転生令息の飴玉達

meimei

文字の大きさ
58 / 73

まさかの……

しおりを挟む
目が覚めると自分のまわりに愛しい妻や婚約者達がいた。

「みんなどしたの?」
ラフィ


「どしたのじゃないですよ……倒れたんです」
ハス


「え!?あぁ…駄目だまだクラクラする」
ラフィ


「…………」
アニキス


「ラフィ様は懐妊なされています……」
ハス


は??懐妊??誰が?


「ラフィ様がです」
レナード


「あれ?レナードもう動けるの?」
ラフィ


「産んでから1日たってるので…全回復ですよ」
レナード


え!!丸一日!!!


ちょっと待って……僕が懐妊?

なんで??だって懐妊ってわりとすぐ判るのに……


「ラフィは、人より魔力が多く……その分かりにくい体質みたいで…」
ジレス

ジレスは医師だ…妻だけど。



「僕のお腹に……赤ちゃん。ってアニキス!!!!!」
ラフィ

あの時しか!!!!!!!!


アニキスは顔を真っ青にして
土下座した。その姿にみんなぎょっとする。


「ごめん……本当ごめん……。ラフィはあの時にハーレムを築く者だって言ってたのに!!」
アニキス



「もういいよ……。僕がお母さんかぁ~多分最初で最後だろうな~ふふ。」
ラフィ


「ラフィ…その、次代様はラフィ様がお産みなるその子になりそうです」
レナード


「は?なんで?レイとの間の子じゃないの?」
ラフィ


「陛下がラフィが出産とは奇跡だからその子を次代の公爵にせよと。レイ殿下とのお子はこの国の王太子になるからと…」
レナード


あーー。なるほど……おじうえは本当僕の事好きだよね。なんならおじうえを妊娠させてあげようか??

なんてことを考えてるとレイが真っ青な顔をしてぷるぷると横に顔を振っていた。うん…嫌だよね……。わかってるから!


「それでその…ラフィはお腹があまり大きくならないタイプのようで……」
ジレス


「うん……魔力が多いからもう産み月なんだね…」
ラフィ

魔力が多いと成長も早く産まれるのも早くなる。


「はい……先程のは陣痛の前触れで…多分もう時期生まれるかと…」
ジレス


「うっ……痛い」
ラフィ


「ラフィ様!!!!」
エル


皆がヒヤヒヤしながら心配そうにラフィを見守る。

光が部屋中に広がりそれはそれは可愛い父親と同じ色のプラチナシルバーの髪の毛に瞳はラフィの色と同じ、彗にそっくり顔の子が生まれた。


「え!!!!彗様そっくり!!!!」
レナード


「本当だ!!!色はアニキスとラフィなのに顔は彗様そっくり!!!」
マソラ


「わー、めちゃくちゃ可愛い」
カナ


え……彗に似てるの?

生まれた子を腕に抱くと確かに前世の自分に瓜二つで、色だけアニキスとラフィな我が子だった。


「いいなー彗様にそっくり」
マソラ


「多分ラフィが産むと彗様にそっくりになるんですね…」
レナード


ちょっと……みんな何をそんな物欲しそうに見てるわけ!!
まさか僕に産んでもらおうと考えてるの!!!


「名前どうしようかな」
ラフィ


「ラフィ俺にも抱かせてくれるか?」
アニキス


「あ、うん。パパだもの」
ラフィ


ラフィは子の父親であるアニキスに生まれたての赤ちゃんを抱かせてあげた。

「可愛い……美男子になりそうだ……」
アニキス


「名前はどうする?アニキスが父親だから決めていいよ?」
ラフィ



「え………いいのか?」
アニキス



「もちろん」ニコッ
ラフィ


「ならば…名前はエンジュリン……神の祝福という意味だ」
アニキス

エンジュリン…うん!いい名前


「ふふ、エンジュリン宜しくね、ママだよー」
ラフィ

ラフィはアニキスから子を受け取りプニプニの頬を優しくツンツンした。


「この子は前世のラフィに似てるのか?」
アニキス


「うん、そっくり」
ラフィ


「ふふ、そうか。成長したら前世のラフィが見れて楽しみだな」
アニキス


「あっ!親子間は駄目なんだからね!」
ラフィ


「何を心配して……俺にはラフィーアスだけだ」チュッ
アニキス


「………ならいいけど」
ラフィ


「はいはい!!!エンジュはこちらに!!」
ハス

ハスがエンジュを受け取り乳母に預ける。


「ラフィ様もお疲れですので皆様撤収です。」
ハス

ぞろぞろと部屋から出ていく。

確かに疲れたし……クラクラする。


エンジュ…可愛かったなー。

産むのは痛かったけど……もう一人くらいは産んでもいいかも?


とラフィは思っていると………まさかそれをドアの向こう側で
レイがラフィの心の中が見えてしまい、自分にもチャンスがあるかもと目標が出来たのは皆には秘密である。


とりあえず…おやすみなさい。

愛しい我が子達…。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

病み墜ちした騎士を救う方法

無月陸兎
BL
目が覚めたら、友人が作ったゲームの“ハズレ神子”になっていた。 死亡フラグを回避しようと動くも、思うようにいかず、最終的には原作ルートから離脱。 死んだことにして田舎でのんびりスローライフを送っていた俺のもとに、ある噂が届く。 どうやら、かつてのバディだった騎士の様子が、どうもおかしいとか……? ※欠損表現有。本編が始まるのは実質中盤頃です

スーパーのビニール袋で竜を保護した

チー牛Y
ファンタジー
竜は、災害指定生物。 見つけ次第、討伐――のはずだった。 だが俺の前に現れたのは、 震える子竜と、役立たず扱いされたスキル―― 「スーパーのビニール袋」。 剣でも炎でもない。 シャカシャカ鳴る、ただの袋。 なのにその袋は、なぜか竜を落ち着かせる。 討伐か、保護か。 世界の常識と、ひとりの男の常識が衝突する。 これは―― ビニール袋から始まる、異世界保護ファンタジー。

大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)

子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ 喰われるなんて聞いてないんだが(?) 俺はただ、 いちご狩りに誘われただけだが。 なのに── 誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に なぜか俺が捕まって食われる展開に? ちょっと待てい。 意味がわからないんだが! いちご狩りから始まる ケンカップルいちゃらぶBL ※大人描写のある話はタイトルに『※』あり

強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない

砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。 自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。 ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。 とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。 恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。 ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。 落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!? 最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。 12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生

贖罪公爵長男とのんきな俺

侑希
BL
異世界転生したら子爵家に生まれたけれど自分以外一家全滅という惨事に見舞われたレオン。 貴族生活に恐れ慄いたレオンは自分を死んだことにして平民のリオとして生きることにした。 一方公爵家の長男であるフレドリックは当時流行っていた児童小説の影響で、公爵家に身を寄せていたレオンにひどい言葉をぶつけてしまう。その後すぐにレオンが死んだと知らされたフレドリックは、以降十年、ひたすらそのことを悔いて生活していた。 そして十年後、二人はフレドリックとリオとして再会することになる。   ・フレドリック視点は重め、レオン及びリオ視点は軽め ・異世界転生がちょいちょい発生する世界。色々な世界の色々な時代からの転生者の影響で文明が若干ちぐはぐ。 ・世界観ふんわり 細かいことは気にしないで読んでください。 ・CP固定・ご都合主義・ハピエン ・他サイト掲載予定あり

妖精です、囲われてます

うあゆ
BL
僕は妖精 森で気ままに暮らしていました。 ふと気づいたら人間に囲まれてました。 でもこの人間のそばはとても心地いいし、森に帰るタイミング見つからないなぁ、なんて思いながらダラダラ暮らしてます。 __________ 妖精の前だけはドロ甘の冷徹公爵×引きこもり妖精 なんやかんやお互い幸せに暮らします。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 最終回まで予約投稿済みです。 毎日8時・20時に更新予定です。

​転生したら最強辺境伯に拾われました

マンスーン
BL
現代日本人・東堂裕太が目を覚ますと、そこは異世界。クズな婚約者に魔力を限界まで搾取され、ボロボロになって森に捨てられる悲惨な青年・ルカに転生していた。 ​死を覚悟した裕太だったが、そんな彼を拾い上げたのは、帝国最強の武力を誇り「氷の死神」と恐れられる辺境伯・ラーク。

処理中です...