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6夜会の招待※
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公爵家の屋敷に来てから半年以上が経過した。ミシェルは、アシュレイとともに屋敷から離れたところにある湖に来ていた。水面に太陽光が反射してキラキラと輝いていた。アシュレイは、どこからともなく敷物を取り出して地面に敷いた。
「すごい!どうやったんですか?」
「ただの収納魔術だよ。さあ、ミシェル、座って食事をしよう」
ミシェルは敷物の上に座ると、アシュレイは食事の用意を始めた。屋敷のコックに作ってもらった軽食やカットされたフルーツを並べていく。
「今日は授業はお休みで、ミシェルとピクニックに来れて嬉しいです」
「キレイな湖ですね」
「ええ、今度ボートを用意しましょうね。」
肉や野菜をタップリ挟んだパンを食べつつ、ミシェルは湖を見た。
(ここにきてもう半年以上経つのか……婚約解消されたのがもう大昔のようだ)
婚約を解消されてからもう一年近く経つことを考えていると、ミシェルはアシュレイがジッと見ていることを気がついた。
「ミシェル、どうしました?」
「あ……なんでもないです。ちょっと考え事をしてて……ごめんなさい」
ミシェルはごまかして食事を再開すると、アシュレイが水筒からお茶をついでミシェルに渡した。
「今回のお茶は新しいブレンドなんだ。感想聞かせてくださいね」
ミシェルは一口飲むと爽やかな後味が口に広がった。
「美味しいです。飲みやすくて、ピクニックにピッタリですね」
ミシェルはアシュレイに微笑むと、アシュレイは身体を寄せて顔を寄せた。
「僕にも飲ませてください」
「はい」
ミシェルはお茶を口に含むと、アシュレイの唇に自身の唇を触れさせ口移しで飲ませる。アシュレイはミシェルの肩を抱き寄せ、深い口づけをした。
「アシュレイ様……、ここでは……周りに見えてしまいます」
「フフフ、ここには僕達以外は誰もいないよ?使用人も父上もいない」
アシュレイがミシェルを押し倒した時、アシュレイの服から音がした。アシュレイは身を起こすと、服から小さな四角い水晶を取り出した。おそらく魔導具のようだった。
「屋敷から父上の呼び出しだ。いいところだったのに……」
アシュレイとミシェルは、ピクニックを中断し屋敷に戻ることにした。屋敷の応接室で、アシュレイの父サイラスより手紙を机に出された。
「この手紙は王宮からの夜会の招待だ」
「いつも夜会なんか出てないではないですか、父上」
「今回は出なければいけない。第三王子の婚約の御披露目でもある」
ミシェルは第三王子の名前を聞いて俯いた。第三王子セレドニオは、ミシェルの元婚約者だ。王宮からの招待では、嫌でも出なければならない。
(セレドニア様の婚約パーティーか……)
「ミシェルの実家、サントロ侯爵家からもこの夜会の件で手紙が来ている。ミシェルは一度、家に戻るといい」
「はい」
ミシェルは実家からの手紙に目を通す。会えることを楽しみにしていると、父と兄からの手紙で書いてあった。
その夜、ミシェルは部屋で実家に帰る用意をしていた。用意が終わる頃に、部屋のドアがノックされ、アシュレイが入室してきた。
「アシュレイ様、どうかされました?後からお部屋に伺いましたのに」
「話したいことがありまして」
アシュレイは部屋のベッドサイドに腰を下ろしミシェルを手招きし横に座らせた。アシュレイはミシェルの目を見て話し始めた。
「本当は昼間に話す予定だったんだけど。ミシェル、結婚を前提に婚約してくれないか。婚約を飛ばして結婚でも構わないよ」
「婚約……ですか……?私はアシュレイ様よりも年上で男ですが……」
「フフフ、年上と言ってもそんなに離れてませんよね。それにミシェルは、孕み腹ですよね」
「えっ……何故それを……」
ミシェルは驚いてアシュレイを見た。ミシェルが男でも妊娠ができる孕み腹であることは、家族や王族や元婚約者しか知らないことだった。
「一応、我が家も公爵家ですからね」
アシュレイはミシェルの腰に手を回して抱き寄せる。
「急に言われても困りますよね。すぐに返事はくれなくてもいいです」
「はい……」
声色は優しいが、有無を言わさぬ意志をアシュレイから感じた。二人はそのまま、ミシェルの部屋で寝ることとなったが、アシュレイは今夜は何もせずにミシェルをベッドの中で抱きしめるのみだった。ミシェルは、身体の芯が疼くのを感じたが気にしないようにして眠りについた。
次の日、実家に戻るミシェルにアシュレイも着いてきた。公爵家には転移門と呼ばれる魔法陣があり、これにより一瞬で王都にある公爵家の別邸の魔法陣に飛ぶ仕組みだ。二人は一瞬で王都の公爵邸に着いてしまう。その後は、公爵家の馬車でミシェルは実家まで送り届けられた。馬車の車内には、アシュレイもいた。
「今週の夜会ですが、迎えに行きますからね」
「えっ、でも私をエスコートするのは……」
「僕がしたいんです。時間があれば礼服も用意したかったんですが」
「……」
どんどん外堀を埋められているとミシェルは思った。せめて、夜会が無事に終わることを祈った。
*******
夜会当日、ミシェルの実家である侯爵家に、公爵家の馬車が迎えにきた。
「ミシェル、素敵な服ですね」
「ありがとうございます」
今日のアシュレイは、いつもの魔術師のローブ姿でなくしっかりと正装していた。ミシェルの手を取り、手の甲にキスをした。
「アシュレイ様……」
「フフフ、では行こうかミシェル」
馬車に乗って王宮に向かい会場に着くと、すでに人が集まっており、ミシェルはアシュレイとともに歩いた。
「僕の友人にミシェルを紹介したいです」
「はい……」
アシュレイはミシェルの肩に腕を回し、友人や知り合いに紹介していく。アシュレイの友人は、やはり魔術師や魔道具関連の技術者が多くミシェルは紹介された。
「アシュレイ様、私も友人に挨拶に行きたいのですがよろしいですか」
「いいよ。お友達とゆっくりしてきてくださいね」
アシュレイと別れて、会場をこっそり抜け出したミシェルは会場のすぐ裏手にある庭園にやってきた。あのまま会場にいると、元婚約者セレドニオの新たな婚約お披露目がある。ミシェルはそれが辛く、会場を出てきたのだった。ひんやりとした庭の空気が心地よかった。
「アシュレイ様に嘘ついて出てきたことになるかな……」
すっかり暗い庭園を歩きながら時間を潰し、途中にあったベンチにミシェルは座った。周りに白いバラが咲いており、ミシェルは少し気分が和らいだ。会場の方では、音楽が聞こえて来た。あのまま会場にいたら、アシュレイにダンスを誘われたのかもしれないと思っていると人の気配がした。警備の騎士の見回りだろうかと思いそちらに目をやると、ミシェルが思いもよらぬ人物がいた。
「セレドニオ様……」
元婚約者の第三王子セレドニオが正装姿でこちらを驚いて見ていた。どうやらセレドニオも庭園を歩いていたのは偶然ミシェルを見つけたようだった。ミシェルはハッとしてベンチから立ち上がり、臣下の礼を取ろうとすると両肩を捕まれた。
「ミシェル、何故こんなところにいるんだ。でも会えて嬉しいぞ」
セレドニオの青い目が、ミシェルを見つめていた。その青い目の視線が懐かしく感じた。
「セレドニオ様……あの、会場に戻られたほうがいいのではないですか?今日は、婚約のお披露目ですよね?」
「お披露目か……確かにそうだな、明日には私は国を出なければならない」
ミシェルと婚約解消後、セレドニオは隣国の王女と婚約が結ばれた。隣国の王女がセレドニオに一目惚れをしたと噂があった。
「ミシェル、会いたかった」
「……」
ミシェルは何も言えなかった。本音を言えば、ミシェル自身もセレドニオと再会したのは嬉しいが、今は夜会である。こんなところを見られたら、後ろ盾が弱いセレドニオの評判に関わってしまう。ミシェルは離れようとするが、セレドニオが前に出てミシェルを抱きしめた。
「いけません、セレドニオ様っ……」
「もう会えないんだ……最後にこうさせてくれ」
強く抱きしめられたミシェルは抜け出せないでいると、不思議なことにセレドニオの身体から一瞬で離れた。
「第三王子殿下、いけませんね。僕がエスコートしたパートナーにちょっかいをかけるなんて」
「アシュレイ様……」
ミシェルはいつの間にかセレドニオから離れた位置に立っており、隣にはアシュレイがいた。アシュレイの魔術で移動させられたのだ。
「君は、確か公爵家の……」
「では失礼します」
「待ってくれ。ミシェルと少し話を……」
アシュレイは転移魔術を使いセレドニオの前からミシェルと共に消えた。二人が目の前から消えたことに驚く立ち尽くすセレドニオから10メートルほど離れた木陰に、アシュレイとミシェルは移動していた。
「今、消音魔術と認識阻害魔術を僕とミシェルに掛けました」
「えっ……何故です……うっ……」
ミシェルは全身が熱くなり、身体の中心が疼くのを感じた。
「今、魔術で強制的に発情させました。ミシェル、元婚約者と逢い引きをしているなんて酷いですね」
「待ってくださいアシュレイ様。殿下と会ったのは偶然なんです……!」
「そうだとしても、抱きしめられていたのは事実です。お仕置きが必要ですね」
ミシェルは強引にズボンを下ろされててしまい下半身を露出させられた。アシュレイはミシェルの後ろに回り、ミシェルの腰を両手で掴みすでに勃起した陰茎を股の間に突っ込み前後に動かし始めた。
「ああっ……だめです……ここは外なのにっ……」
「フフフ、そんなこと言ってるけど、腰がもう揺れてるよ?」
前後に動く陰茎に合わせ、ミシェルは腰を揺らしてしまい段々早く動かし身悶えしてしまう。
「ンうゥっ……素股じゃ我慢できないッ……僕の中にアシュレイ様の熱いオチンポを入れてくださいッ……」
「フフフ、さっきまで嫌がっていたのに、もう入れて欲しいとおねだり?」
アシュレイは淫猥に笑いながら、股の間から陰茎を抜き取った。
「入れる前に、僕のチンポをいつもみたいにしゃぶってください。」
「は、はい……」
ミシェルはアシュレイのにすがりつくように顔をうずめて、陰茎を咥えるとはしたない水音をさせながら口淫を始めた。グチュグチュと激しい音をさせ、自らの腰をガクガクと揺らしながら根元まで飲み込むように陰茎を夢中で奉仕していた。
「フフフ、セレドニオ殿下があなたを探して近くに来ていますよ?」
急に消えたミシェルを探してセレドニオが、二人のいる場所の近くにやってきていた。消音魔術と認識阻害魔術をかけているので、二人の姿は、セレドニオには見えていなかった。
「フフフ、殿下が僕のチンポを美味そうにしゃぶっているミシェルの姿を見たらどう思いますかね?」
「んっ……ぅうっ……ああ……早くアシュレイ様のオチンポ入れてほしいです……」
「どうやら殿下のことはもう頭にないようですね。入れて上げますから、ミシェルのいやらしいお尻をこちらに向けてください」
ミシェルは立ち上がり、言われたとおりアシュレイに臀部を突き出し、自ら尻たぶを広げて腰を円を描くように動かしてアシュレイを誘う。
「ああっ……アシュレイ様の逞しいオチンポを……私のいやらしい孔に入れて、種付けしてください……」
近くに元婚約者のセレドニオが探しているのに、ミシェルは発情したメスと化しアシュレイとの交尾を懇願していた。淫靡なメスと化したミシェルを見て、アシュレイは陰茎に血液が集まりますます硬度を増すのを感じた。
「フフフ、淫靡でとてもいいですね。僕のチンポが勃起しすぎて痛いほどですよ」
ミシェルの双丘のあわいに、アシュレイは屹立した陰茎をこすりつけてミシェルを焦らした。
「ああっ……いやぁっ……早く入れてぇ……」
「フフフ、殿下が近くに来ていますよ?ミシェルを探しているみたいだよ」
「んああっ……お願いしますっ!早くアシュレイ様と交尾したいです……!」
アシュレイとミシェルがいる木陰のすぐ近くに、セレドニオがやってきていた。発情し盛っているミシェルには、セレドニオが目に入らず浅ましくアシュレイの陰茎の挿入を待ちわびていた。
「フフフ、お望み通りに種付け交尾をしてあげるよ」
「ああっ……!」
アシュレイは、ミシェルの窄まりに陰茎を一気に挿入した。その衝撃により、ミシェルは唾液を口から吹きこぼし、嬌声をあげる。
「んあぁっ……すごいぃっ……中が拡がっちゃうぅっ……あぁっ」
アシュレイは遠慮なしに腰を前後に動かし、ミシェルの体内を蹂躙した。結合部からは淫らな水音がさせ、陰茎が激しく抽送する。ミシェルは、アシュレイが与える肉の愉悦に夢中になっており近くでミシェルを探すセレドニオに気がついていなかった。
「ミシェル、庭園で発情して腰を振っていやらしい家庭教師の先生だ」
「ああんっ……ごめんなさいっ……気持ちよすぎて……ああっ……」
「フフフ、淫乱な先生は、僕が貰ってあげますから、婚約を受けてくれますよね?毎日、愛してあげます。僕の所有物になると誓ってくれますか?」
「あっ……はいっ……アシュレイさまの所有物になります……毎日、愛してください……」
身体を身悶えし喘ぎながらミシェルは、アシュレイの所有物になることを誓った。
「フフフ、誓いをたてたね。これからミシェルとのセックスは閨の勉強じゃなくて、子作り交尾になるんだ」
アシュレイは、腰の動きを急激に遅くし始めた。官能の高みへ上がっていたミシェルは、体内の陰茎が急にゆっくりになったことで快楽の波が弱くなり、涙を流して身を捩らせた。
「ああぁっ……焦らさないでください……」
陰茎が抽送を止めたので、ミシェルは我慢ができずに自ら腰を前後に動かしてしまう。
「フフフ、ミシェルのいやらしい腰使いで、僕のチンポが出たり入ったりするところがよく見えますよ。チンポをぎゅうぎゅうに締め付けて本当にいやらしい……」
「あンンッ……ダメェ……恥ずかしいから言わないで……」
口では恥ずかしがるがミシェルは淫らな腰使いを止めず、陰茎をキツく締め上げながら上半身を使いながら腰を淫らに動かしていた。
「お願いします……アシュレイ様のオチンポでイキたいので動いてください……」
「フフフ、僕のモノになると誓ったから、種付け交尾はこれからは子作り交尾になるけどいいのかい?」
「はい……アシュレイさまの熱い精子で孕みたいです……」
ミシェルは涙を流し、自ら孕みたいと浅ましくも言ってしまう。アシュレイは、喘ぐミシェルの唇に口づけをする。
「フフフ、言われなくてもそのつもりでしたよ。お望み通りに中にたくさん出してあげますからね」
「ああ、嬉しい……」
アシュレイは、ミシェルの腰に穿つように動き始めた。早くなった抽送のスピードに、ミシェルは顔を仰け反らせて唾液を吹きこぼしてしまう。
「うああっ……アあぁっ……ああんンっ……」
体内を陰茎により激しく抉られてしまい、ミシェルは理性をなくして自ら腰を振ってしまう。結合部から淫らな水音が響き、肌がぶつかる音も淫猥さに拍車をかけていた。アシュレイの陰茎は一際強く体内に打ち付けると、ビクビクッと痙攣しミシェルの体内に白濁を放った。白濁を放たれ、その熱い精を体内に感じたミシェルは陰茎をきつく締め付けながら絶頂した。
「ひいいっっ!アシュレイ様の精子が熱いっ……いっ、いくぅっ……いきますっ……!」
ミシェルは顎をのけぞらせ絶頂し、腰をガクガクと痙攣させて自身の控えめなペニスから射精していた。アシュレイの陰茎はまだ強く脈動し萎えておらず、体内の淫肉は精子を一滴残らず搾り取るかのように締め付けて離さなかった。舌を出し涎を垂らし息を荒く吐くミシェルに、アシュレイは問いかける。
「フフフ、種付けしたのに僕のチンポはまだまだミシェルの中に種付けし足りないみたいだよ。抜かずにこのまま、ここで続けてもいいかな?」
「はい……お願いします……もっとアシュレイ様のオチンポで愛されたい……」
ミシェルは、腰をゆっくりと回してアシュレイを誘うかのように動いた。もうミシェルの頭には、元婚約者のことは欠片も残っていないようだった。その元婚約者であるセレドニオは、探しにきた騎士に連れられて行ったのをアシュレイは遠目で見ていた。
「フフフ、ここは王宮の庭園なのに、チンポで愛されたいだなんて、ミシェルははしたない家庭教師ですね……」
「あっ……ごめんなさい……でも……ああっ……すごい……さっきよりおチンポが大きくなっ……ぅンンっ……」
アシュレイは再び抽送を開始すると、ミシェルが身体をよじらせながら膝を使い腰を揺らし始めた。
(フフフ、元婚約者よりも僕との交尾に夢中になって。このまま、どこに出しても恥ずかしいメスに躾てずっと愛してあげます……)
アシュレイは淫猥に笑いながらミシェルを犯し、ミシェルは悦んでそれに身体で応えていた。
「すごい!どうやったんですか?」
「ただの収納魔術だよ。さあ、ミシェル、座って食事をしよう」
ミシェルは敷物の上に座ると、アシュレイは食事の用意を始めた。屋敷のコックに作ってもらった軽食やカットされたフルーツを並べていく。
「今日は授業はお休みで、ミシェルとピクニックに来れて嬉しいです」
「キレイな湖ですね」
「ええ、今度ボートを用意しましょうね。」
肉や野菜をタップリ挟んだパンを食べつつ、ミシェルは湖を見た。
(ここにきてもう半年以上経つのか……婚約解消されたのがもう大昔のようだ)
婚約を解消されてからもう一年近く経つことを考えていると、ミシェルはアシュレイがジッと見ていることを気がついた。
「ミシェル、どうしました?」
「あ……なんでもないです。ちょっと考え事をしてて……ごめんなさい」
ミシェルはごまかして食事を再開すると、アシュレイが水筒からお茶をついでミシェルに渡した。
「今回のお茶は新しいブレンドなんだ。感想聞かせてくださいね」
ミシェルは一口飲むと爽やかな後味が口に広がった。
「美味しいです。飲みやすくて、ピクニックにピッタリですね」
ミシェルはアシュレイに微笑むと、アシュレイは身体を寄せて顔を寄せた。
「僕にも飲ませてください」
「はい」
ミシェルはお茶を口に含むと、アシュレイの唇に自身の唇を触れさせ口移しで飲ませる。アシュレイはミシェルの肩を抱き寄せ、深い口づけをした。
「アシュレイ様……、ここでは……周りに見えてしまいます」
「フフフ、ここには僕達以外は誰もいないよ?使用人も父上もいない」
アシュレイがミシェルを押し倒した時、アシュレイの服から音がした。アシュレイは身を起こすと、服から小さな四角い水晶を取り出した。おそらく魔導具のようだった。
「屋敷から父上の呼び出しだ。いいところだったのに……」
アシュレイとミシェルは、ピクニックを中断し屋敷に戻ることにした。屋敷の応接室で、アシュレイの父サイラスより手紙を机に出された。
「この手紙は王宮からの夜会の招待だ」
「いつも夜会なんか出てないではないですか、父上」
「今回は出なければいけない。第三王子の婚約の御披露目でもある」
ミシェルは第三王子の名前を聞いて俯いた。第三王子セレドニオは、ミシェルの元婚約者だ。王宮からの招待では、嫌でも出なければならない。
(セレドニア様の婚約パーティーか……)
「ミシェルの実家、サントロ侯爵家からもこの夜会の件で手紙が来ている。ミシェルは一度、家に戻るといい」
「はい」
ミシェルは実家からの手紙に目を通す。会えることを楽しみにしていると、父と兄からの手紙で書いてあった。
その夜、ミシェルは部屋で実家に帰る用意をしていた。用意が終わる頃に、部屋のドアがノックされ、アシュレイが入室してきた。
「アシュレイ様、どうかされました?後からお部屋に伺いましたのに」
「話したいことがありまして」
アシュレイは部屋のベッドサイドに腰を下ろしミシェルを手招きし横に座らせた。アシュレイはミシェルの目を見て話し始めた。
「本当は昼間に話す予定だったんだけど。ミシェル、結婚を前提に婚約してくれないか。婚約を飛ばして結婚でも構わないよ」
「婚約……ですか……?私はアシュレイ様よりも年上で男ですが……」
「フフフ、年上と言ってもそんなに離れてませんよね。それにミシェルは、孕み腹ですよね」
「えっ……何故それを……」
ミシェルは驚いてアシュレイを見た。ミシェルが男でも妊娠ができる孕み腹であることは、家族や王族や元婚約者しか知らないことだった。
「一応、我が家も公爵家ですからね」
アシュレイはミシェルの腰に手を回して抱き寄せる。
「急に言われても困りますよね。すぐに返事はくれなくてもいいです」
「はい……」
声色は優しいが、有無を言わさぬ意志をアシュレイから感じた。二人はそのまま、ミシェルの部屋で寝ることとなったが、アシュレイは今夜は何もせずにミシェルをベッドの中で抱きしめるのみだった。ミシェルは、身体の芯が疼くのを感じたが気にしないようにして眠りについた。
次の日、実家に戻るミシェルにアシュレイも着いてきた。公爵家には転移門と呼ばれる魔法陣があり、これにより一瞬で王都にある公爵家の別邸の魔法陣に飛ぶ仕組みだ。二人は一瞬で王都の公爵邸に着いてしまう。その後は、公爵家の馬車でミシェルは実家まで送り届けられた。馬車の車内には、アシュレイもいた。
「今週の夜会ですが、迎えに行きますからね」
「えっ、でも私をエスコートするのは……」
「僕がしたいんです。時間があれば礼服も用意したかったんですが」
「……」
どんどん外堀を埋められているとミシェルは思った。せめて、夜会が無事に終わることを祈った。
*******
夜会当日、ミシェルの実家である侯爵家に、公爵家の馬車が迎えにきた。
「ミシェル、素敵な服ですね」
「ありがとうございます」
今日のアシュレイは、いつもの魔術師のローブ姿でなくしっかりと正装していた。ミシェルの手を取り、手の甲にキスをした。
「アシュレイ様……」
「フフフ、では行こうかミシェル」
馬車に乗って王宮に向かい会場に着くと、すでに人が集まっており、ミシェルはアシュレイとともに歩いた。
「僕の友人にミシェルを紹介したいです」
「はい……」
アシュレイはミシェルの肩に腕を回し、友人や知り合いに紹介していく。アシュレイの友人は、やはり魔術師や魔道具関連の技術者が多くミシェルは紹介された。
「アシュレイ様、私も友人に挨拶に行きたいのですがよろしいですか」
「いいよ。お友達とゆっくりしてきてくださいね」
アシュレイと別れて、会場をこっそり抜け出したミシェルは会場のすぐ裏手にある庭園にやってきた。あのまま会場にいると、元婚約者セレドニオの新たな婚約お披露目がある。ミシェルはそれが辛く、会場を出てきたのだった。ひんやりとした庭の空気が心地よかった。
「アシュレイ様に嘘ついて出てきたことになるかな……」
すっかり暗い庭園を歩きながら時間を潰し、途中にあったベンチにミシェルは座った。周りに白いバラが咲いており、ミシェルは少し気分が和らいだ。会場の方では、音楽が聞こえて来た。あのまま会場にいたら、アシュレイにダンスを誘われたのかもしれないと思っていると人の気配がした。警備の騎士の見回りだろうかと思いそちらに目をやると、ミシェルが思いもよらぬ人物がいた。
「セレドニオ様……」
元婚約者の第三王子セレドニオが正装姿でこちらを驚いて見ていた。どうやらセレドニオも庭園を歩いていたのは偶然ミシェルを見つけたようだった。ミシェルはハッとしてベンチから立ち上がり、臣下の礼を取ろうとすると両肩を捕まれた。
「ミシェル、何故こんなところにいるんだ。でも会えて嬉しいぞ」
セレドニオの青い目が、ミシェルを見つめていた。その青い目の視線が懐かしく感じた。
「セレドニオ様……あの、会場に戻られたほうがいいのではないですか?今日は、婚約のお披露目ですよね?」
「お披露目か……確かにそうだな、明日には私は国を出なければならない」
ミシェルと婚約解消後、セレドニオは隣国の王女と婚約が結ばれた。隣国の王女がセレドニオに一目惚れをしたと噂があった。
「ミシェル、会いたかった」
「……」
ミシェルは何も言えなかった。本音を言えば、ミシェル自身もセレドニオと再会したのは嬉しいが、今は夜会である。こんなところを見られたら、後ろ盾が弱いセレドニオの評判に関わってしまう。ミシェルは離れようとするが、セレドニオが前に出てミシェルを抱きしめた。
「いけません、セレドニオ様っ……」
「もう会えないんだ……最後にこうさせてくれ」
強く抱きしめられたミシェルは抜け出せないでいると、不思議なことにセレドニオの身体から一瞬で離れた。
「第三王子殿下、いけませんね。僕がエスコートしたパートナーにちょっかいをかけるなんて」
「アシュレイ様……」
ミシェルはいつの間にかセレドニオから離れた位置に立っており、隣にはアシュレイがいた。アシュレイの魔術で移動させられたのだ。
「君は、確か公爵家の……」
「では失礼します」
「待ってくれ。ミシェルと少し話を……」
アシュレイは転移魔術を使いセレドニオの前からミシェルと共に消えた。二人が目の前から消えたことに驚く立ち尽くすセレドニオから10メートルほど離れた木陰に、アシュレイとミシェルは移動していた。
「今、消音魔術と認識阻害魔術を僕とミシェルに掛けました」
「えっ……何故です……うっ……」
ミシェルは全身が熱くなり、身体の中心が疼くのを感じた。
「今、魔術で強制的に発情させました。ミシェル、元婚約者と逢い引きをしているなんて酷いですね」
「待ってくださいアシュレイ様。殿下と会ったのは偶然なんです……!」
「そうだとしても、抱きしめられていたのは事実です。お仕置きが必要ですね」
ミシェルは強引にズボンを下ろされててしまい下半身を露出させられた。アシュレイはミシェルの後ろに回り、ミシェルの腰を両手で掴みすでに勃起した陰茎を股の間に突っ込み前後に動かし始めた。
「ああっ……だめです……ここは外なのにっ……」
「フフフ、そんなこと言ってるけど、腰がもう揺れてるよ?」
前後に動く陰茎に合わせ、ミシェルは腰を揺らしてしまい段々早く動かし身悶えしてしまう。
「ンうゥっ……素股じゃ我慢できないッ……僕の中にアシュレイ様の熱いオチンポを入れてくださいッ……」
「フフフ、さっきまで嫌がっていたのに、もう入れて欲しいとおねだり?」
アシュレイは淫猥に笑いながら、股の間から陰茎を抜き取った。
「入れる前に、僕のチンポをいつもみたいにしゃぶってください。」
「は、はい……」
ミシェルはアシュレイのにすがりつくように顔をうずめて、陰茎を咥えるとはしたない水音をさせながら口淫を始めた。グチュグチュと激しい音をさせ、自らの腰をガクガクと揺らしながら根元まで飲み込むように陰茎を夢中で奉仕していた。
「フフフ、セレドニオ殿下があなたを探して近くに来ていますよ?」
急に消えたミシェルを探してセレドニオが、二人のいる場所の近くにやってきていた。消音魔術と認識阻害魔術をかけているので、二人の姿は、セレドニオには見えていなかった。
「フフフ、殿下が僕のチンポを美味そうにしゃぶっているミシェルの姿を見たらどう思いますかね?」
「んっ……ぅうっ……ああ……早くアシュレイ様のオチンポ入れてほしいです……」
「どうやら殿下のことはもう頭にないようですね。入れて上げますから、ミシェルのいやらしいお尻をこちらに向けてください」
ミシェルは立ち上がり、言われたとおりアシュレイに臀部を突き出し、自ら尻たぶを広げて腰を円を描くように動かしてアシュレイを誘う。
「ああっ……アシュレイ様の逞しいオチンポを……私のいやらしい孔に入れて、種付けしてください……」
近くに元婚約者のセレドニオが探しているのに、ミシェルは発情したメスと化しアシュレイとの交尾を懇願していた。淫靡なメスと化したミシェルを見て、アシュレイは陰茎に血液が集まりますます硬度を増すのを感じた。
「フフフ、淫靡でとてもいいですね。僕のチンポが勃起しすぎて痛いほどですよ」
ミシェルの双丘のあわいに、アシュレイは屹立した陰茎をこすりつけてミシェルを焦らした。
「ああっ……いやぁっ……早く入れてぇ……」
「フフフ、殿下が近くに来ていますよ?ミシェルを探しているみたいだよ」
「んああっ……お願いしますっ!早くアシュレイ様と交尾したいです……!」
アシュレイとミシェルがいる木陰のすぐ近くに、セレドニオがやってきていた。発情し盛っているミシェルには、セレドニオが目に入らず浅ましくアシュレイの陰茎の挿入を待ちわびていた。
「フフフ、お望み通りに種付け交尾をしてあげるよ」
「ああっ……!」
アシュレイは、ミシェルの窄まりに陰茎を一気に挿入した。その衝撃により、ミシェルは唾液を口から吹きこぼし、嬌声をあげる。
「んあぁっ……すごいぃっ……中が拡がっちゃうぅっ……あぁっ」
アシュレイは遠慮なしに腰を前後に動かし、ミシェルの体内を蹂躙した。結合部からは淫らな水音がさせ、陰茎が激しく抽送する。ミシェルは、アシュレイが与える肉の愉悦に夢中になっており近くでミシェルを探すセレドニオに気がついていなかった。
「ミシェル、庭園で発情して腰を振っていやらしい家庭教師の先生だ」
「ああんっ……ごめんなさいっ……気持ちよすぎて……ああっ……」
「フフフ、淫乱な先生は、僕が貰ってあげますから、婚約を受けてくれますよね?毎日、愛してあげます。僕の所有物になると誓ってくれますか?」
「あっ……はいっ……アシュレイさまの所有物になります……毎日、愛してください……」
身体を身悶えし喘ぎながらミシェルは、アシュレイの所有物になることを誓った。
「フフフ、誓いをたてたね。これからミシェルとのセックスは閨の勉強じゃなくて、子作り交尾になるんだ」
アシュレイは、腰の動きを急激に遅くし始めた。官能の高みへ上がっていたミシェルは、体内の陰茎が急にゆっくりになったことで快楽の波が弱くなり、涙を流して身を捩らせた。
「ああぁっ……焦らさないでください……」
陰茎が抽送を止めたので、ミシェルは我慢ができずに自ら腰を前後に動かしてしまう。
「フフフ、ミシェルのいやらしい腰使いで、僕のチンポが出たり入ったりするところがよく見えますよ。チンポをぎゅうぎゅうに締め付けて本当にいやらしい……」
「あンンッ……ダメェ……恥ずかしいから言わないで……」
口では恥ずかしがるがミシェルは淫らな腰使いを止めず、陰茎をキツく締め上げながら上半身を使いながら腰を淫らに動かしていた。
「お願いします……アシュレイ様のオチンポでイキたいので動いてください……」
「フフフ、僕のモノになると誓ったから、種付け交尾はこれからは子作り交尾になるけどいいのかい?」
「はい……アシュレイさまの熱い精子で孕みたいです……」
ミシェルは涙を流し、自ら孕みたいと浅ましくも言ってしまう。アシュレイは、喘ぐミシェルの唇に口づけをする。
「フフフ、言われなくてもそのつもりでしたよ。お望み通りに中にたくさん出してあげますからね」
「ああ、嬉しい……」
アシュレイは、ミシェルの腰に穿つように動き始めた。早くなった抽送のスピードに、ミシェルは顔を仰け反らせて唾液を吹きこぼしてしまう。
「うああっ……アあぁっ……ああんンっ……」
体内を陰茎により激しく抉られてしまい、ミシェルは理性をなくして自ら腰を振ってしまう。結合部から淫らな水音が響き、肌がぶつかる音も淫猥さに拍車をかけていた。アシュレイの陰茎は一際強く体内に打ち付けると、ビクビクッと痙攣しミシェルの体内に白濁を放った。白濁を放たれ、その熱い精を体内に感じたミシェルは陰茎をきつく締め付けながら絶頂した。
「ひいいっっ!アシュレイ様の精子が熱いっ……いっ、いくぅっ……いきますっ……!」
ミシェルは顎をのけぞらせ絶頂し、腰をガクガクと痙攣させて自身の控えめなペニスから射精していた。アシュレイの陰茎はまだ強く脈動し萎えておらず、体内の淫肉は精子を一滴残らず搾り取るかのように締め付けて離さなかった。舌を出し涎を垂らし息を荒く吐くミシェルに、アシュレイは問いかける。
「フフフ、種付けしたのに僕のチンポはまだまだミシェルの中に種付けし足りないみたいだよ。抜かずにこのまま、ここで続けてもいいかな?」
「はい……お願いします……もっとアシュレイ様のオチンポで愛されたい……」
ミシェルは、腰をゆっくりと回してアシュレイを誘うかのように動いた。もうミシェルの頭には、元婚約者のことは欠片も残っていないようだった。その元婚約者であるセレドニオは、探しにきた騎士に連れられて行ったのをアシュレイは遠目で見ていた。
「フフフ、ここは王宮の庭園なのに、チンポで愛されたいだなんて、ミシェルははしたない家庭教師ですね……」
「あっ……ごめんなさい……でも……ああっ……すごい……さっきよりおチンポが大きくなっ……ぅンンっ……」
アシュレイは再び抽送を開始すると、ミシェルが身体をよじらせながら膝を使い腰を揺らし始めた。
(フフフ、元婚約者よりも僕との交尾に夢中になって。このまま、どこに出しても恥ずかしいメスに躾てずっと愛してあげます……)
アシュレイは淫猥に笑いながらミシェルを犯し、ミシェルは悦んでそれに身体で応えていた。
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