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18嫉妬に狂う旦那様達
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剣がぶつかりあう音が響いている。
戦っていたのは、ブライアンとユリアム、リードルフだ。
なぜかブライアンとユリアムも時々剣をぶつけ合っている。
リードルフが、魔力でちょっかいを出すと、二人は協力してリードルフに剣技を繰り出す。
こうして見ると、騎士と王子様なんだなあと見惚れてしまう。
ハッとして、シンヤは声を張り上げた。
「や、やめてください! ブライアン様! ユリアム様!」
シンヤに気づいたブライアン、ユリアムが剣をぶつけ合いながら答える。
「これは真剣勝負だ! 止めるなシンヤ!」
「シンヤは僕だけのものだ!」
「「シンヤの子は作らせない!!」」
「は、はいい?」
「やれやれ」
「リードルフ! これはいったい?」
リードルフに詳しい話を聞くと、わざわざ森に迎えにきたリードルフとセレンの目の前で、二人は喧嘩を始めてしまったのだが、原因は、シンヤの胎についてだという。
子供を作れるのは、一度きりかもしれないという事実に、二人はシンヤとの子供を作るのは自分だと怒ってぶつかりあっているのだ。
シンヤもショックを受ける。
――子供を作れるのは、一回きりかぁ。
悩みに悩む間にも、ブライアンとユリアムは剣を振るって、声を荒げていた。
「僕の妃だぞ! 騎士のお前は身を引け!!」
「シンヤは、私の妻です! 彼が、私を選び、屋敷に現れたのです! 子供は、譲れません!!」
――ブライアン様。
近づこうとしたら、セレンに止められる。
「いざとなれば、私が止めます」
「でも」
「しっかし、ガキみたいな奴らだなあ~! お前のせいでああなったのか?」
「……そっか」
シンヤは拳を握りしめて歯噛みした。
確かに。二人は自分のせいで何かといがみあっている。
王子と騎士の理想の関係とは言えない。
シンヤは勇気を出して二人の間に飛びこんだ。
「「シンヤ!?」」
「もうやめてください! 俺の話を聞いて!」
シンヤは上質な衣服の腹の部分を捲り上げて見せた。
淫紋が一部はっきりと黒く浮かんでいる。
「ブライアン様、貴方は騎士団長なんですから、王子にこの胎を使うのをお譲り下さい」
「し、シンヤ」
「ユリアム様も、もう剣をブライアン様に振るうのはやめてください」
「……わかった」
二人は目を潤ませながら、シンヤをきつく抱きしめてきた。
シンヤはため息をついたが、二人は本当にシンヤが好きなのだと改めて実感できて、なんだかくすぐったい。
――これからも俺が、二人の仲裁をしっかりしないと!
二人が怪我をしたり、誰かが巻き込まれたら大変だ。
「気が済んだか」
「皆様、お送りしますので、こちらへ」
リードルフとセレンに呼びかけられて、シンヤは、ブライアンとユリアムの腕を掴み、「行きましょう」と微笑みかけた。
戦っていたのは、ブライアンとユリアム、リードルフだ。
なぜかブライアンとユリアムも時々剣をぶつけ合っている。
リードルフが、魔力でちょっかいを出すと、二人は協力してリードルフに剣技を繰り出す。
こうして見ると、騎士と王子様なんだなあと見惚れてしまう。
ハッとして、シンヤは声を張り上げた。
「や、やめてください! ブライアン様! ユリアム様!」
シンヤに気づいたブライアン、ユリアムが剣をぶつけ合いながら答える。
「これは真剣勝負だ! 止めるなシンヤ!」
「シンヤは僕だけのものだ!」
「「シンヤの子は作らせない!!」」
「は、はいい?」
「やれやれ」
「リードルフ! これはいったい?」
リードルフに詳しい話を聞くと、わざわざ森に迎えにきたリードルフとセレンの目の前で、二人は喧嘩を始めてしまったのだが、原因は、シンヤの胎についてだという。
子供を作れるのは、一度きりかもしれないという事実に、二人はシンヤとの子供を作るのは自分だと怒ってぶつかりあっているのだ。
シンヤもショックを受ける。
――子供を作れるのは、一回きりかぁ。
悩みに悩む間にも、ブライアンとユリアムは剣を振るって、声を荒げていた。
「僕の妃だぞ! 騎士のお前は身を引け!!」
「シンヤは、私の妻です! 彼が、私を選び、屋敷に現れたのです! 子供は、譲れません!!」
――ブライアン様。
近づこうとしたら、セレンに止められる。
「いざとなれば、私が止めます」
「でも」
「しっかし、ガキみたいな奴らだなあ~! お前のせいでああなったのか?」
「……そっか」
シンヤは拳を握りしめて歯噛みした。
確かに。二人は自分のせいで何かといがみあっている。
王子と騎士の理想の関係とは言えない。
シンヤは勇気を出して二人の間に飛びこんだ。
「「シンヤ!?」」
「もうやめてください! 俺の話を聞いて!」
シンヤは上質な衣服の腹の部分を捲り上げて見せた。
淫紋が一部はっきりと黒く浮かんでいる。
「ブライアン様、貴方は騎士団長なんですから、王子にこの胎を使うのをお譲り下さい」
「し、シンヤ」
「ユリアム様も、もう剣をブライアン様に振るうのはやめてください」
「……わかった」
二人は目を潤ませながら、シンヤをきつく抱きしめてきた。
シンヤはため息をついたが、二人は本当にシンヤが好きなのだと改めて実感できて、なんだかくすぐったい。
――これからも俺が、二人の仲裁をしっかりしないと!
二人が怪我をしたり、誰かが巻き込まれたら大変だ。
「気が済んだか」
「皆様、お送りしますので、こちらへ」
リードルフとセレンに呼びかけられて、シンヤは、ブライアンとユリアムの腕を掴み、「行きましょう」と微笑みかけた。
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