お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』

第三十八話 実穂の心は治りやすい?

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視点変更 実穂→戦闘視点(三人称)


邪聖杯により紫色に変色した大地が続く広い大地。

その中心に今、三人の者が対峙している。

不穏な風が吹く中、実穂は 善良な支配者の杖グッドルーラーロッドを取り出し、謎の男へと向けていた。

「何だ?来たのは小娘一人だけか?《空白》は案外臆病なのじゃな?」

「あら?実穂じゃない?待ってて?もうすぐずっと一緒に居られる様になるわよ?」

謎の男がライトを馬鹿にし、美堀が狂った様な事を言い出す。

それでも実穂は杖を向けたまま動かない。

「おや?怖じ気づいたのか?なら丁度良い、この娘だけじゃ邪聖杯に捧げるには足りぬのでな、お前を捧げるとしよう」

ハッハッハと皺枯れた声で笑いながら謎の男は動き出した。

その瞬間を待っていたかの様に実穂は動き出した。

「《エレメンタルウォール》《ギブフライ》」

「グッオッ!?」

様々な魔力が籠った岩の壁が下から飛び出し、不意を付かれた男は、さらに飛行魔法を強制的に付与されて、遠くへと飛んで行った。

「《テレポート》」

それについていく様に実穂は転移をして、杖で空中に居る男を叩き落とした。

「グァッ!?」

「《サンドウォール》《エレメンタルウォール》《マジックキャンセル》《マジックウォール》」

地に着いた男は土の壁に囲まれ、岩の壁で蓋をされ、岩の壁が破壊されて、破片が高速で男へと突き刺さった。

実穂は魔力で壁を作っていたので破片は当たらなかった。

「《ウィンド》」

実穂は風を起こし、砂埃を払う。

そこにはまっ黒な繭があり、それが真っ二つに割れて中から男が出てきた。

「ふぅ、焦ったわい、お前、中々やるようじゃの?………だが良いのか?これ以上魔法を使うと儂の邪聖杯に飲み込まれるぞ?」

男は勝ち誇った様な顔をしながら実穂に説明する。

実穂はそんな事関係ないと魔法を使用する。

早く美堀を助けよう、早く美堀を助けなきゃ、と思いながら。

「《エレメ「《実行》」っ!?」

しかしそれは出来なかった。

何故なら実穂は白く光る鎖に動きを封じられたからだ。

「………実穂、美堀が心配なのはわかるけど一人で突っ走らないでよ」

「ご主人様!只今参りました!」

「………ライ………ト?」

実穂は白く光る本を浮かせているライトとクルミの方向を見た。

そしてライトの本を見て、一瞬だけ呆け、その後、表情を憤怒に染めた。

「何で止めるの!」

「いや、止めないと死んじゃうし」

実穂は怒鳴るが、ライトは気にも止めないで本の上で手をかざし、本がパラパラと捲れていく。

「私は美堀を助けたいの!美堀は子供の頃からずっと一緒に居るんだよ!それなのにここでお別れなんて嫌なの!」

『一定以上の感情を確認』

「………実穂」

「まだ今までしてもらった事の一割も返せて無いし!まだ一緒に元の世界にも帰れてない!それなのにお別れとか私は嫌なの!」

『進化条件が揃いました』

「実穂」

『これより…』

「私は!「実穂!」………」

ライトは大きな声で実穂の名前を読んだ。

そな表情は人の不幸を悲しんで居る人間の表情だ。

「………実穂、美堀を助けたい気持ちはわかるよ?僕だってこっちの勝手な都合で喚んじゃって凄い申し訳なさと、実穂を助けたいって言う真っ直ぐな気持ちを見たからね」

「………」

実穂は驚いた様な表情をライトへ向けている。

「でもね、実穂、実穂は美堀を助けたいんでしょ?なら怒りに飲まれて理性を飛ばしちゃ駄目だよ、もっときちんと考えて最善の結果を出さなくちゃ」

「最………善?」

「今回美堀の洗脳を解けるのは君だけだよ?なら実穂はどうするの?」

「私は………」

実穂が迷っていると、クルミが実穂へ声を掛けた。

「ご主人様、私も頑張ります、ご主人様が思うように指示をください」

クルミの真っ直ぐな視線と、実穂の光を取り戻した視線が交差する。

「私は………美堀を………助ける、そのために美堀の洗脳を解く!」

『進化条件の不足を確認、進化を中止します』

「はい、良くできました」

ライトはパサッ!と本のページを手で固定する。

「じゃあ今から美堀の方へ送ってあげる、でも今日のワープホールはもうそれで終わりだよ?僕は助太刀とかできないけど………良いよね?」

ライトは実穂へ問いかける。

「うん、勿論!」

実穂は『答えは決まっている!』とばかりに言い放った。

「じゃ、行くよ!とりゃ!」

ライトが気が抜けそうになる掛け声を出すと、実穂とクルミの足元に青色の渦が出現した。

二人はそれに飛び込んで消えていった。

この場は一人の魔族の男と、一人の無性別しか居なくなった。

「………さて、待たせたね、《魔王国貴族級侯爵位》マジル・バレン・シンマ」

「いやいや、良い時間稼ぎになったわい《魔王四天王代理》《空白》のライト スターダストよ」

二人の間に緊張が高まる。

「さて、始めようかのう?『極楽地獄』を」

「さぁ、始めようか!『神の制裁』を!」

そして今、それは始まった!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「………何か毎回こんな感じに終わるよなぁ?」

ライト「ヒント※製作時間」

ディメン「あっ」(察っし)

ライト「ってことでどうも皆さんこんにちは!何か僕格好よくない!?ライト スターダストです」

ディメン「自分で言っちゃ駄目だろ、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「でも本を目の前に浮かせてパラパラパラーって何か格好いいじゃん!」

ディメン「まぁそれは否定しないが………今回のステータスだぜ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 5  9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT  21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 4
・支援魔法支配 Lv 1
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 4
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
・支援の支配者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「そういや何か実穂がライトに捕まった時、何か変なアナウンスが無かったか?」

ライト「あったね?何かのスキルの進化っぽかったけど?」

ディメン「一定以上の感情がトリガーのスキルなんてあったか?」

ライト「うーん?無い訳じゃないけど進化スキルの中には無かったか筈だよ?」

ディメン「不思議だなぁ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「「さようなら」」


おかしい、切りが良い所で終わろうとしたのに………
何かテレビ見てて『この結果は!』ってなった後にCM入った感じになった
………続きが描きたい!(時間がないのじゃ)
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