74 / 76
第五章 夢霊の女王と死霊術師
失われた精霊の契約と死霊術師
しおりを挟む
「もう三十数年前になりますかな。我が祖たる、グリムガルの魔王に孫が生まれました。それがイオリの母親であるアンリエッタ様、その人です」
「ふうん‥‥‥で? 魔王の孫娘がどう関わってくるんだ?」
「魔王の妻が同盟国である公国の公族なのですよ」
「ん? つまり、そのアンリエッタ様ってのは王国の王女であり、公国の大公家の一族でもある、と? そうことか?」
「その辺りがすごしばかりめんどくさいのですが。そして、公国の大公家に嫁入りなさったのです」
「‥‥‥つまり、イオリはもしかしなくても――」
「純粋な魔王の血統。そういうことになりますな」
「おいおい‥‥‥こんな席で話していいことなのか、それって」
「構いません。ああ、ですが、イオリの父親はその公子ではないのですよ」
これは酒でも飲まなきゃ、まともな神経では聞く気にすらなれない。
隣の少女はそっと盃を奪おうとするから、それを阻止しながらアーチャーは、あまりにも甘いその果実酒を口に香辛料の聞いた肉料理を頬張った。
数十年しか文化的な生活ができてないというわりには、料理は大したものだと思いながら。
「あれ、でも待ってくれ。その公子が父親じゃなきゃ誰が‥‥‥まさか、イブリースか?」
「そうですな。賢者のイブリースです」
「は‥‥‥? なんで賢者の、なんて前触れを入れるんだ??」
「その公子のイブリースですから」
「冗談だろ?」
「いえ、本当ですよ。公子イブリースは敵対関係にあった枢軸連邦という国と手を組んだことにより、グリムガル王国と公国を滅ぼそうとした。そう聞いています」
「あー‥‥‥待ってくれよ。どれも南方大陸での出来事っぽいな。西の大陸の覇者エルムド帝国が、ルゲル枢軸連邦を手を合わせて‥‥‥だったか。公国は解体されたはずだ、それにグリムガル王国もその領土を少しばかり失ったとも聞いてる」
「地上世界でも著名な事件だったのですか?」
「いやあ‥‥‥そうじゃない。その戦争で名を馳せた男がいるんだ。たった一人で二千人からのロア族の騎士と同じ精霊騎士を、うち破った天才魔導士がいたんだよ。そのせいで、あまりにも有名になりすぎたのさ」
まあ、そんなことはどうでもいいだろ、とアーチャーはバルバロス王を見た。
この手料理にしてもそうだ、彼の側室には明らかにロア族以外の獣人や人間も混じって見えた。
つまり、いろいろな種族と交わり、子を残す必要に駆られたということになる。
その理由はなんだ?
前置きばかりで話が進まないことに、彼は苛立ちを覚えていた。
「話がながいと怒られそうですな。だが、必要なことなのです。公子イブリースは精霊騎士でもあった。祖先にエルフの血が混じってたのだとか。彼は生まれながらにして、風の精霊王と契約を交わしている人物だった。そんな人間が、同じく風の精霊を宿すグリムガル王国に牙をむいたとなれば、お判りでしょう?」
「つまり、魔王と風の精霊王が争うことになってしまった、と? そういうことか?」
「さようです。そして、蒼狼族は風の精霊からの加護をうけることが難しくなってしまった」
「だからの、一夫多妻か? まあ、そこは蒼狼族の問題だから俺にどうこう言う資格はないが、それにしても加護を受けにくいとなると、なるほど」
「だから、イオリをこの席には呼べないのですよ。分かりますかな? 他の精霊たちが良い顔をしない」
「風に大地。相反する性質じゃないとはいえ、相手は三大神の一人大地母神ラーディアナだもんなあ。そりゃ、風の精霊たちも引け目を感じるわけだ」
「ご理解いただけて嬉しいですよ、領主様」
「だそうだ、イオリ。お前はそういう理由でここに呼ばれていないんだと。納得したか?」
アーチャーは自分の首に、マフラーよろしく尾を巻き付けて離れないイオリに声をかけるが‥‥‥
大粒の涙を浮かべるその顔を見て、なんとも言えない気持ちになってしまった。
「アーチャー‥‥‥」
「ん? 何が悲しい?」
「父上様はどうして帰ってこないの? 母上様はどうしてイオリを捨てて行ったの?」
「お前さっきまで噛みついたり、泣いたり。本当に器用なやつだな。捨てたんじゃない。ここにしかおいていけなかったんだ。ついでにあの結界の穴の理由も解けたよ」
「穴の理由‥‥‥?」
「兄弟子イブリースはほら、この地下世界の天井にその身を変えた大地母神ラーディアナの力もここに引き入れようとしたんだ。お前を守るために。いつかその身に宿る精霊が‥‥‥イオリを救ってくれるようにな」
「守るって言っても、ここにいないのは寂しいよ?」
「ま、それもあるな。だがいいじゃないか。お前には家族がいる。俺は六歳からハグーンで孤独だった」
「うー‥‥‥」
「十歳なら聞き分けろ。とりあえずは俺がいてやる。それでいいだろう?」
「左腕で‥‥‥手を打つ」
「噛むのは勘弁しろ」
「かじるだけ」
「勝手にしろ」
「うん――」
甘く噛まれる方がよほど怖い。
いつ噛み切られるかと思うからだ。
そんな二人のやり取りをみていたバルバロス王はこの婚姻は成功だったかもしれないと、静かに微笑むのだった。
「さて、そうなるとあの星か」
「星、ですか?」
「そう、あの星だよ。天頂に宿るあれが、この結界の穴に当たる部分だ。閉じないとしても、見える者がいれば夜は監視した方がいい。誰かが来るかもしれないからな」
「なるほど‥‥‥」
そうしてしばらくした後に、誰が星を見えるかという最初の話に戻るのだった。
シェナ姫がいまのところ、あの星を正しく見えるらしい。
それならもし、異常な何かを発見したら。そうアーチャーが言おうとした時だ。
「あれは‥‥‥? 鳥?」
「鳥? あんなでかい‥‥‥ルカ、あれ同族じゃないのか?」
え? っと声をあげて黒曜族のルカが天を見上げる。
まさか‥‥‥と小さい悲鳴を共に彼女が呟いた言葉に、アーチャーはまた災難かがやって来たのかとため息をつく。
「あれ、黒曜族のようですが、違いますよアーチャー!?」
「あん? だって、あの黒い羽‥‥‥そうじゃないのか?」
「違います! 私たちにはあのような、二枚目の複翼はありません!!」
複翼? つまり、支えになる何か?
そんなものあるのかとよくよく目を凝らし、見えないからと魔道具で視界を広げてみる。
「あーっ、あいつ」
「お知り合いですか!?」
「ああ、知り合いというか。お前のご先祖様らしいぞ、ルカ」
「先祖??」
そう、その視界の先に飛んで来るのはあの夜に出会った、二千年前の黒曜族、ラスの姿があった。
「ふうん‥‥‥で? 魔王の孫娘がどう関わってくるんだ?」
「魔王の妻が同盟国である公国の公族なのですよ」
「ん? つまり、そのアンリエッタ様ってのは王国の王女であり、公国の大公家の一族でもある、と? そうことか?」
「その辺りがすごしばかりめんどくさいのですが。そして、公国の大公家に嫁入りなさったのです」
「‥‥‥つまり、イオリはもしかしなくても――」
「純粋な魔王の血統。そういうことになりますな」
「おいおい‥‥‥こんな席で話していいことなのか、それって」
「構いません。ああ、ですが、イオリの父親はその公子ではないのですよ」
これは酒でも飲まなきゃ、まともな神経では聞く気にすらなれない。
隣の少女はそっと盃を奪おうとするから、それを阻止しながらアーチャーは、あまりにも甘いその果実酒を口に香辛料の聞いた肉料理を頬張った。
数十年しか文化的な生活ができてないというわりには、料理は大したものだと思いながら。
「あれ、でも待ってくれ。その公子が父親じゃなきゃ誰が‥‥‥まさか、イブリースか?」
「そうですな。賢者のイブリースです」
「は‥‥‥? なんで賢者の、なんて前触れを入れるんだ??」
「その公子のイブリースですから」
「冗談だろ?」
「いえ、本当ですよ。公子イブリースは敵対関係にあった枢軸連邦という国と手を組んだことにより、グリムガル王国と公国を滅ぼそうとした。そう聞いています」
「あー‥‥‥待ってくれよ。どれも南方大陸での出来事っぽいな。西の大陸の覇者エルムド帝国が、ルゲル枢軸連邦を手を合わせて‥‥‥だったか。公国は解体されたはずだ、それにグリムガル王国もその領土を少しばかり失ったとも聞いてる」
「地上世界でも著名な事件だったのですか?」
「いやあ‥‥‥そうじゃない。その戦争で名を馳せた男がいるんだ。たった一人で二千人からのロア族の騎士と同じ精霊騎士を、うち破った天才魔導士がいたんだよ。そのせいで、あまりにも有名になりすぎたのさ」
まあ、そんなことはどうでもいいだろ、とアーチャーはバルバロス王を見た。
この手料理にしてもそうだ、彼の側室には明らかにロア族以外の獣人や人間も混じって見えた。
つまり、いろいろな種族と交わり、子を残す必要に駆られたということになる。
その理由はなんだ?
前置きばかりで話が進まないことに、彼は苛立ちを覚えていた。
「話がながいと怒られそうですな。だが、必要なことなのです。公子イブリースは精霊騎士でもあった。祖先にエルフの血が混じってたのだとか。彼は生まれながらにして、風の精霊王と契約を交わしている人物だった。そんな人間が、同じく風の精霊を宿すグリムガル王国に牙をむいたとなれば、お判りでしょう?」
「つまり、魔王と風の精霊王が争うことになってしまった、と? そういうことか?」
「さようです。そして、蒼狼族は風の精霊からの加護をうけることが難しくなってしまった」
「だからの、一夫多妻か? まあ、そこは蒼狼族の問題だから俺にどうこう言う資格はないが、それにしても加護を受けにくいとなると、なるほど」
「だから、イオリをこの席には呼べないのですよ。分かりますかな? 他の精霊たちが良い顔をしない」
「風に大地。相反する性質じゃないとはいえ、相手は三大神の一人大地母神ラーディアナだもんなあ。そりゃ、風の精霊たちも引け目を感じるわけだ」
「ご理解いただけて嬉しいですよ、領主様」
「だそうだ、イオリ。お前はそういう理由でここに呼ばれていないんだと。納得したか?」
アーチャーは自分の首に、マフラーよろしく尾を巻き付けて離れないイオリに声をかけるが‥‥‥
大粒の涙を浮かべるその顔を見て、なんとも言えない気持ちになってしまった。
「アーチャー‥‥‥」
「ん? 何が悲しい?」
「父上様はどうして帰ってこないの? 母上様はどうしてイオリを捨てて行ったの?」
「お前さっきまで噛みついたり、泣いたり。本当に器用なやつだな。捨てたんじゃない。ここにしかおいていけなかったんだ。ついでにあの結界の穴の理由も解けたよ」
「穴の理由‥‥‥?」
「兄弟子イブリースはほら、この地下世界の天井にその身を変えた大地母神ラーディアナの力もここに引き入れようとしたんだ。お前を守るために。いつかその身に宿る精霊が‥‥‥イオリを救ってくれるようにな」
「守るって言っても、ここにいないのは寂しいよ?」
「ま、それもあるな。だがいいじゃないか。お前には家族がいる。俺は六歳からハグーンで孤独だった」
「うー‥‥‥」
「十歳なら聞き分けろ。とりあえずは俺がいてやる。それでいいだろう?」
「左腕で‥‥‥手を打つ」
「噛むのは勘弁しろ」
「かじるだけ」
「勝手にしろ」
「うん――」
甘く噛まれる方がよほど怖い。
いつ噛み切られるかと思うからだ。
そんな二人のやり取りをみていたバルバロス王はこの婚姻は成功だったかもしれないと、静かに微笑むのだった。
「さて、そうなるとあの星か」
「星、ですか?」
「そう、あの星だよ。天頂に宿るあれが、この結界の穴に当たる部分だ。閉じないとしても、見える者がいれば夜は監視した方がいい。誰かが来るかもしれないからな」
「なるほど‥‥‥」
そうしてしばらくした後に、誰が星を見えるかという最初の話に戻るのだった。
シェナ姫がいまのところ、あの星を正しく見えるらしい。
それならもし、異常な何かを発見したら。そうアーチャーが言おうとした時だ。
「あれは‥‥‥? 鳥?」
「鳥? あんなでかい‥‥‥ルカ、あれ同族じゃないのか?」
え? っと声をあげて黒曜族のルカが天を見上げる。
まさか‥‥‥と小さい悲鳴を共に彼女が呟いた言葉に、アーチャーはまた災難かがやって来たのかとため息をつく。
「あれ、黒曜族のようですが、違いますよアーチャー!?」
「あん? だって、あの黒い羽‥‥‥そうじゃないのか?」
「違います! 私たちにはあのような、二枚目の複翼はありません!!」
複翼? つまり、支えになる何か?
そんなものあるのかとよくよく目を凝らし、見えないからと魔道具で視界を広げてみる。
「あーっ、あいつ」
「お知り合いですか!?」
「ああ、知り合いというか。お前のご先祖様らしいぞ、ルカ」
「先祖??」
そう、その視界の先に飛んで来るのはあの夜に出会った、二千年前の黒曜族、ラスの姿があった。
0
あなたにおすすめの小説
落ちこぼれ職人、万能スキルでギルド最強になります!
たまごころ
ファンタジー
ギルド最弱の鍛冶師レオンは、仲間に「役立たず」と笑われて追放された。
途方に暮れる彼の前に現れたのは、伝説の鍛冶書と、しゃべる鉄塊(?)。
鍛冶・錬金・料理・魔道具――あらゆるクラフトスキルを吸収する《創精鍛造》を極め、万能職人へと覚醒!
素材採取から戦闘まで、すべて自作で挑む“ものづくり異世界成り上がり譚”が今、始まる。
裏切った元仲間? 今さら後悔しても遅いぞ!
「お前は用済みだ」役立たずの【地図製作者】と追放されたので、覚醒したチートスキルで最高の仲間と伝説のパーティーを結成することにした
黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――役立たずの【地図製作者(マッパー)】として所属パーティーから無一文で追放された青年、レイン。死を覚悟した未開の地で、彼のスキルは【絶対領域把握(ワールド・マッピング)】へと覚醒する。
地形、魔物、隠された宝、そのすべてを瞬時に地図化し好きな場所へ転移する。それは世界そのものを掌に収めるに等しいチートスキルだった。
魔力制御が苦手な銀髪のエルフ美少女、誇りを失った獣人の凄腕鍛冶師。才能を活かせずにいた仲間たちと出会った時、レインの地図は彼らの未来を照らし出す最強のコンパスとなる。
これは、役立たずと罵られた一人の青年が最高の仲間と共に自らの居場所を見つけ、やがて伝説へと成り上がっていく冒険譚。
「さて、どこへ行こうか。俺たちの地図は、まだ真っ白だ」
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【読切短編】転生したら辺境伯家の三男でした ~のんびり暮らしたいのに、なぜか領地が発展していく~
Lihito
ファンタジー
過労死したシステムエンジニアは、異世界の辺境伯家に転生した。
三男。継承権は遠い。期待もされない。
——最高じゃないか。
「今度こそ、のんびり生きよう」
兄たちの継承争いに巻き込まれないよう、誰も欲しがらない荒れ地を引き受けた。
静かに暮らすつもりだった。
だが、彼には「構造把握」という能力があった。
物事の問題点が、図解のように見える力。
井戸が枯れた。見て見ぬふりができなかった。
作物が育たない。見て見ぬふりができなかった。
気づけば——領地が勝手に発展していた。
「俺ののんびりライフ、どこ行った……」
これは、静かに暮らしたかった男が、なぜか成り上がっていく物語。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる