転生幼児は夢いっぱい

meimei

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チョコ

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ドライフルーツは意外と簡単に作れた。魔法最高!!!!!

といっても自分のオリジナルの魔法……その名も乾燥魔法!!!

そのまんまなんだけど、わかりやすいでしょ?苦笑


カミルに渡したら早速アプリコットチョコ作ってくれたんだー。

「うまーーっ」
カシウス

カシウスはカミルが作ってくれたアプリコットチョコをヒョイパク…ヒョイパクと次から次へと口に運ぶ。

甘酸っぱいのとチョコの甘さが
最高すぎるー。



「カシーーこれ最高すぎるー」
マルディナ


「でしょーカミルのチョコは前世から最高!!」
カシウス


「え!!!カミル様も転生者なの??」
マルディナ


パクパク


「うん、そう。僕がお気に入りのスィーツ店のパティシエ兼オーナーだったんだよ」
カシウス



「ええええ、それって凄い…。偶然じゃないと思うんだけど」
マルディナ


「でもさ、偶然じゃないとなると、マルディナとも前世で何か繋がりある感じにならない?」
カシウス



「確かに………」
マルディナ


マルディナは少し考えている。


「ちなみにカミルはクィーンシュガーの店のオーナーだよ」
カシウス


ガタン


「クィーンシュガー!!!!ってあの青山にある!?」
マルディナ


お、知ってるの?


「う、うんそう…マルディナも知ってたんだ」
カシウス


「知ってたもなにも……私も常連だし!!!うちの会社に良く来てた商社の方がめちゃめちゃイケメンだったんだけど、その人が良く持ってきてくれててすっかりはまっちゃってさー」
マルディナ


え………商社でって。


「ちなみになんていう会社かな?」
カシウス



「ミリオリットだよ。社長がミリさんっていう人でさ……安直な名前なんだよね」
マルディナ



「え!!!!ミリオリット!?」
カシウス



「え!?もしかして…」
マルディナ



「僕……嵌められる前はミリオリット担当してた」
カシウス



「え!!!あのイケメン!!」
マルディナ


実は好きで告白したかったのに

当然来なくなったんだよね。


「てことは………理央さん?」
カシウス



「そう……あのイケメンな翼君?」
マルディナ



「イケメンかどうかは分かんないけど…多分そう…」
カシウス


二人の喉がゴクリと音がなる。



「てことは、翼君周辺の人が転生しているのかな?」
マルディナ




「でも、本当は神崎君が召される予定だったんだよ?」
カシウス



「「…………」」
カシウス、マルディナ



謎が多すぎる………。


「でも、翼君に会えたのはすっごく嬉しい!!!しかも妻!」
マルディナ



「僕も理央さんに会えて嬉しいよ。相変わらずパワフルだね」
カシウス



「性格はなかなか変わらないよねー」
マルディナ


打ち合わせに行くたびに理央さんにバシバシ背中叩かれたっけ……。地味に痛かったんだよね



ん?ちょっと待って



「てことは!!デザインのプロがいるじゃんー!!」
カシウス


「ん?まぁ一応?」
マルディナ


マルディナがドヤ顔を決めている。


「じゃぁさ、僕と共同で何か作らない?」
カシウス



「なにそれすっごく楽しそう!!!!やる!!!」
マルディナ



「とりあえずさ、キャンディー専門店を出したいから、そのパッケージとか、店のデザインとかもろもろ?」
カシウス



「キャンディー専門店!!!デザインやるやる!!楽しそう~」
マルディナ


「でしょ?じゃデザインは理央さんに全てお任せするから宜しく~」
カシウス



「かしこまり~」
マルディナ


うん、これからさらに楽しくなりそう!!



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