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「爺ちゃんとミノル」の会話(4)~5
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(121)
「でも。それが人間関係を良くするって聞いたことがあるよ」
「それなら人が喜ぶことをしようでええんじゃないか?」
「プレゼントならお返しは要らないって言っておけば良いの?」
「そういうこっちゃ(笑)」
「大人っていろいろ考えるんだね(笑)」
「そうじゃのう。相手が迷惑するかもしれんと思うから消極的になるんかもしれんのう」
「だから積極的に人が喜ぶことをするほうが良いってことなんだね」
「そうなんじゃ。電車の中でマナーの悪い人がおったらみんなが注意するくらいの気持ちを持っちょったほうがええと思うど」
「それならいじめも無くなるかもしれないね」
「そうじゃのう。学ぶことは多いのう(笑)」
「学校の成績を上げる勉強だけじゃないんだね。大変だ(笑)」
「学ぶっちゅうのは真似ることと同じなんじゃ」
「あの、人のマネをするってこと?」
「そうじゃ。どねえな遊びでも知っちょる人の真似をして覚えるじゃろうが」
「そうだね(笑)」
(122)
「じゃから、学ぶっちゅうことは真似をすることから始まるんじゃ」
「だから教えてもらっているってことなんだね」
「そうなんじゃがの。教えてもらって身に付いたことを誰かに教えることはもっと学びになるど」
「教えてもらうより教えてあげるほうが学びになるの?」
「学校で算数の問題の解き方がわからん友だちに教えたことはあるか?」
「うん。あるよ」
「先生の教え方と同じじゃったか?」
「う~ん。少し違ったよ」
「ミノルの説明でわかってくれたか?」
「うん。わかった~って言ってくれたよ」
「そりゃあ立派じゃ」
「ありがとう(笑)」
「わかってもらうためにどうやって説明しょうかミノルが考えたんじゃろう?」
「うん。あ~そういうことか。問題の解き方を学ぶだけじゃないんだね」
「そうなんじゃ。解き方だけじゃのうて言葉の使い方やらわかりやすい表現やらいろんな知恵を働かせるんじゃ」
「そういうことか。それなら先生ってすごいよね」
(123)
「教え方も勉強せんにゃあいけんからのう」
「今度からしっかり聞くようにしよう(笑)」
「学ぶは真似るという話じゃったが、人生にも応用すると面白いど」
「どういうこと?」
「偉人を見て生き方やら考え方を学ぶっちゅうことじゃ」
「それって、図書室で偉人名鑑というのを見たことがあるよ。さっきの二宮尊徳の話と同じだよね?」
「そうそう。人の良い所を真似をすることはええことじゃがの。人に真似をされる人になる努力もあったほうがええど」
「なんだか難しいそうだけど。なんだかワクワクしそう(笑)前澤友作さんを思い出したよ(笑)」
「そうじゃのう(笑)いろんな経験をして楽しい人生を送ったほうがええのう」
「いろんな経験ってイヤなこともやったほうが良いの?」
「イヤなことでもけっこう好きになることはあるど。嫌いな食べ物でも好きになることもの」
「そういえばお爺ちゃんは農作業が好きだったの?」
「いや。若い頃は頭を使う仕事が多かったのう。力仕事は苦手じゃった(笑)」
(124)
「でも農作業は好きなんでしょ?」
「そう言やあ草刈りは苦手じゃったけど今は大好きじゃのう。ベテランになったど(笑)」
「さっき前澤友作さんの話で思い出したんだけどね」
「なんじゃ?」
「お金を配る話だよ」
「それがどうした?」
「お金って働いてもらうもんでしょ?」
「そうじゃのう。ミノルもお手伝いをやってお小遣いをもらようるからのう」
「前澤さんの場合お金を配るのはどうなんだろう?って(笑)」
「前澤さんの気持ちが純粋なんじゃろうのう」
「純粋?」
「そうじゃ。まだ心が汚れる前の心じゃろうのう」
「どういうこと?」
「ええか?歩き始めた頃の赤ちゃんを想像してみ」
「うん」
「赤ちゃんにおやつをあげたら手で握るじゃろう?」
「うん」
「しばらくして、頂戴って手を差し出したらどうすると思う?」
「わかんない(笑)どうなるの?」
「手に持っちょるおやつをはいってくれるど」
「いつもじゃないでしょう?」
「いつもじゃないけどのたいがいくれるど」
(125)
「お爺ちゃんの気のせいじゃないの?(笑)」
「そうかもしれんのう(笑)もらった時ありがとうと言うて喜ぶとまたくれるんじゃ」
「それって何となくわかるよ」
「そうか~?」
「うん。お父さんもお母さんも喜んでくれるとしたくなるんだよね」
「そっか~。お爺ちゃんが言いたかったのはそれなんじゃ」
「それって?」
「子供の頃は誰かが喜んでくれることをしたくなるんじゃがの。大人になると見返りがないとせんのんじゃ」
「さっき言っていた損得勘定だね(笑)」
「子供の頃は与えることで喜びを感じるが大人になると多くのものを得ることで喜びを感じるんじゃのう」
「人間の成長って何だろうね?(笑)」
「人間っちゅうのは成長すると得ることより与えることで喜びを感じるもんじゃ」
「ということは?」
「子供が成長すると大人になり、大人が成長すると子供になるっちゅうことじゃろう(笑)」
「肉体の成長と心の成長は違うんだね」
「そういうこっちゃ(笑)」
「でも。それが人間関係を良くするって聞いたことがあるよ」
「それなら人が喜ぶことをしようでええんじゃないか?」
「プレゼントならお返しは要らないって言っておけば良いの?」
「そういうこっちゃ(笑)」
「大人っていろいろ考えるんだね(笑)」
「そうじゃのう。相手が迷惑するかもしれんと思うから消極的になるんかもしれんのう」
「だから積極的に人が喜ぶことをするほうが良いってことなんだね」
「そうなんじゃ。電車の中でマナーの悪い人がおったらみんなが注意するくらいの気持ちを持っちょったほうがええと思うど」
「それならいじめも無くなるかもしれないね」
「そうじゃのう。学ぶことは多いのう(笑)」
「学校の成績を上げる勉強だけじゃないんだね。大変だ(笑)」
「学ぶっちゅうのは真似ることと同じなんじゃ」
「あの、人のマネをするってこと?」
「そうじゃ。どねえな遊びでも知っちょる人の真似をして覚えるじゃろうが」
「そうだね(笑)」
(122)
「じゃから、学ぶっちゅうことは真似をすることから始まるんじゃ」
「だから教えてもらっているってことなんだね」
「そうなんじゃがの。教えてもらって身に付いたことを誰かに教えることはもっと学びになるど」
「教えてもらうより教えてあげるほうが学びになるの?」
「学校で算数の問題の解き方がわからん友だちに教えたことはあるか?」
「うん。あるよ」
「先生の教え方と同じじゃったか?」
「う~ん。少し違ったよ」
「ミノルの説明でわかってくれたか?」
「うん。わかった~って言ってくれたよ」
「そりゃあ立派じゃ」
「ありがとう(笑)」
「わかってもらうためにどうやって説明しょうかミノルが考えたんじゃろう?」
「うん。あ~そういうことか。問題の解き方を学ぶだけじゃないんだね」
「そうなんじゃ。解き方だけじゃのうて言葉の使い方やらわかりやすい表現やらいろんな知恵を働かせるんじゃ」
「そういうことか。それなら先生ってすごいよね」
(123)
「教え方も勉強せんにゃあいけんからのう」
「今度からしっかり聞くようにしよう(笑)」
「学ぶは真似るという話じゃったが、人生にも応用すると面白いど」
「どういうこと?」
「偉人を見て生き方やら考え方を学ぶっちゅうことじゃ」
「それって、図書室で偉人名鑑というのを見たことがあるよ。さっきの二宮尊徳の話と同じだよね?」
「そうそう。人の良い所を真似をすることはええことじゃがの。人に真似をされる人になる努力もあったほうがええど」
「なんだか難しいそうだけど。なんだかワクワクしそう(笑)前澤友作さんを思い出したよ(笑)」
「そうじゃのう(笑)いろんな経験をして楽しい人生を送ったほうがええのう」
「いろんな経験ってイヤなこともやったほうが良いの?」
「イヤなことでもけっこう好きになることはあるど。嫌いな食べ物でも好きになることもの」
「そういえばお爺ちゃんは農作業が好きだったの?」
「いや。若い頃は頭を使う仕事が多かったのう。力仕事は苦手じゃった(笑)」
(124)
「でも農作業は好きなんでしょ?」
「そう言やあ草刈りは苦手じゃったけど今は大好きじゃのう。ベテランになったど(笑)」
「さっき前澤友作さんの話で思い出したんだけどね」
「なんじゃ?」
「お金を配る話だよ」
「それがどうした?」
「お金って働いてもらうもんでしょ?」
「そうじゃのう。ミノルもお手伝いをやってお小遣いをもらようるからのう」
「前澤さんの場合お金を配るのはどうなんだろう?って(笑)」
「前澤さんの気持ちが純粋なんじゃろうのう」
「純粋?」
「そうじゃ。まだ心が汚れる前の心じゃろうのう」
「どういうこと?」
「ええか?歩き始めた頃の赤ちゃんを想像してみ」
「うん」
「赤ちゃんにおやつをあげたら手で握るじゃろう?」
「うん」
「しばらくして、頂戴って手を差し出したらどうすると思う?」
「わかんない(笑)どうなるの?」
「手に持っちょるおやつをはいってくれるど」
「いつもじゃないでしょう?」
「いつもじゃないけどのたいがいくれるど」
(125)
「お爺ちゃんの気のせいじゃないの?(笑)」
「そうかもしれんのう(笑)もらった時ありがとうと言うて喜ぶとまたくれるんじゃ」
「それって何となくわかるよ」
「そうか~?」
「うん。お父さんもお母さんも喜んでくれるとしたくなるんだよね」
「そっか~。お爺ちゃんが言いたかったのはそれなんじゃ」
「それって?」
「子供の頃は誰かが喜んでくれることをしたくなるんじゃがの。大人になると見返りがないとせんのんじゃ」
「さっき言っていた損得勘定だね(笑)」
「子供の頃は与えることで喜びを感じるが大人になると多くのものを得ることで喜びを感じるんじゃのう」
「人間の成長って何だろうね?(笑)」
「人間っちゅうのは成長すると得ることより与えることで喜びを感じるもんじゃ」
「ということは?」
「子供が成長すると大人になり、大人が成長すると子供になるっちゅうことじゃろう(笑)」
「肉体の成長と心の成長は違うんだね」
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