爺ちゃんとミノルの会話

マー坊

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「爺ちゃんとミノル」の会話(1)~5

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(21)
 
 
「ようわからんが・・・納得するような・・・ようわからん(笑)」
「何でも良いから環境を壊さないエネルギーが出来たら良いね」
「そうじゃの~それがええけどの~経済活動が邪魔をするからの~」
「お金儲けにならないと出来ないってお爺ちゃんが言ってたこと?」
「そうなんじゃ」
「今は何でもお金が要るからね」
 
 
「全部無料ならええんじゃがの~(笑)」
「お金を稼がなくてもいい社会なら無料ってことだよね(笑)」
「そうなんじゃ。お金がないと何も出来ん社会って不便じゃの~」
「お金を稼がなくてもいい社会って実現できないの?」
「やっぱりその話に行き着くんか?(笑)」
「日本だけやれば良いのに」
「そりゃあ無理じゃ」
「どうして?」
「外国との取引でもお金は要るじゃろうが」
「そうだった(笑)じゃあどうすれば良いんだろう?」
「それはの、世界中で一緒にやらんにゃあ出来んことなんじゃ」
「とんでもないスケールだね」
「取っておきのえ~方法があるんじゃ」
「どんな方法なの?」
 
 
 
(22)
 
 
「それはの、世界が一つの家族のような関係を作るんじゃ」
「なぜ家族のようになればいいの?」
「家族じゃったらお金のやり取りなんかせんじゃろうが」
「そういうことか(笑)」
「お前なんか家の中で勝手に冷蔵庫の中のジュースを飲むじゃろうが」
「うん。お金なんか払わないよ(笑)」
「それが出来ればええんじゃがの~」
「簡単には出来そうもないよ」
 
 
「じゃあこのように考えて見るのはどうじゃ」
「どう考えるの?」
「地球が一つの家なんじゃ。一つの家族じゃからの。それぞれの国は部屋と考える」
「なるほど。部屋の壁が国境ってことだね?」
「そうじゃ。それぞれの部屋には資源が多い所とか技術の優れた住人もいればその反対もある」
「あ!わかった。みんなで困っている人を助けるの?」
「それは今でも国連や平和団体がやりょうるじゃろう。そうじゃのうて困る人がおらん社会を作るんじゃ」
「困る人がいない社会って?」
 
 
 
(23)
 
 
「ミノルの家の中を思い出してみ。衣食住が満たされちょるじゃろうが」
「あ~世界中の人が家の中で安心して暮らせる社会ってことなの?」
「そうじゃ」
 
 
「そんなこと簡単に出来るの?」
「それはの~。無理と思えば実現せんのんじゃ」
「どうして?」
「無理と思えば実現するための行動は起こさんじゃろうが」
「そうだね。出来もしないことは最初から何もしないよね」
「そうなんじゃ。出来るかもしれんと思えば出来るように知恵を出すんじゃ」
「そっか~。出来る方法を考えて行動するから実現するんだね」
「ようわかったの~(笑)」
 
 
「学校の授業で世界平和は難しいって習ったよ」
「どうして難しいか聞いたか?」
「考え方も宗教も習慣も違う人達が一つにはなれないって」
「そりゃあ昔から言われちょる話じゃからの~」
「でしょう?」
「それでも出来る方法は習わんかったか?」
「みんなが交流を深めたら良いって習ったよ」
「ええとこ突いちょるの~」
「それが良いの?」
 
 
 
(24)
 
 
「互いが仲良しじゃったら戦争なんか起きんじゃろうが」
「そうだね」
「仲良しだけじゃのうて、互いが必要とし合う関係がもっとええんじゃ」
「互いが必要とし合う関係って?」
 
 
「社会の中の関係とよう似ちょるんじゃ」
「なんだか話が違うような(笑)」
「同じじゃ。ええか?電気を作る人たち、服を作る人たち、靴を作る人たち、野菜を作る人たち」
「わかった!いろんな人たちがいるから社会が成り立つって言いたいの?」
「そうじゃ、ようわかったの。日本は資源が少ない国じゃ、外国の資源に頼らんにゃあいけん」
「そっか~互いの国が頼ったり頼れられたりする関係と言うことなんだね?」
「さすがにわしの孫じゃ(笑)」
 
 
「今はお金さえ払えば何でも買うことが出来るけどお金のない人や国は何も手に入らないから困っている人や国がいるってことなんだね」
「そういうことなんじゃ。じゃからお金のやり取りをせんでもみんなが衣食住が満たされる社会を作ればええんじゃ」
「それが出来れば言うことなしだね」
 
 
 
(25)
 
 
「ところで腹が減ったの~」
「久しぶりにいっぱい話したからだよ(笑)」
「お母さんはどうした?」
「同窓会があるからって夕方まで帰らないよ」
「なんか食べるものは無いんか?」
「大きな鍋にカレーが作ってあるから勝手に食べてって」
「そっか~そりゃあええの~」
「じゃあ僕が皿に入れてくるね」
「じゃあ頼もうか」
 
 
「お待たせ~♪」
「お~美味そうじゃの~」
「いただきま~す」
「こりゃあええの~」
「お爺ちゃんは今年は田植えをしなかったって聞いたよ」
「それなんじゃがの~去年の米が虫にやられての~参ったんじゃ」
「それでやめたの?」
「そうなんじゃ。一回やめてみようかと思っての」
「じゃあ今年のお米はスーパーで買わなきゃいけないんだね?」
「悪いの~」
「お爺ちゃんのお米は美味しいのにね。残念だな~」
 
 
「そりゃあそうと食料不足になるかもしれんぞ」
「どうして?」
「田んぼがどんどん無くなって行きようるんじゃ」
「どうして無くなるの?」
 
 
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