転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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変なやつ

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「せ、先生…私はなぜ生徒会に??」
一応おそるおそる先生に聞いてみる…。
「なぜって、聞かなくてもわからない?」

うわぁ…質問に質問でかえすかー。
この先生…。

「そりゃさ、首席で、歴代トップなら強制的に生徒会つれてくよね?」

なにその理屈…。

「え…そうなのですか?」首をコテンと
わざと知らないふりをする。

「うわぁ…その顔でその仕草はダメなやつ。」何この先生…見た目ミステリアスなのに…中身が…

「今もしかして、俺の外見と中身が伴ってないとか思った?」
ギクッ
「うわぁ…うわぁ…分かりやすいこの子~。素直、純粋」

「………………。」

やだなこの担任…。関わりたくないな…。

「あー残念関わりたくないと思っても無理ですね~、担任だし、生徒会の担当職員だし」

「……………。」

「なにより、君が気になるし」

…………へっ……!!?

ティアナは思いっきり目の見開く。
何言ったこの先生。

「俺さマサーロと友達なんだよね」

「お兄様と?」

「そそ、で君のことを散々聞いてたわけ」

「はぁ…」

「だから君に会えるの楽しみにしてたわけ」

「レオルも君の婚約者になってるしさ」

「レオルとも仲良いんですか?」

「そそ」

「だからこの5年間で全力で君を落として、仲間に入れてもらおうかと思って」パチ
シュース先生はウィンクをした…。

「……………。」

「おーい聞いてる?おーい。ふーむ」

チュ
シュースはおでこにチュウをした。

「にゃぁぁぁぁ!!!何するんですか!!生徒に!!生徒に!!!」


「アハハ顔真っ赤だ!可愛い♡」

「先生にいいますよ!!」

「え、俺が先生だけど(笑)そもそも
この学園別に教師と生徒の恋愛とか許可されてるし」
なんだとぉぉぉぉ
「そりゃ女の子少ないんだから、先生達だって、女の子にアピールしないと。ある意味出会いの場じゃんここって」

オフッ…。詰んだこれ…。

「はぁ…そーですか…理解できましたぁ」

「それなら良かったよ」

「で…?生徒会室にいくんですよね?」

「ああ、行く」

「じゃぁ…さっさと行きますよ。」
あー、変なのに気に入られたのかなこれ。
創世神様の加護どこいった。
ティアナはイライラしながら、生徒会室に向かった…。

マサーロお前…自らの首をしめすぎだぞ…
by創世神様より…。


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