5 / 20
第五話 囮役
しおりを挟む
市街に姿を現した、空飛ぶワイバーンに、ロビンとクロミネは戦慄した。
街道に倒れる、教官達の骸を足元に、クロミネは、息を呑んで口を開く。
「ロビン、その刀身の燃えた剣を掲げ、ワイバーンの注意を引き、離れろ。
私がその隙に、逃げ遅れた住民が居ないか、探し救助する」
彼女に言われ、ロビンは、オイルと炎を纏わせた剣を手に握ると、頷いて振り返った。
「確かに、ここでコイツと戦えば、市街への被害は広がる一方だ。
いいだろう、俺が囮になる。住民達を頼むぜ」
するとロビンは、燃える剣を、松明の様に輝かせ、
ワイバーンの注意を引くべく、街道を駆け抜けた。
「二つ返事で、囮役を買って出るとは。
大した男だ、ロビン」
一人取り残されたクロミネは、懐の剣に手をかけながら、小さく言葉を呟いた。
「予想通り、ワイバーンは、炎に見向きもしない。
ワイバーンは、体内で炎を生成し、火球を飛ばす生物。
故に、熱感知能力は、遮断されているに等しい。
加えて、掲げる剣の炎の光も、街道に燃え広がる炎と同化し、注意を引くに至っていない。
となれば...」
クロミネは、握る剣に魔力を込め、抜刀した刹那、ワイバーン目掛けて、魔法を放った。
引き抜いた刃から、放たれる斬撃は、空を飛翔して、上空のワイバーンに命中する。
攻撃を加えられたワイバーンは、敵視をクロミネの方へ、鋭く向けた。
「こちらだワイバーン、貴様は私が相手しよう」
クロミネは、全力で街道を駆け、敵視を引いたワイバーンを出来るだけ、市街から引き離した。
「市街への被害を抑え、ロビンも守り、隙をついた彼が住民救護をする。
そしてワイバーンは私が倒す!」
◇◆◇◆◇◆◇
燃える剣を掲げ、市街を離れるロビンが、背後を振り向くと、
ワイバーンの姿など、何処にも居ないのが見て取れた。
「!?注意を引けてない!!...まさかアイツ!」
ロビンは、すぐさま市街へ戻るべく、一目散に駆け出した。
◇◆◇◆◇◆◇
市街を離れ、西部の荒野まで、駆け抜けたクロミネは、
追跡してくるワイバーンが飛ばす火球を、剣で防いだ。
攻撃を防がれたワイバーンは、再び口を開け、火球をクロミネに放つ。
彼女は、剣を薙ぎ払い、斬撃で炎を一刀両断するも、放たれた火球の後ろに、
もう一発、火球が仕込まれているのに気付き、寸前で回避した。
「くっ!小癪なっ!」
回避後の隙を狙って、ワイバーンは、クロミネ目掛けて急降下し、
鋭い脚の爪で、彼女を抉ろうと試みた。
クロミネは、咄嗟に剣で防御するも、
ワイバーンの脚力に押され、勢いよく、後方に追い詰められる。
鋭い爪で、鷲掴みにされた剣を、クロミネは、咄嗟に引き抜くと、一撃でひび割れた刀身を見て、思わず息を呑む。
「な、なんて鋭く、頑丈な爪なんだ...あの攻撃は受けてはならない。
もう一度、受けようものなら、今度こそ刀身が、粉々にされてしまう」
すると空飛ぶワイバーン目掛け、クロミネは、居合の構えを取り、
再び、飛ぶ斬撃を放とうとした。
「剣の間合いに持ち込むには、奴を地上に降ろさなければ」
次の瞬間、クロミネは、抜刀の勢いをそのままに、刀身から斬撃を飛翔させ、
ワイバーンの翼目掛けて放った。
しかし、ワイバーンは天高く飛び、迫りくる斬撃を躱してみせた。
「な、なに!?」
空中で、急回転したワイバーンが、クロミネの居る地上へと、勢いよく急降下してくる。
自ら接近してくるワイバーンを見て、クロミネは、敵の攻撃を察知した。
(自ら近づいてくるならば、得意の鋭く頑丈な脚爪で、攻撃してくる可能性が高い。
刀身で受けず、躱して反撃を狙う!)
肉薄するワイバーンに向けて、クロミネは、迎撃の構えを取った。
しかしワイバーンは、口を大きく開き、火球を撃つような態勢に入る。
(何!?至近距離からの火球だと!?)
咄嗟に、剣で防御しようとするクロミネ。
だがワイバーンが、放とうとしていたのは、火球ではない。
爪よりも重厚で、鋭く研ぎ澄まされた牙から、繰り出される噛みつきだった。
大きな牙に、刀身を噛み付かれ、クロミネは、怯まざるを得なかった。
「くっ!!」
そして次の瞬間、ワイバーンは、彼女の剣の刀身を、音を立てて噛み砕いてしまったのだ。
剣を失った彼女に、残された最後の武器。
それは背に携えた太刀であり、彼女は最終手段を用いるべく、背中の太刀の柄に手をかけた。
ワイバーンは、空中に飛び上がり、大口を開け、口内で火炎を蓄積させた。
太刀に手をかけ、居合の構えを取るクロミネ目掛け、
ワイバーンは、大きな音を立てて、口から火炎を放った。
しかし放ったのは、今までのような火球ではない。
正真正銘、最大火力からなる、火炎放射であった。
トドメといわんばかりの火力で、迫りくる火の手を、クロミネは、太刀に魔力を込め、瞼を閉じて、待ち構える。
次の瞬間、鞘から太刀を引き抜いた刹那、飛翔する斬撃は、迫りくる火炎を切り裂き、
空駆けるワイバーンの元へと向かって、放たれた。
火炎放射をかき分けるように、飛翔する斬撃は、ついに発生源のワイバーンの元へ、着弾するかに見えた。
しかしそこに、ワイバーンの姿は、影も形もなかった。
目の当たりにしたクロミネは、驚愕して言葉を失う。
そして彼女は、相対する"魔物"の生態について、思い返した。
魔物とは、魔法を扱う動物の総称。
それはワイバーンも例外ではなく、炎を生成するワイバーンが、魔物と化していた場合、
火炎以外にも"魔法"を駆使してくる場合があると。
クロミネは、背後から迫りくる、"透明化"したワイバーンの攻撃に、虚を突かれてしまった。
鋭い爪による一撃を、背中に直撃させてしまい、クロミネは勢いよく、地面に薙ぎ倒される。
「あ...が...!」
朦朧とする意識の中で、クロミネは、太刀を握り締めようと、指先に力を入れる。
しかし視界がぼやけ始め、思うように体が動かない。
倒れ込むクロミネに向かって、ワイバーンは、トドメの火球を、口から放ってみせた。
クロミネの命運尽きたかに見えた次の瞬間、何者かが彼女の前に現れ、火球を剣で薙ぎ払った。
「やってくれたなクロミネ、俺を騙しやがって。
一人だけカッコつけるんじゃねえよ」
ワイバーンの火球を防いだのは、燃える剣を持つロビンだった。
彼は、クロミネに肩を貸し、何とか立ち上がらせると、彼女に語りかけた。
「住民の避難は済んだ、あとはお前だけだ。
どうだ?一人で立てそうか?」
するとクロミネは、ふらついた足取りで、何とか地面に踏ん張った。
「も、問題ない。まだ戦える」
太刀を再び握り込む、クロミネを背に、ロビンは燃える剣を構え、ワイバーンを迎え撃った。
再度、透明化するワイバーンを前に、ロビンは、燃える刀身を前に出した。
そしてワイバーンの翼から巻き起こる風で、揺れる炎の動きを頼りに、ロビンは、迫りくる攻撃方向を割り出し、透明化するワイバーンに、斬撃を当ててみせた。
胸元を傷付けられたワイバーンは逆上し、ロビンへ、爪の攻撃を繰り出す。
剣で防御するも、手の火傷に苦しみ、後方に吹き飛ばされたロビンは、
クロミネに向かって、言葉を投げかけた。
「今なら、奴が透明化しても、位置を割り出せるはずだ!
そこへ斬撃を叩き込んでやれ!」
クロミネは、息を切らしながらも、集中して居合の構えを取る。
すると、透明化したワイバーンの胸の傷口から、赤い血が流れ落ちているのが分かり、
地面に零れ落ちる鮮血が、透明な敵の位置を、明確なものにした。
迫りくるワイバーンに向かい、クロミネは、太刀の刃を鞘から引き抜く。
「我が刃は、何物をも断つ。我が太刀は、何者をも断つ。
我が守るべきものの為に、我が誇り高き使命の為に!」
クロミネが払った太刀の一撃は、ワイバーンの全身を断ち切り、勝負を終わらせた。
太刀を鞘へと納めるクロミネは、戦いの緊張感から解放されると、
崩れ落ちるように、地面へ身を預けるのだった。
街道に倒れる、教官達の骸を足元に、クロミネは、息を呑んで口を開く。
「ロビン、その刀身の燃えた剣を掲げ、ワイバーンの注意を引き、離れろ。
私がその隙に、逃げ遅れた住民が居ないか、探し救助する」
彼女に言われ、ロビンは、オイルと炎を纏わせた剣を手に握ると、頷いて振り返った。
「確かに、ここでコイツと戦えば、市街への被害は広がる一方だ。
いいだろう、俺が囮になる。住民達を頼むぜ」
するとロビンは、燃える剣を、松明の様に輝かせ、
ワイバーンの注意を引くべく、街道を駆け抜けた。
「二つ返事で、囮役を買って出るとは。
大した男だ、ロビン」
一人取り残されたクロミネは、懐の剣に手をかけながら、小さく言葉を呟いた。
「予想通り、ワイバーンは、炎に見向きもしない。
ワイバーンは、体内で炎を生成し、火球を飛ばす生物。
故に、熱感知能力は、遮断されているに等しい。
加えて、掲げる剣の炎の光も、街道に燃え広がる炎と同化し、注意を引くに至っていない。
となれば...」
クロミネは、握る剣に魔力を込め、抜刀した刹那、ワイバーン目掛けて、魔法を放った。
引き抜いた刃から、放たれる斬撃は、空を飛翔して、上空のワイバーンに命中する。
攻撃を加えられたワイバーンは、敵視をクロミネの方へ、鋭く向けた。
「こちらだワイバーン、貴様は私が相手しよう」
クロミネは、全力で街道を駆け、敵視を引いたワイバーンを出来るだけ、市街から引き離した。
「市街への被害を抑え、ロビンも守り、隙をついた彼が住民救護をする。
そしてワイバーンは私が倒す!」
◇◆◇◆◇◆◇
燃える剣を掲げ、市街を離れるロビンが、背後を振り向くと、
ワイバーンの姿など、何処にも居ないのが見て取れた。
「!?注意を引けてない!!...まさかアイツ!」
ロビンは、すぐさま市街へ戻るべく、一目散に駆け出した。
◇◆◇◆◇◆◇
市街を離れ、西部の荒野まで、駆け抜けたクロミネは、
追跡してくるワイバーンが飛ばす火球を、剣で防いだ。
攻撃を防がれたワイバーンは、再び口を開け、火球をクロミネに放つ。
彼女は、剣を薙ぎ払い、斬撃で炎を一刀両断するも、放たれた火球の後ろに、
もう一発、火球が仕込まれているのに気付き、寸前で回避した。
「くっ!小癪なっ!」
回避後の隙を狙って、ワイバーンは、クロミネ目掛けて急降下し、
鋭い脚の爪で、彼女を抉ろうと試みた。
クロミネは、咄嗟に剣で防御するも、
ワイバーンの脚力に押され、勢いよく、後方に追い詰められる。
鋭い爪で、鷲掴みにされた剣を、クロミネは、咄嗟に引き抜くと、一撃でひび割れた刀身を見て、思わず息を呑む。
「な、なんて鋭く、頑丈な爪なんだ...あの攻撃は受けてはならない。
もう一度、受けようものなら、今度こそ刀身が、粉々にされてしまう」
すると空飛ぶワイバーン目掛け、クロミネは、居合の構えを取り、
再び、飛ぶ斬撃を放とうとした。
「剣の間合いに持ち込むには、奴を地上に降ろさなければ」
次の瞬間、クロミネは、抜刀の勢いをそのままに、刀身から斬撃を飛翔させ、
ワイバーンの翼目掛けて放った。
しかし、ワイバーンは天高く飛び、迫りくる斬撃を躱してみせた。
「な、なに!?」
空中で、急回転したワイバーンが、クロミネの居る地上へと、勢いよく急降下してくる。
自ら接近してくるワイバーンを見て、クロミネは、敵の攻撃を察知した。
(自ら近づいてくるならば、得意の鋭く頑丈な脚爪で、攻撃してくる可能性が高い。
刀身で受けず、躱して反撃を狙う!)
肉薄するワイバーンに向けて、クロミネは、迎撃の構えを取った。
しかしワイバーンは、口を大きく開き、火球を撃つような態勢に入る。
(何!?至近距離からの火球だと!?)
咄嗟に、剣で防御しようとするクロミネ。
だがワイバーンが、放とうとしていたのは、火球ではない。
爪よりも重厚で、鋭く研ぎ澄まされた牙から、繰り出される噛みつきだった。
大きな牙に、刀身を噛み付かれ、クロミネは、怯まざるを得なかった。
「くっ!!」
そして次の瞬間、ワイバーンは、彼女の剣の刀身を、音を立てて噛み砕いてしまったのだ。
剣を失った彼女に、残された最後の武器。
それは背に携えた太刀であり、彼女は最終手段を用いるべく、背中の太刀の柄に手をかけた。
ワイバーンは、空中に飛び上がり、大口を開け、口内で火炎を蓄積させた。
太刀に手をかけ、居合の構えを取るクロミネ目掛け、
ワイバーンは、大きな音を立てて、口から火炎を放った。
しかし放ったのは、今までのような火球ではない。
正真正銘、最大火力からなる、火炎放射であった。
トドメといわんばかりの火力で、迫りくる火の手を、クロミネは、太刀に魔力を込め、瞼を閉じて、待ち構える。
次の瞬間、鞘から太刀を引き抜いた刹那、飛翔する斬撃は、迫りくる火炎を切り裂き、
空駆けるワイバーンの元へと向かって、放たれた。
火炎放射をかき分けるように、飛翔する斬撃は、ついに発生源のワイバーンの元へ、着弾するかに見えた。
しかしそこに、ワイバーンの姿は、影も形もなかった。
目の当たりにしたクロミネは、驚愕して言葉を失う。
そして彼女は、相対する"魔物"の生態について、思い返した。
魔物とは、魔法を扱う動物の総称。
それはワイバーンも例外ではなく、炎を生成するワイバーンが、魔物と化していた場合、
火炎以外にも"魔法"を駆使してくる場合があると。
クロミネは、背後から迫りくる、"透明化"したワイバーンの攻撃に、虚を突かれてしまった。
鋭い爪による一撃を、背中に直撃させてしまい、クロミネは勢いよく、地面に薙ぎ倒される。
「あ...が...!」
朦朧とする意識の中で、クロミネは、太刀を握り締めようと、指先に力を入れる。
しかし視界がぼやけ始め、思うように体が動かない。
倒れ込むクロミネに向かって、ワイバーンは、トドメの火球を、口から放ってみせた。
クロミネの命運尽きたかに見えた次の瞬間、何者かが彼女の前に現れ、火球を剣で薙ぎ払った。
「やってくれたなクロミネ、俺を騙しやがって。
一人だけカッコつけるんじゃねえよ」
ワイバーンの火球を防いだのは、燃える剣を持つロビンだった。
彼は、クロミネに肩を貸し、何とか立ち上がらせると、彼女に語りかけた。
「住民の避難は済んだ、あとはお前だけだ。
どうだ?一人で立てそうか?」
するとクロミネは、ふらついた足取りで、何とか地面に踏ん張った。
「も、問題ない。まだ戦える」
太刀を再び握り込む、クロミネを背に、ロビンは燃える剣を構え、ワイバーンを迎え撃った。
再度、透明化するワイバーンを前に、ロビンは、燃える刀身を前に出した。
そしてワイバーンの翼から巻き起こる風で、揺れる炎の動きを頼りに、ロビンは、迫りくる攻撃方向を割り出し、透明化するワイバーンに、斬撃を当ててみせた。
胸元を傷付けられたワイバーンは逆上し、ロビンへ、爪の攻撃を繰り出す。
剣で防御するも、手の火傷に苦しみ、後方に吹き飛ばされたロビンは、
クロミネに向かって、言葉を投げかけた。
「今なら、奴が透明化しても、位置を割り出せるはずだ!
そこへ斬撃を叩き込んでやれ!」
クロミネは、息を切らしながらも、集中して居合の構えを取る。
すると、透明化したワイバーンの胸の傷口から、赤い血が流れ落ちているのが分かり、
地面に零れ落ちる鮮血が、透明な敵の位置を、明確なものにした。
迫りくるワイバーンに向かい、クロミネは、太刀の刃を鞘から引き抜く。
「我が刃は、何物をも断つ。我が太刀は、何者をも断つ。
我が守るべきものの為に、我が誇り高き使命の為に!」
クロミネが払った太刀の一撃は、ワイバーンの全身を断ち切り、勝負を終わらせた。
太刀を鞘へと納めるクロミネは、戦いの緊張感から解放されると、
崩れ落ちるように、地面へ身を預けるのだった。
10
あなたにおすすめの小説
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる