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第一章 逆行した公爵令嬢
ジウロンの民ジンジャー
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「何、貴女は一体なにを仰っているのかしら? 確かにわたくしは皇太子殿下と婚約をしておりますけれど……あくまで婚約です」
声の震えを隠しながら、どうにか返答する。
赤い瞳のジウロンの民、ジンジャーは何かを推し量るように私を見つめている。
「皇后陛下もご存命であるのに、そのような呼ばれ方は多方面に礼を失った振る舞いでしてよ」
「申し訳ございません、ジョゼフィナ様。この子と父の庭師は他国からやって来たばかりで帝国式のマナーを知りませんの。きっと以前にジョゼフィナ様を未来の皇后陛下だと教えてしまったせいですわ」
夫人がジンジャーを庇うように言葉を重ねる。
ただの庭師の子を私に紹介したことといい、夫人の様子はどこかおかしい気がする。
確かな違和感だ。
慌てる夫人と対照的に黙り込み、私の様子を窺うジンジャーと視線が交わる。
静かな瞳だった。
赤く、その赤さに昨夜のスタンピードの魔物たちを思い起こしてしまうけど、彼女の目には魔物たちとは違って理性の光が宿っている。
私を試そうとするときの父とよく似た光だ。
私は何かを試されていて、ジンジャーが皇后と私を呼ぶのも何かしかの意味のあること。
小さく息を吐き出し、腹を括った。
カチャン。
勢いよく置いたカップが手元で小さく悲鳴を上げた。
「バルトロッツィ夫人。彼女と2人で話したいのですが、しばらく席を外していただけますかしら?」
「えっ……で、ですがそれは……」
夫人の目がジンジャーを窺う。
夫人の視線を受けてジンジャーは無言で頷いた。
困惑しながら、夫人は恐る恐る席を立ち東屋から去って行く。
これではまるでジンジャーが夫人より立場が上のようだ。
まるっきり主従が反転したかのようなおかしな光景に、ただ眉を寄せる。
「それで? 庭師の娘が私に何の用事なのかしら。この時代にこの場でそうして私を皇后と呼ぶのだから、それなりの意味があってのことなのでしょうね?」
「ふっ──、えぇありますよ」
2人きりになり公爵令嬢であるジョゼフィナとして振る舞うことをやめる。
するとジンジャーは満足げに笑みを漏らし、再び頷いた。
「即位式の龍、それから異世界からの聖女」
「!! それは……!」
「やはり。貴女も同じなのですね? 皇后陛下」
「では貴女も……私と同じ?」
「えぇ、私も時間を巻き戻りました。皇后陛下も同じなのですよね?」
一転し縋る響きのこもった声だった。
私と同じ、逆行者……。
何事かと、知らないうちに入っていたらしい肩の力が抜けていく。
「よく……私がそうだと気づいたな」
「私の知る限りこの時期に貴女がバルトロッツィ領にやって来ることはなかったはずですから」
「あら、わたくしのことをよく知っているような口ぶりですこと」
口元に手のひらを当て、優雅に微笑んで見せる。
ジンジャーはその場で片膝をつき、騎士の礼を行った。
「ジョゼフィナ皇后陛下に改めてご挨拶申し上げます。我が名はジンジャーロウ卿。かつて騎士の位を授かり皇后陛下の護衛騎士の1人として働いておりました!」
赤い瞳が鋭く真っ直ぐに私へと注がれる。
皇后であった頃、私には何人も護衛を務める女騎士がいた。
皇帝へ自らの貞操を示すために、決して男の騎士を配属させなかった覚えがある。
全員を覚えているわけではないが、彼女はその中の1人なのだという。
しかしジンジャー・ロウという名には覚えがあった。
アカデミーの頃だ。
ジンジャー・ロウは貴族の子息と婚約した平民の娘であると噂を耳にしたことがある。
「ジンジャー! どうしたんだ!?」
バルトロッツィ兄弟の末弟が現れ、私の前で跪いたままのジンジャーの肩に触れる。
それから私を振り返り、仇でも見るような目で睨みつけて来た。
「うちの使用人が何か粗相をいたしましたか、ジョゼフィナ様」
「まっ、まって違うの。バジル」
「なにが違うんだ、お前はバルトロッツィの使用人なんだぞ。いくら身分が上だって他家の人間に跪く必要はない!」
「皇ご──、ジョゼフィナ様。申し訳ありません、バジルは勘違いをしてしまっているようで」
おやおやおやおや?
庇い合うような2人の様子に思わずニヤニヤと頬が緩んでしまう。
バジル・バルトロッツィ。
彼女と婚約したという貴族の子息は彼だったのか。
噂の流行った時期を考えれば、アカデミーに入学するときには2人は婚約していたはずなのだ。
ならば入学前から出会っていて不思議じゃない。つまりこの2人は貴族の息子と使用人の娘のラブロマンスなわけだ。
「どういうことだ、ジンジャー。虐められていたんじゃないのか」
「ジョゼフィナ様が虐めなんて卑劣な行為をするわけないよ! 私が自分から跪いたの!」
「何でだよ!? お前はバルトロッツィの使用人だろ!?」
痴話喧嘩に発展しそうな空気を察知し、咳払いをする。2人の視線が私へ移る。
「バジル様は違うのかしら?」
「バジルは何も知りません」
「な、何のことなんだよ、ジンジャー。お前一体、何を」
「あの件に関わらせる気も?」
「ありません」
「ジンジャー!!!」
眉を下げて、バジルがジンジャーの名前を呼んだ。
そんな声を振り払うように目を伏せ、ジンジャーは私だけを見つめている。
そこまで想い合っていて、何で黙っているのか知らない。
貴族の子が平民との関係を火遊びで済まさず婚約するなんて余程本気なのだろうに。
全てを話した方が良いのでは?
「……とにかく、ジンジャーは連れて行きます。失礼な勘違いをしたようで謝罪します、ジョゼフィナ様」
訳がわからない様子ながらもバジルはジンジャーの手を握り、東屋を去っていった。
なんだかひどく警戒されているようだ。
夫人のあの様子といい私が何をしたと言うんだろう。
(バジルには話せない理由があります。……今夜、部屋を訪ねます。そのときに改めて話をしましょう、皇后陛下)
風が吹き、耳元でジンジャーの声が囁く。
風を利用した音の基礎魔術だ。
平民で、未来では騎士でもあるというのに魔術が使えるのかと少しだけ驚いた。
「あぁ、彼女はジウロンの民なのだっけ」
声の震えを隠しながら、どうにか返答する。
赤い瞳のジウロンの民、ジンジャーは何かを推し量るように私を見つめている。
「皇后陛下もご存命であるのに、そのような呼ばれ方は多方面に礼を失った振る舞いでしてよ」
「申し訳ございません、ジョゼフィナ様。この子と父の庭師は他国からやって来たばかりで帝国式のマナーを知りませんの。きっと以前にジョゼフィナ様を未来の皇后陛下だと教えてしまったせいですわ」
夫人がジンジャーを庇うように言葉を重ねる。
ただの庭師の子を私に紹介したことといい、夫人の様子はどこかおかしい気がする。
確かな違和感だ。
慌てる夫人と対照的に黙り込み、私の様子を窺うジンジャーと視線が交わる。
静かな瞳だった。
赤く、その赤さに昨夜のスタンピードの魔物たちを思い起こしてしまうけど、彼女の目には魔物たちとは違って理性の光が宿っている。
私を試そうとするときの父とよく似た光だ。
私は何かを試されていて、ジンジャーが皇后と私を呼ぶのも何かしかの意味のあること。
小さく息を吐き出し、腹を括った。
カチャン。
勢いよく置いたカップが手元で小さく悲鳴を上げた。
「バルトロッツィ夫人。彼女と2人で話したいのですが、しばらく席を外していただけますかしら?」
「えっ……で、ですがそれは……」
夫人の目がジンジャーを窺う。
夫人の視線を受けてジンジャーは無言で頷いた。
困惑しながら、夫人は恐る恐る席を立ち東屋から去って行く。
これではまるでジンジャーが夫人より立場が上のようだ。
まるっきり主従が反転したかのようなおかしな光景に、ただ眉を寄せる。
「それで? 庭師の娘が私に何の用事なのかしら。この時代にこの場でそうして私を皇后と呼ぶのだから、それなりの意味があってのことなのでしょうね?」
「ふっ──、えぇありますよ」
2人きりになり公爵令嬢であるジョゼフィナとして振る舞うことをやめる。
するとジンジャーは満足げに笑みを漏らし、再び頷いた。
「即位式の龍、それから異世界からの聖女」
「!! それは……!」
「やはり。貴女も同じなのですね? 皇后陛下」
「では貴女も……私と同じ?」
「えぇ、私も時間を巻き戻りました。皇后陛下も同じなのですよね?」
一転し縋る響きのこもった声だった。
私と同じ、逆行者……。
何事かと、知らないうちに入っていたらしい肩の力が抜けていく。
「よく……私がそうだと気づいたな」
「私の知る限りこの時期に貴女がバルトロッツィ領にやって来ることはなかったはずですから」
「あら、わたくしのことをよく知っているような口ぶりですこと」
口元に手のひらを当て、優雅に微笑んで見せる。
ジンジャーはその場で片膝をつき、騎士の礼を行った。
「ジョゼフィナ皇后陛下に改めてご挨拶申し上げます。我が名はジンジャーロウ卿。かつて騎士の位を授かり皇后陛下の護衛騎士の1人として働いておりました!」
赤い瞳が鋭く真っ直ぐに私へと注がれる。
皇后であった頃、私には何人も護衛を務める女騎士がいた。
皇帝へ自らの貞操を示すために、決して男の騎士を配属させなかった覚えがある。
全員を覚えているわけではないが、彼女はその中の1人なのだという。
しかしジンジャー・ロウという名には覚えがあった。
アカデミーの頃だ。
ジンジャー・ロウは貴族の子息と婚約した平民の娘であると噂を耳にしたことがある。
「ジンジャー! どうしたんだ!?」
バルトロッツィ兄弟の末弟が現れ、私の前で跪いたままのジンジャーの肩に触れる。
それから私を振り返り、仇でも見るような目で睨みつけて来た。
「うちの使用人が何か粗相をいたしましたか、ジョゼフィナ様」
「まっ、まって違うの。バジル」
「なにが違うんだ、お前はバルトロッツィの使用人なんだぞ。いくら身分が上だって他家の人間に跪く必要はない!」
「皇ご──、ジョゼフィナ様。申し訳ありません、バジルは勘違いをしてしまっているようで」
おやおやおやおや?
庇い合うような2人の様子に思わずニヤニヤと頬が緩んでしまう。
バジル・バルトロッツィ。
彼女と婚約したという貴族の子息は彼だったのか。
噂の流行った時期を考えれば、アカデミーに入学するときには2人は婚約していたはずなのだ。
ならば入学前から出会っていて不思議じゃない。つまりこの2人は貴族の息子と使用人の娘のラブロマンスなわけだ。
「どういうことだ、ジンジャー。虐められていたんじゃないのか」
「ジョゼフィナ様が虐めなんて卑劣な行為をするわけないよ! 私が自分から跪いたの!」
「何でだよ!? お前はバルトロッツィの使用人だろ!?」
痴話喧嘩に発展しそうな空気を察知し、咳払いをする。2人の視線が私へ移る。
「バジル様は違うのかしら?」
「バジルは何も知りません」
「な、何のことなんだよ、ジンジャー。お前一体、何を」
「あの件に関わらせる気も?」
「ありません」
「ジンジャー!!!」
眉を下げて、バジルがジンジャーの名前を呼んだ。
そんな声を振り払うように目を伏せ、ジンジャーは私だけを見つめている。
そこまで想い合っていて、何で黙っているのか知らない。
貴族の子が平民との関係を火遊びで済まさず婚約するなんて余程本気なのだろうに。
全てを話した方が良いのでは?
「……とにかく、ジンジャーは連れて行きます。失礼な勘違いをしたようで謝罪します、ジョゼフィナ様」
訳がわからない様子ながらもバジルはジンジャーの手を握り、東屋を去っていった。
なんだかひどく警戒されているようだ。
夫人のあの様子といい私が何をしたと言うんだろう。
(バジルには話せない理由があります。……今夜、部屋を訪ねます。そのときに改めて話をしましょう、皇后陛下)
風が吹き、耳元でジンジャーの声が囁く。
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