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第三章後編『やっとついた?アストロデクス王国!』
関話 とある火魔法使いの奇跡
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『とある火魔法使いの奇跡』
著者 ディア・ダーボー
保管場所 世界識別番号380351の231・時空の狭間図書館
朝日が登り、空が朝焼けに染まる晴天の日。
とある時代の貧しい村に住んでいる夫婦が、一人の女の子を授かりました。
その女の子はまるで宝石の様な赤い目をしており、髪もそれと同じく綺麗な赤だった。
夫婦は、この女の子にダリアと名前を付けました。
ダリアは優しい両親と良い隣人に恵まれて、すくすくと育っていきました。
そんな平和な日常に変化が訪れたのはダリアが11歳になったある日。
ダリアが家の手伝いをしていると、突如門の方から悲鳴が聞こえてきました。
それが気になり見に行ってみると、一匹の巨大なイノシシが暴れまわっていました。
イノシシの体毛は紫に変色し、目は血走っていて、牙は片方が欠けていて、それが強大な威圧感を放っていました。
ダリアはそれに気圧され、座り込んでしまいましたが、幸いイノシシがダリアに気付く事はありませんでした。
しかしその代わりに狙われたのは、ダリアを大変可愛がってくれた隣のお婆さんでした。
イノシシがお婆さん目掛けて突進していく。
お婆さんは足を怪我したのか、そこから動けない様子でした。
ダリアはそれを見て、お婆さんへと走り出しました。
しかしイノシシの突進の方が速く、お婆さんの目の前まで来ていました。
ダリアお婆さんに少しでも近づこうと手を伸ばし、必死になって叫びます。
するとその伸ばした手の先から、燃え盛る炎が飛び出し、イノシシを丸焼きにしてしまいました。
焼かれたイノシシは体勢を崩し、お婆さんからずれて地面に激突して倒れ込みました。
皆唖然としています。
何故ならこの時代は、魔法というのはあまり一般的では無かったのです。
魔法は才能ある人のみが扱え、それを操る人は畏怖の対象とされていました。
ダリアはそれを思い出し、内心落ち込みました。
もう皆と仲良くできないのか………と。
しかしそれは違いました。
村の人々は少しの静寂の後に、大きな雄叫びを上げました。
そして村の人々は次々にダリアに感謝の言葉を投げ掛けます。
その晩、村では猪肉で宴会が始まりました。
ダリアの魔法の才能を、皆はその宴会で誉めてくれました。
ダリアは魔法使いにならずにここでずっと暮らしていきたいと考えました。
それを皆に伝えると、皆は大喜びで歓迎してくれました。
ダリアはまだ子供なので宴会を途中で抜け、嬉しい気持ちで床に着きました。
それから四年後、ダリアは15歳となりました。
ダリアは長い髪を持つ美しい村娘となり、いつも農作業に勤しむ様になりました。
たまに焚き火をしたり、村の中になにかが入ってきたりすると呼ばれて魔法を使いますが、ダリアにとってそれは皆の役にたてる良い仕事でした。
そんなある日、そこの国の王様は自身の権力が魔法使いによって奪われるのを恐れ『魔法使い禁止法』を設立しました。
ダリアはそれを聞いて恐れました。
私は殺されてしまうのではないかと。
しかし村の人々はダリアの魔法を王国から隠してくれると口々に言いました。
ダリアは安心し、それまで通りの生活を続けました。
それか数か月後、村に視察隊がやってきました。
視察隊の態度は悪く、村長に酒を要求したり、村娘を毎晩要求したりしてきました。
それに業を煮やしたダリアは、その夜、視察隊に抗議に行きました。
視察隊はヘラヘラと笑いながら手を出そうとしてきましたが、ダリアはそれを魔法をも使わずに返り討ちにして、追い返しました。
ダリアのその行動を、村の人々は褒め称えました。
中には視察隊が仕返しにくるのではないかと心配する者も居ましたが、視察隊のあの行動に腹が立っていた為、その内仕返しの事を考えなくなりました。
それから2年後、村の近くをアイスドラゴンが飛んでいると言う噂が村全体に広がりました。
村の皆は静にしていれば大丈夫だろうと思っていましたが、ダリアは少々不安になりました。
そのダリアの不安は的中し、数日後にアイスドラゴンが村の上空に現れました。
アイスドラゴンは自身の縄張りに人間が居る事を嫌ったのか、ブレスを吐こうとしてきました。
それを見たダリアは、全力で魔法を使い、アイスドラゴンのブレスを対処しました。
その炎はブレスを相殺する所か、飲み込んでいき、アイスドラゴンごと丸焼にしました。
これには村の人々も大喜び。
ダリアはこのドラゴンを売る事を提案しました。
ドラゴンすぐさま素材別に別けられ、宴会で使う肉以外は売り払われました。
こうして、この村はお金持ちになりました。
めでたしめでたし。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『とある魔術師の悲劇』
著者 ディア・ダーボー
保管場所 世界識別番号380351の231・時空の狭間図書館
とある火魔法使いが生まれてから二十一年。
王国では『魔術師狩り』が盛んに行われていました。
人に隠れて住んでいる魔術師を見つけ出し、断頭台で首を切るといったこの『魔術師狩り』はこの国の人々にとっては数少ない娯楽でした。
勿論、その処刑されている人が本当に魔術師なのかはわかりません。
なのでどの村も視察隊が来ると、自分が断頭台に連れていかれるのではないかと怯えていた。
ダリアが生まれたあの村も例外では無く、しかもあの視察隊がやってきたのだ。
視察隊は村の人々の家に勝手に入っていき、魔力がどうとかこうとか言って酒等を奪っていきました。
そして視察隊は帰り際に、ダリア以外の全員を魔術師として連れ帰ろうとしました。
ダリアがそれに抗議をすると、視察隊は笑いました。
『俺達を素手で倒せるお前が、あの小癪で知恵ばかり働く魔術師な訳が無い』
そう言って村の人々をロープで繋ぎました。
ダリアは何とかしようとしますが、視察隊に剣を向けられてその手を止めてしまいます。
その様子を見た視察隊は、悪い笑みを浮かべながら、一日だけ待ってやると言い、人々を離しました。
その代わりにと酒を要求し始めましたが、命と比べれば安いと村の人々は次々に差し出し始めました。
ダリアは視察隊が寝ている間に皆を連れて逃げようと提案する為に、村長の家に向かいます。
村長の家の扉を開けようとすると、突然後ろから口元を草で押さえ付けられ、意識を手放してしまいました。
ダリアが意識を回復させたのは、馬車の後ろに縛り付けられた後。
村の人々は皆、ダリアの目の前に居た。
皆が謝罪の言葉を口にする。
『すまなかった』『こうするしか方法が無かった』『私達の命の為に犠牲になってくれ』
そんな村の人々の言葉を、ダリアはいつも通り受け止めようとした。
そんな時だった、ダリアに謝る皆の顔が、まるで作られたかの様な表情だと言うのに気付いたのは。
皆、目の奥では、謝罪する気なんて少しも無さそうだった。
昔もそうだ。
皆が好意的に接してくれたのは、私の魔法が便利だったから。
魔法使いが村に居れば、どんな困難でも解決してくれるから。
………ダリアはその事に気付き、自問自答し始めた。
私が生きている意味は何だったのか。
皆におだてられ、魔法を使うだけの便利な道具だったのか。
そして持っているのが危なくなったら捨てられるだけの価値だったのか。
ダリアは縋る様に両親を見た。
きっと両親なら、素直な感情で接してくれると思い。
その両親の顔は………他の皆と同じ、嘘にまみれた顔だった。
その事に気付いたダリアの目の前は………炎で埋め尽くされていた。
『終演の篝火は人を柱に燃え盛る』
いや、違う。
ダリア自身が燃えているのだ。
『風に煽られし希望の火は』
突如燃え始めたダリアを見て、村人達は水をバケツで運んできてダリアにかけた。
『いかなる者もその輝きを止める事はできない』
しかしその水は一瞬にして蒸発し、バケツが発火する。
『軟弱な水は天へと召され』
村人は土をダリアにかけて消そうとする。
『どれほどの土でも消えない力』
しかし土も燃えて灰となった。
『それは延々と闇を照らし続ける魔の力』
村人達と視察隊は逃げ出そうとするが、一瞬の内に炎に囲まれ、逃げられなくなった。
『生きる価値を失った火の魔術師は』
視察隊の一人がパニックを起こし、火の中へと飛び込んでいった。
『自分自身を生け贄に捧げる』
その後、火の中から悲鳴が聞こえ、何かが倒れる音がした。
『自分を利用してきた嘘付き共と』
村人達はダリアを落ち着かせようと優しい口調で声を掛けた。
『それに気付かせた暴漢への復讐の為に』
しかし内心を隠し、嘘にまみれた優しい言葉は、今のダリアには怒りの材料にしかならなかった。
『全てを燃やし、灰とせよ』
ダリアに纏わりついている炎は渦を巻き、空へと昇っていく。
その炎は一点に終息し、細い一本の炎の柱となった後に………
『それが私の、最期の願い』
国全体を焼き尽くした。
その後、焼け野原となった時、その中心に残っていたのは………燃え盛る炎を体に宿した、一匹の精霊だったと言う。
著者 ディア・ダーボー
保管場所 世界識別番号380351の231・時空の狭間図書館
朝日が登り、空が朝焼けに染まる晴天の日。
とある時代の貧しい村に住んでいる夫婦が、一人の女の子を授かりました。
その女の子はまるで宝石の様な赤い目をしており、髪もそれと同じく綺麗な赤だった。
夫婦は、この女の子にダリアと名前を付けました。
ダリアは優しい両親と良い隣人に恵まれて、すくすくと育っていきました。
そんな平和な日常に変化が訪れたのはダリアが11歳になったある日。
ダリアが家の手伝いをしていると、突如門の方から悲鳴が聞こえてきました。
それが気になり見に行ってみると、一匹の巨大なイノシシが暴れまわっていました。
イノシシの体毛は紫に変色し、目は血走っていて、牙は片方が欠けていて、それが強大な威圧感を放っていました。
ダリアはそれに気圧され、座り込んでしまいましたが、幸いイノシシがダリアに気付く事はありませんでした。
しかしその代わりに狙われたのは、ダリアを大変可愛がってくれた隣のお婆さんでした。
イノシシがお婆さん目掛けて突進していく。
お婆さんは足を怪我したのか、そこから動けない様子でした。
ダリアはそれを見て、お婆さんへと走り出しました。
しかしイノシシの突進の方が速く、お婆さんの目の前まで来ていました。
ダリアお婆さんに少しでも近づこうと手を伸ばし、必死になって叫びます。
するとその伸ばした手の先から、燃え盛る炎が飛び出し、イノシシを丸焼きにしてしまいました。
焼かれたイノシシは体勢を崩し、お婆さんからずれて地面に激突して倒れ込みました。
皆唖然としています。
何故ならこの時代は、魔法というのはあまり一般的では無かったのです。
魔法は才能ある人のみが扱え、それを操る人は畏怖の対象とされていました。
ダリアはそれを思い出し、内心落ち込みました。
もう皆と仲良くできないのか………と。
しかしそれは違いました。
村の人々は少しの静寂の後に、大きな雄叫びを上げました。
そして村の人々は次々にダリアに感謝の言葉を投げ掛けます。
その晩、村では猪肉で宴会が始まりました。
ダリアの魔法の才能を、皆はその宴会で誉めてくれました。
ダリアは魔法使いにならずにここでずっと暮らしていきたいと考えました。
それを皆に伝えると、皆は大喜びで歓迎してくれました。
ダリアはまだ子供なので宴会を途中で抜け、嬉しい気持ちで床に着きました。
それから四年後、ダリアは15歳となりました。
ダリアは長い髪を持つ美しい村娘となり、いつも農作業に勤しむ様になりました。
たまに焚き火をしたり、村の中になにかが入ってきたりすると呼ばれて魔法を使いますが、ダリアにとってそれは皆の役にたてる良い仕事でした。
そんなある日、そこの国の王様は自身の権力が魔法使いによって奪われるのを恐れ『魔法使い禁止法』を設立しました。
ダリアはそれを聞いて恐れました。
私は殺されてしまうのではないかと。
しかし村の人々はダリアの魔法を王国から隠してくれると口々に言いました。
ダリアは安心し、それまで通りの生活を続けました。
それか数か月後、村に視察隊がやってきました。
視察隊の態度は悪く、村長に酒を要求したり、村娘を毎晩要求したりしてきました。
それに業を煮やしたダリアは、その夜、視察隊に抗議に行きました。
視察隊はヘラヘラと笑いながら手を出そうとしてきましたが、ダリアはそれを魔法をも使わずに返り討ちにして、追い返しました。
ダリアのその行動を、村の人々は褒め称えました。
中には視察隊が仕返しにくるのではないかと心配する者も居ましたが、視察隊のあの行動に腹が立っていた為、その内仕返しの事を考えなくなりました。
それから2年後、村の近くをアイスドラゴンが飛んでいると言う噂が村全体に広がりました。
村の皆は静にしていれば大丈夫だろうと思っていましたが、ダリアは少々不安になりました。
そのダリアの不安は的中し、数日後にアイスドラゴンが村の上空に現れました。
アイスドラゴンは自身の縄張りに人間が居る事を嫌ったのか、ブレスを吐こうとしてきました。
それを見たダリアは、全力で魔法を使い、アイスドラゴンのブレスを対処しました。
その炎はブレスを相殺する所か、飲み込んでいき、アイスドラゴンごと丸焼にしました。
これには村の人々も大喜び。
ダリアはこのドラゴンを売る事を提案しました。
ドラゴンすぐさま素材別に別けられ、宴会で使う肉以外は売り払われました。
こうして、この村はお金持ちになりました。
めでたしめでたし。
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『とある魔術師の悲劇』
著者 ディア・ダーボー
保管場所 世界識別番号380351の231・時空の狭間図書館
とある火魔法使いが生まれてから二十一年。
王国では『魔術師狩り』が盛んに行われていました。
人に隠れて住んでいる魔術師を見つけ出し、断頭台で首を切るといったこの『魔術師狩り』はこの国の人々にとっては数少ない娯楽でした。
勿論、その処刑されている人が本当に魔術師なのかはわかりません。
なのでどの村も視察隊が来ると、自分が断頭台に連れていかれるのではないかと怯えていた。
ダリアが生まれたあの村も例外では無く、しかもあの視察隊がやってきたのだ。
視察隊は村の人々の家に勝手に入っていき、魔力がどうとかこうとか言って酒等を奪っていきました。
そして視察隊は帰り際に、ダリア以外の全員を魔術師として連れ帰ろうとしました。
ダリアがそれに抗議をすると、視察隊は笑いました。
『俺達を素手で倒せるお前が、あの小癪で知恵ばかり働く魔術師な訳が無い』
そう言って村の人々をロープで繋ぎました。
ダリアは何とかしようとしますが、視察隊に剣を向けられてその手を止めてしまいます。
その様子を見た視察隊は、悪い笑みを浮かべながら、一日だけ待ってやると言い、人々を離しました。
その代わりにと酒を要求し始めましたが、命と比べれば安いと村の人々は次々に差し出し始めました。
ダリアは視察隊が寝ている間に皆を連れて逃げようと提案する為に、村長の家に向かいます。
村長の家の扉を開けようとすると、突然後ろから口元を草で押さえ付けられ、意識を手放してしまいました。
ダリアが意識を回復させたのは、馬車の後ろに縛り付けられた後。
村の人々は皆、ダリアの目の前に居た。
皆が謝罪の言葉を口にする。
『すまなかった』『こうするしか方法が無かった』『私達の命の為に犠牲になってくれ』
そんな村の人々の言葉を、ダリアはいつも通り受け止めようとした。
そんな時だった、ダリアに謝る皆の顔が、まるで作られたかの様な表情だと言うのに気付いたのは。
皆、目の奥では、謝罪する気なんて少しも無さそうだった。
昔もそうだ。
皆が好意的に接してくれたのは、私の魔法が便利だったから。
魔法使いが村に居れば、どんな困難でも解決してくれるから。
………ダリアはその事に気付き、自問自答し始めた。
私が生きている意味は何だったのか。
皆におだてられ、魔法を使うだけの便利な道具だったのか。
そして持っているのが危なくなったら捨てられるだけの価値だったのか。
ダリアは縋る様に両親を見た。
きっと両親なら、素直な感情で接してくれると思い。
その両親の顔は………他の皆と同じ、嘘にまみれた顔だった。
その事に気付いたダリアの目の前は………炎で埋め尽くされていた。
『終演の篝火は人を柱に燃え盛る』
いや、違う。
ダリア自身が燃えているのだ。
『風に煽られし希望の火は』
突如燃え始めたダリアを見て、村人達は水をバケツで運んできてダリアにかけた。
『いかなる者もその輝きを止める事はできない』
しかしその水は一瞬にして蒸発し、バケツが発火する。
『軟弱な水は天へと召され』
村人は土をダリアにかけて消そうとする。
『どれほどの土でも消えない力』
しかし土も燃えて灰となった。
『それは延々と闇を照らし続ける魔の力』
村人達と視察隊は逃げ出そうとするが、一瞬の内に炎に囲まれ、逃げられなくなった。
『生きる価値を失った火の魔術師は』
視察隊の一人がパニックを起こし、火の中へと飛び込んでいった。
『自分自身を生け贄に捧げる』
その後、火の中から悲鳴が聞こえ、何かが倒れる音がした。
『自分を利用してきた嘘付き共と』
村人達はダリアを落ち着かせようと優しい口調で声を掛けた。
『それに気付かせた暴漢への復讐の為に』
しかし内心を隠し、嘘にまみれた優しい言葉は、今のダリアには怒りの材料にしかならなかった。
『全てを燃やし、灰とせよ』
ダリアに纏わりついている炎は渦を巻き、空へと昇っていく。
その炎は一点に終息し、細い一本の炎の柱となった後に………
『それが私の、最期の願い』
国全体を焼き尽くした。
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