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第二章_水野冬樹
15.弱点
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秋季大会が始まった。
夏は二回戦負けだったので、ノーシードでスタートだ。
一回戦は綿田が先発して好投、二回戦は後藤が先発して好投。
打線はイマイチ効率が悪く、得点は少なかったのだが、失点が少なかったのでそれほど気にすることもなく、好発進したものと感じていた。
準々決勝の相手は岩村山高校だ。
そんなに難しい相手ではない。
勝てば県大会進出だ。
勝てるだろう!
と思っていたのだが、それは油断以外の何者でもなかった……
実は二回戦まで、二番を打つ山田と三番を打つ市川にヒットが出ていなかったのだ。
四番宮沢以下の打線で何とか得点していたのだが、僕が出塁しても後続の二人が全く機能していないと大量得点にはならない。
そんな状況の時に、岩村山のエースが技巧派の変化球投手だったものだから、打線が分断されてしまい完封負けを喫してしまったのだ。
綿田と後藤は継投で二失点に抑えたので、負けたのは打線の責任である。
もしかしたら北信越まで行けるのではないか?
などと期待していたのだが、野球はそれほど甘くはない。
不調の二人の状態をもっと注意深く見ていれば、打線の組み換えとか、もう少し打つべき手はあったのではないだろうか?
一回負けたらそこで終わる高校野球で、油断や慢心が一番の敵であることを、改めて認識できたことは大きな糧となった。
山田と市川の不調は、チームにとっても大きな問題だ。
僕と宮沢の間の繋ぎ役として、彼らのバッティング次第で得点力が全く違ってくる。
そもそもバッティングは七割はアウトになるものなのだ。
ウチの伝統で山田も市川もパワフルな打撃が持ち味なのだが、好き勝手に長打狙いでは、格下の相手にも一発勝負では負けることもあるだろう。
この冬の間に意識改革をして、進塁打やバントなどの小技も使えるようにする必要がある。
逆方向を意識して打てるようになれば、苦手の技巧派投手も攻略し易くなるのではないだろうか?
課題ははっきりしているので、それを克服できるように練習メニューを変更することにした。
今まで何も考えずに、思い切り振って遠くに飛ばすことだけを考えていた山田と市川だったが、この秋の敗戦で、それだけでは勝てないと気付いたのか?
嫌いなバント練習にも精を出すようになった。
引っ張り専門だった打撃も、ライト方向に強い打球を打てるように工夫する意識が見えるようになった。
自分が気持ちよくヒットを打つよりも、チームの勝利が大切だという気持ちが強くなった証拠であろう。
四月になり、新入部員を迎えたのだが、今年は新戦力のベンチ入りは無さそうだ。
レギュラー選手だけではなく、ベンチ入りの控え選手のレベルも、冬の間の練習で驚くほど上がっていたのだ。
ほどなくして春季大会が始まった。
一回戦は去年の秋に負けた岩村山が相手だったが、苦手の技巧派投手を攻略してコールド勝ち。
二回戦は公式戦では相性が悪かった上田増尾にもコールド勝ち、準々決勝は古豪・丸子専修館にもコールド勝ち。
二年振りの県大会進出をあっさり決めた。
準決勝の相手は、同じ市内の強豪私立・上田南と対戦することになった。
二年前の春季大会では接戦で負けている相手だ。
ここまでは出来過ぎなくらい調子が良かったが、上田南は格が違う。
夏の大会に向けて、僕たちの実力がどれくらいなのか計るにはうってつけの相手だ。
試合は僕たちの先攻で始まった。
一番打者として打席に入ると「やぁ、久し振り」とキャッチャーに声を掛けられた。
「えっ?」と思い、改めて顔を覗くと、塩川中学の時に強肩外野手だった加藤瞳選手だった。
そうか、あの時も甲子園を意識しているような話しをしていたけど、上田南に入っていたのか。
それにしてもキャッチャーに転向しているとは……
めちゃくちゃ肩が強いから、今日は盗塁するのは難しいかもしれない。
それよりも先ずは出塁することが先決だ。
塁に出ないことには盗塁も何もない。
呼吸を止めて、加藤選手の声を聞こうとした。
しかし何も聞こえない!
あれ? これはヤバいぞ……
打席を外して、呼吸を整えて再度トライしてみる。
しかし加藤選手の声は聞こえない。
聞こえないものは仕方ない、素の状態で来た球を打つしかない。
スピードは宮沢と大差無い投手だ、配球が分からなくても攻略できるはずだ!
そのはずだったのだが、加藤選手の声が聞こえないことに動揺していたのか?
僕はあっさりと三振を喫してしまった。
この大事な時に一体どうなってるんだっ!
自分に腹が立つと同時に、すぐに思い出したのだ。
最近では堀内監督の声が聞こえなかった。
中学の時には武田の声が聞こえなかった。
僕のこの能力が通じない相手が少なからずとも居るのだ。
それがたまたま相手チームのキャッチャーならば、こういう結果になる……
次の打席は冷静に勝負すれば何とかできるだろう。
それよりも一回の裏の守りのことを考えねばならない。
上田南の四番打者は加藤選手だ。
四番の狙い球を聞くことが出来ない以上、前の打者は極力出塁させてはいけない。
先発は綿田だ。
調子はいつもと変わらない。
構えたコースに要求した球種を正確に投げてくれる。
一番打者と二番打者は、狙い球を外して凡打に打ち取った。
三番打者を抑えれば加藤選手には回らない。
ところが、三番打者の声も聞こえないのだ。
狙いが分からないので、安全策でアウトコースを要求した。
しかし上手く踏み込まれてヒットを打たれてしまった。
さぁ問題だ。
無理して勝負するよりも、次の五番と勝負したほうが安全だろうか?
手を出して凡打してくれれば儲けものと考え、ボールになるカーブを中心にリードしたが、加藤選手は冷静に四球を選んで出塁した。
ピンチになったが、五番打者を抑えれば無失点で凌げる。
勝負はここからだ!
気を取り直して呼吸を止めて、狙い球を聞き出そうとした。
幾分嫌な予感はしていたのだが、それが当たった……
五番打者の声も聞こえないのだ。
僕の動揺が綿田にも伝わってしまったのか?
甘く入ったストレートを捉えられ、左中間を破られ二点を先制されてしまった。
六番打者の声は聞くことができたので、なんとかピンチを脱出することができた。
相手の中軸三人の声が聞こえない。
これはヤバい……
その焦りが打撃にも影響したのだろう。
僕は久し振りに全打席でアウトになり、試合はいいところなく負けてしまった。
しかし、県大会の出場権は得た。
一回勝てば夏はシード校として戦える。
今日の結果は仕方ない、引き摺らないことが大切であろう。
地区大会から県大会まではしばらく間が空く。
僕は学校で実験することにした。
同じクラスの生徒で、声が聞こえない相手が一定数存在するはずだ。
何が原因なのか調査してみることにしたのだ。
結果はすぐに分かった。
浅野と小林と矢崎の声が聞こえないのだ。
そして三人の共通点もすぐに分かった。血液型がAB型なのだ!
堀内監督もAB型だと教えてもらった。
そして、香織もAB型だった。
春に会った時に香織の声が聞こえなかったのは、上手く息を止められなかったのではなく、彼女がAB型だったからだ。
理由は分からないが、AB型の人には僕の能力が通用しないのだ。
日本人で血液型がAB型の割合は一割程度なので、今まで気付かなかったのだが、上田南の中軸三人が、たまたまAB型だったということらしい。
この事実を今の時点で知れたことは良かった。
春季大会はまだ負けられるのだ。
夏の予選で負けた時に、僕の高校野球は終わる。
もし予選を勝ち進めば、再び上田南と対戦する可能性もあるだろう。
それまでに中軸三人の特徴を研究して、実力で抑えられるようにすればいい。
打つほうも同じだ。
上田南の投手陣の特徴を調べて、配球が分からなくても攻略できる準備をすればいいのだ。
夏は二回戦負けだったので、ノーシードでスタートだ。
一回戦は綿田が先発して好投、二回戦は後藤が先発して好投。
打線はイマイチ効率が悪く、得点は少なかったのだが、失点が少なかったのでそれほど気にすることもなく、好発進したものと感じていた。
準々決勝の相手は岩村山高校だ。
そんなに難しい相手ではない。
勝てば県大会進出だ。
勝てるだろう!
と思っていたのだが、それは油断以外の何者でもなかった……
実は二回戦まで、二番を打つ山田と三番を打つ市川にヒットが出ていなかったのだ。
四番宮沢以下の打線で何とか得点していたのだが、僕が出塁しても後続の二人が全く機能していないと大量得点にはならない。
そんな状況の時に、岩村山のエースが技巧派の変化球投手だったものだから、打線が分断されてしまい完封負けを喫してしまったのだ。
綿田と後藤は継投で二失点に抑えたので、負けたのは打線の責任である。
もしかしたら北信越まで行けるのではないか?
などと期待していたのだが、野球はそれほど甘くはない。
不調の二人の状態をもっと注意深く見ていれば、打線の組み換えとか、もう少し打つべき手はあったのではないだろうか?
一回負けたらそこで終わる高校野球で、油断や慢心が一番の敵であることを、改めて認識できたことは大きな糧となった。
山田と市川の不調は、チームにとっても大きな問題だ。
僕と宮沢の間の繋ぎ役として、彼らのバッティング次第で得点力が全く違ってくる。
そもそもバッティングは七割はアウトになるものなのだ。
ウチの伝統で山田も市川もパワフルな打撃が持ち味なのだが、好き勝手に長打狙いでは、格下の相手にも一発勝負では負けることもあるだろう。
この冬の間に意識改革をして、進塁打やバントなどの小技も使えるようにする必要がある。
逆方向を意識して打てるようになれば、苦手の技巧派投手も攻略し易くなるのではないだろうか?
課題ははっきりしているので、それを克服できるように練習メニューを変更することにした。
今まで何も考えずに、思い切り振って遠くに飛ばすことだけを考えていた山田と市川だったが、この秋の敗戦で、それだけでは勝てないと気付いたのか?
嫌いなバント練習にも精を出すようになった。
引っ張り専門だった打撃も、ライト方向に強い打球を打てるように工夫する意識が見えるようになった。
自分が気持ちよくヒットを打つよりも、チームの勝利が大切だという気持ちが強くなった証拠であろう。
四月になり、新入部員を迎えたのだが、今年は新戦力のベンチ入りは無さそうだ。
レギュラー選手だけではなく、ベンチ入りの控え選手のレベルも、冬の間の練習で驚くほど上がっていたのだ。
ほどなくして春季大会が始まった。
一回戦は去年の秋に負けた岩村山が相手だったが、苦手の技巧派投手を攻略してコールド勝ち。
二回戦は公式戦では相性が悪かった上田増尾にもコールド勝ち、準々決勝は古豪・丸子専修館にもコールド勝ち。
二年振りの県大会進出をあっさり決めた。
準決勝の相手は、同じ市内の強豪私立・上田南と対戦することになった。
二年前の春季大会では接戦で負けている相手だ。
ここまでは出来過ぎなくらい調子が良かったが、上田南は格が違う。
夏の大会に向けて、僕たちの実力がどれくらいなのか計るにはうってつけの相手だ。
試合は僕たちの先攻で始まった。
一番打者として打席に入ると「やぁ、久し振り」とキャッチャーに声を掛けられた。
「えっ?」と思い、改めて顔を覗くと、塩川中学の時に強肩外野手だった加藤瞳選手だった。
そうか、あの時も甲子園を意識しているような話しをしていたけど、上田南に入っていたのか。
それにしてもキャッチャーに転向しているとは……
めちゃくちゃ肩が強いから、今日は盗塁するのは難しいかもしれない。
それよりも先ずは出塁することが先決だ。
塁に出ないことには盗塁も何もない。
呼吸を止めて、加藤選手の声を聞こうとした。
しかし何も聞こえない!
あれ? これはヤバいぞ……
打席を外して、呼吸を整えて再度トライしてみる。
しかし加藤選手の声は聞こえない。
聞こえないものは仕方ない、素の状態で来た球を打つしかない。
スピードは宮沢と大差無い投手だ、配球が分からなくても攻略できるはずだ!
そのはずだったのだが、加藤選手の声が聞こえないことに動揺していたのか?
僕はあっさりと三振を喫してしまった。
この大事な時に一体どうなってるんだっ!
自分に腹が立つと同時に、すぐに思い出したのだ。
最近では堀内監督の声が聞こえなかった。
中学の時には武田の声が聞こえなかった。
僕のこの能力が通じない相手が少なからずとも居るのだ。
それがたまたま相手チームのキャッチャーならば、こういう結果になる……
次の打席は冷静に勝負すれば何とかできるだろう。
それよりも一回の裏の守りのことを考えねばならない。
上田南の四番打者は加藤選手だ。
四番の狙い球を聞くことが出来ない以上、前の打者は極力出塁させてはいけない。
先発は綿田だ。
調子はいつもと変わらない。
構えたコースに要求した球種を正確に投げてくれる。
一番打者と二番打者は、狙い球を外して凡打に打ち取った。
三番打者を抑えれば加藤選手には回らない。
ところが、三番打者の声も聞こえないのだ。
狙いが分からないので、安全策でアウトコースを要求した。
しかし上手く踏み込まれてヒットを打たれてしまった。
さぁ問題だ。
無理して勝負するよりも、次の五番と勝負したほうが安全だろうか?
手を出して凡打してくれれば儲けものと考え、ボールになるカーブを中心にリードしたが、加藤選手は冷静に四球を選んで出塁した。
ピンチになったが、五番打者を抑えれば無失点で凌げる。
勝負はここからだ!
気を取り直して呼吸を止めて、狙い球を聞き出そうとした。
幾分嫌な予感はしていたのだが、それが当たった……
五番打者の声も聞こえないのだ。
僕の動揺が綿田にも伝わってしまったのか?
甘く入ったストレートを捉えられ、左中間を破られ二点を先制されてしまった。
六番打者の声は聞くことができたので、なんとかピンチを脱出することができた。
相手の中軸三人の声が聞こえない。
これはヤバい……
その焦りが打撃にも影響したのだろう。
僕は久し振りに全打席でアウトになり、試合はいいところなく負けてしまった。
しかし、県大会の出場権は得た。
一回勝てば夏はシード校として戦える。
今日の結果は仕方ない、引き摺らないことが大切であろう。
地区大会から県大会まではしばらく間が空く。
僕は学校で実験することにした。
同じクラスの生徒で、声が聞こえない相手が一定数存在するはずだ。
何が原因なのか調査してみることにしたのだ。
結果はすぐに分かった。
浅野と小林と矢崎の声が聞こえないのだ。
そして三人の共通点もすぐに分かった。血液型がAB型なのだ!
堀内監督もAB型だと教えてもらった。
そして、香織もAB型だった。
春に会った時に香織の声が聞こえなかったのは、上手く息を止められなかったのではなく、彼女がAB型だったからだ。
理由は分からないが、AB型の人には僕の能力が通用しないのだ。
日本人で血液型がAB型の割合は一割程度なので、今まで気付かなかったのだが、上田南の中軸三人が、たまたまAB型だったということらしい。
この事実を今の時点で知れたことは良かった。
春季大会はまだ負けられるのだ。
夏の予選で負けた時に、僕の高校野球は終わる。
もし予選を勝ち進めば、再び上田南と対戦する可能性もあるだろう。
それまでに中軸三人の特徴を研究して、実力で抑えられるようにすればいい。
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