爺ちゃんとミノルの会話

マー坊

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「爺ちゃんとミノル」の会話(3)~5

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(82)
 
 
「そうじゃ。ツボを押さえると気の流れが良うなるんじゃ」
「わかった!何となくだけど(笑)気の流れが良くなると元気になるんだ」
「そうじゃ。元の気に戻るんじゃ」
「それで・・・きまわしと関係は?」
 
 
「波動転写器の上に両手を置いてスイッチを入れると体の気の巡りが良うなるんじゃ」
「気の巡りが良くなったら元気になる?」
「それもじゃがの。体の中の細胞たちが元気なるって感じじゃ。それと本来の機能が働き始めるって感じじゃのう」
「それなら病気も治るかもしれないじゃないか」
「病気が治るかどうかわからんけどの。体が本来の元気な状態に戻ろうとする気がするど」
「あ~何となくわかったよ。それで・・・その転写器はどこに?」
 
 
「あ~これじゃ」
「え~こんなに小さいの?」
「もっとでっかいのもあるど」
「え~何台持ってるの?」
「三台じゃ(笑)」
「それは夢中になりすぎじゃないの?(笑)」
「そうじゃのう(笑)子どもたちにも使ってもらおうと思ったんじゃがの」
「それで?」
 
 
 
(83)
 
 
「子どもっちゅうもんは親の言うことは反発するんじゃろう。お爺ちゃんもそうじゃったからの~(笑)」
「だから僕に詳しく話したの?」
「それもあるけどの。小さい子どもは何でも興味を持つからの。それがええことなんじゃがの~」
「じゃあ僕がお父さんに言うよ」
「ムリじゃろう(笑)」
「どうして?」
「お前もお爺ちゃんの病気が移ったって言われるど(笑)」
「そうかもしれない(笑)」
 
 
「波動の話はこれだけじゃないど」
「まだあるの?」
「波動は波長で情報もあるし高い低いがあるって言うたじゃろう?」
「うん」
「体や心にとって良い波動と良くない波動があるんじゃ」
「なんだか難しくなったね?」
「難しいようじゃけど簡単なことなんじゃ」
「へ~」
 
 
「命のあるものは波動が高くて命のないものは波動が低い」
「波動が高いのと低いのでどう違うの?」
「波動が高いのは人や自然を元気にしてくれるんじゃ」
「へ~」
「場所で言うと神社やお寺がある所は波動が高くてイヤシロチって言うんじゃ」
 
 
 
(84)
 
 
「いやしろち?」
「水や空気もきれいで居心地のええ所なんじゃ」
「何となくわかるよ癒やされるって感じで(笑)」
「その反対の波動が低い所はドブ川のような健康に良くない所をケガレチって言うんじゃ」
「汚れるってこと?」
「そうかも知れんの~(笑)」
 
 
「波動で考えるとおもしろいね♪」
「そうなんじゃ。プラス思考は波動が高くてマイナス思考は波動が低いとかの」
「そっか~プラス思考になれば元気になれるんだ♪」
「ま、波動の体験談はあると思うから検索してみ」
「うん、あとから見てみる」
 
 
参考
<波動おもしろ体験>
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/7003/
 
 
「そうじゃ、さっきドラゴンボールの話はカメハメ波じゃったの(笑)」
「波動拳はゲームだったね(笑)」
「カメハメ波も波動拳も同じ種類じゃがパワーが違うんじゃろうのう」
「あれってテレビで見た気功と同じなんでしょ?」
「あ~あれは外気功って言うんじゃろう」
「がいきこう?」
 
 
 
(85)
 
 
「うん、気功には内気功と外気功があるそうな」
「爺ちゃんはどうして詳しの?」
「少しだけ経験したんじゃ」
「あの投げ飛ばす気功?」
「いや、体の中を元気にする内気功じゃがの」
「へ~どんなことをしたの?」
「目をつむって友だちの体をイメージするんじゃ」
「へ~それで?」
 
 
「そうすると胃のあたりが黒く見えての。そこに向かって優しく息を吹くんじゃ」
「それで?」
「手をかざしながら黒いのが消えるようにイメージするんじゃ」
「それでどうなったの?」
「黒いのが消えて・・・・あとから友だちに何か変化はあったか聞いてみた」
「うんうんそれで」
「痛みを我慢しちょったけど痛みが無くなったって言うたど」
「へ~すごいじゃない」
 
 
「あるセミナーでアドバイスを受けながら経験したことじゃけどの」
「それって誰でも出来るの?」
「出来ると思うけどの~出来んと思う気持ちが邪魔するかも知れんの~(笑)」
「波動って面白いんだね」
 
 
 
(86)
 
 
「そうじゃろう?波動転写器が普及すりゃあ病気が無くなるかも知れんって船井幸雄さんが言うちょったの~」
「ふないゆきおさんって?」
「もう亡くなった人じゃがの経営コンサルタントをやっちょった人なんじゃ」
「この人がすごい人なの?」
「波動のこともよう知っちょったど。本もいっぱい読んだし講演も何回も言ったのう」
「転写器ってすごいんだ」
「波動の低いものでも相性を合わせると害が少のうなる気がするど」
「どう言うこと?」
 
 
「例えばじゃのう。薬を飲む時自分の右手から薬に情報を入れて飲むと自分の体に合った薬になる気がするんじゃ」
「どうしてそう思うの?」
「薬が飲みやすいし副作用みたいなのが起きんのんじゃ」
「それは良いな~。自分と相性が合うかどうか分かる方法ってあるの?」
「そりゃあオーリングテストっちゅうのがあるど」
「オーリングテスト?」
「そうじゃ。ミノルは右利きか?」
「うん」
「じゃあ右手の親指と人差指でオッケーとリングを作ってみ」
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