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序章 アンジェラス1は、世界を救う
4話 引きこもる拠点
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自分の名前はアレク。
世界を救う勇者の役目を担っている者だ。
つい先程、御付きの魔法剣士のカイトと聖女のリアナを転移して巻いてきたところである。
転移先はランダムで、全く知らない場所に来てしまった。
晴天の青空と緑しかない森の中。方向感覚さえない。
周りに動物達の気配があるところを見るに魔王領に入っているわけではない様だ。
取り敢えず、休む為に家を建てる。
神の加護があるおかげで、疲れ知らずな体力を駆使し、数分で家を完成させ、ついでに、動物も狩って保存用と今日使うものに分ける。
「このくらいで良いよな……」
旅の途中に買ったフカフカの寝台などの家具も置いて、家の中も完成だ。
早速、寝台に飛び乗って身体の沈み具合を堪能する。
森の中には、不思議と魔物も居ない為、襲われる心配もなく直ぐに寝落ちた。
それから、数時間後くらいだろうか?
目が覚めたとき、ドアの前に異様な気配を感じた。
邪悪ではないが、かなり強く一筋縄ではいかなさそうな相手だ。
一応、聖剣を持ってドア越しに声をかける。
「誰だよ。」
「……」
ドアから、声が返ってくることはない。
ただ、ソコに居るだけ。
聖女や魔法剣士にしては強すぎる。
人間の様な気配でもないことから、敵である可能性は十分に高い。
それでも、ずっと立たれていると安心して寝ることも出来ない為、取り敢えず開けることにした。
「危ないからドアの前には立つなよ。」
「……」
相変わらず返事のない相手に、少し苛立ちながら開け放つ。
「出てこい!」
そう、勢いよく叫ぶ。と、同時に吃驚した。
「な、なな、ナムエル!?」
ナムエル、彼は唯一自分を勇者としてではなく1人の人間として扱ってくれた聖職者だ。
しかも何故か、大神官でありながら神の存在を否定している変人でもある。
「お久しぶりですね、アレクさん。」
「久しぶりだな。で、なんでここにいるんだよ?」
「いえ、面白いことをしている様なので見学を。」
「見学なんてしなくていーよ!っていうか、自分がここにいる事、なんでわかったんだよ。」
「ソレは内緒です。イケメンには隠し事があった方がミステリアスで良いでしょう?」
「知らねーよ!」
むしろ、そのセリフは女が言うものだと思う。口元に手を当てて、色気たっぷりで言われても何も響かない。
「ふふ、元気なのは良いことです。」
「もうお前黙れや!」
まるで元気な子供達を見る父親の様な目で見られ、益々苛立つ。
「言っとくが、此処に自分がいる事、誰かに言ったらタダじゃおかないからな。」
「言いませんよ。貴方が馬鹿正直に魔王退治に行くと言い出したら面白くないので。」
「お前な……」
出会った当初からナムエルは、よく人を面白いか面白くないかで、判断していた。
面白い人には優しいが、面白くない人には全く優しくないどころか声をかけても無視するのである。
勿論、真面目なリアナとカイトは言うまでもなくガン無視だ。
「で?此処には何しに来たんだよ。本当に見学しに来たのか?」
「いいえ。本当はもっと重要な話があってきました。」
やはり大神官なだけあって、真っ昼間から見学なんて巫山戯た理由で来ては居ない様だ。
真面目な話ならばと、一旦家の中に入れて茶を注ぐ。
「おや、茶を注ぐことができるのですね。」
「こんくらい出来るわ。」
「では、頂きます。」
優雅な所作で、茶に口をつけるナムエル。
長い銀髪に碧眼の瞳な容姿をしているイケメンは、本当に何をしても絵になる。
「中々御上手ですね。感心しましたよ、ばちはちばちばち~!」
「なんで、"ぱち"じゃなくて"ばち"なんだよ。」
「気分ですね。」
ニコニコした顔でそう宣うナムエル。
「さっさと本題に入るぞ。」
「そうですよ!もぉ、しっかりしてくださいっ!」
「お前が言うなやっ!!」
「ふふっ。」
人を揶揄って何が楽しいのか、心底面白そうに笑っている。
「はぁ……今度こそ、本題に入るぞ。」
「はい。」
今度は、ちゃんと真剣な顔で真面目な話をする雰囲気を醸し始めた。
「それで、此処にきた本当の理由は?」
「はい、かなり重要な事なのですが……」
眉間に皺を寄せ、言葉を濁している所を見るに、かなり重い話だと言うことが窺える。
何を言われても良い様に、こちらも身構えておかなければ。
「それはですね……」
「あぁ。」
「それは………僕の水晶が壊れてたんです!!」
そう、沈痛な面持ちで告げられた。
「いや、しょうもなっ!?」
「しょうもない!?どこがですか、僕にとってはとても重要なことなのですよ!?」
「水晶の修理くらい、魔塔にでも頼めばいいろ。」
「僕に、そんな伝手があるとお思いですか。」
「……」
確かに、無愛想な此奴と好きで居る奴はいないだろう。
イケメンってだけで、性格が曲がりすぎて人気ないどころか、一部の人間からはかなり嫌われているし。
「よく、そんなこと堂々と言えるな。」
「………僕に人脈がないのは、周りの理解がないからです。僕は悪くありません。」
全て人のせいにして子供の様ないと事を呟いているが、コレ以上言っても話は進まない為、人脈の話は置いておく。
「自分は、水晶の修理はしないぞ。」
「な、何故ですかっ……」
まさか断られるなど思っていなかったのか、物凄く吃驚している。
「だって、その水晶かなり魔力持っていくだろ。」
「そうなのですか?」
「お前の使ってる水晶は、妖精の力を借りる物だから、人の力で直す時はそれ相応の対価が必要だ。」
「でも、貴方の膨大な魔力でさえかなり持っていかれると言うのなら、この世界で修理できるのは居ないのでは?」
至極真っ当な疑問に、首を振る。
「たくさん取られると言っても、それはあくまでお前達常人の話だ。自分は何ともないし魔力をたくさん取られた感覚さえないな。」
「なら、魔塔や僕でも修理は可能なんですか?」
「まぁ、出来るな。でも、魔力の大半を持っていかれて一ヶ月は動けなくなる。」
「じゃあ、無理じゃないですか。」
「あぁ、一ヶ月仕事が貯まる覚悟がないと無理だな。」
ジトリと見つめてくるナムエルに構わず続ける。
「ま、取り敢えず諦めろって事だな。」
「いや、アレクさんが直してくれるのなら済む話ではないですか。」
「自分がソレ直して何の利益があるんだよ。」
「それは……友情が深まります。」
「友人じゃねぇだろ。」
ナムエルは自分に嫌悪しない数少ない人ではあるが、友人では決してない。
こんな、揶揄ってばっかくる苛つく友人なんて欲しくもない。
「では、腐れ縁として。」
「ヤダね。」
「そこをなんとか!!」
バンッ!と、音がしたかと思えば、思いっきりナムエルが額を地面に擦り付けて、それはそれは綺麗な土下座を披露していた。
「あの水晶がないと、人を揶揄えないんですよ!だっえ、人間の行動なんて予測できませんから!!」
「いや、理由……」
人を揶揄いたいから直してくれって、その理由はどうかと思う。
だが、直さないと起き上がりそうにもないから、仕方なく了承する事にした。
「今回、だけだからな……」
「ほ、本当ですか!?」
「今回だけだ……」
心底嬉しそうに、顔をパァァ!と明るくするナムエル。
イケメンが笑うと、かなり眩しいな。
「ありがとうございます。やはり持つべきものは良い友人ですね!」
「……そーだな。」
果たして、その友人なるものが便利屋なのか、純粋な友人なのかは定かでないが。
「で、重要な話はそれだけなんだな?」
「はい。国から魔物退治とか色々と要請が来ていましたが、どうせ行かないでしょう?」
「面倒だしな。」
大神官なら、魔物退治をお願いしにくるのが普通だと思うが、やはり此奴は変わっていると心底思う。
本当に何故、神官なんて柄にもない職をやっているのだろうか?
「では、水晶玉は一週間後に取りにきます。」
なんだかんだ、時間が余り有る訳でも無かったのか、ソレだけ言うと消えてしまった。
「相変わらず、嵐みたいなやつだな……」
揶揄うだけ揶揄って、勝手に居なくなるのだから、本当に迷惑な奴だ。
まぁ、魔物退治を強制してこないだけでもマシだが。
他の奴らは、勇者の役割の過酷さを何も理解していない。
確かに、神の力を授かっている為、常人と比べると凄く強く思うかもしれないが、ソレは魔王も同じで、魔族からしても強い力を魔王も持っている。
決して侮れないし、顔も見たことが無い魔王の強さも分からないのに、挑める訳がないのだ。むしろ、今まで挑み続けてきた勇者の神経を疑う。
戦う相手の情報を掴むのは必要なことだろうに。戦いながら進化していく勇者の情報を知っている魔王に対して、勇者側は何も知らないなんて不公平にも程がある。
なんて、思っても仕方のない事を考えながら寝台へ移動した。
世界を救う勇者の役目を担っている者だ。
つい先程、御付きの魔法剣士のカイトと聖女のリアナを転移して巻いてきたところである。
転移先はランダムで、全く知らない場所に来てしまった。
晴天の青空と緑しかない森の中。方向感覚さえない。
周りに動物達の気配があるところを見るに魔王領に入っているわけではない様だ。
取り敢えず、休む為に家を建てる。
神の加護があるおかげで、疲れ知らずな体力を駆使し、数分で家を完成させ、ついでに、動物も狩って保存用と今日使うものに分ける。
「このくらいで良いよな……」
旅の途中に買ったフカフカの寝台などの家具も置いて、家の中も完成だ。
早速、寝台に飛び乗って身体の沈み具合を堪能する。
森の中には、不思議と魔物も居ない為、襲われる心配もなく直ぐに寝落ちた。
それから、数時間後くらいだろうか?
目が覚めたとき、ドアの前に異様な気配を感じた。
邪悪ではないが、かなり強く一筋縄ではいかなさそうな相手だ。
一応、聖剣を持ってドア越しに声をかける。
「誰だよ。」
「……」
ドアから、声が返ってくることはない。
ただ、ソコに居るだけ。
聖女や魔法剣士にしては強すぎる。
人間の様な気配でもないことから、敵である可能性は十分に高い。
それでも、ずっと立たれていると安心して寝ることも出来ない為、取り敢えず開けることにした。
「危ないからドアの前には立つなよ。」
「……」
相変わらず返事のない相手に、少し苛立ちながら開け放つ。
「出てこい!」
そう、勢いよく叫ぶ。と、同時に吃驚した。
「な、なな、ナムエル!?」
ナムエル、彼は唯一自分を勇者としてではなく1人の人間として扱ってくれた聖職者だ。
しかも何故か、大神官でありながら神の存在を否定している変人でもある。
「お久しぶりですね、アレクさん。」
「久しぶりだな。で、なんでここにいるんだよ?」
「いえ、面白いことをしている様なので見学を。」
「見学なんてしなくていーよ!っていうか、自分がここにいる事、なんでわかったんだよ。」
「ソレは内緒です。イケメンには隠し事があった方がミステリアスで良いでしょう?」
「知らねーよ!」
むしろ、そのセリフは女が言うものだと思う。口元に手を当てて、色気たっぷりで言われても何も響かない。
「ふふ、元気なのは良いことです。」
「もうお前黙れや!」
まるで元気な子供達を見る父親の様な目で見られ、益々苛立つ。
「言っとくが、此処に自分がいる事、誰かに言ったらタダじゃおかないからな。」
「言いませんよ。貴方が馬鹿正直に魔王退治に行くと言い出したら面白くないので。」
「お前な……」
出会った当初からナムエルは、よく人を面白いか面白くないかで、判断していた。
面白い人には優しいが、面白くない人には全く優しくないどころか声をかけても無視するのである。
勿論、真面目なリアナとカイトは言うまでもなくガン無視だ。
「で?此処には何しに来たんだよ。本当に見学しに来たのか?」
「いいえ。本当はもっと重要な話があってきました。」
やはり大神官なだけあって、真っ昼間から見学なんて巫山戯た理由で来ては居ない様だ。
真面目な話ならばと、一旦家の中に入れて茶を注ぐ。
「おや、茶を注ぐことができるのですね。」
「こんくらい出来るわ。」
「では、頂きます。」
優雅な所作で、茶に口をつけるナムエル。
長い銀髪に碧眼の瞳な容姿をしているイケメンは、本当に何をしても絵になる。
「中々御上手ですね。感心しましたよ、ばちはちばちばち~!」
「なんで、"ぱち"じゃなくて"ばち"なんだよ。」
「気分ですね。」
ニコニコした顔でそう宣うナムエル。
「さっさと本題に入るぞ。」
「そうですよ!もぉ、しっかりしてくださいっ!」
「お前が言うなやっ!!」
「ふふっ。」
人を揶揄って何が楽しいのか、心底面白そうに笑っている。
「はぁ……今度こそ、本題に入るぞ。」
「はい。」
今度は、ちゃんと真剣な顔で真面目な話をする雰囲気を醸し始めた。
「それで、此処にきた本当の理由は?」
「はい、かなり重要な事なのですが……」
眉間に皺を寄せ、言葉を濁している所を見るに、かなり重い話だと言うことが窺える。
何を言われても良い様に、こちらも身構えておかなければ。
「それはですね……」
「あぁ。」
「それは………僕の水晶が壊れてたんです!!」
そう、沈痛な面持ちで告げられた。
「いや、しょうもなっ!?」
「しょうもない!?どこがですか、僕にとってはとても重要なことなのですよ!?」
「水晶の修理くらい、魔塔にでも頼めばいいろ。」
「僕に、そんな伝手があるとお思いですか。」
「……」
確かに、無愛想な此奴と好きで居る奴はいないだろう。
イケメンってだけで、性格が曲がりすぎて人気ないどころか、一部の人間からはかなり嫌われているし。
「よく、そんなこと堂々と言えるな。」
「………僕に人脈がないのは、周りの理解がないからです。僕は悪くありません。」
全て人のせいにして子供の様ないと事を呟いているが、コレ以上言っても話は進まない為、人脈の話は置いておく。
「自分は、水晶の修理はしないぞ。」
「な、何故ですかっ……」
まさか断られるなど思っていなかったのか、物凄く吃驚している。
「だって、その水晶かなり魔力持っていくだろ。」
「そうなのですか?」
「お前の使ってる水晶は、妖精の力を借りる物だから、人の力で直す時はそれ相応の対価が必要だ。」
「でも、貴方の膨大な魔力でさえかなり持っていかれると言うのなら、この世界で修理できるのは居ないのでは?」
至極真っ当な疑問に、首を振る。
「たくさん取られると言っても、それはあくまでお前達常人の話だ。自分は何ともないし魔力をたくさん取られた感覚さえないな。」
「なら、魔塔や僕でも修理は可能なんですか?」
「まぁ、出来るな。でも、魔力の大半を持っていかれて一ヶ月は動けなくなる。」
「じゃあ、無理じゃないですか。」
「あぁ、一ヶ月仕事が貯まる覚悟がないと無理だな。」
ジトリと見つめてくるナムエルに構わず続ける。
「ま、取り敢えず諦めろって事だな。」
「いや、アレクさんが直してくれるのなら済む話ではないですか。」
「自分がソレ直して何の利益があるんだよ。」
「それは……友情が深まります。」
「友人じゃねぇだろ。」
ナムエルは自分に嫌悪しない数少ない人ではあるが、友人では決してない。
こんな、揶揄ってばっかくる苛つく友人なんて欲しくもない。
「では、腐れ縁として。」
「ヤダね。」
「そこをなんとか!!」
バンッ!と、音がしたかと思えば、思いっきりナムエルが額を地面に擦り付けて、それはそれは綺麗な土下座を披露していた。
「あの水晶がないと、人を揶揄えないんですよ!だっえ、人間の行動なんて予測できませんから!!」
「いや、理由……」
人を揶揄いたいから直してくれって、その理由はどうかと思う。
だが、直さないと起き上がりそうにもないから、仕方なく了承する事にした。
「今回、だけだからな……」
「ほ、本当ですか!?」
「今回だけだ……」
心底嬉しそうに、顔をパァァ!と明るくするナムエル。
イケメンが笑うと、かなり眩しいな。
「ありがとうございます。やはり持つべきものは良い友人ですね!」
「……そーだな。」
果たして、その友人なるものが便利屋なのか、純粋な友人なのかは定かでないが。
「で、重要な話はそれだけなんだな?」
「はい。国から魔物退治とか色々と要請が来ていましたが、どうせ行かないでしょう?」
「面倒だしな。」
大神官なら、魔物退治をお願いしにくるのが普通だと思うが、やはり此奴は変わっていると心底思う。
本当に何故、神官なんて柄にもない職をやっているのだろうか?
「では、水晶玉は一週間後に取りにきます。」
なんだかんだ、時間が余り有る訳でも無かったのか、ソレだけ言うと消えてしまった。
「相変わらず、嵐みたいなやつだな……」
揶揄うだけ揶揄って、勝手に居なくなるのだから、本当に迷惑な奴だ。
まぁ、魔物退治を強制してこないだけでもマシだが。
他の奴らは、勇者の役割の過酷さを何も理解していない。
確かに、神の力を授かっている為、常人と比べると凄く強く思うかもしれないが、ソレは魔王も同じで、魔族からしても強い力を魔王も持っている。
決して侮れないし、顔も見たことが無い魔王の強さも分からないのに、挑める訳がないのだ。むしろ、今まで挑み続けてきた勇者の神経を疑う。
戦う相手の情報を掴むのは必要なことだろうに。戦いながら進化していく勇者の情報を知っている魔王に対して、勇者側は何も知らないなんて不公平にも程がある。
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