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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』
第四話 対決!お面の吸血鬼!
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視点変更 実穂→戦闘視点(三人称)
お面を被った吸血鬼は、無邪気な少女の様に笑いながら浮遊し始めた。
「ふふふふふ……《鬼火》」
そして三つの火の玉を周りに浮遊させて猛スピードで近づいてきた。
「わっと!」
吸血鬼は実穂を鋭い爪で切り裂こうとしたが避けられる。
実穂はそれに反撃をしようとして…こけた。
それを見逃さず吸血鬼はまた切り裂こうと近づいてきたが、気配を消して近づいていたクルミの短剣での一撃を感じ取ったのか最初の場所へ戻っていった。
「《アイスランス》」
吸血鬼が元の場所に戻る途中、ライトが追撃として六本の氷の槍を放ったが、周りを飛んでいた火の玉に打ち消された。
「はあ!」
そして吸血鬼の意識が氷の槍を打ち消す為に火の玉に向かっていた隙をついてラキトが殴りかかった。
「ふふふ……《憑霊》」
だがそれは吸血鬼の体をすり抜け、行き場を無くした攻撃の余波がその先の木に当たって木が消し飛んだ。
「……手強いねぇ、どうしようかなぁ?」
「スリープかポイズンの雲使う?」
「いや、多文効果は無いよ、操られてるから本体が寝ても意味ないし」
「じゃあどうするの?」
「私がスピードで一端時間稼ぎをします、その間に対処法をお願いします」
「わかった、ありがとうねクルミ」
「いえ、大した事じゃありません、では行ってきます」
クルミは物凄い速さで吸血鬼の周りを走り回りながらたまに短剣で攻撃をしている。
吸血鬼はその様子を楽しんでいる様に笑っていた。
「それであの吸血鬼には物理はあまり効かないと思うよ」
「何で?」
「だって《憑霊》使ってたでしょ、あれは物理攻撃を無効化する”妖術“なんだよね」
「妖術…妖術!?」
「まあそれは置いておこうよ、それでその代わりに妖術で受けるダメージが倍になるっていうデメリットがあるの、だから実穂、出来るだけ壁系の魔法を使って欲しいんだけど」
「わかった、壁系だね」
「じゃあ…行くよ!《鬼火》!」
ライトは一度目をつぶって《性格変換》を使うと吸血鬼も使っていた《鬼火》を出した。
(ライトも出来るんだね)
実穂はそんな事を思いながら吸血鬼に向かって棒の先端を向けた。
「ふふふ、《時雨 炎血槍》」
ライトも吸血鬼に手の平を向けようとしていると吸血鬼が技の名前を言いながら片腕を空へ向かって挙げた。
すると空には赤い雲が出現し、その雲から血の様に赤い槍が大量に降ってきた。
「まずっ!《ウォーターウォール》《サンドウォール》皆!この中に来て!」
流石の実穂もこの妖術の強さには気がついた様で急いで水と土のドームを作った。
その中にはラキトとクルミが入っていた。
「あー!もう!そんな周りに被害が出る妖術使うな! ¥≡*♀*%§@*¥●&▽ 《スターバースト》!」
ライトは広範囲を燃え上がらせる事が出来る妖術を使った吸血鬼を愚痴りながら自分を中心に星を作ると調度先端の部分となる五つの部分に蒼い星を作り、その星から蒼と黄色が混じったビームを打ち出した。
その五本のビームは根元の星をライトが操作する事によって操作されており、地上に落ちていく炎の槍を片っ端から打ち消していった。
「ふふ、ふふふふふふふふふふふふふ」
全ての槍を打ち消した所で吸血鬼が今まで以上におかしい笑いかたをし出した。
「ふふふ、《昇華 紅蓮風雷渦》」
そして吸血鬼の周りに炎の渦が出現してそれがどんどん大きくなっていっている。
「今度はそれ!?実穂!もうちょっと壁厚くして!」
「わかった!《マジックウォール》」
実穂はライトからの忠告通りドームの上から魔力の壁を重ねがけした。
「はぁ、これ疲れるんだよねぇ…《疑似昇華 狂乱花弁ノ舞》」
ライトは小さいため息と共に周りに紅い花弁を渦状に回し始めた。
炎と花弁、二つの同じ様な渦はどちらも個性的な物だった。
炎の吸血鬼はひたすら笑っており、そのお面からは狂気をも感じる。
花弁の者は舞いを踊る様にしなやかに回っており、手には妖術で出たのであろう扇子を持っていた。
二つの渦はぶつかり合い、相手を散らしていっている。
そして勝負はついた、ライトの踊りが一瞬だけ崩れた隙をついて炎の渦が勢いを増した。
そして花弁は無惨にも散っていき、その渦の中心にいた者は支えを無くして落ちていく。
そして吸血鬼の笑いが最高潮に達した時ある事が起こった。
そのある事とは………炎の渦が一瞬にして消え去ったのである。
炎の渦があった場所には炭になりかけている木や燃えている木があり、その中心には地面から生えた土の壁の上に洗濯物の様な姿で倒れている吸血鬼が居た。
「ふふ、ふふふ、ふ…ふ」
吸血鬼は最後の抵抗の様に笑っている、だがそれは無駄な抵抗で終わり、ぐったりと倒れた吸血鬼の顔からお面が取れた。
お面の吸血鬼の襲撃は、終わったのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、最後はヒヤッとしました、ライト スターダストです」
ディメン「それにしても不気味な奴だったな」
ライト「多分あのお面のせいだけどね」
ディメン「てか妖術ってここの奴らは使えないんじゃなかったか?」
ライト「あの吸血鬼は使えないと思うよ、使ってたのはお面だし」
ディメン「あのお面何なんだよ」
ライト「多分異世界からの漂流物じゃない?…今回のステータスだよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 5 9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT 21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 9
・聞き耳 Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「レベルアップしてるな」
ライト「でもねぇ」
ディメン「普通だな」
ライト「あ、でも魔力だけは伸びてるよ、INも3づつ上がってるし」
ディメン「いや、INは魔法を使えば上がるのは知ってるけどさ…攻撃魔法使えないよな」
ライト「あ………こ、今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
ディメン「逃げたな……誤字脱字やストーリー矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」
ライト「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
INとはインテリジェンスの略です、他の所と略し方は違いますが気にしないで下さい。
お面を被った吸血鬼は、無邪気な少女の様に笑いながら浮遊し始めた。
「ふふふふふ……《鬼火》」
そして三つの火の玉を周りに浮遊させて猛スピードで近づいてきた。
「わっと!」
吸血鬼は実穂を鋭い爪で切り裂こうとしたが避けられる。
実穂はそれに反撃をしようとして…こけた。
それを見逃さず吸血鬼はまた切り裂こうと近づいてきたが、気配を消して近づいていたクルミの短剣での一撃を感じ取ったのか最初の場所へ戻っていった。
「《アイスランス》」
吸血鬼が元の場所に戻る途中、ライトが追撃として六本の氷の槍を放ったが、周りを飛んでいた火の玉に打ち消された。
「はあ!」
そして吸血鬼の意識が氷の槍を打ち消す為に火の玉に向かっていた隙をついてラキトが殴りかかった。
「ふふふ……《憑霊》」
だがそれは吸血鬼の体をすり抜け、行き場を無くした攻撃の余波がその先の木に当たって木が消し飛んだ。
「……手強いねぇ、どうしようかなぁ?」
「スリープかポイズンの雲使う?」
「いや、多文効果は無いよ、操られてるから本体が寝ても意味ないし」
「じゃあどうするの?」
「私がスピードで一端時間稼ぎをします、その間に対処法をお願いします」
「わかった、ありがとうねクルミ」
「いえ、大した事じゃありません、では行ってきます」
クルミは物凄い速さで吸血鬼の周りを走り回りながらたまに短剣で攻撃をしている。
吸血鬼はその様子を楽しんでいる様に笑っていた。
「それであの吸血鬼には物理はあまり効かないと思うよ」
「何で?」
「だって《憑霊》使ってたでしょ、あれは物理攻撃を無効化する”妖術“なんだよね」
「妖術…妖術!?」
「まあそれは置いておこうよ、それでその代わりに妖術で受けるダメージが倍になるっていうデメリットがあるの、だから実穂、出来るだけ壁系の魔法を使って欲しいんだけど」
「わかった、壁系だね」
「じゃあ…行くよ!《鬼火》!」
ライトは一度目をつぶって《性格変換》を使うと吸血鬼も使っていた《鬼火》を出した。
(ライトも出来るんだね)
実穂はそんな事を思いながら吸血鬼に向かって棒の先端を向けた。
「ふふふ、《時雨 炎血槍》」
ライトも吸血鬼に手の平を向けようとしていると吸血鬼が技の名前を言いながら片腕を空へ向かって挙げた。
すると空には赤い雲が出現し、その雲から血の様に赤い槍が大量に降ってきた。
「まずっ!《ウォーターウォール》《サンドウォール》皆!この中に来て!」
流石の実穂もこの妖術の強さには気がついた様で急いで水と土のドームを作った。
その中にはラキトとクルミが入っていた。
「あー!もう!そんな周りに被害が出る妖術使うな! ¥≡*♀*%§@*¥●&▽ 《スターバースト》!」
ライトは広範囲を燃え上がらせる事が出来る妖術を使った吸血鬼を愚痴りながら自分を中心に星を作ると調度先端の部分となる五つの部分に蒼い星を作り、その星から蒼と黄色が混じったビームを打ち出した。
その五本のビームは根元の星をライトが操作する事によって操作されており、地上に落ちていく炎の槍を片っ端から打ち消していった。
「ふふ、ふふふふふふふふふふふふふ」
全ての槍を打ち消した所で吸血鬼が今まで以上におかしい笑いかたをし出した。
「ふふふ、《昇華 紅蓮風雷渦》」
そして吸血鬼の周りに炎の渦が出現してそれがどんどん大きくなっていっている。
「今度はそれ!?実穂!もうちょっと壁厚くして!」
「わかった!《マジックウォール》」
実穂はライトからの忠告通りドームの上から魔力の壁を重ねがけした。
「はぁ、これ疲れるんだよねぇ…《疑似昇華 狂乱花弁ノ舞》」
ライトは小さいため息と共に周りに紅い花弁を渦状に回し始めた。
炎と花弁、二つの同じ様な渦はどちらも個性的な物だった。
炎の吸血鬼はひたすら笑っており、そのお面からは狂気をも感じる。
花弁の者は舞いを踊る様にしなやかに回っており、手には妖術で出たのであろう扇子を持っていた。
二つの渦はぶつかり合い、相手を散らしていっている。
そして勝負はついた、ライトの踊りが一瞬だけ崩れた隙をついて炎の渦が勢いを増した。
そして花弁は無惨にも散っていき、その渦の中心にいた者は支えを無くして落ちていく。
そして吸血鬼の笑いが最高潮に達した時ある事が起こった。
そのある事とは………炎の渦が一瞬にして消え去ったのである。
炎の渦があった場所には炭になりかけている木や燃えている木があり、その中心には地面から生えた土の壁の上に洗濯物の様な姿で倒れている吸血鬼が居た。
「ふふ、ふふふ、ふ…ふ」
吸血鬼は最後の抵抗の様に笑っている、だがそれは無駄な抵抗で終わり、ぐったりと倒れた吸血鬼の顔からお面が取れた。
お面の吸血鬼の襲撃は、終わったのである。
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、最後はヒヤッとしました、ライト スターダストです」
ディメン「それにしても不気味な奴だったな」
ライト「多分あのお面のせいだけどね」
ディメン「てか妖術ってここの奴らは使えないんじゃなかったか?」
ライト「あの吸血鬼は使えないと思うよ、使ってたのはお面だし」
ディメン「あのお面何なんだよ」
ライト「多分異世界からの漂流物じゃない?…今回のステータスだよ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 5 9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT 21
・DE 20
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・MD 20
・AG 19
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スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 9
・聞き耳 Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
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ディメン「レベルアップしてるな」
ライト「でもねぇ」
ディメン「普通だな」
ライト「あ、でも魔力だけは伸びてるよ、INも3づつ上がってるし」
ディメン「いや、INは魔法を使えば上がるのは知ってるけどさ…攻撃魔法使えないよな」
ライト「あ………こ、今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
ディメン「逃げたな……誤字脱字やストーリー矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」
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