代「ちゃんとお湯溜めて、肩まで入るんだよ。」
俺「なんだよwそれw…子供扱いして…」
加代「ごめん、ごめん。」
俺は加代ちゃんの言葉を聞きながら、風呂場へ向かいお湯を溜め始めた。
浴槽へお湯が溜まるまで加代ちゃんの隣で無駄話をしていた。
俺「そろそろ、お湯溜まったかなぁ…」
加代「あっ…そうだね。」
俺「じゃあ…ちょっとお風呂入ってくるわ…」
加代「ちゃんと温まってよね。風邪ひいちゃうから。」
俺「あぁ…てか…加代ちゃんも一緒に入る?お風呂…」
加代「えっ…?」
加代ちゃんはビックリしたように大きな目をキョロキョロとしていた。
俺「いや…加代ちゃんも寒いかなぁ…って思って…」
加代「えっ…で、でも…タ、タオル…無いし…」
俺「タオル?…ほら…取引先のお歳暮のタオルがあるじゃん!」
加代「い、いや…で、でも…」
俺「アハハッ!冗談!冗談だから!加代ちゃんの困った顔ってメチャクチャ可愛いね。その可愛い顔が見たかっただけ!」
加代「………」
俺「じゃあ…お風呂入ってくるね。」
加代「………」
俺は会社の風呂に浸かっていた。
会社側が福利厚生の為に作った風呂場で身体を温めていた。
雪かきをした俺の身体には、少し熱く感じるお湯。
だんだんとその熱さに身体が慣れていった時だった。
浴室の引き戸がガラッと開いた。
俺はビックリして振り返ると、そこには加代ちゃんが立っていた。
俺「な、なんだぁ…加代ちゃんかぁ…ビックリしたぁ…」
加代「…マ、マネージャー…ほ、ほら…ズボラだから…ちゃんとお風呂に入ってるか…し、心配になって…」
俺「大丈夫だよ…ちゃんと温まってるし…めちゃくちゃ気持ちいいよ…」
加代「よ、良かったね…」
俺「アハハッ…だから加代ちゃんも入ればいいのに…」
加代「………」
また加代ちゃんは困った表情をしていた。
俺「あっ!冗談だからね!」
加代「じょ…冗談に聞こえない…けど…」
そう言って加代ちゃんはお風呂場の引き戸を閉めていってしまった。
それから少しして、まさかの事が起こった。…お風呂場の引き戸が再び開いた。
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