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第四章 カヌークの番人
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早朝とは言い難い時間に、窓から差し込む強烈な日光にさらされてナターシャは目を覚ました。
ここはどこだっけ‥‥‥?
ぼうっとする頭で、つい昨夜まであの処刑場で命を繋いで生きて這い出たことを思い出したのは数瞬してからだ。
「しまったっ‥‥‥!!!」
誰かが来る前に、夜明け前にここを発たないといけなかったのに。
ついつい、疲労がたまり寝過ごしてしまった。
まだ家人は来ていないーー?
もしそうであれば嬉しいのだけど、そんな一抹の期待を寄せて階下の雰囲気を伺うがーー
「だめね、全部お見通しの様だわ‥‥‥」
施錠されて内側からは開かない扉に、その手前に置かれた料理と書き置き。
それが全てを物語っていた。
ーー罪人かどうか判断がつかないので、部屋の鍵は閉めておく。
金貨は多すぎるので、戻させて頂く。
また、起きた後、昼過ぎに訪れます。
どうか、お互い良き隣人として話をしましょうーー
「こんな文面を残された日には、こちらも手荒な真似には訴えられない」
その前に、剣技などで勝てる自信は皆目、なかった。
罪人うんぬんとして役人を呼ばれる可能性も大いにあったがさてどうしたものか。
窓を壊して、いや、この窓ははめ込み式だ。
内側からは開けても出ることはかなわない。
あの扉はそうそう頑丈なようには見えないが残念ながら爆破できるようなスキルは持ち合わせていない。
ここはおとなしく、昼に訪れるという隣人の誰かを待つべきなのだろう。
「全部は自分の不注意、ね。
あーあ、なんて情けない。
でも料理があるなんて良い人そうなんだけどなあ。
どんな料理‥‥‥いいなあ。
こんなピクニックに行くような手料理を食べるのはひさしぶりだわ‥‥‥」
どこか懐かしい感覚が心によみがえってくる。
数代前までは商人だったナターシャの家系は、歴史ある貴族様とは違い裕福だがそれでも庶民的な側面も多く会った。
母親や家族と使用人たちと共に、台所で料理を作り、それを持って故郷の山谷を巡ったのを思い出す。
「お嬢様にはいつ、旦那様がいらすんですかねえ、まったく。
このばあやには心配でなりませんよ」
乳母のアンリが数年前に言った言葉だ。
貴族令嬢の婚期はせいぜい、十二歳から十五歳。
もうそれを過ぎると、家系に問題があるか、本人に問題があるか、未亡人か。
そのどれかになってしまう。
「家には問題はなくても本人にはあったのよね、いま思い返せば。
この髪の色は、家族の誰も持ち合わせてなかったもの。
曾祖父がそうだったから良かったけど」
産まれた時、父親は母親の不貞を疑った節があるとアンリからは聞いていた。
そりゃそうよね、といまになればナターシャも思うほどだ。
緑の髪など、妖精のいたずらかと思われる。
そんな迷信だってあるのだから。
「疎まれて捨てられなかっただけましだわ。
でもぶ厚いわね、このベーコン。
パンが硬いのが辛いけど。
魚まで添えてくれて……申し訳ないなあ」
そんなことを言いながら全てをペロリと平らげると皿を丁寧に重ねてナターシャは昼を待つことにした。
時刻は朝の九時過ぎ。
あの音が定期的になることに、ナターシャは気づいていた。
ドウンっ!!!
その音が数時間おきに鳴る度に、外からは歓声と数名の男女がわいわいと言いながら階下にある食堂に集まるのが二階に聞こえてくる。
「あまりよく見えないけどーー
どんなことをしているのかしら‥‥‥???」
格子窓の向こう側に広がる池の側面で、それは音と共に見て取れた。
「嘘ッ!!??
あんな危険なことをーーー!!!」
思わずそう叫んでしまうほどに、ナターシャにとってはその遊びは、とても危険な行為に見えたらしい。
上流から流れ落ちる滝からあの底の浅いボートに数名の男女が乗ったまま、滑落してくるのだ。
そう、あの下からの噴き上げる水流の柱にうまく彼らのボートは乗り上げ、そのまま岸近い水面に見事に着地を決める。
それはルダイナル連邦の貴族や裕福な市民にはなじみのある、竜王の滝での遊園行為。
カヌークと呼ばれるものだった。
しかし、ナターシャはそれを知らない。
初めて見た彼女が抱いたのは恐怖だ。
「あんな高い場所から落ちて来て‥‥‥無理よ無理!!
わたし、高い場所が苦手だし。
滝の入り口なんてどれほどの速度でボートが走ることか‥‥‥」
連邦の人間は余程の恐いもの知らずが集まっているらしい。
これは昼に訪れるという隣人とやらもまともな人種でない可能性もある。
幸い、剣は三本あるし‥‥‥
身を守るためには戦う準備も必要だ。
せっかく料理を用意したアギスとアルフレッドの好意は、ひょっとしたら無駄になるかもしれなかった‥‥‥
ここはどこだっけ‥‥‥?
ぼうっとする頭で、つい昨夜まであの処刑場で命を繋いで生きて這い出たことを思い出したのは数瞬してからだ。
「しまったっ‥‥‥!!!」
誰かが来る前に、夜明け前にここを発たないといけなかったのに。
ついつい、疲労がたまり寝過ごしてしまった。
まだ家人は来ていないーー?
もしそうであれば嬉しいのだけど、そんな一抹の期待を寄せて階下の雰囲気を伺うがーー
「だめね、全部お見通しの様だわ‥‥‥」
施錠されて内側からは開かない扉に、その手前に置かれた料理と書き置き。
それが全てを物語っていた。
ーー罪人かどうか判断がつかないので、部屋の鍵は閉めておく。
金貨は多すぎるので、戻させて頂く。
また、起きた後、昼過ぎに訪れます。
どうか、お互い良き隣人として話をしましょうーー
「こんな文面を残された日には、こちらも手荒な真似には訴えられない」
その前に、剣技などで勝てる自信は皆目、なかった。
罪人うんぬんとして役人を呼ばれる可能性も大いにあったがさてどうしたものか。
窓を壊して、いや、この窓ははめ込み式だ。
内側からは開けても出ることはかなわない。
あの扉はそうそう頑丈なようには見えないが残念ながら爆破できるようなスキルは持ち合わせていない。
ここはおとなしく、昼に訪れるという隣人の誰かを待つべきなのだろう。
「全部は自分の不注意、ね。
あーあ、なんて情けない。
でも料理があるなんて良い人そうなんだけどなあ。
どんな料理‥‥‥いいなあ。
こんなピクニックに行くような手料理を食べるのはひさしぶりだわ‥‥‥」
どこか懐かしい感覚が心によみがえってくる。
数代前までは商人だったナターシャの家系は、歴史ある貴族様とは違い裕福だがそれでも庶民的な側面も多く会った。
母親や家族と使用人たちと共に、台所で料理を作り、それを持って故郷の山谷を巡ったのを思い出す。
「お嬢様にはいつ、旦那様がいらすんですかねえ、まったく。
このばあやには心配でなりませんよ」
乳母のアンリが数年前に言った言葉だ。
貴族令嬢の婚期はせいぜい、十二歳から十五歳。
もうそれを過ぎると、家系に問題があるか、本人に問題があるか、未亡人か。
そのどれかになってしまう。
「家には問題はなくても本人にはあったのよね、いま思い返せば。
この髪の色は、家族の誰も持ち合わせてなかったもの。
曾祖父がそうだったから良かったけど」
産まれた時、父親は母親の不貞を疑った節があるとアンリからは聞いていた。
そりゃそうよね、といまになればナターシャも思うほどだ。
緑の髪など、妖精のいたずらかと思われる。
そんな迷信だってあるのだから。
「疎まれて捨てられなかっただけましだわ。
でもぶ厚いわね、このベーコン。
パンが硬いのが辛いけど。
魚まで添えてくれて……申し訳ないなあ」
そんなことを言いながら全てをペロリと平らげると皿を丁寧に重ねてナターシャは昼を待つことにした。
時刻は朝の九時過ぎ。
あの音が定期的になることに、ナターシャは気づいていた。
ドウンっ!!!
その音が数時間おきに鳴る度に、外からは歓声と数名の男女がわいわいと言いながら階下にある食堂に集まるのが二階に聞こえてくる。
「あまりよく見えないけどーー
どんなことをしているのかしら‥‥‥???」
格子窓の向こう側に広がる池の側面で、それは音と共に見て取れた。
「嘘ッ!!??
あんな危険なことをーーー!!!」
思わずそう叫んでしまうほどに、ナターシャにとってはその遊びは、とても危険な行為に見えたらしい。
上流から流れ落ちる滝からあの底の浅いボートに数名の男女が乗ったまま、滑落してくるのだ。
そう、あの下からの噴き上げる水流の柱にうまく彼らのボートは乗り上げ、そのまま岸近い水面に見事に着地を決める。
それはルダイナル連邦の貴族や裕福な市民にはなじみのある、竜王の滝での遊園行為。
カヌークと呼ばれるものだった。
しかし、ナターシャはそれを知らない。
初めて見た彼女が抱いたのは恐怖だ。
「あんな高い場所から落ちて来て‥‥‥無理よ無理!!
わたし、高い場所が苦手だし。
滝の入り口なんてどれほどの速度でボートが走ることか‥‥‥」
連邦の人間は余程の恐いもの知らずが集まっているらしい。
これは昼に訪れるという隣人とやらもまともな人種でない可能性もある。
幸い、剣は三本あるし‥‥‥
身を守るためには戦う準備も必要だ。
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