お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』

第二十八話 魔王城での生活一日目!

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………ぷはぁ!

やっぱり温泉の後は牛乳に限るね!

さて、部屋に戻ったら何をしようかな?

あの後温泉を出てすぐにライトは自分の部屋に引きこもっちゃったし………そうだ!美堀に今まであった事を話そう!

短い間に結構色々あったからね、今夜は寝ないよ!

「お主ら、ちょっと良いか?」

「デモンさん、どうしたの?」

「ライトがどこに行ったかしらぬか?」

「多分自分の部屋に引きこもってる筈だけど」

「そうか、邪魔したな」

………ライトがあの状況でもデモンさんは普通に話しに行きそうだね。

「ご主人様、なぜかクラクラします」

「のぼせちゃった?」

「恐らく」

「少し寝れば治るわよ」

「そうだね、早く部屋に行こうか」


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………えっと………只今の状況を説明しますとね、クルミが熟睡、私がお話を話す人、美堀があの貴族に憤怒している所です。

一つ言わせてほしいんだけど………何でこうなった!?

「実穂を傷つけるなんて許さない!その貴族は何処に居るの?」

「え?えっと………今はわからないかな?多分ライトが知ってるよ」

「聞いてくる!」

「え、ちょっと待ってよ!今ライトは引きこもってるから出てこないよ!」

「なら探してくる!」

「迷子になるよ!?」

………何故か長い時間話すよりも美堀を止める方が疲れるんだよね、あのハロウィンの日も私を傷つけた人をボコボコにしてから市長の娘の所に殴り込みに行ったし………見つからなかったけどね。

「《マジックバインド》」

「あっ………魔法はずるいわよ」

「人の話を聞かない美堀が悪いよ」

「………ごめんなさい」

「………解除、それで美堀、その貴族が居なくなった後ね、その奥さんと娘が変わりに町を納めることになったんだって、ついでに名前も変わって領地の名前は『ナグラ領』から『ビギン領』で、家名は『ガルバ』から『アゲイン』になるんだって」

「………その名前、誰が決めたの?」

「え?ライトじゃない?領地の名前を話すときどや顔してたし」

「………なるほど、それで、他にも色々あったんでしょう」

………まだまだ夜は長そうだね。


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視点変更 実穂→美堀


………話すだけ話して寝ちゃったわね。

まあこの世界の事と実穂がやってきた事がわかったから良しとしましょ。

さて、ライトの部屋は何処かしら、少し気になる事があるのよね。

………それにしてもライトって召喚される時にあったのと今の姿が全然違うわよね?

………着いた、ここね。

「ライト、居るわよね?」

「………何?」

出てきた………何故か博士みたいな格好してるわね、白衣に眼鏡って。

「少し聞きたい事があるのよ」

「少し待って」

………目を瞑ってる?魔法でも使ってたのかしら?

「オッケーだよ、まあ立ち話もなんだし入ってよ」

「お邪魔するわね」

これが実穂の言っていた《性格変換》かしら?

「それで?話って?」

「単刀直入に言うわ、あなた………転生者でしょ」

私も実穂に進められてそういう小説は読んだ事があるのよ、それにさっきの領地の名前『ビギン』ってbeginの事でしょ、そしてこの世界には英語は魔法名でしか使われて無いし使用者がどういう意味かもわからずに使用している、つまりライトは転生者の可能性が高い、そういうことよ。

「………うーん、近いけど間違ってるね」

「………近い?」

「だってね、僕の仕事は召喚された者や時空の狭間に巻き込まれてこっちにきた人を元の世界に戻す事だよ、それ位の知識、あるに決まってるじゃん」

「でも元の世界に戻せるって事はあなた自身も移動できるんでしょう?」

「………痛い所を突くねぇ、まあ正解だよ」

やっぱりそうね。

「………ま、そんな所かな」

「他にも疑問がある「ストップ」………?」

「それ以上の追求は止めてね、もしやめる気が無いなら………」

な、何よ?

「麻痺薬投げちゃうよ」

「そ、それは遠慮したいわね」

思ったより軽かった。

「さあ、自分の部屋に帰りなよ、僕はまだまだ作らなきゃいけない物が沢山あるんだから」

「ええ、それじゃあ明日」

「またねー」

………これは実穂には黙っておいた方が良いのかしら?


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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、すぐに正体に近い事を言われてビビった、ライト スターダストです」

ディメン「お前の正体ってなんなんだ?」

ライト「ネタバレになるから言わないよ、ってかディメンは知ってるでしょ」

ディメン「まあ見てる人にもわかるようにしようかとな」

ライト「………ネタバレさせたら麻痺薬(原液)かけるよ」

ディメン「やめろ!ってか美堀にも原液ぶっかけようとしただろ!?」

ライト「勿論♪」

ディメン「やめとけよ………今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 5  9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT  21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 4
・支援魔法支配 Lv 1
・聞き耳 Lv 1
・合成魔法 Lv 4
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
・支援の支配者


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ディメン「そういやクルミってさ」

ライト「クルミがどうしたの?」

ディメン「魔法使えないよな」

ライト「まあ獣人は一部を除いて使えないしね」

ディメン「でも何故か《身体強化》使うよな」

ライト「スキル化してないから何とも言えないけど………多分ね」

ディメン「………あれって魔力を使うのに何で魔法じゃないんだ?」

ライト「そうだねー………次回は美堀に魔法を教えるからその時にでも説明しようかな」

ディメン「よろしく頼む………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「「さようなら」」







ネタが無いから日常回を切り分けて書いたなんて口が裂けても言えない………もしかして見てる?
あっ(察し)
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