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第二章 婚前旅行編
25 お出迎え
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果ての見えない、長い階段を下りていく。
ルーカスが魔法で出した光以外に灯りはなく、視覚情報はほとんど得られない。試しに壁際へ手を伸ばすと、ひんやりとした、滑らかな岩肌に触れた。
暗闇が苦手な者なら発狂しかねない環境だが、ミリアは平気だ。何より冷たいルーカスの手を握っていると恐怖よりも安心感が勝る。
「きゃっ」
「あら、大丈夫?」
ミリアの後ろを歩いていた綾が小さく悲鳴を上げた。咄嗟にミリアは綾の体を受け止める。少女一人を支えるくらい、ミリアには造作も無いことである。
「も、申し訳ございません。躓いてしまいました……」
消え入りそうな声で謝る綾に、ミリアは優しく答える。
「謝ることなんてないわ。怪我はない?」
「はい!」
二人のやりとりを聞いていた泉は、ウィルを抜かしてじりじりと綾に近づいた。
「お姉さん、かっこいい~。ね、綾ちゃん、躓いたら危ないから僕と手を――」
「あ」
綾は目を丸くする。朔が泉よりも先に綾の手を取ったからだ。
『転ばないように、支える』
『ありがとう、朔』
『別に、お礼なんていい』
泉は先を越されて歯噛みする。綾が嬉しそうだから、無理に二人を引き離すことも躊躇われるのだ。
朔は振り返って、大きく舌を出した。
『! マジで可愛げない小鬼だな……』
賑やかな後列の様子にミリアはくすくすと笑う。ルーカスも楽しそうなミリアに温かな眼差しを向ける。二人の手は、どちらからともなく再び繋がれていた。
どれほど時間がたっただろう。
延々と続く道のりに、皆の口数も少なくなる。ミリアは努めて話題を振った。
「ずいぶんと長い階段ですね」
「ふぉっ、ふぉっ……ここは黄泉へと続く道。万に一つも無いでしょうが、うっかり迷い込んだ生者が黄泉に着く前に諦めるよう、暗く長い道のりになっていると言われております」
「なるほど」
「まぁこれは諸説あるなかの一説です。数代前の偏屈な黄泉の王が、外部の者を寄せ付けないために無駄に長くしたなんて説もあります」
「……日の国の閉鎖性を考えると、あながち否定しきれないな」
そんな話をしていると、階段がようやく終わり、少し広い場所に出た。
突然、ミリアたちの周囲に無数の火の玉が出現した。
火の玉は歓迎するように飛び回る。
突然明るくなった視界に、ミリアは思わず目を細める。
赤、青、黄――様々な色の鬼火が舞う様は何とも幻想的だ。
進行方向に、異国情緒あふれる木の門があった。その向こうには瓦屋根の大きな屋敷が見える。
(外国に来たって感じがするわね)
実はミリアは国外に出たことが無い。父の魔物討伐に付き添って辺境まで行ったことはあるが、国境を越えたことはついぞなかった。
家の書庫にある本を読み、外国に関する知識や様々な言語を身につけてはいたが、自分がいつかそこへ行けるとは全く思っていなかった。
(ルーカスさまと出会ってから、楽しいことばかりだわ)
門を潜り抜けると、いくつかの鬼火がふよふよと近づいてきた。
「この鬼火たちが案内してくれるんだよ」
泉が解説してくれる。
「あぁ、私たちはこちらみたいです。また後で」
ウィルは朔を抱き上げ、近くを浮遊する鬼火についていった。
綾もウィルの後を追おうとしたが、他の鬼火に行く手を遮られた。綾はミリアたちと同行しなければならないようだ。
石の灯篭、苔むした石畳、カポーンと音を鳴らすよく分からない竹の筒――。
物珍しさにミリアがきょろきょろしていると、ルーカスがそっと耳元で囁いた。
「結局聞き忘れていたが……彼女は誰の孫なんだ?」
ルーカスの視線の先には、綾の姿。
ミリアは思い出したように手を打った。
「まぁ! 伝えるのを忘れていましたわ。綾ちゃんは――」
『遠路はるばる、ようこそおいでくださいました。魔王様、華国の方々』
ミリアが言い切る前に、穏やかな声が割って入る。
開け放たれた扉の前に、人間でいうと三十代くらいに見える男女が立っている。
黒い羽織に鼠色の着物の男性は、どことなく見覚えがある顔立ちだ。角が二本生えている。
女性は水色の、鶴と白梅が刺繍された着物に身を包んでいる。その頭には獣の耳が生え、背後には狐のような尻尾が揺れていた。
男性は深々と一礼する。
『魔王様、お初にお目にかかります。私はこの地域の死者たちの管理者、夕と申します。こちらは私の妻の梅で――』
夕の言葉が終わるのを待たず、梅という女性は目を潤ませながら綾に近づく。
『綾?』
『……おばあ様?』
自信なさげな呼びかけに、梅は涙を流して破顔する。
『やっぱり、綾なのね。あの子の幼い頃にそっくり……。あなたが来るって聞いて、とても楽しみにしてたのよ』
ぎゅっと抱きしめられた綾は、戸惑いつつもその背に手を回す。
夕は顔をしかめ、しかし優しい声でたしなめる。
『こら、客人の前で失礼だろう』
梅はそっと目元を拭う。
『ごめんなさい、嬉しくてつい……』
『俺は構わない。せっかくの機会なのだから、ゆっくり語らってくれ』
『ありがたいお言葉です。……早速ですが魔王様、例の件で。華国の方々も』
ルーカスは頷き、泉たちと共に鬼火が案内する部屋に入っていく。ミリアもついていこうとするが。
綾の祖父、夕はミリアに向かって微笑んだ。
『奥様はうちの女官たちが精いっぱいもてなしますので』
言うが早いか、ミリアの周りを女性たちが取り囲む。
「え、ちょっ」
ミリアもされるがままで連れて行かれたのだった。
ルーカスが魔法で出した光以外に灯りはなく、視覚情報はほとんど得られない。試しに壁際へ手を伸ばすと、ひんやりとした、滑らかな岩肌に触れた。
暗闇が苦手な者なら発狂しかねない環境だが、ミリアは平気だ。何より冷たいルーカスの手を握っていると恐怖よりも安心感が勝る。
「きゃっ」
「あら、大丈夫?」
ミリアの後ろを歩いていた綾が小さく悲鳴を上げた。咄嗟にミリアは綾の体を受け止める。少女一人を支えるくらい、ミリアには造作も無いことである。
「も、申し訳ございません。躓いてしまいました……」
消え入りそうな声で謝る綾に、ミリアは優しく答える。
「謝ることなんてないわ。怪我はない?」
「はい!」
二人のやりとりを聞いていた泉は、ウィルを抜かしてじりじりと綾に近づいた。
「お姉さん、かっこいい~。ね、綾ちゃん、躓いたら危ないから僕と手を――」
「あ」
綾は目を丸くする。朔が泉よりも先に綾の手を取ったからだ。
『転ばないように、支える』
『ありがとう、朔』
『別に、お礼なんていい』
泉は先を越されて歯噛みする。綾が嬉しそうだから、無理に二人を引き離すことも躊躇われるのだ。
朔は振り返って、大きく舌を出した。
『! マジで可愛げない小鬼だな……』
賑やかな後列の様子にミリアはくすくすと笑う。ルーカスも楽しそうなミリアに温かな眼差しを向ける。二人の手は、どちらからともなく再び繋がれていた。
どれほど時間がたっただろう。
延々と続く道のりに、皆の口数も少なくなる。ミリアは努めて話題を振った。
「ずいぶんと長い階段ですね」
「ふぉっ、ふぉっ……ここは黄泉へと続く道。万に一つも無いでしょうが、うっかり迷い込んだ生者が黄泉に着く前に諦めるよう、暗く長い道のりになっていると言われております」
「なるほど」
「まぁこれは諸説あるなかの一説です。数代前の偏屈な黄泉の王が、外部の者を寄せ付けないために無駄に長くしたなんて説もあります」
「……日の国の閉鎖性を考えると、あながち否定しきれないな」
そんな話をしていると、階段がようやく終わり、少し広い場所に出た。
突然、ミリアたちの周囲に無数の火の玉が出現した。
火の玉は歓迎するように飛び回る。
突然明るくなった視界に、ミリアは思わず目を細める。
赤、青、黄――様々な色の鬼火が舞う様は何とも幻想的だ。
進行方向に、異国情緒あふれる木の門があった。その向こうには瓦屋根の大きな屋敷が見える。
(外国に来たって感じがするわね)
実はミリアは国外に出たことが無い。父の魔物討伐に付き添って辺境まで行ったことはあるが、国境を越えたことはついぞなかった。
家の書庫にある本を読み、外国に関する知識や様々な言語を身につけてはいたが、自分がいつかそこへ行けるとは全く思っていなかった。
(ルーカスさまと出会ってから、楽しいことばかりだわ)
門を潜り抜けると、いくつかの鬼火がふよふよと近づいてきた。
「この鬼火たちが案内してくれるんだよ」
泉が解説してくれる。
「あぁ、私たちはこちらみたいです。また後で」
ウィルは朔を抱き上げ、近くを浮遊する鬼火についていった。
綾もウィルの後を追おうとしたが、他の鬼火に行く手を遮られた。綾はミリアたちと同行しなければならないようだ。
石の灯篭、苔むした石畳、カポーンと音を鳴らすよく分からない竹の筒――。
物珍しさにミリアがきょろきょろしていると、ルーカスがそっと耳元で囁いた。
「結局聞き忘れていたが……彼女は誰の孫なんだ?」
ルーカスの視線の先には、綾の姿。
ミリアは思い出したように手を打った。
「まぁ! 伝えるのを忘れていましたわ。綾ちゃんは――」
『遠路はるばる、ようこそおいでくださいました。魔王様、華国の方々』
ミリアが言い切る前に、穏やかな声が割って入る。
開け放たれた扉の前に、人間でいうと三十代くらいに見える男女が立っている。
黒い羽織に鼠色の着物の男性は、どことなく見覚えがある顔立ちだ。角が二本生えている。
女性は水色の、鶴と白梅が刺繍された着物に身を包んでいる。その頭には獣の耳が生え、背後には狐のような尻尾が揺れていた。
男性は深々と一礼する。
『魔王様、お初にお目にかかります。私はこの地域の死者たちの管理者、夕と申します。こちらは私の妻の梅で――』
夕の言葉が終わるのを待たず、梅という女性は目を潤ませながら綾に近づく。
『綾?』
『……おばあ様?』
自信なさげな呼びかけに、梅は涙を流して破顔する。
『やっぱり、綾なのね。あの子の幼い頃にそっくり……。あなたが来るって聞いて、とても楽しみにしてたのよ』
ぎゅっと抱きしめられた綾は、戸惑いつつもその背に手を回す。
夕は顔をしかめ、しかし優しい声でたしなめる。
『こら、客人の前で失礼だろう』
梅はそっと目元を拭う。
『ごめんなさい、嬉しくてつい……』
『俺は構わない。せっかくの機会なのだから、ゆっくり語らってくれ』
『ありがたいお言葉です。……早速ですが魔王様、例の件で。華国の方々も』
ルーカスは頷き、泉たちと共に鬼火が案内する部屋に入っていく。ミリアもついていこうとするが。
綾の祖父、夕はミリアに向かって微笑んだ。
『奥様はうちの女官たちが精いっぱいもてなしますので』
言うが早いか、ミリアの周りを女性たちが取り囲む。
「え、ちょっ」
ミリアもされるがままで連れて行かれたのだった。
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