転生幼女の愛され公爵令嬢

meimei

文字の大きさ
上 下
434 / 620

久しぶり

しおりを挟む
もう眠い……かなり眠い。クリーンはしたから寝ちゃおう。
疲れて寝てしまったティアナは目が覚めるとすっかり陽が昇っていた。

「んーー、良く寝た~。やっぱりクリーンだけだとスッキリしないな~ちょっとお風呂に入ってこよ」

寝ぼけたまま浴室に直行。そのまま歯磨きもしつつお風呂にもゆっくり浸かり身支度してばっちり目が覚めた。

さて、朝食はおにぎりにしよっと。作ってあった手作り明太子で明太子のおにぎりとお味噌汁
ときゅうりの浅漬を出した。

やっぱりおにぎりは美味しい!

モグモグモグモグ

パッ

ん?


「あ!!やっぱりおにぎり!!食べたい!!」

出た………


「はいはい、響介も食べるのね」


「おはようティア」
シオン


「おはようティア」
ラサム


「おはよ……ティアナ」

ん?最後のって振り向くと


「マサお兄様!?なんか久しぶり!!!!」 


「本当久しぶりだよなぁ…。遠征遠征で全然休みなくて……さすがに休暇申請してきたんだ」

なんと!?そんなに……王国騎士団って…。社畜並ね


「はい、おにぎりときゅうりの浅漬とお味噌汁」


「「「「いただきます」」」」


「召し上がれ~」


「うまーーっ。これ明太子のおにぎりだ!!」

「え!?マジ!?俺明太子のおにぎりが一番好きなんだよ!」
シオン


「分かる分かる。コンビニのおにぎりでも明太子とツナマヨは俺の中では1位、2位を争うわ」
ラサム


「美味しいなぁ……骨身に染みる」
マサ


「咲良のだし巻きたまごたべたたい………」
響介


「あーーあれは上手いよなぁ」
ラサム


「だし巻きたまごはうまい」
シオン


「だし巻きたまご??」
マサ


はいはい……作ればいいんでしょ?作れば。

すくっと立ち上がりささっと人数分だし巻きたまごを作りそれぞれに置いてあげると大喜びだ。


「うまぁぁぁい!!これだよね、これ。母の味じゃなくて咲良の味」


「うまいなぁ~」
シオン



「うまい……っておい響介俺のを狙うなよ!!」
ラサム


「美味しい……これがだし巻きたまご」
モグモグ モグモグ


んーーー。


「マサお兄様、これおにぎり大量ですがマジックバックだと時間経過なしなのでマジックバックに入れておいて補助食にして下さい。あと唐揚げも入れておきましたので」


「え!?ありがとう!!!」

遠征は多分……美味しくないだろうし。食事



「どういたしまして、大量なのでお仲間様達にも差し上げてもよいかと思います」
ニコッ


「ティアナは相変わらず優しいな……」



「そうですか?これでもお兄様の婚約者なので」ふふ


かあぁぁと赤くなるマサーロ


「ここにもいたな。ピュア……」
響介


「本当……」
ラサム


「だな」
シオン


「ね、私これからちょっとアクセサリー類を注文先に持っていってくるから適当に帰ってね」


「へーい」
響介

「ほーい」
シオン

「了」
ラサム

「分かった」
マサーロ


パッ



「うお!?ってティアナ嬢!!ってまさか」


「うん、新作のアクセサリーを持ってきた」

その時店内の客たちが一瞬でティアナとマゼラを注目するのが分かった……。

「応接室に…」


「うん」

スタスタとサイフォン含め3人で応接室に行く。


「出してもいい?」


「おう、宜しく」

大量のジュエリーを並べていくとその横でマゼラさんがテンション高く見ていく。


「どうかな?」


「全て買い取りで」


「毎度あり!!」


ん?


「その耳のって」

あーこれ


「これセドが鱗をくれたからお揃いのピアスにしたの。ふふ」


「ペアピアスか……いいな。魔法付与してあるのか?」


「うん、そう。見てみる?」


「いいのか!?見たい!!」

耳から外してマゼラに見せると興味深そうに見ていた。本当ジュエリー好きよね。


「ふぉー!!5つも付与してあるのか!!すげーー!!なっ!?俺の鱗も頼んだらピアスやネックレスに加工してくれたり……」

ん?


「いいよ、別に」


「すんげ~嬉しい」


「じゃ、鱗取れたら教えてね」


「了解!!!!魔法付与の自分用の欲しくてさ~」


「魔法付与あると安心するよね」


「そうなんだよ!!森とか行くからさ」


「マゼラさん、鉱石も自分で仕入れたりしているの?」


「そうそう、全部じゃないけどね」



「じゃ、鱗取れたらデザインとかも決めようね!!私次は紹介にティアナ姫用のジュエリーを置きに行かないとだから」


「は!?ティアナ姫用のジュエリー!?」

あーそうだった。マゼラさんはティアナ姫大好きなんだった。

お得意様だしプレゼントしちゃおう!!


「はい、これプレゼント後で見てね!!じゃまたね」

パッ


「お、おい!?プレゼント??」

箱を開けてびっくり……ティアナ姫用のジュエリーがわんさか入っていてマゼラさんは発狂したとかしなかったとか………。

みんなどんだけですか??

しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

運命の番(同性)と婚約者がバチバチにやりあっています

恋愛 / 完結 24h.ポイント:3,138pt お気に入り:30

年下の夫は自分のことが嫌いらしい。

BL / 完結 24h.ポイント:1,164pt お気に入り:217

待ち遠しかった卒業パーティー

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7,501pt お気に入り:1,299

地味に見せてる眼鏡魔道具令嬢は王子の溺愛に気付かない

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:1,470pt お気に入り:264

悪役令息の義姉となりました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:22,941pt お気に入り:1,404

【本編完結】ざまあはされたくありません!

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:92pt お気に入り:875

女装転移者と巻き込まれバツイチの日記。

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:362pt お気に入り:24

女神は真価を問う

恋愛 / 完結 24h.ポイント:24,786pt お気に入り:185

顔の良い灰勿くんに着てほしい服があるの

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:482pt お気に入り:0

腹ペコ令嬢は満腹をご所望です【連載版】

恋愛 / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:1,275

処理中です...