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序章 アンジェラス1は、世界を救う
14話 するべき事
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魔王を、止めないと決めた後、もう一度神殿へ足を運んだ。
【魔王を止めると言って来たのか。】
『いいえ。』
【騙しでもしたか。】
眉間に皺が寄せられ、ゴミを見る様な目で見られる。
だが、今回はそんな目で見られる筋合いはない。
『魔の心を持っていなくとも、付いて来てくれると部下達が、言ってくれたのです。なので、魔王であり続けます。』
【部下に恵まれている様だな。】
『我も、そう思います。』
本当に、あの魔将軍には感謝しかない。
正直、一人でやって行けるかどうかは分からなかったから。
なにしろ、今まで掃除洗濯炊飯すべて召使いに世話をしてもらってた我が今更、一人暮らしなど出来るとは思えなかったからだ。
幼い頃からの習慣というものは、なかなか直るものではない。
【それで、何の用だ?純粋な心を手に入れたなら勝手に聖剣が反応するだろう。妾に会いに来る必要など無いはずであるが。】
『邪神様は、一つ勘違いをしておられます。』
【妾が?】
声が若干低くなる。神と言うだけあってプライドが相当高いようだ。
『邪神様は以前、神は崇められる事がなければ消えると言っていました。そして、魔族と人間の心も似た様なもの。』
アーガイルの推測だが、借りさせてもらおう。
『魔族の心が黒いのは、根本が黒い邪神を崇めているからで、そこに種族など関係ないのではと思いまして。もちろん人間側も同じ事。その証拠に、魔族では決してしない残虐な、意味のない殺し方を異種族、ましてや同族にまでしているでしょう?』
【……そう言われてみれば、そうであるな。】
そして、そこからが我がアーガイルの考えを元に導き出した憶測だ。
『それを踏まえて思ったのですが、邪神様の根本が白く成れば聖剣は応えてくれるのではないですか?勇者の魂は、おそらく白いはずです。性格が歪んでいるだけで黒くはない、だから、完全には聖剣が反応していない。光の神が無理矢理使える様にしているだけなのでは?』
【つまり、心で変わるわけではないと言いたいのだな?】
邪神が、言っていた心のあり方で変わると言う言葉をひっくり返す推論だが、これには確信があった。
『はい。なので、根本を変えることは出来ませんか?』
【ふむ……】
腕を組み、難しい顔で悩んでいる。
邪神は、邪な神と書くが全く光の神と違って邪な感情を持っていない為、どうしてそう呼ばれるのかずっと疑問に思っていた。
むしろ正々堂々挑んで、綺麗な心の持ち主だろうと。
だが、もし持論が合っているのなら邪神として生まれたのだから魂が黒いのだと納得できる。
【確かに、お前の言う通りだな……妾も妾が邪神と言われる理由が分かるずにいたのだ。妾は自身で言うのもなんであるが、結構正義感は強い方でな。】
とうやら、同じ結論に至った様だ。
『それで、どうでしょう。白い魂に変わるのは。』
【期待させてすまぬが……妾も、魂の色の変え方は分からぬのだ。】
『へ?』
非常に、申し訳なさそうに上目遣いで見て来る。美人からそんな顔されるとちょっと、くるものがある。
【妾も光の神も、この世界に最初に生まれた生物なのだ。気づいたら白い真っ白な世界にいて暇つぶしで色を付けていっていく途中で、光の神から黒いのが気に食わないからって、妾が生み出した生物と共に下の方へ落とされてしまってな……。】
『ソレが魔族という事なのですか?』
【そうだ。】
思った以上に酷い話だった。
結局、光の神の我儘で我らは魔界に居たという事なのか。
『上には、上ろうと思わなかったのですか?』
【上ろうとすると、上から総攻撃を受けてな。魔界に被害が及ぶため、諦めるしかなかった。だが、傲慢な光の神は魔界さえも求めた。だから、勇者と魔王でどちらが世界を統べる権限を握るのか勝負していたのだ。もちろん、負けたら消滅するがな。その種族ごと。】
『勇者が狂う前は、邪神様のほうが優勢だったと……』
【魔族には呪いがあるからな。それで、どうにか保っていたが……まさか、勇者を狂わせてまで勝とうとするのは想定外であった。】
はぁ……と思いため息を吐く邪神に同情したくなった。
結局、我儘すぎる光の神にこの神は、付き合ってあげていただけなのだ。
この戦も、全ては光の神が始まりなのだから。
【だから、恐らく妾の魂の色を変えられるのは産んだ者だけという事だ。】
『ですが、その産んだ者が分からないため、何も出来ないと?』
【理解が早くて助かる。】
どうやら、まずは勇者を倒す前にこの世界の根本に関する情報を集めなければならない様だ。
『長々と話してくださり、感謝します。』
【妾も知らぬ事が知れて良かった。】
『はい、ではまた。』
【あぁ。】
音もなく、邪神は消えた。
薄暗い神殿内が、今日だけは少し明るく感じたのは気分の錯覚だろう。
少し溢れる笑みを飲み込みながら、聖剣を腰に差し、初めて自身の武器として認識を変えた。
***
一方、人間の国ではーーー
「魔王退治に行くぞ!」
純粋な瞳をした勇者が、歪な黒剣を手に魔王城へ進もうとしていた。
「アーちゃん、ダメなの!」
そして、ソレを必死に止めているのは銀狐であるエルだ。
彼女は、御付きよりも勇者から信頼を置かれている。
「まだ魔王には勝てないの!もう少し余裕を持っていくのがいいの!」
「別にいいだろう!」
「良くないの!」
まだ、15歳で小さな勇者はエルにも抑える事ができる。
なにより、まだ狂い始めていないから。
邪神の力で、もう一度時間を戻した様だが段々と狂う時間も早くなって来ている。
ソレを魔王に伝えたくても、光の神が常に見張っていて動けずにいた。
きっと、光の神に変な行動を見せると勇者に切り捨てる様に告げ口する事だろう。
魔剣で殺されれば、過去に戻ったとしても記憶を引き継げないため、下手な行動は取れない。
(きっともう、勇者とは会えなくなるから。)
あくまでも勇者の味方で居なければならないのだ。
「アーちゃん、もう少しだけ我慢して。」
「うーん……エルが言うなら仕方ないな。」
「ほんと?やったぁ!」
どんどん狂っていく勇者が怖いけれど、今はまだこの純粋なアレクと共にいたい。
初めの時間軸で、助けてくれた時の彼のままで。
【魔王を止めると言って来たのか。】
『いいえ。』
【騙しでもしたか。】
眉間に皺が寄せられ、ゴミを見る様な目で見られる。
だが、今回はそんな目で見られる筋合いはない。
『魔の心を持っていなくとも、付いて来てくれると部下達が、言ってくれたのです。なので、魔王であり続けます。』
【部下に恵まれている様だな。】
『我も、そう思います。』
本当に、あの魔将軍には感謝しかない。
正直、一人でやって行けるかどうかは分からなかったから。
なにしろ、今まで掃除洗濯炊飯すべて召使いに世話をしてもらってた我が今更、一人暮らしなど出来るとは思えなかったからだ。
幼い頃からの習慣というものは、なかなか直るものではない。
【それで、何の用だ?純粋な心を手に入れたなら勝手に聖剣が反応するだろう。妾に会いに来る必要など無いはずであるが。】
『邪神様は、一つ勘違いをしておられます。』
【妾が?】
声が若干低くなる。神と言うだけあってプライドが相当高いようだ。
『邪神様は以前、神は崇められる事がなければ消えると言っていました。そして、魔族と人間の心も似た様なもの。』
アーガイルの推測だが、借りさせてもらおう。
『魔族の心が黒いのは、根本が黒い邪神を崇めているからで、そこに種族など関係ないのではと思いまして。もちろん人間側も同じ事。その証拠に、魔族では決してしない残虐な、意味のない殺し方を異種族、ましてや同族にまでしているでしょう?』
【……そう言われてみれば、そうであるな。】
そして、そこからが我がアーガイルの考えを元に導き出した憶測だ。
『それを踏まえて思ったのですが、邪神様の根本が白く成れば聖剣は応えてくれるのではないですか?勇者の魂は、おそらく白いはずです。性格が歪んでいるだけで黒くはない、だから、完全には聖剣が反応していない。光の神が無理矢理使える様にしているだけなのでは?』
【つまり、心で変わるわけではないと言いたいのだな?】
邪神が、言っていた心のあり方で変わると言う言葉をひっくり返す推論だが、これには確信があった。
『はい。なので、根本を変えることは出来ませんか?』
【ふむ……】
腕を組み、難しい顔で悩んでいる。
邪神は、邪な神と書くが全く光の神と違って邪な感情を持っていない為、どうしてそう呼ばれるのかずっと疑問に思っていた。
むしろ正々堂々挑んで、綺麗な心の持ち主だろうと。
だが、もし持論が合っているのなら邪神として生まれたのだから魂が黒いのだと納得できる。
【確かに、お前の言う通りだな……妾も妾が邪神と言われる理由が分かるずにいたのだ。妾は自身で言うのもなんであるが、結構正義感は強い方でな。】
とうやら、同じ結論に至った様だ。
『それで、どうでしょう。白い魂に変わるのは。』
【期待させてすまぬが……妾も、魂の色の変え方は分からぬのだ。】
『へ?』
非常に、申し訳なさそうに上目遣いで見て来る。美人からそんな顔されるとちょっと、くるものがある。
【妾も光の神も、この世界に最初に生まれた生物なのだ。気づいたら白い真っ白な世界にいて暇つぶしで色を付けていっていく途中で、光の神から黒いのが気に食わないからって、妾が生み出した生物と共に下の方へ落とされてしまってな……。】
『ソレが魔族という事なのですか?』
【そうだ。】
思った以上に酷い話だった。
結局、光の神の我儘で我らは魔界に居たという事なのか。
『上には、上ろうと思わなかったのですか?』
【上ろうとすると、上から総攻撃を受けてな。魔界に被害が及ぶため、諦めるしかなかった。だが、傲慢な光の神は魔界さえも求めた。だから、勇者と魔王でどちらが世界を統べる権限を握るのか勝負していたのだ。もちろん、負けたら消滅するがな。その種族ごと。】
『勇者が狂う前は、邪神様のほうが優勢だったと……』
【魔族には呪いがあるからな。それで、どうにか保っていたが……まさか、勇者を狂わせてまで勝とうとするのは想定外であった。】
はぁ……と思いため息を吐く邪神に同情したくなった。
結局、我儘すぎる光の神にこの神は、付き合ってあげていただけなのだ。
この戦も、全ては光の神が始まりなのだから。
【だから、恐らく妾の魂の色を変えられるのは産んだ者だけという事だ。】
『ですが、その産んだ者が分からないため、何も出来ないと?』
【理解が早くて助かる。】
どうやら、まずは勇者を倒す前にこの世界の根本に関する情報を集めなければならない様だ。
『長々と話してくださり、感謝します。』
【妾も知らぬ事が知れて良かった。】
『はい、ではまた。』
【あぁ。】
音もなく、邪神は消えた。
薄暗い神殿内が、今日だけは少し明るく感じたのは気分の錯覚だろう。
少し溢れる笑みを飲み込みながら、聖剣を腰に差し、初めて自身の武器として認識を変えた。
***
一方、人間の国ではーーー
「魔王退治に行くぞ!」
純粋な瞳をした勇者が、歪な黒剣を手に魔王城へ進もうとしていた。
「アーちゃん、ダメなの!」
そして、ソレを必死に止めているのは銀狐であるエルだ。
彼女は、御付きよりも勇者から信頼を置かれている。
「まだ魔王には勝てないの!もう少し余裕を持っていくのがいいの!」
「別にいいだろう!」
「良くないの!」
まだ、15歳で小さな勇者はエルにも抑える事ができる。
なにより、まだ狂い始めていないから。
邪神の力で、もう一度時間を戻した様だが段々と狂う時間も早くなって来ている。
ソレを魔王に伝えたくても、光の神が常に見張っていて動けずにいた。
きっと、光の神に変な行動を見せると勇者に切り捨てる様に告げ口する事だろう。
魔剣で殺されれば、過去に戻ったとしても記憶を引き継げないため、下手な行動は取れない。
(きっともう、勇者とは会えなくなるから。)
あくまでも勇者の味方で居なければならないのだ。
「アーちゃん、もう少しだけ我慢して。」
「うーん……エルが言うなら仕方ないな。」
「ほんと?やったぁ!」
どんどん狂っていく勇者が怖いけれど、今はまだこの純粋なアレクと共にいたい。
初めの時間軸で、助けてくれた時の彼のままで。
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