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第二章_水野冬樹
8.レギュラー獲得
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それから数日後に、再び長嶋先輩に声を掛けられた。
「水野、お前プロ野球はどこのチームのファンなの?」
「横浜です」
「やっぱりそうか。横浜に住んでたんだもんなぁ」
「まぁ横浜に住んでたから、って訳でもないんですがね…… 長嶋さんはどこのファンなんですか?」
「俺も横浜だよ」
「えっ? 長野県の人で横浜ファンって珍しいですね。あんなに弱いのに何が良いんですか?」
「お前、ファンなのに酷い言い種だなぁ…… 俺な、小学生の時に長野五輪球場に試合観に行って、多城のプロ入り初ホームランのボールを捕ったんだよ。それ以来のファンなんだ」
「マジっすか! それなら僕も同じですよ。僕も多城のプロ入り100号を捕りました! その時から応援してますよ」
「マジか! サインボール貰わなかった?」
「貰いました」
「プロ野球選手になれるように頑張れ、って書いてもらった」
「僕も同じです」
「凄ぇなっ! 二人でそのボール持って多城に会いに行ったら、会ってくれるんじゃね?」
「いいですねぇ、いつか本当に行きましょうよっ!」
これは凄い偶然だ。
こんなことが起きるとは思ってもいなかった!
野球を諦めていたら、長野に転校することもなく、今頃は横浜市内の何処かの高校に進学していただろう。
母が実家に帰る。
って決断してくれたから、長嶋先輩に会えたのだ。
運命の出会い。
と言っても大袈裟ではないと思う。
「ところでな、本気でプロになろうと思って今までやってきたんだけどな、俺は高校で辞めようと思ってる」
「えぇ! そんな! まだまだ上手くなるかもしれませんし、そんなこと言わないで下さいよ!」
「お前もプロになりたくてやってるから分かると思うんだけど、俺クラスの実力じゃぁ大学でもレギュラーになるのは厳しいよ。
持って生まれた素質ってのが無いんだよなぁ…… 努力じゃ超えられない壁ってやつだよな」
「……」
「俺な、今日からレフトを守ることにした。セカンドはお前に任せるよ。
それが今のチームにとってベストな選択なんじゃないかと思う。
今年のチームは強いと思うよ。プロにはなれそうもないけど、甲子園は諦めてない。
このチームで甲子園に行きたい、このメンバーで甲子園に行きたと思わないか?」
「行きたいですね。甲子園……」
三年生と一緒に野球ができるのは、あと三ヶ月程度だ。
夏の予選で負けたと同時に三年生は引退する。
甲子園に行けたら、もう少しだけ長く高校野球を続けられる。
長嶋先輩・松村先輩・菅沼先輩・三木先輩… この人たちと少しでも長く高校野球をやりたい。
この時から、このメンバーで甲子園に行きたい!
と、僕も強く思うようになった。
春の大会が始まった。
この大会で県のベスト8になると、夏のシード権が得られる。
シード校になれれば、他のシード校とは準々決勝まで当たらない。
甲子園を狙うならば、シード権は重要だ。
一年生でレギュラーになったのは僕だけだ。
しかも打順は一番を任されることになった。
僕のミスで負けるようなことがあったら……
僕が打てなくて負けるようなことがあったら……
そんなことを想像すると、対戦相手が決まっていないのに、夜も眠れないくらいのプレッシャーだ。
とにかく練習だっ!
やれることをやって負けたなら仕方がない。
これ以上はやれない。
って思えるくらい練習に明け暮れた。
このチームの打線は、五番を打つ福井先輩までに得点しないと、六番以降の打撃は弱い。
バットに当たりさえすれば、長打力は凄いのだが、何せ確率が低すぎる。
九番の三木先輩に至っては、バットを振らずに四球ならばラッキー!
といったようなレベルだ。
したがって一番を打つ僕の出塁率は重要だ。
練習が終わると、真っ直ぐ家に帰らずに、ベースボールステーションに寄って、森田さんに素振りを見てもらうことが日課になった。
「水野君、高校生になってから、一段と良くなったねぇ。バットスイングが去年より全然速くなってるよ。堀内監督の筋トレの効果が出てるんじゃない?」
そう言われてみると、何だか急にパワーアップしたような気がする。
入部して一ヶ月足らずだけど、誰よりも練習している自負はある。
成果が現れてるとしたら自信に繋がる。
「だからさ、休むことも重要だと思うよ。あんまり練習し過ぎて怪我をしてしまったら元も子もない。
今の水野君の実力なら、ちゃんと結果も残せると思う。休むことも練習のうちだよ。
しっかり休んで、ベストな状態で試合に臨まないと、練習の意味が無くなっちゃうよ」
なるほど、そうか……
休むことも練習のうちか……
「ありがとうございます。今日は帰ります。練習してないと不安で仕方ないんですが、休むことも練習のうちならば、ちゃんと休まないといけませんね」
森田さんのアドバイスはいつも的確だ。
春と秋の大会は、長野県を四つに分けて地区大会を行う。
各地区のベスト4のチームが県大会に進出する。
県大会で一勝すると、県のベスト8が決まる。
その八校がシード校になるのだ。
上田染川高校は東信地区に所属している。
この地区の参加校は四地区の中で最も少ないのだが、強豪校が多く最も激戦区と言える。
セレクションで落とされた佐久穂大付属、最近実力を付けてきて甲子園にも出場している上田南、甲子園でベスト8に進出した実績のある古豪・丸子専修館、進学するときに悩んだ、上田増尾や上田北も侮れない。
組み合わせ抽選の結果、準々決勝で丸子専修館と当たるブロックに決まった。
一回戦と二回戦は長嶋先輩が投げることになった。
エースの松村先輩の投球を丸子専修館に見せないためだ。
長嶋先輩は決して体格に恵まれている訳ではなく、地肩も僕より弱いと思われるが、人一倍の努力で投手も兼任するまでになったそうだ。
球速はそれほどでもないが、決め球のナックルが何とも不思議なボールだ。
相性というものもあるのだと思うが、もしも松村先輩か長嶋先輩のどちらかが対戦相手だとしたら、僕は長嶋先輩のほうが嫌な投手だと感じていた。
僕たちの戦略通り、一回戦と二回戦は長嶋先輩が完投勝ちで準々決勝に進出した。
丸子専修館は今までの相手とは違う。
エースの松村先輩が先発することになった。
二試合投げる機会が無かった松村先輩は、その鬱憤を晴らすかのような投球で、丸子打線をねじ伏せた。打線も好調で、格上の丸子専修館を圧倒して、僕たちは県大会進出を決めた。
準決勝の上田南戦は惜敗したが、内容的には満足できる戦いだった。
この地区大会で、甲子園出場経験のあるチームを相手にしても、互角の戦いができたことは大きな自信になった。
県大会の一回戦の相手は甲子園出場経験がある西海大茅野になった。
勝てばシード権が得られるので、絶対に落とせない試合だ。
相手にとっても同じ思いのはずだが、負けて元々の無名の県立高校と、野球に力を入れている強豪私立高校ではプレッシャーが違うはずだ。
松村・長嶋両投手を打ち崩すのは、強豪校とは言え簡単なことではないはず。
僕たちが先制してペースを掴めば、かなり焦るのではないだろうか?
漠然とそんなことを考えていたのだが、それが現実のこととなった。
初回に先制点を取ると、どちらが強豪校か分からないほど僕たちのペースで試合が進み、危なげなく勝ってしまった。
そうなのだ「勝ってしまった」という感じなのだ。
もしかしたら、今年のこのチームはマジで強いんじゃないのか?
チームの雰囲気は、まだ半信半疑といったところではあったが……
二回戦の相手も強豪私立の長野駒大だ。
この試合は惜しくも負けたのだが、内容はどちらが勝ってもおかしくないほどの接戦になった。
地区大会の準々決勝から、四試合連続で甲子園出場経験がある強豪校と試合をして、二勝二敗、その二敗もワンサイドではなく接戦で負けた内容だ。
夏の予選まで二ヶ月、この期間で更にレベルアップできれば、本気で甲子園を狙えるのではないだろうか?
「水野、お前プロ野球はどこのチームのファンなの?」
「横浜です」
「やっぱりそうか。横浜に住んでたんだもんなぁ」
「まぁ横浜に住んでたから、って訳でもないんですがね…… 長嶋さんはどこのファンなんですか?」
「俺も横浜だよ」
「えっ? 長野県の人で横浜ファンって珍しいですね。あんなに弱いのに何が良いんですか?」
「お前、ファンなのに酷い言い種だなぁ…… 俺な、小学生の時に長野五輪球場に試合観に行って、多城のプロ入り初ホームランのボールを捕ったんだよ。それ以来のファンなんだ」
「マジっすか! それなら僕も同じですよ。僕も多城のプロ入り100号を捕りました! その時から応援してますよ」
「マジか! サインボール貰わなかった?」
「貰いました」
「プロ野球選手になれるように頑張れ、って書いてもらった」
「僕も同じです」
「凄ぇなっ! 二人でそのボール持って多城に会いに行ったら、会ってくれるんじゃね?」
「いいですねぇ、いつか本当に行きましょうよっ!」
これは凄い偶然だ。
こんなことが起きるとは思ってもいなかった!
野球を諦めていたら、長野に転校することもなく、今頃は横浜市内の何処かの高校に進学していただろう。
母が実家に帰る。
って決断してくれたから、長嶋先輩に会えたのだ。
運命の出会い。
と言っても大袈裟ではないと思う。
「ところでな、本気でプロになろうと思って今までやってきたんだけどな、俺は高校で辞めようと思ってる」
「えぇ! そんな! まだまだ上手くなるかもしれませんし、そんなこと言わないで下さいよ!」
「お前もプロになりたくてやってるから分かると思うんだけど、俺クラスの実力じゃぁ大学でもレギュラーになるのは厳しいよ。
持って生まれた素質ってのが無いんだよなぁ…… 努力じゃ超えられない壁ってやつだよな」
「……」
「俺な、今日からレフトを守ることにした。セカンドはお前に任せるよ。
それが今のチームにとってベストな選択なんじゃないかと思う。
今年のチームは強いと思うよ。プロにはなれそうもないけど、甲子園は諦めてない。
このチームで甲子園に行きたい、このメンバーで甲子園に行きたと思わないか?」
「行きたいですね。甲子園……」
三年生と一緒に野球ができるのは、あと三ヶ月程度だ。
夏の予選で負けたと同時に三年生は引退する。
甲子園に行けたら、もう少しだけ長く高校野球を続けられる。
長嶋先輩・松村先輩・菅沼先輩・三木先輩… この人たちと少しでも長く高校野球をやりたい。
この時から、このメンバーで甲子園に行きたい!
と、僕も強く思うようになった。
春の大会が始まった。
この大会で県のベスト8になると、夏のシード権が得られる。
シード校になれれば、他のシード校とは準々決勝まで当たらない。
甲子園を狙うならば、シード権は重要だ。
一年生でレギュラーになったのは僕だけだ。
しかも打順は一番を任されることになった。
僕のミスで負けるようなことがあったら……
僕が打てなくて負けるようなことがあったら……
そんなことを想像すると、対戦相手が決まっていないのに、夜も眠れないくらいのプレッシャーだ。
とにかく練習だっ!
やれることをやって負けたなら仕方がない。
これ以上はやれない。
って思えるくらい練習に明け暮れた。
このチームの打線は、五番を打つ福井先輩までに得点しないと、六番以降の打撃は弱い。
バットに当たりさえすれば、長打力は凄いのだが、何せ確率が低すぎる。
九番の三木先輩に至っては、バットを振らずに四球ならばラッキー!
といったようなレベルだ。
したがって一番を打つ僕の出塁率は重要だ。
練習が終わると、真っ直ぐ家に帰らずに、ベースボールステーションに寄って、森田さんに素振りを見てもらうことが日課になった。
「水野君、高校生になってから、一段と良くなったねぇ。バットスイングが去年より全然速くなってるよ。堀内監督の筋トレの効果が出てるんじゃない?」
そう言われてみると、何だか急にパワーアップしたような気がする。
入部して一ヶ月足らずだけど、誰よりも練習している自負はある。
成果が現れてるとしたら自信に繋がる。
「だからさ、休むことも重要だと思うよ。あんまり練習し過ぎて怪我をしてしまったら元も子もない。
今の水野君の実力なら、ちゃんと結果も残せると思う。休むことも練習のうちだよ。
しっかり休んで、ベストな状態で試合に臨まないと、練習の意味が無くなっちゃうよ」
なるほど、そうか……
休むことも練習のうちか……
「ありがとうございます。今日は帰ります。練習してないと不安で仕方ないんですが、休むことも練習のうちならば、ちゃんと休まないといけませんね」
森田さんのアドバイスはいつも的確だ。
春と秋の大会は、長野県を四つに分けて地区大会を行う。
各地区のベスト4のチームが県大会に進出する。
県大会で一勝すると、県のベスト8が決まる。
その八校がシード校になるのだ。
上田染川高校は東信地区に所属している。
この地区の参加校は四地区の中で最も少ないのだが、強豪校が多く最も激戦区と言える。
セレクションで落とされた佐久穂大付属、最近実力を付けてきて甲子園にも出場している上田南、甲子園でベスト8に進出した実績のある古豪・丸子専修館、進学するときに悩んだ、上田増尾や上田北も侮れない。
組み合わせ抽選の結果、準々決勝で丸子専修館と当たるブロックに決まった。
一回戦と二回戦は長嶋先輩が投げることになった。
エースの松村先輩の投球を丸子専修館に見せないためだ。
長嶋先輩は決して体格に恵まれている訳ではなく、地肩も僕より弱いと思われるが、人一倍の努力で投手も兼任するまでになったそうだ。
球速はそれほどでもないが、決め球のナックルが何とも不思議なボールだ。
相性というものもあるのだと思うが、もしも松村先輩か長嶋先輩のどちらかが対戦相手だとしたら、僕は長嶋先輩のほうが嫌な投手だと感じていた。
僕たちの戦略通り、一回戦と二回戦は長嶋先輩が完投勝ちで準々決勝に進出した。
丸子専修館は今までの相手とは違う。
エースの松村先輩が先発することになった。
二試合投げる機会が無かった松村先輩は、その鬱憤を晴らすかのような投球で、丸子打線をねじ伏せた。打線も好調で、格上の丸子専修館を圧倒して、僕たちは県大会進出を決めた。
準決勝の上田南戦は惜敗したが、内容的には満足できる戦いだった。
この地区大会で、甲子園出場経験のあるチームを相手にしても、互角の戦いができたことは大きな自信になった。
県大会の一回戦の相手は甲子園出場経験がある西海大茅野になった。
勝てばシード権が得られるので、絶対に落とせない試合だ。
相手にとっても同じ思いのはずだが、負けて元々の無名の県立高校と、野球に力を入れている強豪私立高校ではプレッシャーが違うはずだ。
松村・長嶋両投手を打ち崩すのは、強豪校とは言え簡単なことではないはず。
僕たちが先制してペースを掴めば、かなり焦るのではないだろうか?
漠然とそんなことを考えていたのだが、それが現実のこととなった。
初回に先制点を取ると、どちらが強豪校か分からないほど僕たちのペースで試合が進み、危なげなく勝ってしまった。
そうなのだ「勝ってしまった」という感じなのだ。
もしかしたら、今年のこのチームはマジで強いんじゃないのか?
チームの雰囲気は、まだ半信半疑といったところではあったが……
二回戦の相手も強豪私立の長野駒大だ。
この試合は惜しくも負けたのだが、内容はどちらが勝ってもおかしくないほどの接戦になった。
地区大会の準々決勝から、四試合連続で甲子園出場経験がある強豪校と試合をして、二勝二敗、その二敗もワンサイドではなく接戦で負けた内容だ。
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