転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

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んんんん?

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ここはどこ?私はティアナ!!
って……本当どこよ!!!!!

「はい、お茶」

「あ、ありがとう」

「ここは俺の家だよ。これでも冒険者だけど、一応伯爵家なんだ」

だよね~屋敷だもんねここ。

アニーマルの伯爵家かぁ


「ね、種族は……?」


「あ、俺?ユキヒョウの一族なんだ!!黒豹の一族が本家なんだけどね」

黒豹の一族って………


「へ、へぇ……ちなみにその黒豹の一族さんの仕事って……」


「あーー、騎士とか確か王子の側近とか今してらっしゃるらしいよ。なんで?興味あるの?」

あーーそれって……絶対パン君とリンサーだよね………。


「その……一人は親友で、一人は婚約者かも?」首をコテンとすると……ユキヒョウのお兄さんが絶句する。


「は?はあぁぁぁぁあ?」


「そう言えば名前聞いてないよね?」
翡翠のお兄さん


「俺はユキヒョウの……ユキーサ.クローサ。ユキと呼んで」

ん?クローに「サ」がつくんだね。


「俺は翠族……のスイリッシュ.ヒーサル。スイリと呼んでくれ」



「最後に俺は、エルフのグリース.シューム。グリーと呼んで欲しい」


エルフかぁ…。



「グリーはマウンテーン出身なの?」


「そうだよ」

だよね、エルフだし。


「次は私の自己紹介ね。私はストーン王国のティアナ.ロゼ.ローゼリア。ティアかティアナで宜しくね」ニコッ



「「ローゼリア!?」」
ん?グリーとユキは知ってるのかな?


「ん?うん……」


二人が思案顔になる。
ねー、絶対今頃……騒ぎになってると思うし帰りたいんだけど?
朝食作りたいし。


「もしかして本家の坊っちゃんの婚約者様?」
ユキ

「もしかして……殿下の婚約者様?」
グリー


「うん、多分そう」苦笑


「「えーーー!!!!!」」

心なしか二人共顔色が良くないよ?


「な、なぁ……ティアナはそんな大層なかたなのか?」
スイリ


「「ああ……」」


「でも、ティアナ多分俺の番なんだけど……」
スイリ


「「は!?」」


「うん、多分そうだよね」
ティアナ

心惹かれるし……いい匂いがする。


「「えーー」」
ますます顔色が悪くなる二人


どうしたの??二人共


パッ


「ティアナ………」


「「「!?」」」


「あ、シュウ!!」
ポカっ


いったあぁぁぁい!!!!


「どれだけ心配して探したと思っているんだ!!!!」
シュウが青白い顔して目には涙を浮かべていた。


「ご、ごめんなさい……その薬草に夢中になってて…その」


「で?貴方達は?」ギロッ


ビクっと3人の肩が揺れる。



「その……薬草畑の近くでティアナ「様」が迷子になっていたので保護を……」


「それは……ありがとうございました」
シュウ


ついついとシュウの袖を引っ張る


「シュウ。スイリは導きで番なの!」


「導き?あの……翡翠族の方か。失礼ですが貴方は?」


「私は……翡翠の国……ヒスナール国の…その…第二王子です。スイリッシュ.ヒーサル.ヒスナールと申します」


「王子!?」


「ヒスナールかぁ…。またずいぶん遠い……。とりあえずティアナ皆が心配しているから戻るぞ。ヒスナール殿下婚約申請はストーン国のローゼリア家かストーン王家にお願い致します」


「ストーン国王家!?」
スイリ


「ティアナは、現国王陛下の孫なんですよ。では失礼致します」

パッ


「あーー、行っちゃったね」
グリー


「だな…」
ユキ


「姫………」
スイリ


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