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Fourteenth Chapter...8/1
託す思い
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「……虎牙」
「……っはー。相変わらず、情けない顔してやがんな」
虎牙だ。
口は悪いけれど、必ずその裏には優しさがあって。いつでも誰かを気遣える、強い男。
僕の密かな憧れ。
「あんまり辛気臭いから、つい出て来ちまった。……久しぶりだな」
「……良かった。無事で、いてくれて」
「……心配かけたな」
「本当だよ! ……心配、した」
そう訴えると、虎牙はちょっとだけ、照れたように鼻を掻く。
「悪いとは思ってるよ。……色々、あったんだ」
「……うん。あったんだろうね」
「ああ……」
「ねえ、教えてよ……。どうして突然いなくなったりしたのさ! どうして今まで、連絡一つくれなかったのさ……」
「……すまねえが、今は教えるわけにはいかない。お前に、余計な心配はかけたくねえんだよ」
「余計って……今でも十分心配してるんだよ!」
「それは、分かってるさ」
虎牙の目には、深い、哀しみが映る。迸りそうな感情を、懸命に堪えているような、そんな目をしていて。
彼は、どんな困難を越えて、今ここに立っているのだろう。それを、知りたくなるのに。
「……なあ、玄人」
「ん……?」
「俺さ。お前に初めて会ったとき、正直言って、苦手な奴だなって思ったんだよ」
「な、何さ急に」
「なよなよしてて、優柔不断そうで、誰にでも気を遣って。俺とは全然タイプの合わねえ奴だなって。……ヤなことを思いだす奴だなってよ」
「……」
「でも……そんなお前だからこそ、俺は好きになれた。お前には、その甘さと優しさを持ったまま、幸せに生きていってほしいって、思えたんだよ。そういう奴の不幸な顔なんて、もう見たくなんかなかったから」
「虎牙……」
僕のことをそんな風に言ってくれる虎牙の言葉には多分、彼の経験してきた暗い過去が、重なり合っているように思えた。虎牙は、過去の何か……恐らく、後悔した何かを、僕の存在と重ねているようだった。
「……へへ、俺も情けねえ男だな。ずっと、引き摺って生きてきたんだ、結局。……とにかくよ。お前には、平穏な毎日を、生きてほしいんだ。だから、俺たちの問題を背負わせるわけにゃいかねえ」
「俺たちの……って、やっぱり龍美も?」
「……ちっ、口が滑った。こういうのは柄じゃねえんだよな……。気にすんなって言いたいけど、それじゃお前には逆効果だもんな」
「当たり前だよ、そんなの」
「……そうだな。俺も龍美も、ちゃんと帰ってくる。……それで、いいだろ」
「……本当だよね」
「ああ。本当だ」
虎牙の目は、どこまでも真っ直ぐだった。
いつかはそうなりたいと思える眼差し。
「だから……それまで待ってろ。お前なら、大丈夫だ」
「……うん」
僕は、困らせまいと頷く。
虎牙は、安心したように笑った。
「……そんでよ。一つだけ、頼みというか、聞いてほしいことがある」
「……何かな」
「あいつを……満雀を、ちゃんと守ってやってほしい。はは、馬鹿馬鹿しい頼みかもしれないけどよ。お前にしか、頼めねえんだ」
「満雀ちゃんを……」
「お前と満雀は、そのままでいてくれ。俺は、お前らののんびりした笑顔を、ずっと見ていたいんだ。馬鹿にしてるわけじゃないぜ、本当に、そう思ってんだからよ。あいつも、お前も。……苦しんだりは、しないでくれ。お願いだ」
「……分かったよ」
正直に言えば、虎牙の言葉は曖昧で、わざと具体的な部分をぼかしているようで、理解することはできなかった。でも、彼が伝えようとしている思いは、ちゃんと受け止められた。
……でも、それは何となく……。
「俺が言いたくなったことはそれだけだ。じゃあ、またそのうち会おうぜ。ひょろいんだから、体調崩すなよ」
「あっ……虎牙」
「何だ?」
「……ありがとう」
「……おう」
虎牙は、素っ気なく返事をして、そのまま踵を返し、森の中へと走り去っていく。
あっという間に、彼の姿は木々の狭間に消えてしまった。
……虎牙に、会えた。無事でいるのが、分かった。その安堵は大きかったが、それと同じくらい大きな不安を抱いた。いや、以前から抱いていた不安が、確かなものに変わってしまったというのが正しいのか。
虎牙も龍美も、良からぬことに巻き込まれている。街中に蔓延る不穏な空気のその只中に、きっと二人は。
鬼の祟り……。
この街で一体、何が起きているというのだろう。
この街は一体、どうして狂ってしまったのだろう。
過去に起きたとされる祟りのように、いつかは……赦されるのだろうか。
どうか、赦されてほしい。
「……満雀ちゃんを守ってやってほしい、か」
仲間を守る、というのは当然のことだ。それをわざわざ口にするのだから、気にかかることがあるのに違いない。……虎牙たちも分かっているのだ。満生台が、狂気に冒されつつあることを。
多分、僕なんかよりもずっと。
その狂気に……僕らを巻き込むまいと、している……。
「……」
それでも。僕に何か、出来ることはないだろうか。庇護されるばかりでなく、幸福を祈られるばかりでなく、僕にも力になれるようなことは。
ふと、点けっぱなしにしていたパソコンが目に入る。レッドアイのプログラムが起動していて、いつでも送受信が出来るような状態だ。
僕は、パソコンの前に座り、システムをスタートさせる。そして、短いメッセージを入力し、送信ボタンを押した。
メッセージはムーンスパローを通して、電波として、飛んでいく。通信障害が発生している今、まともに飛んでくれるかは分からないけれど、誰かが受け取ってくれることを、切に願って。
『タスケテ』という叫びを。電波に乗せた。
「……よし……」
返事は期待していない。案の定、五分ほど待っても、レスポンスは無かった。ノイズすら発生することはなく、グラフは直線を維持していた。
悪戯だと見做される確率も高かった。でも、しないよりはした方がいいはずだ。万に一つでも、このメッセージで、救援が来てくれたら、電波障害が復旧するのを待つよりは早く、事件は解決するかもしれない。
今の僕が、出来そうなことはこれくらいだ。小さなことだけれど、これが僅かでも、意味を成すことを。
約十分、波形を見守ってから、僕はパソコンをシャットダウンさせた。最後まで反応はなかったが、それでも良かった。
一人で黙々と、機材を片付けていく。普段は三人で分担しているので、全部一人だと時間がかかるなと思いつつ、数分かけて、元あった場所にしまい終えた。
「ふう」
一息吐いて、僕はまた、自分の椅子に座り込んだ。
虎牙がこうしてやって来たということは、恐らく前にも彼か龍美かがここへ来ていたのだろう。だから物の配置が微妙に変わっていたし、通信の履歴も削除されていたのだ。先ほどの疑問は氷解した。
……それにしても……。
あの、虎牙の真っ直ぐな眼差し。
その力強さの中に、悲壮な決意が窺えて。
あいつは、ちゃんと帰ってくると僕に言った。それまで待ってろ、と。僕はその言葉に、頷くしかなかったけれど……でも。
どうしてだろう。もう二度と彼の姿を見られないんじゃないかという、茫洋として捉えどころのない、怖れを感じてしまうのは。
僕の弱い心が勝手に感じたものなのだと、今は思いたい。
虎牙が、龍美が、ちゃんと帰ってくるまで。
……そろそろ、ここにいても暑さが辛くなってきた。午後の陽射しは、容赦なく満生台を責め立てている。
「……帰ろう」
大切な仲間の無事を確かめられた。
それだけで十二分に、収穫はあった。
だから後は、虎牙に言われたように、待っていよう。
満雀ちゃんと一緒に、満生台に平穏が戻るのを、待っていよう。
「……っはー。相変わらず、情けない顔してやがんな」
虎牙だ。
口は悪いけれど、必ずその裏には優しさがあって。いつでも誰かを気遣える、強い男。
僕の密かな憧れ。
「あんまり辛気臭いから、つい出て来ちまった。……久しぶりだな」
「……良かった。無事で、いてくれて」
「……心配かけたな」
「本当だよ! ……心配、した」
そう訴えると、虎牙はちょっとだけ、照れたように鼻を掻く。
「悪いとは思ってるよ。……色々、あったんだ」
「……うん。あったんだろうね」
「ああ……」
「ねえ、教えてよ……。どうして突然いなくなったりしたのさ! どうして今まで、連絡一つくれなかったのさ……」
「……すまねえが、今は教えるわけにはいかない。お前に、余計な心配はかけたくねえんだよ」
「余計って……今でも十分心配してるんだよ!」
「それは、分かってるさ」
虎牙の目には、深い、哀しみが映る。迸りそうな感情を、懸命に堪えているような、そんな目をしていて。
彼は、どんな困難を越えて、今ここに立っているのだろう。それを、知りたくなるのに。
「……なあ、玄人」
「ん……?」
「俺さ。お前に初めて会ったとき、正直言って、苦手な奴だなって思ったんだよ」
「な、何さ急に」
「なよなよしてて、優柔不断そうで、誰にでも気を遣って。俺とは全然タイプの合わねえ奴だなって。……ヤなことを思いだす奴だなってよ」
「……」
「でも……そんなお前だからこそ、俺は好きになれた。お前には、その甘さと優しさを持ったまま、幸せに生きていってほしいって、思えたんだよ。そういう奴の不幸な顔なんて、もう見たくなんかなかったから」
「虎牙……」
僕のことをそんな風に言ってくれる虎牙の言葉には多分、彼の経験してきた暗い過去が、重なり合っているように思えた。虎牙は、過去の何か……恐らく、後悔した何かを、僕の存在と重ねているようだった。
「……へへ、俺も情けねえ男だな。ずっと、引き摺って生きてきたんだ、結局。……とにかくよ。お前には、平穏な毎日を、生きてほしいんだ。だから、俺たちの問題を背負わせるわけにゃいかねえ」
「俺たちの……って、やっぱり龍美も?」
「……ちっ、口が滑った。こういうのは柄じゃねえんだよな……。気にすんなって言いたいけど、それじゃお前には逆効果だもんな」
「当たり前だよ、そんなの」
「……そうだな。俺も龍美も、ちゃんと帰ってくる。……それで、いいだろ」
「……本当だよね」
「ああ。本当だ」
虎牙の目は、どこまでも真っ直ぐだった。
いつかはそうなりたいと思える眼差し。
「だから……それまで待ってろ。お前なら、大丈夫だ」
「……うん」
僕は、困らせまいと頷く。
虎牙は、安心したように笑った。
「……そんでよ。一つだけ、頼みというか、聞いてほしいことがある」
「……何かな」
「あいつを……満雀を、ちゃんと守ってやってほしい。はは、馬鹿馬鹿しい頼みかもしれないけどよ。お前にしか、頼めねえんだ」
「満雀ちゃんを……」
「お前と満雀は、そのままでいてくれ。俺は、お前らののんびりした笑顔を、ずっと見ていたいんだ。馬鹿にしてるわけじゃないぜ、本当に、そう思ってんだからよ。あいつも、お前も。……苦しんだりは、しないでくれ。お願いだ」
「……分かったよ」
正直に言えば、虎牙の言葉は曖昧で、わざと具体的な部分をぼかしているようで、理解することはできなかった。でも、彼が伝えようとしている思いは、ちゃんと受け止められた。
……でも、それは何となく……。
「俺が言いたくなったことはそれだけだ。じゃあ、またそのうち会おうぜ。ひょろいんだから、体調崩すなよ」
「あっ……虎牙」
「何だ?」
「……ありがとう」
「……おう」
虎牙は、素っ気なく返事をして、そのまま踵を返し、森の中へと走り去っていく。
あっという間に、彼の姿は木々の狭間に消えてしまった。
……虎牙に、会えた。無事でいるのが、分かった。その安堵は大きかったが、それと同じくらい大きな不安を抱いた。いや、以前から抱いていた不安が、確かなものに変わってしまったというのが正しいのか。
虎牙も龍美も、良からぬことに巻き込まれている。街中に蔓延る不穏な空気のその只中に、きっと二人は。
鬼の祟り……。
この街で一体、何が起きているというのだろう。
この街は一体、どうして狂ってしまったのだろう。
過去に起きたとされる祟りのように、いつかは……赦されるのだろうか。
どうか、赦されてほしい。
「……満雀ちゃんを守ってやってほしい、か」
仲間を守る、というのは当然のことだ。それをわざわざ口にするのだから、気にかかることがあるのに違いない。……虎牙たちも分かっているのだ。満生台が、狂気に冒されつつあることを。
多分、僕なんかよりもずっと。
その狂気に……僕らを巻き込むまいと、している……。
「……」
それでも。僕に何か、出来ることはないだろうか。庇護されるばかりでなく、幸福を祈られるばかりでなく、僕にも力になれるようなことは。
ふと、点けっぱなしにしていたパソコンが目に入る。レッドアイのプログラムが起動していて、いつでも送受信が出来るような状態だ。
僕は、パソコンの前に座り、システムをスタートさせる。そして、短いメッセージを入力し、送信ボタンを押した。
メッセージはムーンスパローを通して、電波として、飛んでいく。通信障害が発生している今、まともに飛んでくれるかは分からないけれど、誰かが受け取ってくれることを、切に願って。
『タスケテ』という叫びを。電波に乗せた。
「……よし……」
返事は期待していない。案の定、五分ほど待っても、レスポンスは無かった。ノイズすら発生することはなく、グラフは直線を維持していた。
悪戯だと見做される確率も高かった。でも、しないよりはした方がいいはずだ。万に一つでも、このメッセージで、救援が来てくれたら、電波障害が復旧するのを待つよりは早く、事件は解決するかもしれない。
今の僕が、出来そうなことはこれくらいだ。小さなことだけれど、これが僅かでも、意味を成すことを。
約十分、波形を見守ってから、僕はパソコンをシャットダウンさせた。最後まで反応はなかったが、それでも良かった。
一人で黙々と、機材を片付けていく。普段は三人で分担しているので、全部一人だと時間がかかるなと思いつつ、数分かけて、元あった場所にしまい終えた。
「ふう」
一息吐いて、僕はまた、自分の椅子に座り込んだ。
虎牙がこうしてやって来たということは、恐らく前にも彼か龍美かがここへ来ていたのだろう。だから物の配置が微妙に変わっていたし、通信の履歴も削除されていたのだ。先ほどの疑問は氷解した。
……それにしても……。
あの、虎牙の真っ直ぐな眼差し。
その力強さの中に、悲壮な決意が窺えて。
あいつは、ちゃんと帰ってくると僕に言った。それまで待ってろ、と。僕はその言葉に、頷くしかなかったけれど……でも。
どうしてだろう。もう二度と彼の姿を見られないんじゃないかという、茫洋として捉えどころのない、怖れを感じてしまうのは。
僕の弱い心が勝手に感じたものなのだと、今は思いたい。
虎牙が、龍美が、ちゃんと帰ってくるまで。
……そろそろ、ここにいても暑さが辛くなってきた。午後の陽射しは、容赦なく満生台を責め立てている。
「……帰ろう」
大切な仲間の無事を確かめられた。
それだけで十二分に、収穫はあった。
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