お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第三章前編『おいでませ!竜人の世界!』

第四話 これぞまさに因果応報

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《ピーンポーンパーンポーン♪》
《※このお話には残虐、グロテスクな表現が含まれております》
《そういった類が苦手な方、お食事中の方は見るのをお控えください》



ライトが無表情になって、急に立ち上がった。

その右手の手袋からは淡い光が漏れ出ていて、そこからは何故か恐怖を感じる。

「ラ、ライト?どうしたの?」

「………さっきのやつ纏めといた、これ読んどいて」

え?さっきのやつ?………ライトが出してたウィンドウの事かな?

「………行ってく「マスター、紋章は使っては駄目ですよ?」………わかってるよ」

ライトはそう言うと、手から漏れ出ている光を消した。

そして自身を氷の玉で囲い、氷の外側を燃やしながら物凄いスピードで空へ飛び去っていった。

………とりあえずこれを読んでみようかな?


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視点変更 実穂→三人称(竜人側サイド)


ここは暗い森の更に奥にある秘境の異界。

そこでは何人もの竜人達が盛り上がっていた。

「お前達!良くやった!これでこの里に災厄が訪れる事は無いだろう!」

「ははっ!そうだな!俺達が里を救ったんだ!」

この盛り上がっている竜人達は双子を襲撃した竜人達とそのリーダーだ。

皆、双子を倒したと思い込み、浮かれている。

「まったく!あの双子ときたら!いつまで経っても死なねぇしよぉ!」

「食い物に毒を仕込んだ時だってそうだ!あのババアがそれにさえ気付かなければもっと早く仕留められたのに………」

「まぁ………あの双子は消えたんだ!災厄なんてもう起こらんさ!」

「そうだな!」

そんなお祭り騒ぎの中、一人の女性が二人の男に取り押さえられたまま、連れてこられた。

「………私の子供は………」

「あぁ?もう死んださ、これも村の為だ、必要な犠牲だよなぁ?」

「「「はははっ!」」」

「………嘘」

女性は涙を流しながら膝を突いた、しかし、取り押さえていた二人の男が無理矢理立ち上がらせ、お立ち台の上に立たせた。

その目は活力を失っていて、もう何もする気が無いようだ。

「さて、これよりこの里の村長、マリー コリュイの処罰について意見を聞こう!」

リーダーが大きな声でそれを言うと、皆が静まる。

「この村長は里に災厄をもたらす角無しの双子を皆の反対も聞き入れずに育てていた!そんな村長でこの里は大丈夫か?いや、駄目だ………さて、この村長の処罰だが………処刑にしようと思う、反対の者は?」

反対の声は誰一人として上がらない、しかしこの集会に来ていない者も居るだろう。

何故なら明らかに人数が少なすぎるからだ。

明らかに家の数と人の数が合っていない、民家は沢山近くあるのに竜人は精々五十人しか居ない。

そんな何処かおかしい集会は、ついに決定を出そうとしていた。

「満場一致だ!この処罰に異論がある者は居ないとして………この村長を処刑する!」

そしてリーダーの竜人が剣を振り上げた時、それは現れた。

大きな音で地面を抉り、その周辺が燃え盛っている。

しかし、その炎は一瞬にして凍りつき、砕け散った。

その砕け散った氷の中から出てくるのは一人の子供………ライトだった。

「………《性格変換》………ふふふ………」

ライトはスキルを使うといきなり不気味に笑いだした。

「だっ誰だ!?………人間?」

「ふっ!迷い混んだやつか?だが残念だな、今は少し間が悪くてな………殺れ」

竜人達は見られたなら消すという勢いでライトの方へ魔法を放つ。

それはどれも竜の形をしていて、圧倒的な存在感を放っている。

そんな魔法はライトに向かって飛んでいき………何かに当たって掻き消された。

「ばかなっ!」

竜人が悲鳴の様な驚きの声を上げる、その声には若干の怯えが入っていた。

それもそうだろう、魔法の中で一番の優先度を誇る竜魔法は、他の魔法では勝つ事が出来ないのだから。

つまり目の前の人間は竜魔法以上の攻撃手段を持つか、アンチマジックの武器を持っている事になる。

だが、それだけではここまで怯えたりはしない。

竜人が怯えている本当の理由は………その滲み出る殺気にあった。

「ふふふふふ………あはははははははははっ!」

ライトは片手に鞭を持ちながら、一瞬で建物の上に移動した。

そして鞭を振るう。

その鞭の先には刃が付いており、鞭本体も紅く染まっている。

そして鞭は竜人三人に命中し、辺りに"鮮血"が飛び散った。

「ぐぁぁっ!」

鞭を当てられた竜人達は苦しみ、転がっているが、全て急所は避けられている様で、まだ元気だ。

しかしそれにしては大袈裟な苦しみ様だと誰かが思い始めた頃、鞭は次々と竜人を切り裂いていく。

腕、肩、足等、命に別状は無いが、行動不能に陥る箇所ばかり狙って。

中には指や腕、足が飛んだりした者もいる様だが、そういった者は謎のポーションを投げつけられ、断面が皮膚に変わっていった。

「あははははははっ!」

そして当のライトは狂った様に笑いながらお立ち台の上へと走っていた。

勿論竜人達も無抵抗では無い。

竜魔法で攻撃したり、剣や槍、弓等で止めようとしていた。

中には《龍体化》を使い、焼き殺そうとしていた者も居た。

しかし、魔法はすぐに掻き消された、武器持ちも腕を負傷したりして近づけない。

龍となった者は四肢と翼を切り離され、龍のオブジェと化していた。

さしてライトはお立ち台の上へとたどり着く。

「あはははっ!………君がこの集団のリーダーだねぇ?どう?仲間達が次々とやられていく姿は?」

ライトはリーダーに問いかける。

「ふざけるな!人間風情がこんな事をして………他の里の竜人どもが黙って無いぞ!」

「ふざけるな?僕はふざけてなんか無いよ?ふざけてるのは君達………いや、君でしょ?」

その言葉にリーダーは驚き、そして俯いたと思うと短剣を取りだし、ライトを刺そうとした。

しかしリーダーは鞭に捕らえられ、巻き取られた。

「くっ!今だっ!こいつを殺れっ!」

リーダーは部下達に命令するが、何も反応が無い。

「残念でした♪君の仲間はもう全員戦闘不能でーす!まぁ君の本来の仲間はこれからの生活すら厳しいと思うけどねぇ?」

ライトは親指で死屍累々とした状況の広場を指差す。

そこには倒れた沢山の竜人が居て、その中でもリーダー直属の部下だけは四肢を切り取られている。

「さて、君は村長の座をこの人から奪おうとした、その時にあの石板の預言を利用したって事で良いよねぇ?」

リーダーはピクッとなり、黙り込んだ。

「そして産まれた角無しの双子を利用して村長を殺害しようとした………最低だねぇ?あの双子が今までどれだけ苦労してきたと思ってるの?食べ物も安全では無い上に量も生きていける程は無い、毎日暴力を振るわれ、時には骨を折られたりもした、まだまだあるけど………さて、どうする?君にも同じ運命を味わって貰おうかな?それとも………」

リーダーはそれを聞いて真っ青な顔になり、ポケットにあった石を魔力を込めて握りしめた。

すると空に大きな魔法陣が現れ、中から厳つい男が出てきた。

「竜神様!お助け下されっ!」

「………これはどういった状況だ?」

竜神はライトとリーダーの方向を向きながら問いかけて来る、それにリーダーは助かりたい一心で答えた。

「竜神様!こいつは竜の里の竜人達をいとも容易く切り裂き、傷つけた罪人でございます!どうか天罰をお送り「お前に聞いて無い、ライトに聞いているのだ」………は?」

リーダーが茫然としている中、ライトは残虐的な笑みで問いに答えた。

「久しぶりだねぇ?ドラゴル?………説明すると長くなるからこれだけ渡すね?」

ライトは空中にウィンドウを出し、竜神に飛ばした。

竜神はそれを受け取り、少し読むと、ため息をついた。

「何だこいつら、こんな事してやがったのかよ………おう、良いぞライト!もっとやってやれ!」

「竜神様!?」

竜人は悲鳴の様な叫びをまた挙げる。

その言葉にライトは笑みを深め、リーダーの方へ向き返った。

「さて、そこの人は移動させてっと」

女性の下にワープホールが出現し、女性は落下していった。

「………さて、まずはどうするかなぁ?手始めに色々な状態異常から試すかなぁ?うん!そうしよう!」

ライトはニタァっと笑うとリーダーの方へ手を向け、こう呟いた。

「《アシッドフレア》」

紫色の炎がリーダーの全身を包み、燃やしていく。

そして燃えた所から感覚が無くなっていき、リーダーは悲鳴を漏らした。

「あれ?最初から麻痺を引いちゃったかぁ………運が良いねぇ、じゃあもう一回♪《アシッドフレア》!」

そして何度も悲鳴が響き渡る。

何度も、何度も。

そな悲鳴は竜の里に新たな人間が来るまで止まなかった………悲鳴が赤く染まった森に響き渡りながら。


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ディメン「………うわぁとしか言いようが無いな」

光海「そしてこの後恥ずかしさで引きこもるまでがいつものパターンです」

ディメン「えぇ?というかあの鞭、ペインウィップだろ?鬼畜だなぁ」

光海「確かにそうですね?では今回はペインウィップの鑑定結果を出しましょうか」

ディメン「そうだな」


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ペインウィップ
レア度 S

相手を傷つけた時、その痛みを十倍にする鞭
ペインスネークと言うモンスターの革と毒を合成し、出来た革にカマイタチの刃を鋭く研いだ物と、サイコバードと言う、思念波で羽を操作する鳥の足を加工した物を取り付け、刃と持ち手にした逸品
常に刃は鋭く、鞭からは念じる限り毒が染み出てくる


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ディメン「まぁ当然のレア度だな」

光海「まぁこれでもマスター、できるだけ怒りを押さえてますしね?もう少し怒っていらっしゃったなら蛇腹剣使ってますし」

ディメン「あれかぁ………巻き付けてから一気に引き抜くとズタズタにされるやつだろ?怖いなぁ」

光海「そうですね」

ディメン「さてと、今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

光海「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&光海「「さようなら」」


何か(精神が)疲れたorz
………止まるんじゃねぇぞ…(これはオ○ガ)
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