転生令息の飴玉達

meimei

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エルフの国王

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「さっ、天使の二人。どうやら国王陛下方がいらしたようだよ」

外が騒がしい


3人で下のエントランスに向かうと父上、母上、国王夫妻が
挨拶を交わしていた。


「おおおーー!!!エルセトとカーティ」
へぇ~カナはカーティというのか。

「まぁ!?カーティ!!おめでとう!!素敵な殿方のハーレムに入れて本当幸運ね!!エルセトがいるのは不思議だけど」ギロッ


うわーー。あからさま過ぎ………


「両陛下、この度はわたくしたち兄弟の為に遠方までありがとう存じます」

「エルセトは益々美人になったなって!!おや!?エルセト懐妊か!!こりゃ目出度い!!初孫も早く見れそうだな」

おい……国王継母は放置かよ?

と思ったら隣でカナが真っ青でぷるぷるしてる。あーーこれ……
しーーらね。

「かぁ様は……そうやって兄上をいつもネチネチネチネチ継母根性でいびっていたんですね。お菓子も与えず……玩具も与えず………僕の母親がそんな……クズだったなんて最低すぎる」


「なっ!?」


「ん?なんことだ????」

陛下は理由もわからず二人の顔を見合っている。うん……陛下天然というかなんというか。それで国王できてんの?


「どうせ……兄上が前王妃様に生き写しで……美しいからの妬みとかなんとかでしょ?情けない………」


「ひ、酷いわ!!!カーティ!!かぁ様は貴女を大切に思って」


「そんなの迷惑だ。僕はもっと兄上と仲良く遊んだりしたかった。それに……お父様だって!!もっとかぁ様をしっかり見ててよ!!!性悪なんだからね!!前妻の子をいびる継母なんてクソ最悪最低!!!!」


「なっ!?お前!!!!そんな事をしていたのか!!!」


「だいたいさ、自分の息子なのに知らないっておかしくない?いくらかぁ様を信用してたって継母だしさ少しは気にしようよ」


「ぐっ………面目ない……すまんエルセト苦労をかけた」ギロッ

「……っ」
継母


「陛下、今はこちらで幸せにしているので大丈夫ですよ」ニコッ


「兄上……」


「甘味なども初めて食べてとても美味しかったです。ふふっ」


「エルセト……お前本当にミールに似てきたな」


「お母様に?」


「ああ……ミールは光の巫女と言われるくらい民達にも分け隔てなく接してな。それはそれは……聖母のようだった」


「だからです………」


「は?」ギロッ


「だからです!!!!私が努力してもしてもミール様といつも比べられて!!!!何をしても所詮後妻だからと言われて!!!だから……私は」


なるほどなるほど。
だからといって…………


「だからといってそれをエルセトにあたるのは違うだろ?」


「…………ハイ。心が弱くて申し訳なく…」ポロポロ


「もういいですから。とりあえず客室に……」
エルセト


「では、客室に御案内致します」

メイド達がエルフ達を早々と案内して連れ出してくれた。やれやれ……。


「エルセト大丈夫か?」


「はい、スッキリしました!!ありがとうカーティ」


「いえ……こんな事では兄上の辛さは」


「もういいんだよ。子も生まれるしね」ニコッ


「兄上………」


「カーティもこの子を宜しくね」ニコッ


「はい!!!!」


「それはそうと、カナよりカーティのほうがいい?」


「「あ!?」」


「皆が帰ったらまた「カナ」に戻りたい!!」


「了解~じゃ晩餐まで時間あるしエルフ仲間と交友してきたりしてもいいし、自室にいるなにしてもいいよ。エルセトは俺といよう……一応心配だから」


「はい」


「じゃ、俺はかぁ様にまた嫌味をおみまいしてくる!!」
パタパタ パタパタ

うん……相変わらずカナは強いよな。


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