奴隷騎士のセックス修業

彩月野生

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2副団長のセックス指南

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「はあ……はあ……は……」
「フン。流石騎士団長だけあって、強い精神力を持っているな」 

 カールマーを目に力を込めて見据えていると、真顔になり冷淡な声音で吐き捨てられた。

「しかし、この下手くそぶりでは、性奴隷としての価値などないな」
「……何?」
「貴殿が立派に性奴隷として役目を担えないのであれば、貴殿含めた団員全員を処刑させて頂こう」
「な!? 何を言い出すんだ!?」
「仕方あるまい? せっかく貴殿をなぶる為に、我々は他の者への手出しは遠慮しているというのに、貴殿が我らを満足させる事ができないのであれば、生かしておく理由など皆無だ」
「――そ、そんな」

 先ほどまでの性交の余韻など吹き飛び、運命の残酷さに飲まれていくのを感じて息を飲んだ。
 自分の失態で仲間達が殺されてしまう――それだけは避けなくては!!
 シュテオは上半身を起こし、唇を噛みしめ、矜持などお構いなしに懇願の言葉を叫ぶ。

「か、考え直してくれないか!? 私はお前達が満足するような性奴隷になってみせる!!」
「ほう? 我の強いお前が、本当に立派な性奴隷になるなどと耐えられるのか?」
「ああ!!」
「……ならば、いい案がある。ドアル」
「おう!」
「?」

 カールマーの呼びかけにドアルが寝室から出て行く。程なくして誰かを連れて戻ってきた。腕を掴まれて疲労した顔をしている青年は、副団長であるコンラウスだ。
 
「コンラウス!!」
「……団長!? ご無事で!!」
「ああ!! お前も無事で良かった!!」
「副団長殿には、重要な役目をはたしてもらおう」
「なんだと?」

 シュテオは語気を強めて声を張り上げるが、カールマーは気にもとめず、コンラウスに向かって口を開いた。

「お前が慕う団長は、セックスが下手くそ過ぎて使い物にならん!! そこで、お前には練習相手になってもうらぞ!!」
「は!?」
「なんだと!?」

 間抜けな声で驚愕するコンラウスと一緒に叫ぶと、カールマーは肩を揺すって口元を吊り上げる。

「もちろん俺達が見ている前でな? きちんと成長しているかどうかを観察させてもらうぞ? じっくりとな……」
「ど、どういうつもりだ!?」
「団長!!」

 ドアルに背中を押されたコンラウスが、シュテオの胸元にぶつかりその肩に手を置いて支えてやる。 
 おずおずと顔を上げたその姿は、やつれているように見えて胸が痛んだ。
 シュテオは目を閉じて思案する。

 ――そうか、確かにコンラウスが相手ならば、上手くなれるかもしれない。

 こう見えてコンラウスは、女性との噂が絶えず、姿が見えない夜も何度もあった。
 その都度注意してもはぐらかすだけで、よくごかまされたのを思い出す。
 シュテオはコンラウスに語りかける。

「皆を守る為にも、俺は奴らが満足するような性奴隷にならないといけないんだ。申し訳ないが協力してくれ」
「だ、団長」
「そういうわけだ!! しっかり務めを果たせよ、副団長殿!!」
「ククク……っ」

 カールマーの馬鹿にした言葉に、ドアルが下卑た嗤い声を響かせた。
 だが、奴らの態度を気にしている余裕などない。

 ――ひとまずはこいつらを満足させて、その隙をついて命を奪ってやる……っ!!

 決意を胸に秘め、コンラウスの顔に唇を寄せた。

 むちゅっ

「んうう!?」

 唇を重ねると、コンラウスは目を見開いて動揺を見せる。
 それはそうだ。まさか同性とましてや団長と口づけを交わすだなんて、想像もしていなかっただろう。
 内心ですまないと謝りながら、どうにかやる気になってもらう為、口腔内に舌を入れてくちゅくちゅと舌を絡めてみる。
 
「ふ……っんふう……っ」

 シュテオは自ら口づけをしたものの、うまく息継ぎができず、コンラウスの背中に腕を回して引き寄せ、寝台に背中を押しつけて悶えた。
 コンラウスがシュテオの両頬を、片手で押して息継ぎを手伝ってくれる。

「あぷ」
「……はっだんちょお……」
「こんらうすう」

 むぐむぐと唇を再び重ねて抱きしめ合いながら、舌を絡めて激しい口づけを交わす。コンラウスの着込んでいる鎧が、乳首の飾りを擦るので、それだけで快感を感じてしまう。

 コンラウスは口づけがうまい。呼吸が苦しくなる前に唇を軽く離して、ちょうどいい具合で呼吸をさせてくれる。
 しばし夢中でまさぐりあい、コンラウスから唇を離して額に軽く触れてくれた。

「はあ……っふう……っ」
「団長、よかったですか?」
「あ、ああ」

「長すぎる。とっとと本番に移れ!」

 甘ったるい空気を、カールマーのぶしつけな怒声が台無しにする。
 コンラウスがカールマーを睨み付けながらも、シュテオを優しく抱き込む。
 何をしたいのかと聞かれたので、素直に口淫が上手くなりたいと伝えた。
 ならば、とコンラウスが下半身の前を開いて、その男根を晒す。
 むわっと男性器独特のニオイが鼻腔をつく。すでに半勃ちになっているそれを見て、思わず唾を飲み込むと笑われてしまう。

「う、すまない」
「いいえ。どうぞ好きなように練習してください」
「ああ……」

 体勢を変えて、膝をまげて前屈みになると、両手でイチモツを包み込んでみた。

 ぬちゃぁああ……っ

 手のひらに先走りが絡みつき、ぬめぬめして妙な感覚に頬が緩む。

「でかいな」
「そ、そうですか?」
「カールマーといい勝負だ」
「……さっさと口にいれてください」
「ああ」

 急に冷たい声音になったのが気になるが、言われるまま口の中いっぱいにイチモツを銜え込む。

 ずにゅうう~っ♡ ぐぶぶっ♡ 

「んぶううんっ♡ 」
「ああ……あったかい」
「んんむうっ♡」

 ――んはあっ♡ コンラウスのおっ♡ やっぱりでかいっ♡ の、喉奥にあたりゅっ♡

 亀頭から肉幹にかけてじゅぼっと思い切り咥えたものの、下手な動きをすれば、呼吸がうまくできなくて、気絶をしかねないと危機感を察して動きを止める。

 ふうふうと小休止をいれると、とにかく練習をしなければと気を引き締めて、本格的に舌を動かし始めた。

 ぶちゃっ♡ ぶちゅうっ♡ じゅぼじゅぼっ♡

「あふうっ♡ おふううっ♡ んぶおおっ♡」

 あぷあぷと水面から顔をあげて必死に呼吸を確保するような、無様な口淫になってしまい、内心で慌てる。

 ――だ、だめだ……これでは、うまくなんてなれるわけが……っ!

 ガシッ!!

 突然頭を掴まれて声をかけられた。

「団長、口を離して」
「ふ、ぶえっ?」

 じゅぼっ♡

「くは」
「団長の舌使いが見えるように、俺のをなめてみてください」
「……わかった」

 心臓が激しく脈打つのを感じながら、再びコンラウスのイチモツを手で掴み、舌を這わせる。

 びちゃっ♡ べちゃっ♡

「んぷうっ♡ んふうっ♡」
「根元から上へ、なんどもなめて睾丸も指で揉んでください」
「んぶあっ♡」

 コンラウスの丁寧な指導によって、シュテオはようやく男が喜ぶ口淫の術を学ぶ事ができた。
 頭を優しく撫でながら教えてくれるコンラウスには、感謝の気持ちしかない。
 
 静かに様子を観察していたカールマーとドアルが、突然寝台の傍まで歩み寄ってきて、上がってきた。

「な?」
「今度はちんぽを尻孔でしごく術を教えて貰え!」

 カールマーがシュテオを抱き起こし、後ろから羽交い締めにされる。
 一方でコンラウスは、ドアルに鎧を剥ぎ取られ、胸を押されて寝台に背中から押し倒されていた。

「さあ、さっさと尻孔に埋めて腰を動かせ!」
「わ、わかった」
「団長……」

 コンラウスが戸惑う声を出すが、その男根はまだまだ萎えていない。
 その腹に跨がり、ギンギンに勃起したイチモツを、尻孔にあてがいゆっくりと埋めていく。

 ずにゅうう~っ♡ ぐにゅううう~っ♡

「んぎいいいいっ♡」
「う、くう」
「根元まで全部くわえこめ!!」

 どぢゅんっ!! ぐぷぷううう~っ♡

「おひいいいいっ♡」

 ――ち、ちんぽおおっ♡ おぐまでええええっ♡

 じゅぼんっ♡

「おうんっ♡」

 卑猥な水音と共に、コンラウスの男根がずっぽりとシュテオの尻奥に埋まった。
 その衝撃で乳首の飾りが大きく揺れて、敏感に感じてしまう。

 圧迫感から四肢が小刻みに震え、だらしなく口を開いて涎を垂れ流す。

「挿れただけでその顔か! これだからお前はできそこないの性奴隷なんだ!!」

 ガッと両肩を掴まれたかと思うと、がくがくと身体を揺さぶられる。
 胸の突起物の飾りが動きに合わせて揺れて、乳首を虐めてくる。

「あひっ♡ あひあああっ♡ ちゃめええ~っ♡」

 当然腰も揺れ動くので、奥に埋めたイチモツを、肉壁でぐぢゅぐぢゅと締め付ける状態になり、腰から脳天まで快感がぞわぞわと這い上がっていく。

 ぶぢゅっ!! ぐぢゅっ!! ぢゅちゅっ!! ぐぢゅんっ!!

「おひいいいいっ♡ ひいあああ~っ♡ ややめへええ~っ♡」
「く、きつい」
「もっとしっかり腰を動かせ!! 自分で腰を動かすんだよ!! この淫乱騎士め!!」

 バシンッ!!

「ぎひいいいっ♡」

 腰を浮かせたところで尻たぶを思い切り叩かれて、びくんびくんと四肢が跳ねる。
 痛みと、奥の感じる場所をイチモツで擦りあげられる快楽が混ざって、甲高い声で喘ぐのをやめられない。

 ギシッ!! ギシッ!! ギシッ!! ギシッ!! ギシッ!! ギシッ!!

 寝台がシュテオの腰の動きと合わせて、激しく軋む音を響かせている。
 
「おおうっ♡ んほおおぉおお~っ♡」
「こいつの扱きはどうなんだ副団長!?」

 今度はドアルがコンラウスの傍から声をかけてきた。
 コンラウスは眉間に皺を寄せて苦悶の表情を見せる。

「キツいだけで、あまり気持ち良くはない」
「……っ」

 その言葉にショックを受けて、動きを止めて息を飲む。
 それを赦さないとばかりに、カールマーが背中を小突いてきた。

「何をぼけっとしているんだ!? もっと緩急をつけて腰を動かせ!! 副団長殿を喜ばせてやれ!!」
「ほっ♡ ほひいいいいっ♡」

 ――りゃめりゃあっ!! まともにことばにできにゃあいい~っ!!

 コンラウスの厳しい表情と、カールマーの叱責にあおられ、懸命に腰を動かす。
 両手をコンラウスの胸元について押しながら、言われた通りに緩急をつけて角度を変えたりして、おひおひと泣きながら尻奥でイチモツを扱き続ける。

 ぐぢゅうっ!! ぐぢゅっ!! ぐぢゅっ!! ぢゅぶうっ!! ぢゅぶぶぶっ!!

「あんっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ んほおおおお~っ♡ おおおおおっ♡」

 泣きながら必死で尻奥で男性器を扱き上げる。
 そんな己の姿を想像すると、何故か四肢がさらに火照り、心臓が激しく脈打つのを感じていた。
 舌を突き出して、内臓を圧迫するイチモツの肉感と厚さを存分に味わう。

 ぶぢゅっ♡ ぐちゅっ♡ どぢゅっ♡ ギシッ!! ギシッ!! ギシッ!!

 四肢を大きくうごかす度に寝台が軋み、己の男根がぶるんぶるん滑稽に揺れた。

「ほへええっ♡ ひへええっ♡ おほおお~っ♡」
「お前が気持ちよくなってどうする!? 副団長殿はちっとも気持ち良くなさそうだぞ!?」
「そうだ!! 謝れ!!」

 カールマーとドアルに叱責され、コンラウスを涙目で見つめる。
 確かに苦悶の表情はさっきと変わっておらず、唇を噛みしめていた。
 胸の内に罪悪感が広がり、必死で謝罪の言葉を口にする。

「しゅ、しゅまにゃい、こんらうすううっ♡ へたくしょでしゅまにゃあいっ♡」

 快感で頭がすっかり蕩けていたせいで、罪悪感を感じていても、ろれつが回らず、馬鹿にしているような声音になり焦った。
 すかさずカールマーに頭を掴まれて「きちんと謝れ!!」と怒鳴られる。
 今度は心の底から思いきり叫んだ。

「しゅまにゃああいいいっ!! こんらうすううう!! うまくなりゅかりゃあああっ!! ゆりゅしへくりぇええええっ!!」
「――ははっいい加減終わらせましょう!!」

 ドズンッ!!

「あぎいいぃいいっ!?」

 突然コンラウスが腰を突き上げたかと思えば、腰使いを激しくする。
 
 どぢゅっ!! ごづっ!! どづっ!! ごづっ!! どづっ!! どづっ!!

「おんっ♡ おんっ♡ おんっ♡ おおおっ♡ しゅごおおっ♡ しゅごおおいいいっ♡」
「はははははっ!! よかったなあ副団長殿が優しくて!! 礼を言えほらっ!!」
「おうんっ♡ ありがひょおおっ♡ ごじゃいましゅうううっ♡」

 
 気持ちいい所をどづかれまくってもう頭が真っ白で、謝ったりお礼を言ったりしながらイきまくり、気を失ってしまった。
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