【おねショタ×TS奴隷娼婦堕ち】 坊ちゃん育ちな新米勇者、激あま爆乳お姉さんにハメ潰されてメス堕ちTS娼婦の危機!?

八雲水経・陰

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序論・前日譚

Phase_0.5 1人足りないな <百合・ボディタッチ・セクハラ>[イラスト]

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「1人足りないな」



 地球暦2021年5月21日。
 地球から遠く離れた異界星雲いかいせいうんの中枢で、定例会議が行われていた。
 議題は単純。転生プログラムが呼び出した今回の転生者を、いかなる使命へ抜擢するか。

「最低7人集まれば、大役を任せようかと思ったが……6人か。 破壊者捜索は次の機会に延期して、小粒な使命を任せよう」

 楕円卓の最奥に腰掛けた美しき女神――燃えるような赤髪と、霊峰を思わせる豊乳を備えた神族の女王は、机上に肘付きながら言った。
 大役に任ずる者を探していたのだが、どうにも数が足りない。チームで活動させるより、1人1人の程度に合わせた使命ミッションを個別に割り振る方が得策に思えた。

「何故7人なのですか? 6人でも良さそうですが」
「おぼろげながら浮かんで来たのだ。 7という数字が」
「…………。」

 部下は物申したそうに女王を見つめたが、思いとどまった。

「良いのですか、陛下。 今回は、あの吹雪資正ふぶきすけまさの子孫が含まれてる可能性もありますよ」
「そんな者が居るとは初耳だが……。」
「報告書を読んでないんですか?」
「……何でも良い。 その者は戦士か?」
「大企業の御曹司……言葉を選ばず言うなら、ヒョロいボンクラですね」
「そんな奴に任せられるか……すぐに死ぬぞ」

 女王は、部下の進言を嘆息と共に却下した。
 伝説の勇者の子孫かどうかは、不鮮明。本当にそうだとして、才能を継いでいるかも分からない。
 人間の寿命は短く、その系譜は神魔を凌駕する速度で伸びる。祖先の血など、容易に薄れる物だった。

「他の者はどんな仕事を」
「銀行員、研究者の双子、大学生、消防士……以上です」
「頼りないな……。」
「しかし、能力値予測ステータスを見るとなかなかやりますよ」
「しかしなぁ……。」

 肩書きでは測り切れない潜在能力が、この6人にある。部下の進言は、女王を躊躇させた。

「一度謁見されて、見定められてはいかがです?」

「うーん……たしかに。 では、そうしよ」

「なりませんぞ、陛下」

 元老院の使者が、女王の決断に分け入った。
 腰の曲がった老翁の言葉でも、彼女は無碍には出来なかった。――何故なら。

「本日は予定が詰まっています。
 18時から、元老院議長とホテルでなのですから。 今すぐここを発ち、西部行きの列車に乗るべきです」

「特別な……お食事……。」

 特別なお食事――その語を聞いた瞬間、凛と澄み切った女王の瞳は、澱んだ光に塗り潰された。
 頬が赤らみ、吐息が微かに乱れる。悦楽の予感に打ち震えたカラダは、怯えるように縮こまった。豊かに蓄えた内腿の女肉を、淫らな蜜が滴り落ちた。

 洗脳に似た変貌が、瞬く間に完了した。
 誇り高い最高指導者から、人形の如く弄ばれる無力な情婦へ。皆に慕われる天界の象徴は、権力者の所有物としての姿を覗かせた。

「吹雪資正の子孫らしき者は……オルゼに転生させておけ」
「あそこは治安も悪いですし、あまりオススメ出来ませんが……。」
「情報が集まる場所だ。 それに、敵の目撃情報も多い」
「はぁ……そうですか……。」
「では、行ってくる」

 老翁に左脇を固められ、腰を支えられるようにエスコートされていく。
 自分1人では何も出来ない事実を、本能に塗り込まれるように。女王は、手を引かれ部屋を出た。

 更衣室に押し込まれ、普段使いとは異なったが呼び付けられる。



「最近、よくお呼ばれしますわ」
「好きで呼んでいるわけではないが……。」
「えぇ、分かっています。 大切な職務のサポート、今日も任せていただき光栄です」
「ぅ、うむ……。」

 魔族禁制の天界城――しかし、現れたのは淫魔サキュバスのスタイリストだ。
 黄金の長髪に小さな角と、零れ落ちそうな乳房を強調するように開かれた谷間、無意識に振り撒く淫気。

 微かな気品と丁寧な口調を加味しても、神聖な城に似つかわしくない存在だ。――憲法に定められた風紀すら、今では容易く侵されていた。

「マッサージは寝台車にて行ないます」
「また……アレか……。」
「陛下のおカラダを食べ頃に調理するのも、私の仕事です」
「そうだな……。」

 女王は、この淫魔が苦手だった。
 性格は良く、手つきも丁寧で、センスも悪くない。
 淫魔に相応しい美貌もあり、礼儀正しく、魔族であることを考慮しても不快ではなかった。

 要するに、問題は――。

「いつにも増して、素敵なおカラダです」
「やめてくれ……。」
「期待していたのですか……?」
「ん"っ……💕 ち、ちがぅ……///」

 淫魔の手つきが、濡れた内腿を撫で上げた。女王のカラダはピクンと震える。
 この者が両性愛者バイセクシャルだと知らなければ、カラダを預ける事にも抵抗が無かったのに――と、女王は思った。

「お胸が張っていますわね」
「だめ……触らないで……。」
「後でほぐしますから、ご安心を」

 性欲を帯びた指先が、ブラジャーの内に滑り込む。
 性技が本物であるばかりに、簡単に感じてしまう。その痴態を性的に見られるのが、恥ずかしくて嫌だった。
 執拗なボディタッチも、性感マッサージの隙を突いた大切なところデリケードゾーンへの口付けも。立派なハラスメントの筈なのに、心が蕩けて抵抗できないのだ。強気な口調すら、もはや保てないほどだった。

「下、脱がしますね……。」
「う、ぅむ……。」

 舐るような視線が、濡れそぼった無毛の女性器に注がれた。
 自身がだという認識が、服を脱がされるたびに薄れていく。
 入れ替わるように顔を覗かせたのは、快楽と魔導によって深層心理に教え込まれた、としての自認。

「黒のガーターベルトを所望のようです」
「……分かった」
「では、こちらを」
「派手だな……。」
「フフフッ……♡ 議長様の前では、そんな口を利いてはいけませんよ?」
「えぇ、分かっているわ……。」

 元老院の傀儡には、下着を選ぶ自由も許されていなかった。王族としての権威を示す口調も、裸の女体には似合わない。

「口移しで淫気を送ります。 力を抜いてくださいね……。」
「口移しの意味は……?」
「お互い、えっちな気分になれます」
「そ、そんなの要らな、んむぅっ!?」

ちゅ……んちゅ……ぅっ……💕

 舌と舌とが絡み合う卑猥な水音が、暗く閉め切った更衣室を満たし、膨大な催淫力が唾液と共に流れ込む。

「……んはぁ💕……どうですか? 気持ち良いでしょう?」
「はぁ……はぁ"……///」
「もう返事が出来ませんか。……仕方のない人です」

 口の端に涎を覗かせながら、淫魔は甘く微笑んだ。
 舌なめずりと共に差し出された細長い舌先が、女王の乳房の先端へと、鋭く這い寄って行く。

「~~~ッ"!💕💕💕」

 淫魔の舌先が乳輪を撫で、唇が乳頭を挟み込んだ時。
 女王のカラダは脱力し、自我と貞操は桃色の霧中へ溶け消えた――。
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