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「爺ちゃんとミノル」の会話(3)~4
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(77)
「どうしてモーターを思い出したの?」
「ええか?モーターを作ったことはあるか?」
「うん。あるよコイルを巻いてモーターを作って磁石のそばに置いてから電気を流すとモーターが回るの」
「そうか。それならわかるな。その逆はやったことはあるか?」
「その逆って?」
「モーターを回したら電気が出来るって」
「え~?ないよ」
「電気が出来る仕組みは習ったか?」
「習ったよ。・・・そっか~モーターを回せば電気が出来るんだ」
「それならわかるじゃろう。話を最初に戻すど」
「うん」
「原子核の周りを電子が回るのはモーターが回るのと同じに見えるじゃろう?」
「なんとなく(笑)そっか~お爺ちゃんが人間の体は充電式の乾電池みたいなものって言ってたね」
「それもじゃがの。電気が流れると磁界が出来るんじゃ」
「じかい?」
「わからんでもええ。お爺ちゃんにもわからんのじゃから(笑)」
「それで?」
「それは微弱なエネルギーが出ちょるそうなんじゃ」
「エネルギー?」
(78)
「それが波動って言うんじゃ」
「へ~よくわからないけど。ドラゴンボールの波動拳を思い出したよ(笑)」
「お爺ちゃんもそう思ったことがあるど(笑)」
「その波動を勉強してどうして夢中になったの?」
「波動は波が動くって書くじゃろう?波は音波とか電波のように波長があるんじゃ」
「それならなんとなくわかるよ」
「波長を調べてみたら赤外線とか紫外線とか可視光線とかあって体に良い波長とか悪い波長とかあるんじゃ」
「なんだか身近になったね(笑)」
「可視光線っちゅうのは目に見える光じゃ。虹はわかるじゃろ?」
「虹はわかるよ。虹は七色あるんだよね」
「それが目に見える光の波長の幅なんじゃ」
「うん」
「赤から紫まである」
「うん」
「赤の外側にあるのが赤外線で紫の外側にあるのが紫外線じゃ」
「名前は聞いたことがあるよ」
「赤外線の中で外側にあるのが遠赤外線じゃ」
「これも聞いたことがあるよ」
「遠赤外線は育成光線とも言われて体にええけど紫外線は体には良くないんじゃ」
(79)
「えらい詳しいね(笑)」
「通信教育を受けたからの(笑)」
「ハハハハそれで?」
「それで・・・なんじゃったかいの?」
「波動は波があるって言う話だよ(笑)」
「おう!そじゃった(笑)波があるから波長があるということじゃったの」
「うん」
「波長と聞くとこんなことを思い出さんか?」
「どんなこと?」
「友だちとは趣味が同じじゃから波長が合うって」
「うん!あるあるそんな時は話をしていても楽しいよ」
「波長が合うって相性が合うことと同じと思うんじゃ」
「なんとなくわかる・・・うん(笑)」
「波長が合うと共鳴ちゅうのが起きて大きな力になるんじゃ」
「へ~♪友だちとゲームの話をすると盛り上がるよ。あれと同じかな~?」
「そうかもしれんの~♪」
「それで?」
「その頃波動転写器っちゅうものを見せられての」
「その波動なんとかって何?」
「はどうてんしゃきっちゅうものじゃがの相性を合わせる機械なんじゃ」
「へ~よくわからないけど(笑)」
(80)
「初めて試しにやってみたことなんじゃけどの」
「どんなこと?」
「台所にあったお塩を使ったんじゃ」
「どんな塩?」
「天然塩じゃない普通の塩じゃがの。二つの皿に少しずつ入れるんじゃ」
「それで?」
「転写器の上に丸い印が二つあるんじゃが片方に一つ目の皿を置いてもう一つの丸印の所へ右手を置いてスイッチを入れる」
「それで何か起きるの?」
「いや何も起きん(笑)それを二分くらいして終わってからその塩を舐めてみたんじゃ」
「まさかその塩が甘くなるとか(笑)」
「そりゃあないど(笑)いつもの塩辛い塩じゃった(笑)」
「それでもう一つの皿の塩はどうしたの?」
「そこなんじゃ。それがじゃの~・・二度と舐めたくないすっごく辛い塩なんじゃ」
「それっていつもの塩辛い塩なんでしょ?」
「そうなんじゃ。なんでこね~違うんじゃろうって聞いたんじゃ」
「そしたら?」
「右手から自分の情報が塩に入ったって言うんじゃ」
「そんなことってあるの?」
(81)
「不思議じゃろうが」
「それでもっと夢中になったの?」
「そうなんじゃ。それで波動転写器を買うたど(笑)」
「え~!すごいじゃないか。今でもあるの?」
「あるど。時々使ようるけどの」
「やっぱり何かに転写してるの?」
「今は時々気回しっちゅうのをやりょうるど」
「きまわしって?」
「自分の体の中の気の巡りを良うするんじゃ」
「きのめぐりって?」
「体の中には血が流れる血管があるじゃろ?」
「うん。知ってるよ」
「体の中に血管だけじゃのうて経絡っちゅうのがあるんじゃ」
「けいらくって?」
「難しいことはわからんからお爺ちゃんが知っちょる程度で言うど?」
「うん。良いよ。僕も詳しく言われるとわからないから(笑)」
「経絡っちゅうのは気が流れる道なんじゃ」
「きって?」
「元気とか天気とか言うじゃろうが」
「良くわからないけど何となくわかるような(笑)」
「経絡が体の表面に現れたのがツボなんじゃ」
「ツボって指で押さえる所?」
「どうしてモーターを思い出したの?」
「ええか?モーターを作ったことはあるか?」
「うん。あるよコイルを巻いてモーターを作って磁石のそばに置いてから電気を流すとモーターが回るの」
「そうか。それならわかるな。その逆はやったことはあるか?」
「その逆って?」
「モーターを回したら電気が出来るって」
「え~?ないよ」
「電気が出来る仕組みは習ったか?」
「習ったよ。・・・そっか~モーターを回せば電気が出来るんだ」
「それならわかるじゃろう。話を最初に戻すど」
「うん」
「原子核の周りを電子が回るのはモーターが回るのと同じに見えるじゃろう?」
「なんとなく(笑)そっか~お爺ちゃんが人間の体は充電式の乾電池みたいなものって言ってたね」
「それもじゃがの。電気が流れると磁界が出来るんじゃ」
「じかい?」
「わからんでもええ。お爺ちゃんにもわからんのじゃから(笑)」
「それで?」
「それは微弱なエネルギーが出ちょるそうなんじゃ」
「エネルギー?」
(78)
「それが波動って言うんじゃ」
「へ~よくわからないけど。ドラゴンボールの波動拳を思い出したよ(笑)」
「お爺ちゃんもそう思ったことがあるど(笑)」
「その波動を勉強してどうして夢中になったの?」
「波動は波が動くって書くじゃろう?波は音波とか電波のように波長があるんじゃ」
「それならなんとなくわかるよ」
「波長を調べてみたら赤外線とか紫外線とか可視光線とかあって体に良い波長とか悪い波長とかあるんじゃ」
「なんだか身近になったね(笑)」
「可視光線っちゅうのは目に見える光じゃ。虹はわかるじゃろ?」
「虹はわかるよ。虹は七色あるんだよね」
「それが目に見える光の波長の幅なんじゃ」
「うん」
「赤から紫まである」
「うん」
「赤の外側にあるのが赤外線で紫の外側にあるのが紫外線じゃ」
「名前は聞いたことがあるよ」
「赤外線の中で外側にあるのが遠赤外線じゃ」
「これも聞いたことがあるよ」
「遠赤外線は育成光線とも言われて体にええけど紫外線は体には良くないんじゃ」
(79)
「えらい詳しいね(笑)」
「通信教育を受けたからの(笑)」
「ハハハハそれで?」
「それで・・・なんじゃったかいの?」
「波動は波があるって言う話だよ(笑)」
「おう!そじゃった(笑)波があるから波長があるということじゃったの」
「うん」
「波長と聞くとこんなことを思い出さんか?」
「どんなこと?」
「友だちとは趣味が同じじゃから波長が合うって」
「うん!あるあるそんな時は話をしていても楽しいよ」
「波長が合うって相性が合うことと同じと思うんじゃ」
「なんとなくわかる・・・うん(笑)」
「波長が合うと共鳴ちゅうのが起きて大きな力になるんじゃ」
「へ~♪友だちとゲームの話をすると盛り上がるよ。あれと同じかな~?」
「そうかもしれんの~♪」
「それで?」
「その頃波動転写器っちゅうものを見せられての」
「その波動なんとかって何?」
「はどうてんしゃきっちゅうものじゃがの相性を合わせる機械なんじゃ」
「へ~よくわからないけど(笑)」
(80)
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「どんなこと?」
「台所にあったお塩を使ったんじゃ」
「どんな塩?」
「天然塩じゃない普通の塩じゃがの。二つの皿に少しずつ入れるんじゃ」
「それで?」
「転写器の上に丸い印が二つあるんじゃが片方に一つ目の皿を置いてもう一つの丸印の所へ右手を置いてスイッチを入れる」
「それで何か起きるの?」
「いや何も起きん(笑)それを二分くらいして終わってからその塩を舐めてみたんじゃ」
「まさかその塩が甘くなるとか(笑)」
「そりゃあないど(笑)いつもの塩辛い塩じゃった(笑)」
「それでもう一つの皿の塩はどうしたの?」
「そこなんじゃ。それがじゃの~・・二度と舐めたくないすっごく辛い塩なんじゃ」
「それっていつもの塩辛い塩なんでしょ?」
「そうなんじゃ。なんでこね~違うんじゃろうって聞いたんじゃ」
「そしたら?」
「右手から自分の情報が塩に入ったって言うんじゃ」
「そんなことってあるの?」
(81)
「不思議じゃろうが」
「それでもっと夢中になったの?」
「そうなんじゃ。それで波動転写器を買うたど(笑)」
「え~!すごいじゃないか。今でもあるの?」
「あるど。時々使ようるけどの」
「やっぱり何かに転写してるの?」
「今は時々気回しっちゅうのをやりょうるど」
「きまわしって?」
「自分の体の中の気の巡りを良うするんじゃ」
「きのめぐりって?」
「体の中には血が流れる血管があるじゃろ?」
「うん。知ってるよ」
「体の中に血管だけじゃのうて経絡っちゅうのがあるんじゃ」
「けいらくって?」
「難しいことはわからんからお爺ちゃんが知っちょる程度で言うど?」
「うん。良いよ。僕も詳しく言われるとわからないから(笑)」
「経絡っちゅうのは気が流れる道なんじゃ」
「きって?」
「元気とか天気とか言うじゃろうが」
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「ツボって指で押さえる所?」
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