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ダンジョン
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翌日身支度を済ませて朝食を取り、クオーレと少しお散歩してからダンジョンに行く用意を済ませる。
「おはようメイリーン」
「おはようアスラン」
「マルサスはまだ?」
「知らないけど、閣下を迎えに行ってるんじゃない?現地集合でいいよ。行こう」
「あ、ああ」
閣下連れのダンジョンとか本気でやる気がしないし。めんどくさい。
「おい……メイリーン」
「何?」
「めんどくさいというのが顔に出てる」
!?
「それは……気をつける。ありがとう」
「ああ、俺も気をつけるわ」
ダンジョン入り口でしばらく待っているとマルサスとカイルサスが来た。
「メイリーンの家に迎えに行ったのに!!!」
「あら、それは失礼しました」
ニコッ
「い、いや……時前に言わなかった俺が悪いな……うん」
「メイリーンおはよう」
「おはようございます、カイルサス様」
「カイルサス…でいい」
「様をつけられないのでしたら……閣下とお呼び致します」
「ぐっ……様で宜しく頼む」
「承知致しました」
「おい、早く行こうぜ」
「アスラン今行くわー」
アスランの方にかけていくメイリーンの背中をカイルサスが歩きながら見つめているのにメイリーンは気が付かない……。
というか、カイルサスどうしたんだ?お前……。まさかメイリーンがやっぱり好きなのか??
マルサスの頭の中は今色んな疑問でパンパンだった……。
ダンジョン入口で冒険者ランクと名前を記入すると……
「!?メイリーン様、Aランクですね!!いってらっしゃいませ!!」
「?ええ行ってきます」ニコッ
ダンジョン係の顔がほのかに赤くなり笑顔になる。
「メイリーンは…冒険者から人気があるんだよ」ボソッ
小声で眉間にしわができたカイルサスに話す。
「なるほど……」
メイリーンは人当たり良く、
ランクも高いのに人を見下したりしない。そしてギルドに持ち込む素材は傷もあまりなく、
とても質がいい。商人たちからの信頼も厚い。
「来たわよ、魔獣」
「おう!!!!」
「1階の魔獣は雑魚だろ?」
「バタラースだわ!!」
蝶みたいな魔獣で鱗粉……毒粉をまき散らす。この毒粉を吸うと
激しい咳と鼻水が止まらなくなる……。
「風魔法は駄目よ、火で燃やすのね」
「おう、任せとけ!!ファイヤーウォール」
「うん、全滅したわね。さすがアスラン」
「あんなの雑魚だからな」苦笑
「まぁね」クスクス
「次は俺たちが倒すわ」
「……………」
「ええ」
カイルサス……お前なんでそんなにアスランを睨んでるんだよ。
やめろよ……メイリーンが気がつくだろ。しかも無言もやめろよ!!!まったく!!!
「来たわよ!!!カタツーよ!!」
「ほら、行くぞカイルサス」
「分かってる」
カタツーはカタツムリの大きいバージョンだ。
「これも火ね」
「だな…塩もきくけどな」
「ファイヤーアーク」
ほぉ~~火弓ね!!なかなかいい戦法。さすが副団長ね!
「ファイヤーウォール」
「二人共さすがね」
メイリーン
「すげー威力だったな」
アスラン
「あいつは塩もきくのか?」
「ええ、そうよ。でも火で倒せるのに塩を使うのはもったいないでしょ?」苦笑
「それは言えてるな」苦笑
「さ、さっさと上に上がろうぜ」
「「「ええ」」」
マルサスに促され二階に行くワープゾーンに全員乗る。
ワープゾーンはダンジョンの中にあり、それに乗ると移動できるというものだ。なぜかダンジョンが出来るとワープゾーンも出来る……。ダンジョンは自然発生なのよね~。なんか前世のゲームみたいでしょ??
でも多分ゲームじゃないはずなのよ……だって私前世はゲーマーでこんなゲーム知らないもの!
「おはようメイリーン」
「おはようアスラン」
「マルサスはまだ?」
「知らないけど、閣下を迎えに行ってるんじゃない?現地集合でいいよ。行こう」
「あ、ああ」
閣下連れのダンジョンとか本気でやる気がしないし。めんどくさい。
「おい……メイリーン」
「何?」
「めんどくさいというのが顔に出てる」
!?
「それは……気をつける。ありがとう」
「ああ、俺も気をつけるわ」
ダンジョン入り口でしばらく待っているとマルサスとカイルサスが来た。
「メイリーンの家に迎えに行ったのに!!!」
「あら、それは失礼しました」
ニコッ
「い、いや……時前に言わなかった俺が悪いな……うん」
「メイリーンおはよう」
「おはようございます、カイルサス様」
「カイルサス…でいい」
「様をつけられないのでしたら……閣下とお呼び致します」
「ぐっ……様で宜しく頼む」
「承知致しました」
「おい、早く行こうぜ」
「アスラン今行くわー」
アスランの方にかけていくメイリーンの背中をカイルサスが歩きながら見つめているのにメイリーンは気が付かない……。
というか、カイルサスどうしたんだ?お前……。まさかメイリーンがやっぱり好きなのか??
マルサスの頭の中は今色んな疑問でパンパンだった……。
ダンジョン入口で冒険者ランクと名前を記入すると……
「!?メイリーン様、Aランクですね!!いってらっしゃいませ!!」
「?ええ行ってきます」ニコッ
ダンジョン係の顔がほのかに赤くなり笑顔になる。
「メイリーンは…冒険者から人気があるんだよ」ボソッ
小声で眉間にしわができたカイルサスに話す。
「なるほど……」
メイリーンは人当たり良く、
ランクも高いのに人を見下したりしない。そしてギルドに持ち込む素材は傷もあまりなく、
とても質がいい。商人たちからの信頼も厚い。
「来たわよ、魔獣」
「おう!!!!」
「1階の魔獣は雑魚だろ?」
「バタラースだわ!!」
蝶みたいな魔獣で鱗粉……毒粉をまき散らす。この毒粉を吸うと
激しい咳と鼻水が止まらなくなる……。
「風魔法は駄目よ、火で燃やすのね」
「おう、任せとけ!!ファイヤーウォール」
「うん、全滅したわね。さすがアスラン」
「あんなの雑魚だからな」苦笑
「まぁね」クスクス
「次は俺たちが倒すわ」
「……………」
「ええ」
カイルサス……お前なんでそんなにアスランを睨んでるんだよ。
やめろよ……メイリーンが気がつくだろ。しかも無言もやめろよ!!!まったく!!!
「来たわよ!!!カタツーよ!!」
「ほら、行くぞカイルサス」
「分かってる」
カタツーはカタツムリの大きいバージョンだ。
「これも火ね」
「だな…塩もきくけどな」
「ファイヤーアーク」
ほぉ~~火弓ね!!なかなかいい戦法。さすが副団長ね!
「ファイヤーウォール」
「二人共さすがね」
メイリーン
「すげー威力だったな」
アスラン
「あいつは塩もきくのか?」
「ええ、そうよ。でも火で倒せるのに塩を使うのはもったいないでしょ?」苦笑
「それは言えてるな」苦笑
「さ、さっさと上に上がろうぜ」
「「「ええ」」」
マルサスに促され二階に行くワープゾーンに全員乗る。
ワープゾーンはダンジョンの中にあり、それに乗ると移動できるというものだ。なぜかダンジョンが出来るとワープゾーンも出来る……。ダンジョンは自然発生なのよね~。なんか前世のゲームみたいでしょ??
でも多分ゲームじゃないはずなのよ……だって私前世はゲーマーでこんなゲーム知らないもの!
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