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第二章_水野冬樹
22.プロへの道
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カズさんの話しを要約すると、こんな感じだ。
先ずは球団関係者に自分の存在を知ってもらえるように、横浜ボールパークで試合がある日は、必ず弁当売りのバイトに出掛けた。
それだけでは何のインパクトも無く、大勢のバイトの中の一人として埋もれてしまっていたので、今年からは誰彼構わずにデカい声で挨拶するようにした。
すると、シーズン終了間際には何人かの選手と顔馴染みになっていた。
シーズン終了後の秋季練習を見に行って、練習を終えた多城さんに声を掛けて、例のサインボールを渡して見てもらった。
ボールに書かれていた通り、プロ野球選手になれるように頑張って来た。
その実力があるかどうか、僕の球を打ってみて下さい。
と、無謀とも思えるお願いをしてみると、自分のサインボールがきっかけで、今までプロを目指して頑張って来たカズさんの気持ちを認めてくれて、対戦が実現した。
そこで、例の微妙に変化するボールを投げて、多城さんから三振を奪い、今日は改めて正式な入団テストを実施する運びになった。
二年前の春から、よく諦めずにコツコツと実績を積み上げてきたものだ。
自分で考えたシナリオ通りに行く可能性なんて、ほんの僅かなものだろう。
しかも、ここまで実現できたとしても、多城さんにコテンパンに打ち込まれて、今まで努力してきたけれど、やっぱりプロは無理ですね。
という結論になるのが普通だろう。
この人は単なる強運の持ち主ではない。
しっかりと実力を兼ね備えている。
努力を重ねた結果、身に付けた実力だろう。
だからこそ強運も呼び寄せているのだと思う。
球場に到着して、僕と香織はスタンドからテストの様子を見ることになった。
グラウンドには多城選手の他に、来季から監督に就任するのではないか?
と噂になっている葉山二軍監督も来ていた。
その他にもコーチ・スカウトが大勢来ていて、想像していた以上に期待されている雰囲気だ。
先ずは50メートル走、遠目に見た感じで六秒台で走っている。
続いて遠投は75メートル……
相変わらず肩は弱いようだ。
普通なら不合格だろう。
その後のブルペンでの投球を見ると、高校時代より間違いなく速くなっている。
でも最速は130キロ程度だろうか?
ここまでの内容だけなら、ちょっと野球が上手いお兄さん。
というレベルなので、合格するようなインパクトは無い。
その後に、二軍の選手三人を相手に実戦形式のテストが始まった。
ここからが本番の様子だ。
カズさんは三人に対して、一度もバットに当てられることなく三者連続三振を奪った。
ここから見ていてもナックルを投げているのが分かる。
高校時代からの決め球だが、この二年間で更に磨きをかけて、魔球レベルにまで進化しているのではないだろうか?
入団テストが終わった後に、多城選手と会わせてもらう機会を得た。
プロ入り100号のボールと交換してもらった、「冬樹君 プロ野球選手になれるように 頑張れ」と書かれたサインボールを持って来ていた。
「俺の節目のホームランをキャッチした二人と、こんな形で会えるなんて嬉しいよ。
水野君は社会人野球の選手らしいけど、成績はどうなんだい?
来年のドラフト候補になれそうかい?」
「いいえ。自分のコンディションが落ちないように、日々の調整はしていますが、試合では目立った結果は残していません。
それに、僕はプロ野球選手なら何処でもいいのではなく、ドルフィンズの選手になりたいんですよ。
来年の今頃、今日の長嶋さんのようにテストしていただきたいのですが?
そんなことって可能なんですか?」
「それは約束できないけれど、君のことをフォローするようにスカウトには言っておくよ」
うわっ! 本当だろうかっ?
今のままでは誰からも注目されないので、どうやってアピールしようか悩んでいたところ、ドルフィンズのスカウトにだけ注目してもらえる最高の状態になるではないかっ!
「ありがとうございますっ! スカウトの人に認められるような結果を残せるように、今後も頑張りますっ!」
カズさんが切り開いてくれた道を、僕が歩けることになった。
「少しだけ期待しててくれよ」って言ってたけど、充分過ぎるほどありがたい状況になった。
これでドラフト指名されなかったら、完全に僕の責任だ。
一週間後、ドラフト会議が行われた。
カズさんはドルフィンズから七巡目で指名されて、念願のプロ野球選手、いや、ドルフィンズの選手になった。
来年は僕も指名されるのだろうか?
八巡目でも九巡目でもいいから指名されたい!
余談だが、佐久穂から明法大学に進学していた青木投手は、三球団の競合になり、抽選の結果広島から一位指名されることになった。
やはり格が違う。
でも将来対戦する機会があれば、必ずリベンジしてやりたい!
来週から始まる都市対抗の本戦から、ドルフィンズのスカウトの人は僕を見てくれるのだろうか?
出場した時は、常に見られていると意識して、最高のプレーを続けて行かなければっ!
決意を新たに勝負の一年が始まろうとしていた。
都市対抗・本戦での僕の起用法は、これまでと変わらず、試合最終盤の守備固めとしての役割が中心となった。
相変わらず打席は少ないので、派手にアピールすることはできない。
ちょっと前なら焦りを感じるところであろう。
でも、今は違う。
ドルフィンズのスカウトだけは僕のことを知っているのだ。
与えられた役割で、しっかり結果を残すことが大事だ。
必ず評価してもらえるはずだ。
夏頃から打撃好調の富山さんは、この大会でも打ちまくった。
もしかしたら、ドラフトで指名されるのでは?
なんて噂も出ていたのだが、今年は指名されなかった。
来年こそはっ!
という意気込みが感じられる。
この調子では大きな大会で、僕の出番は増えそうもない……
十二月からはオフになる。
去年のオフ同様、今年の課題もスピードを落とさないようにパワーアップすることだ。
闇雲に体を大きくしてスピードが無くなってしまうのはダメだ。
僕の骨格では、ちょっと体を大きくしたところで、劇的にパワーアップすることなど不可能だと悟った。
それならば出塁したら盗塁できるスピードを保つほうが良い。
僕が目標とするパワーアップは、プロや社会人のスピードとパワーに、最低限適応できるレベルで良いだろう。
と割り切った。
プロの投げる速球をホームランにするパワーは無くても、ヒットを打って出塁するか、粘って粘って四球をもぎ取れることができれば良しとしよう。
年末に染川高校野球部OB会の忘年会が盛大に開催されたらしい。
何せ学校史上、初めてのプロ野球選手が誕生するのだ。
盛り上がらない訳がない。
僕も行きたかったのだが、野球ばかりやっている訳ではなく、午前中は普通に働いているので欠席した。
来年は僕が主役で忘年会が開催されるように、より一層練習に励もう!
二月になりプロはキャンプがスタートした。
カズさんは二軍スタートとなった。
プロを意識するようになってから、カズさんも相当トレーニングを積んだに違いない。
ストレートが130キロ出るようになったことからも、かなり努力したことは想像できる。
それでも二軍スタートなのだから、一軍レベルの体力は化け物クラスなのだろう。
今のままでは僕も通用するはずがない。
二月五日を迎え二十歳になった。
とは言え、この世界ではまだまだ子供だ。
逆に言うと、これからいくらでも伸びしろがあるとも考えられる。
今は我慢の時なのだ。
必ず報われる時が来ると信じて、トレーニングに励む毎日だ。
三月から日本選手権の予選がスタートした。
この大会から少し変わったことがあった。
去年まで最終回の一イニングだけ守備に就いていたのだが、投手陣の希望もあり、八回から出場することが増えたのだ。
投手から信頼を得ているのは嬉しいことだ。
出番が早くなったことで、今まで打席に立つことがほとんど無かったのだが、運が良ければ打順が回ってくるようになった。
大きな大会だと、相手投手のレベルも高い。
この大会では貴重な経験を積むことができた。
先ずは球団関係者に自分の存在を知ってもらえるように、横浜ボールパークで試合がある日は、必ず弁当売りのバイトに出掛けた。
それだけでは何のインパクトも無く、大勢のバイトの中の一人として埋もれてしまっていたので、今年からは誰彼構わずにデカい声で挨拶するようにした。
すると、シーズン終了間際には何人かの選手と顔馴染みになっていた。
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ボールに書かれていた通り、プロ野球選手になれるように頑張って来た。
その実力があるかどうか、僕の球を打ってみて下さい。
と、無謀とも思えるお願いをしてみると、自分のサインボールがきっかけで、今までプロを目指して頑張って来たカズさんの気持ちを認めてくれて、対戦が実現した。
そこで、例の微妙に変化するボールを投げて、多城さんから三振を奪い、今日は改めて正式な入団テストを実施する運びになった。
二年前の春から、よく諦めずにコツコツと実績を積み上げてきたものだ。
自分で考えたシナリオ通りに行く可能性なんて、ほんの僅かなものだろう。
しかも、ここまで実現できたとしても、多城さんにコテンパンに打ち込まれて、今まで努力してきたけれど、やっぱりプロは無理ですね。
という結論になるのが普通だろう。
この人は単なる強運の持ち主ではない。
しっかりと実力を兼ね備えている。
努力を重ねた結果、身に付けた実力だろう。
だからこそ強運も呼び寄せているのだと思う。
球場に到着して、僕と香織はスタンドからテストの様子を見ることになった。
グラウンドには多城選手の他に、来季から監督に就任するのではないか?
と噂になっている葉山二軍監督も来ていた。
その他にもコーチ・スカウトが大勢来ていて、想像していた以上に期待されている雰囲気だ。
先ずは50メートル走、遠目に見た感じで六秒台で走っている。
続いて遠投は75メートル……
相変わらず肩は弱いようだ。
普通なら不合格だろう。
その後のブルペンでの投球を見ると、高校時代より間違いなく速くなっている。
でも最速は130キロ程度だろうか?
ここまでの内容だけなら、ちょっと野球が上手いお兄さん。
というレベルなので、合格するようなインパクトは無い。
その後に、二軍の選手三人を相手に実戦形式のテストが始まった。
ここからが本番の様子だ。
カズさんは三人に対して、一度もバットに当てられることなく三者連続三振を奪った。
ここから見ていてもナックルを投げているのが分かる。
高校時代からの決め球だが、この二年間で更に磨きをかけて、魔球レベルにまで進化しているのではないだろうか?
入団テストが終わった後に、多城選手と会わせてもらう機会を得た。
プロ入り100号のボールと交換してもらった、「冬樹君 プロ野球選手になれるように 頑張れ」と書かれたサインボールを持って来ていた。
「俺の節目のホームランをキャッチした二人と、こんな形で会えるなんて嬉しいよ。
水野君は社会人野球の選手らしいけど、成績はどうなんだい?
来年のドラフト候補になれそうかい?」
「いいえ。自分のコンディションが落ちないように、日々の調整はしていますが、試合では目立った結果は残していません。
それに、僕はプロ野球選手なら何処でもいいのではなく、ドルフィンズの選手になりたいんですよ。
来年の今頃、今日の長嶋さんのようにテストしていただきたいのですが?
そんなことって可能なんですか?」
「それは約束できないけれど、君のことをフォローするようにスカウトには言っておくよ」
うわっ! 本当だろうかっ?
今のままでは誰からも注目されないので、どうやってアピールしようか悩んでいたところ、ドルフィンズのスカウトにだけ注目してもらえる最高の状態になるではないかっ!
「ありがとうございますっ! スカウトの人に認められるような結果を残せるように、今後も頑張りますっ!」
カズさんが切り開いてくれた道を、僕が歩けることになった。
「少しだけ期待しててくれよ」って言ってたけど、充分過ぎるほどありがたい状況になった。
これでドラフト指名されなかったら、完全に僕の責任だ。
一週間後、ドラフト会議が行われた。
カズさんはドルフィンズから七巡目で指名されて、念願のプロ野球選手、いや、ドルフィンズの選手になった。
来年は僕も指名されるのだろうか?
八巡目でも九巡目でもいいから指名されたい!
余談だが、佐久穂から明法大学に進学していた青木投手は、三球団の競合になり、抽選の結果広島から一位指名されることになった。
やはり格が違う。
でも将来対戦する機会があれば、必ずリベンジしてやりたい!
来週から始まる都市対抗の本戦から、ドルフィンズのスカウトの人は僕を見てくれるのだろうか?
出場した時は、常に見られていると意識して、最高のプレーを続けて行かなければっ!
決意を新たに勝負の一年が始まろうとしていた。
都市対抗・本戦での僕の起用法は、これまでと変わらず、試合最終盤の守備固めとしての役割が中心となった。
相変わらず打席は少ないので、派手にアピールすることはできない。
ちょっと前なら焦りを感じるところであろう。
でも、今は違う。
ドルフィンズのスカウトだけは僕のことを知っているのだ。
与えられた役割で、しっかり結果を残すことが大事だ。
必ず評価してもらえるはずだ。
夏頃から打撃好調の富山さんは、この大会でも打ちまくった。
もしかしたら、ドラフトで指名されるのでは?
なんて噂も出ていたのだが、今年は指名されなかった。
来年こそはっ!
という意気込みが感じられる。
この調子では大きな大会で、僕の出番は増えそうもない……
十二月からはオフになる。
去年のオフ同様、今年の課題もスピードを落とさないようにパワーアップすることだ。
闇雲に体を大きくしてスピードが無くなってしまうのはダメだ。
僕の骨格では、ちょっと体を大きくしたところで、劇的にパワーアップすることなど不可能だと悟った。
それならば出塁したら盗塁できるスピードを保つほうが良い。
僕が目標とするパワーアップは、プロや社会人のスピードとパワーに、最低限適応できるレベルで良いだろう。
と割り切った。
プロの投げる速球をホームランにするパワーは無くても、ヒットを打って出塁するか、粘って粘って四球をもぎ取れることができれば良しとしよう。
年末に染川高校野球部OB会の忘年会が盛大に開催されたらしい。
何せ学校史上、初めてのプロ野球選手が誕生するのだ。
盛り上がらない訳がない。
僕も行きたかったのだが、野球ばかりやっている訳ではなく、午前中は普通に働いているので欠席した。
来年は僕が主役で忘年会が開催されるように、より一層練習に励もう!
二月になりプロはキャンプがスタートした。
カズさんは二軍スタートとなった。
プロを意識するようになってから、カズさんも相当トレーニングを積んだに違いない。
ストレートが130キロ出るようになったことからも、かなり努力したことは想像できる。
それでも二軍スタートなのだから、一軍レベルの体力は化け物クラスなのだろう。
今のままでは僕も通用するはずがない。
二月五日を迎え二十歳になった。
とは言え、この世界ではまだまだ子供だ。
逆に言うと、これからいくらでも伸びしろがあるとも考えられる。
今は我慢の時なのだ。
必ず報われる時が来ると信じて、トレーニングに励む毎日だ。
三月から日本選手権の予選がスタートした。
この大会から少し変わったことがあった。
去年まで最終回の一イニングだけ守備に就いていたのだが、投手陣の希望もあり、八回から出場することが増えたのだ。
投手から信頼を得ているのは嬉しいことだ。
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