31 / 44
一章
打ち合わせの後は愛合傘? 2
しおりを挟む
そんなわけで、それから俺たちは雑談を繰り広げていた。
雑談とはいっても、まあ世間話みたいな感じだ。なにが好きでとか、最近物騒ですよね、とか、そんな感じの話。
特に意識もせず話してたせいで、気づいたときには、外は真っ暗になっていた。
そんなわけで、今日は時間的にここまでとなり、そこで解散となった。
そうして、二人して別々に帰り支度を整えていると、
「なんだ、お前ら。一緒に帰らないのか? 交流を深めるためにも一緒に帰った方がいいと思うぞ。それに、どうせお前らの帰り道は一緒だろ?」
まだ、一緒に帰らないと言ったわけでもないし、そんな素振りを見せたわけでもないのに、なんとなく一緒に帰ろうとしてない気でもしたのだろうか。
けどとりあえず、黒沢さんのわけがわかりたくない発言を無視し、一人勝手に帰ろうとしていると、
「おい、イラストレーター。なにしているんだ?」
「見てわかりませんか? 帰ろうとしてるんですよ」
「ああ、わかってるとも。だから聞いてるんだ、なにしているんだ? と」
さっきの言葉を聞いてなかったのか? 何を言われてるのかわかっているだろう? とでも言いたげな迫力満点のその瞳からは目を逸らし、あらぬ方向に目線をずらす。
「ちょっと、よくわからないんですけど」
「ほう、それじゃきみは、こんな外が真っ暗な時間なのに、女の子を一人で帰らせるつもりなのか?」
すっとぼけてみようとしたが、それは結局意味がなかった。
そして、紅音と一緒に帰らざるを得ない状況になる。
どうしようかなー、なんて思いながら、ふと紅音を見ると、ため息一つこぼして、はあ、諦めるわ、というような表情を浮かべていた。
だから、俺も諦めることにする。
「……はあ、わかりましたよ」
「最初から素直にそう言えばいいんだよ。それじゃ、私は忙しいからな先に行く。ちゃんと一緒に帰るんだぞ」
そう言い残して、黒沢さんは先に部屋から出て行ってしまう。
俺はといえば、帰ろうと思い部屋を出ようとしてる足を反対方向に向け、紅音のもとへと向かう。もちろん、一緒に帰るために。
このとき、一人勝手に帰っても問題ないのでは? という思いとの葛藤があったことは、言うまでもない。
「その、帰るか?」
「見てわからないの? まだ、準備してるでしょ。もう少し待ちなさい」
いつもの調子にもどった赤里に、なんとも言えない安心感を覚える。
きっと、それは普段から聞き慣れてるからであって、そこに深い意味なんてない。
「はい、おっけー。待たせたわね、帰りましょ。癪だけど」
そんなわけで、一緒に帰ることになった。
そもそも、帰り道自体、どうせ途中までは同じなのだから、別々に帰るというのもおかしな話だったわけだ。普通なら。
そんなわけで、二人して同じタイミングで編集社を出る。
出てすぐに、なんとなくじめっとした感じが俺を襲った。
それから少し無言の時間が続き、最初に口を開いたのは赤里だった。
「このこと、絶対に誰にも言わないでよ……」
まあ、言うと思った。というより、一緒に帰ることになってもならなくても、このことについてなにか言ってこないわけがないと思っていた。
そんなわけで、一緒に帰るとなればこうなるだろうと予想していた展開だけに、あまり驚きのようなものはない。
「もし、もしこのことを言ったら、あんたがイラストレーターのyouだってこと、学校中に広めるから」
「俺は別に構わないが?」
思ったよりも手ぬるいことだっただけに、思わずそう口が滑る。
というか、学校で俺がイラストレーターだってことがバレても、そもそも俺自体に価値がないだろうから意味をなさない。
そう、そんなわけないだろの一言で片付き、それは結局噂にすらならない。
そんなわけで、学校でそんなことをバラされても大した悲劇にはならない。
「ふーん、そう。そういうこと言うわけね」
「ん? なんだ?」
少し小走りしたと思うと、彼女は振り返り俺の目を見る。そして、俺の手を取ったかと思うと、その手をその貧相な胸へと持っていき、
「これで、既成事実ができたわ。そうね、ネットにもばらまこうかしら。イラストレーターのyou先生が、新人賞作家の紅音先生に痴漢したって」
「はっ? いや、そんな嘘……」
「嘘じゃないでしょ? だって、今このとき現在進行形で触ってるじゃない。私の胸を」
「えっ? あー、そうだなー。触ってるなー、触っちゃってるよなー。そういえば、そうだったわー」
「なによ。何が言いたいのよ」
そうだった。そういえば触ってた。
あまりに感触としては物足りない、具体的に言うのであれば、入学式のときのような衝撃がそこにはなかっただけに、触ってるということ自体を忘れていた。
とりあえず、感触を楽しむこともなく手を引っ込めておく。そして、一応心の中でごめんなさいもしておく。もちろん、別の意味も含めて。
「ねえ、黙ってないで何か言いなさいよっ! 無言で手を引っ込められても遅いわよ。あんたが絶対に今日のことをバラさないって言うまで私は折れるつもりはないわよ」
「いや、うん、わかった。言わない。絶対に言わない。それと、ごめん」
「ねえ、そのごめんはどういう意味? しっかりと聞かせてもらおうじゃない」
つい、心の声が漏れてしまった。
まあ、大丈夫、だよな? なんとか、なるよな? そう思いながら、あとのことはあとの自分に丸投げするようにただただこう言った。
「えっとな。ほら、お前の胸に触っただろ? その、感触が乏しかったから、その、忘れてたというか、気づいてなくはないけど、あったなーと感じてたというか。まあ、そういったこと諸々含めて、悪かったなと思ってな」
「へえ、そこまで素直の言ってくれるとは思ってなかったわ。本当にありがとうございます。で、どうなるのかわかってるわけよね? 人の容姿を悪く言ったことの罰がどれだけのものなのか、教えてあげる」
そのときの赤里のとびっきりの笑顔は、今まで見てきたニコニコスマイルとは比べ物にならないほど可愛く、それでいてその裏側にあるドス黒い感情とともにある顔があまりにも怖かった。
いや、本当に悪気はないとは言えないけど、悪気があったわけでもないんだよ。数分前の俺、まじでふざけんじゃねー!
雑談とはいっても、まあ世間話みたいな感じだ。なにが好きでとか、最近物騒ですよね、とか、そんな感じの話。
特に意識もせず話してたせいで、気づいたときには、外は真っ暗になっていた。
そんなわけで、今日は時間的にここまでとなり、そこで解散となった。
そうして、二人して別々に帰り支度を整えていると、
「なんだ、お前ら。一緒に帰らないのか? 交流を深めるためにも一緒に帰った方がいいと思うぞ。それに、どうせお前らの帰り道は一緒だろ?」
まだ、一緒に帰らないと言ったわけでもないし、そんな素振りを見せたわけでもないのに、なんとなく一緒に帰ろうとしてない気でもしたのだろうか。
けどとりあえず、黒沢さんのわけがわかりたくない発言を無視し、一人勝手に帰ろうとしていると、
「おい、イラストレーター。なにしているんだ?」
「見てわかりませんか? 帰ろうとしてるんですよ」
「ああ、わかってるとも。だから聞いてるんだ、なにしているんだ? と」
さっきの言葉を聞いてなかったのか? 何を言われてるのかわかっているだろう? とでも言いたげな迫力満点のその瞳からは目を逸らし、あらぬ方向に目線をずらす。
「ちょっと、よくわからないんですけど」
「ほう、それじゃきみは、こんな外が真っ暗な時間なのに、女の子を一人で帰らせるつもりなのか?」
すっとぼけてみようとしたが、それは結局意味がなかった。
そして、紅音と一緒に帰らざるを得ない状況になる。
どうしようかなー、なんて思いながら、ふと紅音を見ると、ため息一つこぼして、はあ、諦めるわ、というような表情を浮かべていた。
だから、俺も諦めることにする。
「……はあ、わかりましたよ」
「最初から素直にそう言えばいいんだよ。それじゃ、私は忙しいからな先に行く。ちゃんと一緒に帰るんだぞ」
そう言い残して、黒沢さんは先に部屋から出て行ってしまう。
俺はといえば、帰ろうと思い部屋を出ようとしてる足を反対方向に向け、紅音のもとへと向かう。もちろん、一緒に帰るために。
このとき、一人勝手に帰っても問題ないのでは? という思いとの葛藤があったことは、言うまでもない。
「その、帰るか?」
「見てわからないの? まだ、準備してるでしょ。もう少し待ちなさい」
いつもの調子にもどった赤里に、なんとも言えない安心感を覚える。
きっと、それは普段から聞き慣れてるからであって、そこに深い意味なんてない。
「はい、おっけー。待たせたわね、帰りましょ。癪だけど」
そんなわけで、一緒に帰ることになった。
そもそも、帰り道自体、どうせ途中までは同じなのだから、別々に帰るというのもおかしな話だったわけだ。普通なら。
そんなわけで、二人して同じタイミングで編集社を出る。
出てすぐに、なんとなくじめっとした感じが俺を襲った。
それから少し無言の時間が続き、最初に口を開いたのは赤里だった。
「このこと、絶対に誰にも言わないでよ……」
まあ、言うと思った。というより、一緒に帰ることになってもならなくても、このことについてなにか言ってこないわけがないと思っていた。
そんなわけで、一緒に帰るとなればこうなるだろうと予想していた展開だけに、あまり驚きのようなものはない。
「もし、もしこのことを言ったら、あんたがイラストレーターのyouだってこと、学校中に広めるから」
「俺は別に構わないが?」
思ったよりも手ぬるいことだっただけに、思わずそう口が滑る。
というか、学校で俺がイラストレーターだってことがバレても、そもそも俺自体に価値がないだろうから意味をなさない。
そう、そんなわけないだろの一言で片付き、それは結局噂にすらならない。
そんなわけで、学校でそんなことをバラされても大した悲劇にはならない。
「ふーん、そう。そういうこと言うわけね」
「ん? なんだ?」
少し小走りしたと思うと、彼女は振り返り俺の目を見る。そして、俺の手を取ったかと思うと、その手をその貧相な胸へと持っていき、
「これで、既成事実ができたわ。そうね、ネットにもばらまこうかしら。イラストレーターのyou先生が、新人賞作家の紅音先生に痴漢したって」
「はっ? いや、そんな嘘……」
「嘘じゃないでしょ? だって、今このとき現在進行形で触ってるじゃない。私の胸を」
「えっ? あー、そうだなー。触ってるなー、触っちゃってるよなー。そういえば、そうだったわー」
「なによ。何が言いたいのよ」
そうだった。そういえば触ってた。
あまりに感触としては物足りない、具体的に言うのであれば、入学式のときのような衝撃がそこにはなかっただけに、触ってるということ自体を忘れていた。
とりあえず、感触を楽しむこともなく手を引っ込めておく。そして、一応心の中でごめんなさいもしておく。もちろん、別の意味も含めて。
「ねえ、黙ってないで何か言いなさいよっ! 無言で手を引っ込められても遅いわよ。あんたが絶対に今日のことをバラさないって言うまで私は折れるつもりはないわよ」
「いや、うん、わかった。言わない。絶対に言わない。それと、ごめん」
「ねえ、そのごめんはどういう意味? しっかりと聞かせてもらおうじゃない」
つい、心の声が漏れてしまった。
まあ、大丈夫、だよな? なんとか、なるよな? そう思いながら、あとのことはあとの自分に丸投げするようにただただこう言った。
「えっとな。ほら、お前の胸に触っただろ? その、感触が乏しかったから、その、忘れてたというか、気づいてなくはないけど、あったなーと感じてたというか。まあ、そういったこと諸々含めて、悪かったなと思ってな」
「へえ、そこまで素直の言ってくれるとは思ってなかったわ。本当にありがとうございます。で、どうなるのかわかってるわけよね? 人の容姿を悪く言ったことの罰がどれだけのものなのか、教えてあげる」
そのときの赤里のとびっきりの笑顔は、今まで見てきたニコニコスマイルとは比べ物にならないほど可愛く、それでいてその裏側にあるドス黒い感情とともにある顔があまりにも怖かった。
いや、本当に悪気はないとは言えないけど、悪気があったわけでもないんだよ。数分前の俺、まじでふざけんじゃねー!
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺をフッた女子に拉致されて、逃げ場のない同棲生活が始まりました
ちくわ食べます
恋愛
大学のサークル飲み会。
意を決して想いを告げた相手は、学内でも有名な人気女子・一ノ瀬さくら。
しかし返ってきたのは――
「今はちょっと……」という、曖昧な言葉だった。
完全にフラれたと思い込んで落ち込む俺。
その3日後――なぜか自分のアパートに入れなくなっていた。
君と暮らす事になる365日
家具付
恋愛
いつでもぎりぎりまで疲れている主人公、環依里(たまき より)は、自宅である築28年のアパートの扉の前に立っている、驚くべきスタイルの良さのイケメンを発見する。このイケメンには見覚えがあった。
何故ならば、大学卒業後音信不通になった、無駄に料理がうまい、変人の幼馴染だったのだから。
しかし環依里は、ヤツの職業を知っていた。
ヤツはメディアにすら顔を出すほどの、世間に知られた天才料理人だったのだ!
取扱説明書が必要な変人(世間では天才料理人!?)×どこにでもいる一般人OL(通訳)の、ボケとツッコミがぶつかりあうラブコメディ!(予定)
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる