嫌われ者達の御来訪・アリサのぼやき

のの(まゆたん)

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部屋の惨状

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氷の刃が無数に飛びかかるが アリサことアリシアが手を
かざすと 白い煙となり消え去る

アシャルの周りには金色の光が包み 守られてるが
部屋の方はと言えば 無残な有様である

炎で黒く焦げた跡
 
切り裂かれたカーテンやベットの天蓋の薄い布

粉砕された家具の数々 淡い色の壁紙も裂かれ 
壁の幾つかには 半ば穴が開いてる

甘い香りを放った美しい花の入った
豪奢な花瓶も何処にもない

アシャルが好きなリンゴの盛られた籠も
こちらも何処にもない

飲み物を入れてるミニ冷蔵庫も
小さな浴室などに 庭に設置されてた 温泉の風呂も
ほぼ砕けてるか 見る影もない有様

王であるアラシャが大事なアシャルの為に用意した
贅の尽くした部屋であった

騒ぎに にやんこな女官たちや使用人が近づこうとするが

重傷のリアンが止める

「・・・誰だ? アリサちゃんでは ない・・
アリサちゃんの能力では とても・・」
「・・水晶玉でアラシャか 対抗できる者を呼びなさい」
苦しい息で呟くように言うと そのまま気を失う

「・・なかなか、しぶといな黒猫娘
いや、その姿は巫女姫アリシアか・・」

アリシアことアリサは 余裕もなく 肩を上下して
汗を流しながら アージェントを睨んでいる
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