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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第二十八話 ライトの興味は危険も関係ないようです!
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視点変更 戦闘視点(三人称)→実穂
ドン!と強い衝撃が私の体を襲う。
どうやら馬車から放り出されたようだ。
「痛ったー」
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホ!」
「ライト!大丈夫!?」
「兄ちゃん!」
「ゴホッ!ゴホ!…後数分位は大丈夫かな?まあゴホッ!…大丈夫だよ、死にはしないから」
良かったー…って!血をはいてる時点でやっぱり大丈夫じゃ無いでしょ!
「あー、やっぱり大型詠唱の並列はきつかったかー、一応詠唱は二行分の早さで出来たから良しとしようかな?」
「兄ちゃん!こんな時に研究者みたいな所見せないで!大体兄ちゃんは狂乱値溜め込みすぎ!もう80%位あるんでしょ!」
「90%位かな?」
「溜め込みすぎ!」
「…それって私のせいだよね」
「「…」」
「どこで気付いたの?」
「分からない、でも何となく私のせいだって思ったの」
「…残留記憶があったんだね」
「…ごめんね、ライト」
「何で謝るの?」
「だってその狂乱値って奴も私のせいだったし襲われたのだって私が馬車の外を覗いたからでしょ」
「いや、実穂が謝る必要は無いんだけどね、狂乱値だって君じゃない人を連れてくればまだ少なかったかもしれない、でも僕は君を連れてきたんだよ、何でか分かる?」
「…分からない」
「面白そうだからだよ!今まで会ってきたような私欲にまみれた奴ら…もちろん例外も居るよ、まあその人達とはちょっと違う、そんなな異世界人の実穂が面白そうだったからだよ!」
「…本当にそれだけなの?」
それだけの理由で私を助けたの?沢山のデメリットを背負う覚悟で。
「それだけとは失礼だねー、まあもう一つ理由を付け加えれば良く言ってピュア、悪く言って騙されやすかったからね、目が離せない的な感じだね」
…ライトはお人好しなんだね。
『なぜそうなった』
「兄ちゃん、気絶ぎりぎりなのによく念話使えるね」
ラキトがそう言った途端ライトがいつの間にか手首にはめていた腕輪が砕け散った。
「あ、やっぱり負荷を掛けすぎたかな?大型魔法陣の隠蔽なんて無茶だったみたいだし…さて、実穂にこれをあげよう」
そう言ってライトは一冊のメモ帳を渡してきた。
「丁度一週間分の魔法の練習帳だよ、それじゃあまた一週間後位に」
それを言い残してライトは目を閉じた。
「え、ライ…ト?」
「実穂ストップ!死んでない!兄ちゃん死んでないから泣かない!」
「あ、ごめんね、ちょっと遺言みたいだったから…そう言えばクルミは?」
「そこで気絶中」
いつもの調子を取り戻したラキトが私の後ろを指差した。
そこにはクルミが小さな寝息を立てながら眠っていた。
「はあ、やっぱり私って不幸なんだね」
…返信が無い?
ってラキトはライトを馬車の中まではこんでる途中か…紛らわしい!
「マスターも酷いですよねー、最後に言うことばを遺言みたいにするなんて」
「え、IOAさん、何でここに?ライトの魔法生物じゃ無かったの?」
「別にマスターが起きてなくちゃ出てこれないなんて言ってませんしね、それにマスターが起きてしまったら貴重な寝顔が見れないじゃないですか!」
え?
「ただでさえマスターは数日に一度しか寝ないんですから、約一週間も眠っているなんて天国ですよ!」
今までライトの寝てる姿を見たことが無かったのはあまり寝てなかったからなんだね、大丈夫なのかな?ってそうじゃなくて!さっきの話を聞いてるとちょっとあれだね。
もしかしてIOAさんってそっち系の人なのかなって思えてくるね。
「むー、何ですかその顔は、じゃあ実穂さんも一度見てくださいよ、私の言ってることが分かりますから」
…じゃあ少しだけ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、ピンチを抜けたらスルッと登場!アストラル体のライト スターダストです」
ディメン「わざわざそんなもんになってまで参加したかったのか?」
ライト「いや、ちょっとした調べ物の為にね、後で図書空間出してね」
ディメン「はいはい…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・魔力察知
・魔力操作Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「称号に《生者》が追加されたな」
ライト「おかしいなー、こんなに早く称号が増えるなんて、隠し効果があるスキルでもあるのかな?」
ディメン「《?高????》じゃねえか?」
ライト「そうかもねー、まあこれからその秘密を見つけるんだけどね」
ディメン「ここの記憶は持ち帰られねぇがどうやって調べるんだよ」
ライト「ここの外で会えば良いじゃん」
ディメン「まあ、そうだな…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリ矛盾等がございましたら、ご報告の方をお願いします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
ドン!と強い衝撃が私の体を襲う。
どうやら馬車から放り出されたようだ。
「痛ったー」
「ゴホッ!ゴホッ!ゴホ!」
「ライト!大丈夫!?」
「兄ちゃん!」
「ゴホッ!ゴホ!…後数分位は大丈夫かな?まあゴホッ!…大丈夫だよ、死にはしないから」
良かったー…って!血をはいてる時点でやっぱり大丈夫じゃ無いでしょ!
「あー、やっぱり大型詠唱の並列はきつかったかー、一応詠唱は二行分の早さで出来たから良しとしようかな?」
「兄ちゃん!こんな時に研究者みたいな所見せないで!大体兄ちゃんは狂乱値溜め込みすぎ!もう80%位あるんでしょ!」
「90%位かな?」
「溜め込みすぎ!」
「…それって私のせいだよね」
「「…」」
「どこで気付いたの?」
「分からない、でも何となく私のせいだって思ったの」
「…残留記憶があったんだね」
「…ごめんね、ライト」
「何で謝るの?」
「だってその狂乱値って奴も私のせいだったし襲われたのだって私が馬車の外を覗いたからでしょ」
「いや、実穂が謝る必要は無いんだけどね、狂乱値だって君じゃない人を連れてくればまだ少なかったかもしれない、でも僕は君を連れてきたんだよ、何でか分かる?」
「…分からない」
「面白そうだからだよ!今まで会ってきたような私欲にまみれた奴ら…もちろん例外も居るよ、まあその人達とはちょっと違う、そんなな異世界人の実穂が面白そうだったからだよ!」
「…本当にそれだけなの?」
それだけの理由で私を助けたの?沢山のデメリットを背負う覚悟で。
「それだけとは失礼だねー、まあもう一つ理由を付け加えれば良く言ってピュア、悪く言って騙されやすかったからね、目が離せない的な感じだね」
…ライトはお人好しなんだね。
『なぜそうなった』
「兄ちゃん、気絶ぎりぎりなのによく念話使えるね」
ラキトがそう言った途端ライトがいつの間にか手首にはめていた腕輪が砕け散った。
「あ、やっぱり負荷を掛けすぎたかな?大型魔法陣の隠蔽なんて無茶だったみたいだし…さて、実穂にこれをあげよう」
そう言ってライトは一冊のメモ帳を渡してきた。
「丁度一週間分の魔法の練習帳だよ、それじゃあまた一週間後位に」
それを言い残してライトは目を閉じた。
「え、ライ…ト?」
「実穂ストップ!死んでない!兄ちゃん死んでないから泣かない!」
「あ、ごめんね、ちょっと遺言みたいだったから…そう言えばクルミは?」
「そこで気絶中」
いつもの調子を取り戻したラキトが私の後ろを指差した。
そこにはクルミが小さな寝息を立てながら眠っていた。
「はあ、やっぱり私って不幸なんだね」
…返信が無い?
ってラキトはライトを馬車の中まではこんでる途中か…紛らわしい!
「マスターも酷いですよねー、最後に言うことばを遺言みたいにするなんて」
「え、IOAさん、何でここに?ライトの魔法生物じゃ無かったの?」
「別にマスターが起きてなくちゃ出てこれないなんて言ってませんしね、それにマスターが起きてしまったら貴重な寝顔が見れないじゃないですか!」
え?
「ただでさえマスターは数日に一度しか寝ないんですから、約一週間も眠っているなんて天国ですよ!」
今までライトの寝てる姿を見たことが無かったのはあまり寝てなかったからなんだね、大丈夫なのかな?ってそうじゃなくて!さっきの話を聞いてるとちょっとあれだね。
もしかしてIOAさんってそっち系の人なのかなって思えてくるね。
「むー、何ですかその顔は、じゃあ実穂さんも一度見てくださいよ、私の言ってることが分かりますから」
…じゃあ少しだけ。
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、ピンチを抜けたらスルッと登場!アストラル体のライト スターダストです」
ディメン「わざわざそんなもんになってまで参加したかったのか?」
ライト「いや、ちょっとした調べ物の為にね、後で図書空間出してね」
ディメン「はいはい…今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・魔力察知
・魔力操作Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
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ディメン「称号に《生者》が追加されたな」
ライト「おかしいなー、こんなに早く称号が増えるなんて、隠し効果があるスキルでもあるのかな?」
ディメン「《?高????》じゃねえか?」
ライト「そうかもねー、まあこれからその秘密を見つけるんだけどね」
ディメン「ここの記憶は持ち帰られねぇがどうやって調べるんだよ」
ライト「ここの外で会えば良いじゃん」
ディメン「まあ、そうだな…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリ矛盾等がございましたら、ご報告の方をお願いします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
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